福島11R:期待馬が全滅、勝利は最後方から内ラチ突いて伸びたケイアイチョウサン(横山典)
ナンシー大野が大きく引き離し先行、フラムド田辺裕、シャイニー和田竜、アドマイヤ池添謙が続いて、3角で外から動いた5枠2騎ダイワ柴田大、シャイニー和田竜が先団に迫り、直線ではフラムド田辺裕が逃げ粘り込むところに、最後方で競馬したケイアイ横山典が、皆外を回るコース取りに助けられ、窮屈も最内ラチ沿いを一気に追い上げ見事に先頭に突き抜けそのまま1着でGOAL、そして外から2枠2騎カシノ西田、アドマイヤ池添謙が猛追して来て先団に並んでGOAL前の激戦でした。
福島競馬での戦法では、最後方から直線で最内を突いて1着に届くのは極めて異例の出来事、開幕週ならではの(皆外を回る展開で、内ラチがガラ空き、まだ荒れていない経済コースで走り易いことは極めて稀です)傾向でした。
我が期待した◎〇▲馬は見事に枕を並べて失速し唖然、やはり福島はどうしても相性が悪いのです。期待する程に走らない、外れは当然か無念かの複雑な心境なのです。
「快勝し嬉しさ噛み締める横山典騎手」
凄い馬です。Sゴールド産駒タップリでした。レースから見て未だ完成はしていないが騎乗を頼まれた時から楽しみでした。直線はどこに行こうかと(迷った)、追ったのはほんの一瞬でした。ここで勝ったのは随分昔の事、開幕週で馬場が良く、多くのファンの前で勝てて良かった。
「惨敗内田博騎手」
もっと早めに前に行こうとしたが馬が動けませんでした。見えない疲れがあったのかも。
(直線:先行は(赤帽)ナンシー大野、最後方から最内を突く(緑帽)ケイアイチョウサン横山典)
「WIN5ー⑤」福島11R ラジオNIKKEI賞(GⅢ、3歳OP、ハンデ、芝1,800m)結果
1着・(11)ケイアイチョウサン(横山典、小笠、Sゴールド、差、1600下7着)8番人気(34.3)
2着注( 4)カシノピカチュウ (西田、牧田、Sリバティ、追込、GⅠ9着)14番人気(34.7)
3着・( 3)アドマイヤドバイ (池添謙、橋田、Aムーン、差し、500下1着)5番人気(35.0)
4着△2( 7)フラムドグロワール(田辺裕、藤沢和、Dメジャー、先、GⅠ10着)3番人気
5着▲( 9)シャイニープリンス (和田竜、栗田、Kヘイロー、差し、GⅠ6着) 6番人気
7着△1( 8)ダイワストーム (嶋田純、上原、Dメジャー、差し、牝500下1着)7番人気
11着〇(12)ミエノワンダー (田中勝、国枝、Gワンダー、差し、OP2着) 4番人気
15着◎(13)ガイヤーズヴェルト(内田博、斎藤誠、Dメジャー、先行、GⅠ5着)1番人気
タイム1:47.9 単勝2,280円、馬単73,450円、3連単917,500円
予想評定 D評価(0点):このような馬券は間違っても買えません。当たった方オメデトウサン!
中京11R:マジンプロスパー(福永祐)人気に応え高速差し1着、ハクサン酒井が粘るも2着
先手を獲って逃げた期待のハクサンムーン(酒井学)が直線を向いてもセフティリードと思われたが、4番手で待機し、直線で一気に末脚を使った1番人気マジンプロスパー(福永祐)がグイグイとハクサンに迫り、GOAL寸前で馬体を併せる間もなく高速差しで交わし、福永祐一騎手感涙の「今期初重賞勝利」の1着でGOAL、3着にも人気のサンド川田将が最速の上がり(32秒9)で大外を突いて伸びて来て確保、期待したバーバラ(浜中俊)が先団に迫れず無念も、人気順の1・2・3着の決着、そして5番人気まで見事に掲示板に点灯した。
「今期初重賞で決意新たの福永祐一騎手」
行く馬は分かっていた。直線では差せると思った。(今期初も)これから夏競馬で頑張ります。
「WIN5ー④」中京11R CBC賞(GⅢ、3歳以上OP、ハンデ、芝1,200m)結果
1着▲(14)マジンプロスパー(福永祐、中尾、Aコジーン、先行、前GⅡ6着)1番人気(33.3)
2着◎(12)ハクサンムーン(酒井学、西園、Aムーン、逃げ、GⅠ高松宮3着)2番人気(33.8)
3着△2( 4)サンドストーム(川田将、西園、Sストーム、追込、1600下1着)3番人気(32.9)
4着注( 6)ザッハトルテ (松山弘、牧田、クロフネ、差し、前GⅠ16着)5番人気
5着〇( 1)バーバラ (浜中俊、小崎、Dインパクト、差し、前OP6着)4番人気
10着△1( 7)アイラブリリ (幸英明、福島、Sスキー、逃げ、GⅠ11着)6番人気
タイム1:08.0(レコード) 単勝360円、馬単1,910円、3連単8,000円
予想評定 B評価(70点):出来ればハクサンの逃げ切り勝ちを希望でしたが、気合いが入った福永祐騎手の初重賞勝ちに譲ってしまいました。
函館11R:エアソミュール(松田大)が早めに抜け出し1着、サトノ(北村宏)追い上げ届かず2着
クイーンズ吉田隼、モズ川須、カワキタ津村の先行、期待のサトノ北村宏は後方から追い上げ中団に取り付いて、エア松田大は中団からの展開、直線を向いて、一気に先頭に立ったのがエアソミュール松田大、そしてサトノギャラント北村宏が追い上げるも意外に伸びず届かず2着で決着した。
「WIN5ー③」函館11R 巴賞(3歳以上OP、芝1,800m)結果
1着〇( 4)エアソミュール (松田大、角居、Gポケット、差し、前GⅢ4着)2番人気(35.6)
2着◎( 3)サトノギャラント(北村宏、藤沢和、Sクリスエス、差、1600下1着)1番人気(35.2)
3着・( 2)メイショウウズシオ(四位洋、飯田、Oハウス、差し、GⅢ鳴尾8着)6番人気(35.6)
5着△1(13)キョウエイストーム(丸田、中川公、Sボード、差し、前走OP3着)9番人気
7着▲(12)サンデイエゴシチー(藤田伸、作田、Mカフェ、差し、前走OP6着)5番人気
8着注(11)アンコイルド (岩田康、矢作、Gキャッスウエイ、差、GⅢ7着)3番人気
14着△2( 6)クイーンズバーン(吉田隼、浅見、Sウィーク、逃げ、前OP2着)4番人気
タイム1:46.0 単勝360円、馬単1,160円、3連単7,120円
福島10R:メイショウハガクレ(蛯名正)が快勝、ビットスター(和田竜)は伸びず失速
ツインクル江田照、メイショウ蛯名正、ケイアイ吉田豊が先行する展開、直線を向いて、ツインクル江田照の直後に付けたメイショウ蛯名正が、直ぐに外に馬体を併せ並び、そして交わして先頭でGOAL、3番手にもケイアイ吉田豊など先行した人気馬達が揃って先着の先行競馬で決着した。
「WIN5ー②」福島10R さくらんぼ特別(3歳以上1,000万下、芝1,200m)結果
1着〇(10)メイショウハガクレ(蛯名正、荒川、Gポケット、逃げ、1000下4着)2番人気(34.1)
2着△2( 7)ツインクルスター(江田照、牧光、Sバクシンオ、先、1600下9着)1番人気(34.5)
3着△1(12)ケイアイエレガント(吉田豊、尾形、Kカメ、逃、1600下4着)3番人気 (34.6)
5着◎( 1)ビットスターダム(和田竜、大根田、Oファイア、差し、前走1000下6着)4番人気
10着▲( 8)ドラゴンサクラ (柴田善、森秀行、Sゴールド、追込、前走500下6着)5番人気
タイム1:08.1 単勝410円、馬単1,150円、3連単4,110円
中京10R:サトノプリンシバル(武豊)が逃げ切り勝ち、チェスナット(福永祐)は伸びず9着
スタート決めて先頭に立って逃げたサトノ武豊、ブロード鮫島、エーシン川田、チェス福永の展開、直線を向いて、逃げ粘るサトノ武豊が懸命に先頭を譲らずの勢い、追い上げたエーシン川田が迫るも抑えられ2番手まで、離れた3着にはインカン小牧太が伸びて来て決着した。
ここで早くも「WIN5」の目が総失速で無念なり。
「WIN5ー①」中京10R御嶽特別(3歳以上1,000万下、ダート1,800m)結果
1着▲( 4)サトノプリンシバル(武豊、矢作、Bデニ、逃げ、前走OP10着)2番人気(36.7)
2着△3(12)エーシンバリントン(川田、中尾、Aアゲイン、差、1000下5着)7番人気(36.6)
3着△2( 6)インカンテーション(小牧、羽月、Sミニスター、先、OP4着)3番人気(35.1)
5着△1(15)クリノヒマラヤオー(浜中俊、荒川、Kカメハメハ、逃げ、OP4着)4番人気
6着〇(10)ブロードソード (鮫島良、松田国、Dメジャー、先行、500下1着)5番人気
9着◎( 3)チェスナットバロン(福永祐、村山明、フジキセキ、先行、500下1着)1番人気
16着注( 8)ゴールドブラザー (佐藤友、鈴木良、Tパラドックス、公営3着)13番人気
タイム1:50.6 単勝430円、馬単5,110円、3連単35,420円
「WIN5」挑戦の道:開催替りで傾向が全く掴めず手広く流したが、当たりは1本なのです。
予想①◎3〇10-②◎1〇10-③◎3〇4-④◎12〇1-⑤◎13〇12=32通り
結果①(▲4)-②〇10-③〇10-④(▲14)-⑤(・11)=「的中303票」払戻1,753,100円
最初から外れ、◎不発も〇2本、▲2本でマーマーの出来も、最後に大きくドンデン返し8番人気横山典が来ては完敗です。
「記録フラッシュ」:四位洋文騎手がJRA通算1,400勝達成!
函館競馬に参戦中の(関西所属)四位洋文騎手(72年11月生まれ40歳)が10R檜山特別「3歳以上1,000万下1番人気ダノンゴールド(藤沢和厩舎)」に騎乗、人気に応え見事に逃げ切って1着し、今期25勝目がJRA通算勝利1,400勝の区切りになる。
騎乗回数11,760回1,400勝(勝率12%)、重賞67勝(内GⅠ勝利14勝)、ウオッカ、ディープスカイなどでGⅠ勝利した名手なのです。
その記念すべき1,400勝を挙げた四位洋文騎手ですが、現役騎手で更なる偉大な記録保持者があります。武豊(3,538勝)を筆頭に、横山典、蛯名正、柴田善、藤田伸、中舘、田中勝、福永祐に次ぐ9番目の記録になるのです。