3/08/2015

弥生賞:サトノクラウン(福永祐)が破竹の3連勝を飾る

 本日の競馬は珍しく1着が圧勝してスッキリ決着も、2・3着争いが激戦の舞台でしたが、昨日は戸崎圭太騎手、今日の主役は福永祐一騎手が・・でした。
 注目の弥生賞は、我が期待のサトノクラウンが期待に応え破竹の3連勝、スーパーホースの仲間入り、関東馬がクラシック戦線に名乗り、そして制覇に向けて体制が整った。

*中山11R 弥生賞:期待のサトノクラウン(福永祐)が快勝で破竹の3連勝
 Dインパクト産駒なのでシャイニングレイ(川田将)が1番人気に推されたが、馬場入りして直ぐに気合いが入り過ぎて、騎手を振り落す大暴れ、放馬は避けられたが、この気性難はマイナス要件、今日は勝負一番のときに限って、レースでは危険な状態に思えたが、結果は不安的中、レースでは逃げたジャストフォーユー(戸崎圭)の2番手に付けたが、前に行きたがって、川田将雅騎手が抑えるのに苦労し、折り合い崩壊、制御不能では最後の直線が大いに不安、コンナ状態では直線で直ぐに(走って欲しい時に)バッタリの7着失速、破竹の3連勝の夢が破れて、いれこみが最後には悪い方向に出てしまいました。

 一方我が期待の本命サトノクラウン(福永祐)は、3ヶ月休養明けで「馬体重+8kg」と少し重めに見えたがナンノその、出走するたびに体重を増やし、これが全て筋肉と直ぐに分かりますが、その頼もしさ、これは全部が成長分なら嬉しいが、反面チョイ不安もあって、中団待機策から3角手前から外から動いて、4角を回るときは、先行馬の外4番手まで追い上げて直線、ここからが独壇場、他の馬に勢いがなく止まった状態、唯一、期待のサトノクラウン(福永祐)だけが、鋭い末脚が炸裂し、他馬を一気に引き離して抜け出し圧勝の気配のまま快勝、新馬戦から破竹の3連勝を飾って、皐月賞に胸を張って参戦が出来ます。
 そして新馬から弥生賞まで、破竹の3連勝を飾った馬は、Aタキオン、Dインパクト、そして今回のサトノクラウンの3頭だけ、クラシック戦線制覇に大きく前進、大物「スターホース」が誕生です。
 (4角回って直線:外4番手に取り付くサトノクラウン(福永祐、青帽)、2着大外から追込ブライト)

 2・3着には、伏兵馬ブライトエンブレム(田辺裕)が、直線を向いたときに、一発鞭を入れたときの馬の勢いと伸び脚から、一瞬まえのサトノクラウンを交わす鋭さがあったが、そこからがサトノクラウンが、再点火の二の足で突き放したので、同じ脚色に落ち着いたので2着までが精一杯に、無念なり、そしてタガノエスプレッソ(菱田裕)が、後方から内ラチを突いて伸びて、先団を皆交わして前に届いては・・・「アタマが固い時は相手は薄目」と相場が決まっているのは分かっているが、ここは狙えません、伏兵馬が2騎とも、相手に絡んでは大穴決着になります。

今期重賞勝利3勝の福永祐一騎手」:
 JRA通算重賞勝利109勝目(中山10・11・12R連勝で今期30勝目)
(非常に強い勝ち方でしたが・・)そうですね、強かったです。
(新馬戦以来のコンビでしたがどんなところを注意して・・)今日はスタートだけでした。前走スタートで少しトラブルがあったんで、その後、厩舎で同じトラブルを起こさない対策を、積んでいましたし、実際先週僕も美浦でゲート練習をして、非常に素直で大人しく矯正されていましたし、ただレースになるとテンションも上がるので、普段練習でしないことを、してしまう事があるので、それだけ気を付けました。
(そのスタートでの折り合いと直線での追い上げでは・・)道中の折り合いは余り心配はしていなかった。いいスタートさえ切れれば、上手に競馬を出来ると思っていたし、頭数も少なかったので、イメージ通りのポゼションで競馬をすることが出来ました。
(このメンバーで、この先の春の戦いでは・・)非常に完成度が高い馬ですし、何よりも操作性が良い馬なので、上手な競馬が出来る馬ですから、大きいレースに行っても、スタートと素直さがこれからもコンスタントに、いい結果を出せるようになれるかなと思っています。
(GⅠで走るのをファンが待っているのでひとこと・・)元々獲得賞金額を持っている馬なので、今回はどうしても勝たなければならない馬ではなかったのですが、非常に良い競馬をして次を迎えるので、次走もチャンスがあると思うし楽しみです。

WIN5ー⑤」中山11R 弥生賞(皐月賞TR、GⅡ、3歳OP、芝2,000m、1着5200万)結果:稍重
1着◎(4)サトノクラウン 牡3(福永祐、堀宣行、マルジュ、差し、GⅢ1着)2番人気(3F35.7)
2着・(5)ブライトエンブレム牡3(田辺裕、小島茂、Nユニヴァース、差、G1:7着)4番人気(35.2)
3着・(2)タガノエスプレッソ牡3(菱田裕、五十嵐忠、Bタイド、差し、G1:6着)10番人気(36.1)
(*3着まで「皐月賞」優先出走権)

タイム2.01.8 単勝630円、馬連3,380円、馬単6,200円、3連複41,050円、3連単187,960円
予想評定 C評価(50点):頭◎で大正解も、期待〇▲が失速、相手が無印では参りました。
4着△2(6)グァンチャーレ牡3(武豊、北出成、Sヒーロー、先行、前走GⅢ1着) 7番人気
5着△1(8)トーセンバジル牡3(岩田康、藤原英、ハービンジャー、差し、500下1着)3番人気
6着▲(9)クラリティスカイ牡3(横山典、友道康、クロフネ、差し、GⅠ:3着) 5番人気
7着〇(3)シャイニングレイ牡3(川田将、高野友、Dインパクト、先行、GⅡ1着)1番人気

*阪神11R 大阪城S:実力馬の片鱗発揮でヒストリカル(松山弘)が長い追い上げで快勝
 今日は走りが一変、最後方待機から4角で一気に先団まで追い上げ、直線早めに抜け出し押し切ったヒストリカル(松山弘)が、そのまま「3馬身」も引き離す圧勝舞台に脱帽、久々2年振りの勝利に感涙、4歳秋には既にOP入りした逸材でしたが、普通の馬は、この長い追い上げに耐え、直線もまだ末脚が残す馬は滅多に居ませんから、この復活走は大きい重賞勝利に期待が懸かる。
 2着には、最後方から末脚伸ばしたマウントシャスタ(池添謙)、中団の後方から外を突いて追い上げたヒューマ(石橋脩)が届いて3着を確保した。
 我が期待のエックスマーク(藤岡康)が、今日は先団で競馬し、直線で抜け出しに期待したがバッタリ(先着馬に1秒も遅れで)失速しては残念です。
「WIN5ー④」阪神11R 大阪城S(4歳以上OP、ハンデ、芝1,800m)結果:稍重馬場
1着△1(13)ヒストリカル 牡6(松山弘、音無、Dインパクト、差し、OP16着)6番人気(35.9)
2着・(7)マウントシャスタ牡6(池添謙、池江寿、Dインパクト、差し、競走中止)4番人気(36.2)
3着・(14)ヒューマ    牡5(石橋脩、斎藤誠、Eサタデー、先行、GⅢ7着)8番人気(36.2)

タイム1:48.1 単勝1,190円、馬連4,290円、馬単9,270円、3連複47,710円、3連単256,230円
5着◎(1)エックスマーク 牡6(藤岡康、角居勝、Dインパクト、先行、OP2着)2番人気(37.3
6着△2(2)テイエムイナズマ牡5(シュタルケ、福島信、Bタイト、差し、1600下1着)3番人気
7着〇(10)アルバッタクス 牡5(Mデムーロ、石坂正、Kカメ、先行、1600下1着)1番人気
14着▲(3)セイルラージ 牡8(松田大、藤原英、Aタキオン、先行、OP5着)11番人気

*中山10R 上総S:2番手先行し抜け出したレッドグランザ(福永祐)が快勝
 アテンファースト(柴田善)が先行、2番手に付けて回ったレッドグランザ(福永祐)が、直線で追い上げて来たリッカルド(大野拓)を交わして悠々と「3馬身」突き放して1着でGOAL、人気のブラインサイド(武豊)が、中団から懸命に追い上げたが、内で粘り込むリッカルドを僅か「クビ差」交わせず3着は無念なり、典型的な逆ピラミッド(人気度△〇◎順)で決着でした。
WIN5ー③」中山10R 上総S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m)結果
1着△2(15)レッドグランザ 牡6(福永祐、昆貢、Kカメハメハ、先行、1000下1着)3番人気(37.4)
2着◎(8)リッカルド せん馬4(大野拓、黒岩陽、Fリシャール、先行、1600下3着)2番人気(37.6)
3着〇(16)ブラインサイド  牡6(武豊、加藤征、Kカメハメハ、差し、1600下2着)1番人気(37.5)

タイム1:52.3 単勝640円、馬連1,760円、馬単3,170円、3連複2,450円、3連単17,450円
4着▲(14)セブンフォース牡5(浜中俊、高野友、Gアリュール、先行、1600下4着)5番人気
5着△1(4)マイネルバウンス牡6(丹内祐、伊藤大、Gアリュール、差し、1600下11着)9番人気
10着△3(2)ヴァンガード せん馬6(戸崎圭、高柳瑞、Aタキオン、差し、1600下5着)4番人気

*阪神10R ポラリスS:ニシケンモノノフ(中谷雄)g先行抜け出し快勝
 ポアソンブラック(太宰啓)、エーシンビートロン(松山弘)が先行、ニシケンモノノフ(中谷雄)が、4番手先行から直線を向いて、直ぐに抜け出し、そのまま押し切って快勝、2・3着が激戦、先行したエーシンビートロンが粘り込むところに、中団から追い上げてGOAL寸前で辛くも2番手に「アタマ差」届いて決着した。
「WIN5ー②」阪神10R ポラリスS(4歳以上OP、ハンデ、ダート1,400m)結果:重馬場
1着△1(8)ニシケンモノノフ牡4(中谷雄、庄野靖、Mボーラー、先行、OP2着)3番人気(35.1)
2着◎(3)エアウルフ 牡8(Mデムーロ、角居勝、Fデピュティ、差、OP3着)2番人気(35.6)
3着△2(14)エーシンビートロン牡9(松山弘、西園、Bタイム、先行、OP16着)11番人気(35.8)

タイム1:21.5 単勝670円、馬連1,490円、馬単3,170円、3連複12,260円、3連単64,090円
8着〇(4)ポアソンブラック 牡6(太宰啓、本田優、Mラヴ、逃げ、GⅢ12着)1番人気
12着▲(2)ウォータールルド牡7(酒井学、岡田稲、Wリーグ、先行、OP2着)8番人気

*中山9R 潮来特別:マリアライト(蛯名正)が牝馬の切れ味で圧勝
 有馬と同じ長距離戦、トーセンワープ、コスモユチャン、キンショウタイムなどが先行する中団待機の我が本命マリアライト(蛯名正)、1番人気のディスキーダンス(戸崎圭)は後方からの展開、2周目の3角から動いたマリアライトが、4角では先団の外で回って直線、ここから唯一頭、勢いよく抜け出し、後続馬を3馬身も引き離して圧勝でした。離れた2番手以降の争いが激戦、人気のディスキーダンスが後方から追い上げて2着、3着に大混戦の中から、伏兵馬エイダイポイント(岩部純)が、際どく先行粘り込み美味しい中穴決着でした。
「WIN5ー①」中山9R 潮来特別(4歳以上1,000万下、芝2,500m)結果
1着◎(9)マリアライト牝4(蛯名正、久保田貴、Dインパクト、差、1000下牝3着)2番人気(35.5)
2着〇(4)ディスキーダンス 牡4(戸崎圭、手塚貴、Sゴールド、差、1000下5着)1番人気(35.9)
3着△1(8)エイダイポイント牡7(岩部、菊沢、Nユニヴァース、差、1000下10着)7番人気(36.6)

タイム2:39.6 単勝370円、馬連590円、馬単1,210円、3連複3,300円、3連単11,600円
4着▲(5)ナンヨーケンゴー せん5(岩田康、斎藤、Tギムレット、差し、1000下10着)3番人気
6着注(11)ショウナンバッハ 牡4(田辺裕、上原博、Sゴールド、差し、500下6着)5番人気
8着△2(1)キネオワールド 牡4(吉田豊、尾関知、Sウィーク、追込、1000下10着)4番人気

「WIN5」挑戦の道:今週の番組も、固い中心馬が見つけられず困惑だ。
予想①◎9〇4-②◎3〇4-③◎8〇16-④◎1-⑤◎4〇3=16通り
結果①◎9-②(△8)-③(△15)-④(△13)-⑤◎4=「的中179票」払戻2,547,460円
 本日1番人気苦戦で「2-3-3-6-2」人気で決着、今週も最初と最後がバッチリも「オセロゲーム」なら快勝になる展開も、無印箇所が無くマズマズの出来かもです。

*「記録フラッシュ」武豊騎手が未踏記録の通算勝利3,700勝達成!
 天才の異名を持つ武豊騎手(1969年3月生れ45歳)は、遂に前人未踏記録「通算3,700勝」達成した。騎乗するだけで記録更新に成る、記録男こと武豊騎手が、今度は勝利数で記録更新した。
 中山競馬に参戦中の武豊騎手は、5Rで勝利し3,699勝とし、あと一つに迫った本日4戦目になる8Rで「ローズマンブリッジ(4番人気)」に騎乗、先団から抜け出し「ハナ差」辛勝の際どく制した。
 今期20勝目がJRA通算3,700勝達成になる。
 通算騎乗数18,958回で3,700勝は、ナント驚異の勝率19.5%の高率、この勝利数と勝率は、かつてJRA騎手では誰も記録したことが無い未踏の記録で、喜びのコメントでも「これからも騎乗技術を磨いて立派なジョッキーになる」と浮かれることなく、慎重に言葉を選んで再スタートを語った。
武豊騎手の勝利後のコメント
  そうですね28年余り掛って達成した記録なので、大変嬉しく思います。最後はナンとか勝てたかなと、(流石の「ハナ差」で競り勝ちでしたが・・)偶々ですョ。まだまだ現状の状態で満足しているのではなく、もっともっと勝って、皆さんの期待に応えて行きたいと思います。この数字を自分にとっては、単なる通過点と思っているので、まだまだ騎乗技術を磨いて、立派なジョッキーになれるよう、頑張って行きたいと思います。

3/07/2015

中山 オーシャンS:直線末脚鮮やかサクラドスペル(戸崎圭)が久々の快勝

 馬場が渋ると波乱は付き物、中山・阪神とも大荒れ決着になるも、戸崎圭太騎手激走5勝!

*中山11R オーシャンS:
 戸崎圭太騎手が本日爆走5勝、しかも特別3鞍を、大胆にも小回り、直線坂の中山ではタブーの戦法、最後方から直線一気の追込などで3連勝、中山馬場をジャック、一人舞台でした。
 果敢に先行したハクサンムーン(酒井学)が、直線を向いても、大きく抜け出し、もうこの馬の逃げ切り勝利に決定・・と思えたが、我が期待のサクラドスペル(戸崎圭)が、中団外から鋭い末脚を発揮し、馬場が渋って追い上げ派には苦しい展開、届きそうもない位置取りからの競馬も、鮮やか一気に外から捕えて届き、嬉しい2年振りの感涙1着GOAL、中京開催される春のスプリントGⅠ「高松宮記念」に、胸を張って参戦出来る「優先出走権」を獲得した。
離れた3着争いもベステゲシェンク(柴山雄)が届き、もしかして・・単勝・馬単・3連単が大穴、大きな馬券が炸裂、余りにも人気薄の頭で大穴馬券なので、買い目は一瞬「ビビッ」てしまったが、終わってみれば、天狗みたいに爽快、こう見えても永く競馬を遣っていれば「偶には的中」しますよ。
 対抗に期待のバクシンテイオー(石橋脩)は、3角では勝利したサクラドスペル、そしてベステゲシェンクと同じ中団に位置取りでしたが、逃げたハクサンムーンと同じ末脚では、位置取りの差で、届くはずはなく12着失速でした。

「絶好調で今期重賞3勝目の戸崎圭太騎手」:JRA通算重賞勝利19勝目
(初騎乗の印象は・・)追い切りでも気の難しいところを出していたようですが、レースに行って上手に、リズム良く走って呉れました。
(最後の末脚は見事でしたが・・)いつも先行していたりしていたのですが、余り急がせずに行ったら、最後は素晴らしく切れましたね。
(勝負所はどの辺で・・)直線を向いてから仕掛けたが、本当に速い追込みでした。(次走はGⅠレースですが・・)そうですね、本当に楽しみです。
(今日は5勝、特別3鞍快勝になりますが・・)本当に速い馬に乗せて貰っていますから。

土曜 中山11R オーシャンS(GⅢ、4歳以上OP、芝1,200m、1着賞金4000)結果:曇り・稍重
1着◎(12)サクラドスペル牡7(戸崎圭、尾関知、Sプレジゼント、先行、OP2着)7番人気(34.2)
(1着馬「高松宮記念」優先出走権獲得)
2着▲(4)ハクサンムーン牡6(酒井学、西園正、Aムーン、逃げ、前走GⅡ18着)1番人気(34.8)
3着△1(13)ベステゲシェンク牡5(柴山雄、古賀慎、Dインパクト、追込、GⅢ4着)4番人気(34.3)

タイム1:08.7 単勝1,330円、馬連3,390円、馬単7,030円、3連複9,740円、3連単59,500円
予想評定 A評価(90点):我が◎が7番人気とは・・素晴らしい末脚で快勝、大穴馬券炸裂に。
6着△2(3)リトルゲルダ牝6(丸田恭、鮫島、Cアーギュメント、差し、香GⅠ:14着)2番人気
10着注(14)スマートオリオン牡5(三浦皇、鹿戸雄、Gワンダー、先行、OP7着)3番人気
12着〇(10)バクシンテイオー牡6(石橋脩、堀宣、Sバクシンオー、差、GⅢ5着)8番人気(34.8)

*中山10R スピカS:期待に応えたモーリス(戸崎圭)が最後方から直線一気の末脚で快勝
 サムソンプライド(田辺裕)、ダイワリベル(三浦皇)、ジャーエスペランサ(吉田豊)が先行し、3角から動いたシベリアンスパーク(田中勝)が外を回って3番手まで上がって直線、ダイワリベル(三浦皇)が抜け出し押し切るところに、最後方から4角で外に出して一気に末脚を伸ばした断然人気のモーリス(戸崎圭)が、先団を纏めてゴボウ抜きして、余裕の先頭でGOALに唖然、戸崎圭司騎手が、本日絶好調の4勝目の固め撃ちになった。
 我が期待のシベリアンスパーク(田中勝)は、3番手から直線、大いに抜け出しを期待したが、一気に6着失速しては残念、距離が少し長かったのかも知れない。
土曜 中山10R スピカS(4歳以上1,600万下、芝1,800m)結果:曇り、稍重馬場
1着〇(1)モーリス    牡4(戸崎圭、堀宣行、Sヒーロー、差し、1000下1着)1番人気(33.8)
2着△1(11)ダイワリベル 牡4(三浦皇、菊沢、Dメジャー、先行、1600下3着)3番人気(34.7)
3着・(6)サムソンプライド牡5(田辺裕、杉浦宏、Mサムソン、先行、1600下7着)5番人気(35.0)

タイム1:50.2 単勝150円、馬連450円、馬単630円、3連複1,500円、3連単3,590円
6着◎(5)シベリアンスパーク牡6(田中勝、手塚、Sホーク、先行、1600下2着)4番人気(35.1)
9着△2(7)トレクァルティスタ 牡4(柴山雄、藤沢和、Kカメ、差し、1000下1着)2番人気
11着▲(10)マイネルアウラート牡4(松岡、高橋裕、Sゴールド、先行、1600下3着)6番人気

*阪神11R チューリップ賞:ココロノアイ(横山典)が直線抜け出し快勝
 スタートして直ぐに、スローと読んだレッツゴードンキ(岩田康)が一気に先頭を奪って、コンテッサトゥーレ(北村友)、ウインソワレ(バルジュ)などが付いて先行策、直線を向いて逃げ込むレッツゴードンキに、中団から馬場中央から末脚伸ばしたココロノアイ(横山典)の前2騎でもう決着に見えたが、ここから突き放したココロノアイが抜け出し快勝、この一つ乗りだけに阪神遠征に懸け、この執念が実り、勝て帰れるし良かった。
  ここから後方待機し、離れた外から、目の覚めるような末脚を発揮し、猛追して来たアンドリエッテ(川田将)が、逃げ粘るレッツゴードンキを一気に交わして2着まで届き、中穴決着した。
 我が本命に期待したクルミナル(池添謙)は、ココロノアイよりは更に後方で待機し、直線末脚勝負したが、湿った馬場を気にしたのか、全く精彩を欠き、勝利馬よりは「上がり3F1秒も遅れ」では、後方のままの入線、破竹の「3連勝の夢破れた」でした。

「今期重賞初勝利の横山典弘騎手」:JRA通算重賞155勝目
(雨の重馬場で・・)今日はこれ一つ(騎乗)だっだので、結構前のレースを見て、馬場が悪かったので、血統的にはSゴールド的に、母はデンフィルですから、余んまり心配はしていなかった。
(直線の弾け方は・・)そうですね、この重い馬場で、中々いい脚でシッカリ勝って呉れました。
(久々の競馬で成長の方は・・)一番は精神的な面で、少しヤンチャなところがあるので、暴走することがあるけど、今日は随分スタートからシッカリ遣ってくれたところがあるので、返し馬から注文はなく、僕の思ったとおりの競馬をしてくれて、折り合いも良かった。
(桜花賞での抱負は・・)酒井牧場の生産馬で、酒井さんには大変お世話になってので、このままいい所(着順)を獲れればいいな~と思います。応援して・・。

阪神11Rチューリップ賞(桜花賞TR、GⅢ、3歳OP牝馬、芝1,600m、1着3400万円)結果:雨・重
1着▲(14)ココロノアイ 牝3(横山典、尾関知、Sゴールド、差し、GⅠ:3着)5番人気(35.9)
2着・(1)アンドリエッテ 牝3(川田将、牧田和、Dインパクト、差し、GⅢ4着)7番人気(35.7)
3着〇(15)レッツゴードンキ牝3(岩田康、梅田智、Kカメ、差し、GⅠ:2着)2番人気(36.6)
(3着馬まで「桜花賞」優先出走権獲得)
タイム1:37.7 単勝820円、馬連5,780円、馬単11,040円、3連複4,020円、3連単30,600円
予想評定 D評価(10点):期待◎は大きく失速無念、〇も3着、辛うじて▲が1着でも完敗です。
4着△3(12)ロカ    牝3(Mデムーロ、今野貞、ハービンジャー、差し、GⅢ3着)3番人気
6着△1(7)コンテッサトゥーレ牝3(北村友、安田隆、Dインパクト、差し、OP1着)4番人気
9着△2(9)タッチングスピーチ牝3(福永祐、石坂正、Dインパクト、差、未勝利1着)8番人気
11着◎(3)クルミナル  牝3(池添謙、須貝尚、Dインパクト、先行、OP1着)1番人気(37.0)
14着注(17)ブチコ    牝3(武豊、音無秀、Kカメハメハ、先行、500下1着)5番人気

*阪神10R 武庫川S:テイエムタイホー(松田大)が軽快に逃げ切り勝ち
 スタート決めたウインプリメーラ(松山弘)を一気に交わし、離して先頭に立ったテイエムタイホー(松田大)が、終始先頭で回ってそのまま先頭でGOALでした。
 離れた2・3着争いが激戦、先行したウインプリメーラ(松山弘)が2着に残りそうに見えたが、最内ラチから追い上げたサトノアラジン(池添謙)が、GOAL寸前で際どく「ハナ差」届いて人気に応えてに応えた。
 我が期待のエイシンペペラッツ(武豊)は、2番手の積極競馬したが直線を向いて、一気に失速して5着、その他の期待馬は、枕を並べて2桁着順ばかりでは大いに残念でした。
土曜 阪神10R 武庫川S(4歳以上1,600万下、芝1,600m)結果:小雨、稍重馬場
1着△3(11)テイエムタイホー牡4(松田、鈴木、Nイングランド、差、1600下2着)11番人気(35.4)
2着・(2)サトノアラジン 牡4(池添謙、池江寿、Dインパクト、差し、1600下6着)2番人気(34.7)
3着・(1)ウインプリメーラ 牝5(松山弘、大久保龍、Sゴールド、差し、取消)10番人気(35.3)

タイム1:36.3 単勝2,380円、馬連5,380円、馬単14,330円、3連複21,300円、3連単135,300円
5着◎(9)エイシンペペラッツ牡4(武豊、田所秀、Fデピュティ、差、1600下4着)8番人気(36.1)
8着注(8)ミヤジタイガ  牡5(和田竜、岩元市、Nユニヴァース、先、1600下3着)10番人気
11着〇(4)オースミナイン 牡5(福永祐、松永昌、Dインパクト、差、1600下3着)1番人気
12着△(5)キミノナハセンター牡4(四位洋、藤沢和、Dインパクト、差、1000下1着)6番人気
13着△2(7)タガノエトワール牝4(藤岡康、松田博、Kカメハメハ、追込、1600下4着)4番人気
15着▲(12)マカハ      牡6(浜中俊、小崎憲、Kカメハメハ、差し、1600下2着)9番人気

3/02/2015

中山 オーシャンS:サクラドスペル(戸崎)が直前調教で動き良く期待

 小倉開催が終了し、今週だけ中山・阪神の2場開催で、土曜でも重賞2鞍の豪華版、明日も3歳クラシックTR戦(弥生賞)の重賞が1鞍と阪神で珍しく古馬OP戦2鞍など、そして来週からは中京も加わり、今期GⅠ戦第2弾「高松宮記念」まで開催される。

中山11R:オーシャンS:
 短距離の重賞戦は大混戦、枠順やスタート次第で大きく着順が変わる難解なレースだ。
 スプリント王「ロードカナロア」を撃破実績のあるハクサンムーン(西園厩舎)が断然ですが、それは可なり昔(1年半も前)の話し、近走は逃げてバッタリの2走で、信頼性は少ないが一発逆転ならこの馬で単穴だ。
 では頭候補は、堅実な差し脚が続くサクラドスペル(戸崎圭)と、バクシンテイオー(石橋脩)の2騎に期待を懸けるが、調教でバクシンテイオーより動いたサクラドスペルの方を本命期待した。
2/1シルクローソS:1着アルバルブライベン、5着内バクシンテイオー(シュタルケ)
12/13ラピズラズリS:1着プリンセスメモリー、2着内サクラゴスペル(横山典))

土曜 中山11R オーシャンS(GⅢ、4歳以上OP、芝1,200m、1着賞金4000)展望
(*1着馬に「高松宮記念」優先出走権)
◎(12)サクラドスペル 牡7(戸崎圭、尾関知、Sプレジゼント、先行、OPラピスラズリS2着)
〇(10)バクシンテイオー牡6(石橋脩、堀宣行、Sバクシンオー、差し、GⅢシルクロードS5着)
▲(4)ハクサンムーン 牡6(酒井学、西園正、Aムーン、逃げ、GⅡ阪神C18着)
△1(13)ベステゲシェンク牡5(柴山雄、古賀慎、Dインパクト、追込、GⅢシルクロードS4着)
△2(3)リトルゲルダ  牝6(丸田恭、鮫島ー、Cアーギュメント、差し、香港GⅠ:14着)
注(14)スマートオリオン牡5(三浦皇、鹿戸雄、Gワンダー、先行、OPラピスラズリS7着)
(出走16頭)

*中山10R スピカS:シベリアンスパーク(田中勝)の得意距離で期待
 既に、このクラスで揉まれ、前走最先着を果たしたシベリアンスパーク(田中勝)の先行力と差し脚に期待し本命にする。3連続で千八距離を使い、滅法得意にしているので期待十分だ。
 相手は、長期休養明けも鉄砲駆けしたモーリス(戸崎圭)が駆け上がって来たが、先行抜け出し派のマイネルアウラート(松岡正)との勝負になる。
土曜 中山10R スピカS(4歳以上1,600万下、芝1,800m)展望
◎(5)シベリアンスパーク牡6(田中勝、手塚貴、Sホーク、先行、1600下飛鳥S2着)
〇(1)モーリス     牡4(戸崎圭、堀宣行、Sヒーロー、差し、1000下若潮S1着)
▲(10)マイネルアウラート牡4(松岡正、高橋裕、Sゴールド、先行、1600下節分S3着)
△1(11)ダイワリベル   牡4(三浦皇、菊沢徳、Dメジャー、先行、1600下初富士S3着)
△2(7)トレクァルティスタ牡4(柴山雄、藤沢和、Kカメハメハ、差し、1000下1着)
(出走11頭)

*阪神11R チューリップ賞:巨漢馬クルミナル(池添謙)の末脚で3連勝だ
 500kg近い良血の巨漢馬「クルミナル(池添謙)」が、新馬・OPを素晴らしい末脚で余裕の連勝し、ここも単なる通過点、一気に3連勝の勢いになる。
 相手は2騎、前走「阪神JF」2・3着馬のレッツゴードンキ(岩田康)、そしてココロノアイ(横山典)、
共に33秒台の末脚がある。
 3番手の押さえ組は、Dインパクト産駒のコンテッサトゥーレ、タッチングスピーチに期待する。
 そして人気度NO.1のブチコ(武豊)は、マーブル肌が可愛いいので注目も、ダート戦で変身2連勝でも、芝のスピード競馬は、天才武豊騎手に乗替でも、スピードに苦しく、大外枠で軽視した。
  更に「阪神JF」で1番人気に支持された理由が、新馬で素晴らしい末脚(33秒2)でしたが、出遅れが祟って、1秒遅れの大敗、前走「クイーンS」でやはり出遅れし、追込するも届かず3着も復活の兆しはあって、まともなスタートなら快勝出来る器、穴馬ならこの馬だ。 
 (2/7エルフィンS:1着クルミナル(池添謙))
12/14阪神JF:1着ショウナンアデラ、2着11レッツゴードンキ、3着4ココロノアイ

阪神11R チューリップ賞(桜花賞TR、GⅢ、3歳OP牝馬、芝1,600m、1着3400万円)展望
◎(3)クルミナル   牝3(池添謙、須貝尚、Dインパクト、先行、OPエルフィンS1着)
〇(15)レッツゴードンキ牝3(岩田康、梅田智、Kカメハメハ、差し、GⅠ阪神JF2着)
▲(14)ココロノアイ  牝3(横山典、尾関知、Sゴールド、差し、GⅠ阪神JF3着)
△1(7)コンテッサトゥーレ牝3(北村友、安田隆、Dインパクト、差し、OP紅梅賞1着)
△2(9)タッチングスピーチ牝3(福永祐、石坂正、Dインパクト、差し、未勝利1着)
△3(12)ロカ   牝3(Mデムーロ、今野貞、ハービンジャー、差し、GⅢクイーンS3着)
注(17)ブチコ  牝3(武豊、音無秀、Kカメハメハ、先行、500下1着)
(出走17頭)

*阪神10R 武庫川S:エイシンペペラッツ(武豊)の鋭い差し脚に期待
 スロー展開で後方過ぎる位置取りでも追い上げ先団に迫ったが惜敗4着無念のエイシンペペラッツ(武豊)、今度こそ「素晴らしい33秒台の末脚」で突き抜けを期待する。
 相手は、前走「雲雀S」の2・3着馬の再戦、差し馬マカハ(浜中俊)、オースミナイン(福永祐)の戦いになりそうだ。
土曜 阪神10R 武庫川S(4歳以上1,600万下、芝1,600m)展望
◎(9)エイシンペペラッツ牡4(武豊、田所秀、Fデピュティ、差、1600下斑鳩S4着)末脚33秒
〇(4)オースミナイン 牡5(福永祐、松永昌、Dインパクト、差、1600下雲雀S3着)叩き2戦目
▲(12)マカハ      牡6(浜中俊、小崎憲、Kカメハメハ、差し、1600下雲雀S2着)
△(5)1キミノナハセンター牡4(四位洋、藤沢和、Dインパクト、差し、1000下TV山梨杯1着)
△2(7)タガノエトワール牝4(藤岡康、松田博、Kカメハメハ、追、1600下修学院S4着)休養明け
△3(11)テイエムタイホー 牡4(松田大、鈴木孝、Nイングランド、差し、1600下斑鳩S2着)
注(8)ミヤジタイガ   牡5(和田竜、岩元市、Nユニヴァース、先行、1600下飛鳥S3着)
(出走16頭)

東西で桜花賞・皐月賞の優先出走権のTR2鞍

*中山11R 弥生賞:サトノクラウン(福永祐)の差し脚勝負に期待
 登録11頭に重賞勝ちの馬が、7頭も参戦する「皐月賞TR」としての資質がとても高い一戦で、どの馬にもチャンスがあり、何が勝っても驚きはないが、2騎の一騎打ちのようだ。
 中山の二千(弥生賞)は、先行・逃げ切り派が有利な展開もあるが、近年走5戦は差し脚決着のようだ。
 そして今回は、先行抜け出しで34秒の末脚があるシャイニングレイ(川田将)か、中団から末脚33秒台の勝負するサトノクラウン(福永祐)か、の一騎打ちですが、我が「好みの戦法」は、小回り中山戦でも、やはり差し脚派に期待で「サトノクラウン」の方に本命とした。
 相手は、2連勝中のシャイニングレイ(川田将)、マイル戦のレコードホルダー、そして前走(GⅠ)朝日杯は後方過ぎる位置取りでは届かずでしたクラリティスカイ(横山典)の差し脚勝負と見た。
 (11/24東スポ杯:1着サトノクラウン(ムーア))
(12/28ホープフルS:1着シャイニングレイ(川田将))
12/21朝日杯FS:1着ダノンプラチナ、3着14クラリティスカイ(岩田康))
1/11シンザン記念:辛勝1着グァンチャーレ(武豊))

「WIN5ー⑤」中山11R 弥生賞(皐月賞TR、GⅡ、3歳OP、芝2,000m、1着5200万円)展望  
(*3着まで「皐月賞」優先出走権)
◎(4)サトノクラウン  牡3(福永祐、堀宣行、マルジュ、差し、GⅢ東スポ杯1着)
〇(3)シャイニングレイ 牡3(川田将、高野友、Dインパクト、先行、GⅡホープフル1着)
▲(9)クラリティスカイ 牡3(横山典、友道康、クロフネ、差し、GⅠ朝日杯FS3着)
△1(8)トーセンバジル 牡3(岩田康、藤原英、ハービンジャー、差し、500下葉牡丹賞1着)
△2(6)グァンチャーレ  牡3(武豊、北出成、Sヒーロー、先行、GⅢシンザン記念1着)
(出走11頭)

*阪神11R 大阪城S:エックスマーク(藤岡康)が断然の中心馬
 堅実にOP戦の上位先着を続ける実力馬、エックスマーク(藤岡康)が、ここでは断然の主役で本命だ。
 同じくOP馬として長く身体を張って来たセイルラージ(松田大)、ヒストリカル(松山弘)も要注意、更に急速にOP壁を登り詰めて来た(新鋭)アルバッタクス(Mデムーロ)を、新風を撒き散らす意味で、エックスマークの相手にして見る。
1/31白富士S:1着アズマシャトル、2着エックスマーク(北村宏))

「WIN5ー④」阪神11R 大阪城S(4歳以上OP、ハンデ、芝1,800m)展望
◎(1)エックスマーク 牡6(藤岡康、角居勝、Dインパクト、先行、OP白富士S2着)
〇(10)アルバッタクス 牡5(Mデムーロ、石坂正、Kカメハメハ、先行、1600下修学院S1着)
▲(3)セイルラージ  牡8(松田大、藤原英、Aタキオン、先行、OPアンドロメダS5着)
△1(13)ヒストリカル  牡6(松山弘、音無秀、Dインパクト、差し、OPキャピタルS16着)
△2(2)テイエムイナズマ牡5(シュタルケ、福島信、Bタイト、差し、1600下飛鳥S1着)
(出走16頭)

*中山10R 上総S:リッカルド(大野拓)から(薄目相手に)流すのみ
 大混戦のハンデ戦、先行抜け出し派のリッカルド(大野拓)、セブンフォース(浜中俊)、そして差し馬マイネルバウンス(未定)の巴戦と思えるが、この中で、去勢してから気性が安定し戦績が堅実になったリッカルド(大野拓)を本命に期待し、ここから手広く、放射状に流す予想では、忍びないが、一発屋が揃って居て、ここまで流しても外れそうな展開に思える。
「WIN5ー③」中山10R 上総S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m)展望
◎(8)リッカルド   せん馬4(大野拓、黒岩陽、Fリシャール、先行、1600下アレキサンドS3着)
〇(16)ブラインサイド  牡6(武豊、加藤征、Kカメハメハ、差し、1600下白嶺S2着)
▲(14)セブンフォース  牡5(浜中俊、高野友、Gアリュール、先行、1600下フェアウエイS4着)
△1(4)マイネルバウンス牡6(丹内祐、伊藤大、Gアリュール、差し、1600下アレキサンドS11着)
△2(15)レッドグランザ  牡6(福永祐、昆貢、Kカメハメハ、先行、1000下大津特別1着)
△3(2)ヴァンガード せん馬6(戸崎圭、高柳瑞、Aタキオン、差し、1600下アレキサンドS5着)
回避 キングズガード  牡4(未定、田中章、Sミニスター、差し、1600下妙見S2着
回避 サトノアルバトラス牡4(三浦皇、萩原清、Bタイム、先行、1000下1着)
(出走16頭)

*阪神10R ポラリスS: 叩き2戦目エアウルフ(Mデムーロ)に期待
 4歳以上OPが(芝・ダート)2鞍で面白いが、16頭枠に54頭も登録して、出走前から大混戦、無事に出走が叶えば幸運の持ち主で、前走「大和S」組の3騎で再戦、ローブデソワ(未定)、エアウルフ(Mデムーロ)、サウンドガガ(未定)の内、人気はエアウルフの方に思い、この距離の実績と若手牝馬の方の上り目に期待し、ローブデソワを本命にする。
 3番手相手探しは、全くの手探り状態で考えても無駄、大荒れ展開になると思えるが、期待馬が3騎が尽く回避しては予想を見直し、ポアソンなどの3騎を新たに追加した。
1/17大和S:1着キクノストーム、2着内ローブデソワ、3着16エアウルフ、7着サウンドガガ)

WIN5ー②」阪神10R ポラリスS(4歳以上OP、ハンデ、ダート1,400m)展望
回避 ローブデソワ  牝4(未定、今野貞、Sウィーク、先行、OP大和S2着)
◎(3)エアウルフ   牡8(Mデムーロ、角居勝、Fデピュティ、差し、OP大和S3着)
回避 サウンドガガ  牝6(未定、佐藤正、Rルーラー、逃げ、OP大和S7着)
回避 マルカプレジオ 牡7(未定、今野貞、Gアリュール、差し、OPアルデバランS2着)
〇(4)ポアソンブラック 牡6(太宰啓、本田優、Mラヴ、逃げ、GⅢ根岸S12着):追加
▲(2)ウォータールルド牡7(酒井学、岡田稲、Wリーグ、先行、OP天保山特別2着):追加
△1(8)ニシケンモノノフ牡4(中谷雄、庄野靖、Mボーラー、先行、OPファイナルS2着):追加
△2(14)エーシンビートロン牡9(松山弘、西園正、Bタイム、先行、OPエルコンドルP16着)
(出走16頭)

*中山9R 潮来特別:マリアライト(蛯名正)の初長距離戦でも牝馬の鋭い差し脚に期待
 このクラスの長距離戦は難解なRで大いに戸惑うが、この未知の初距離参戦になるが、このクラスで前走最先着した牝馬マリアライト(蛯名)を、素晴らしい差し脚を信じ、本命に大抜擢した。
 相手は、前走僅差の惜敗5着でしたディスキーダンス(戸崎圭)、そして前走大敗したが長距離2着実績があるナンヨーケンゴー(岩田康)の2騎に注目した。
WIN5ー①」中山9R 潮来特別(4歳以上1,000万下、芝2,500m)展望
◎(9)マリアライト    牝4(蛯名正、久保田貴、Dインパクト、差し、1000下牝3着
〇(4)ディスキーダンス 牡4(戸崎圭、手塚貴、Sゴールド、差し、1000下箱根特別5着)
▲(5)ナンヨーケンゴー せん5(岩田康、斎藤誠、Tギムレット、差し、1000下10着)
△1(8)エイダイポイント 牡7(岩部純、菊沢徳、Nユニヴァース、差し、1000下南部特別10着)
△2(1)キネオワールド  牡4(吉田豊、尾関知、Sウィーク、追込、1000下箱根特別10着)
注(11)ショウナンバッハ 牡4(田辺裕、上原博、Sゴールド、差し、500下6着)
(出走11頭)

WIN5」挑戦の道:今週の番組も、固い中心馬が見つけられず困惑だ。
予想①◎9〇4-②◎3〇4-③◎8〇16-④◎1-⑤◎4〇3=16通り

3/01/2015

中山記念:最内を突いてヌーヴォレコルト(岩田康)がロゴタイプを差し切る

 今日は終日降雨続き、3場とも馬場が悪化で、昨日の良馬場でも僅差で大荒れ展開なのに、果たしてその結果は当然の・・・如何に!

*中山11R 中山記念:ヌーヴォレコルト(岩田康)が殊勲の勝利
 朝から降雨で馬場が悪化し、波乱が有りそうな予感、果敢に大きく離して先行したのはタイキパーシヴァル(石橋脩)、2番手にロゴタイプ(Cデムーロ)、そして我が期待のイスラボニータ(蛯名正)の展開、直線では、ゴタイプ(Cデムーロ)が一気に抜け出し押し切る勢いでしたが、最内ラチ沿いに(唯一牝馬)ヌーヴォレコルト(岩田康)が、迫力の追い上げ、そして並び、僅かに「クビ差」交わして感涙の1着GOALした。
 残念だったのは、東西メーン重賞を、兄弟騎手で勝利する偉業達成が、見送りになった事です。
 (雨で煙る直線残り300m:抜け出すロゴタイプに、最内ラチからヌーヴォ(岩田)が追い上げる

 離れた3番手争いがまた大混戦、マイネルフロスト、イスラボニータの2騎が粘り込むも、外からステファノス(シュタルケ)が競り勝って3着に届いた。
 我が期待の本命イスラボニータ(蛯名正)は、積極4番手に先行し、4角で勢いがあったが、直線の競り合いで一旦は3番手に上がったが、久々で根負けしたのか、久々で馬体が重いのか、馬場を気にしたのか、中山の坂上でバッタリ急停車、一気に末脚を失い、一番遅い末脚(36秒0)では5着止まりが精一杯の残念賞でした。
 今期初重賞勝利の岩田康誠騎手は、悪化した馬場の内ラチコースに突っ込み、長い競り合いを根性で制したが、流石に百戦錬磨の勝負勘には感服するばかりで、脱帽です。
 コメント:「ヌーヴォは、中山コースが初めて、立ち回りは上手な馬で心配はしていない。本当は直線で外に出したかったが進路が無く、「一か八か」の勝負でインを突いた。昨年よりはパワーアップを感じたし、(この先も)楽しみです。

「WIN5-⑤」中山11R 中山記念(GⅡ、4歳以上OP、芝1,800m、1着6000万円)結果:雨・稍重
1着〇(4)ヌーヴォレコルト牝4(岩田康、斎藤誠、Hクライ、先行、GⅠ-2着)3番人気(35.6)
2着△2(7)ロゴタイプ 牡5(Cデムーロ、田中剛、Rグリン、差し、GⅢ8着)2番人気(35.8)
3着△1(11)ステファノス牡4(シュタルケ、藤原英、Dインパクト、差、GⅢ1着)4番人気(35.6)

タイム1:50.3 (4F49秒4-3F36.1-2F23.9-1F12.2)
 単勝470円、馬連880円、馬単1,720円、3連複1,860円、3連単7,520円
 予想評定 評価(20点):馬場悪化で本命5着残念も、期待4騎が上位入着でマズマズの予想
4着・(5)マイネルフロスト牡4(松岡正、高木登、Bタイド、差し、GⅡ4着)5番人気(35.8)
5着◎(10)イスラボニータ 牡4(蛯名正、栗田博、フジキセキ、差し、GⅠ-9着)1番人気(36.0
(出走11頭:Aコース使用)

*阪神11R 阪急杯:ダイワマジョーレ(M・デムーロ)が鋭い末脚で際どく感涙の競り勝ち
 不良馬場の直線、先に内から抜出したローブティサージュ(池添謙)を交わしミッキーアイル(浜中俊)が、待望の先頭に立ったのも束の間、後方待機し4角最後方の大外を回って、素晴らしい末脚を発揮し、追い上げ全馬ゴボウ抜きした(伏兵馬)ダイワマジョーレが、GOAL寸前で、際どく外から届いて「ハナ差」ミッキーアイルに競り勝ち、7Rに続いてここも勝利、感涙の今期初、そしてJRA騎手で初重賞勝利のダブル感激、気合い十分の猛烈な勢いのM・デムーロ騎手でした。
 そして我が期待の本命ダノンシャークは、この馬場での後方位置取り、良く直線で追い上げるも届かず5着、コパノリチャードも積極先団で競馬し、アワヤの押し切りに思えたが、直線の競り合いに急速に失速しては無念なりでした。
残り200m:5ミッキー(浜中俊)が抜け出し、大外から13ダイワ(デムーロ)が追い上げる)

絶好調でJRA騎手初重賞勝利を挙げご機嫌のM・デムーロ騎手
:JRA通算重賞勝利32勝
 今日は3つも勝てて、しかも重賞まで勝て夢のようです。(馬は)前回弟のクリスチャンが乗って良いレースをしていましたし、今日は状態はいい感じでした。いいポディションでレースが出来ました。外枠で良かったと思います。GOALした瞬間は勝ったかどうかは分からなかったですが、勝てて良かったです。(写真は3RにJRA騎手で初勝利を挙げた

「WIN5ー④」阪神11R 阪急杯(GⅢ、4歳以上OP、芝1,400m、1着4000万円)結果:雨・不良
1着△1(13)ダイワマジョーレ牡6(56Mデムーロ、矢作、Dメジャー、差、GⅡ3着)2番人気(36.1)
*1着馬に「高松宮記念」優先出走権
2着▲(5)ミッキーアイル牡4(58浜中俊、音無秀、Dインパクト、逃げ、GⅡ7着)4番人気(36.5)
3着・(6)ローブティサージュ牝5(54池添、須貝、Wエンブレム、先行、GⅢ14着)9番人気(36.3)

タイム1:23.8 単勝660円、馬連3,390円、馬単6,700円、3連複48,690円、3連単236,350円
予想評定 D評価(20点):期待◎〇が5・6着で完敗も、辛うじて1着馬に印で面目の一番なり。
4着△2(2)サンドストーム 牡6(56国分優、西浦正、Sホーム、追込、GⅢ2着)6番人気  
5着◎(3)ダノンシャーク牡7(58福永、大久保龍、Dインパクト、差、GⅠ-1着)3番人気(36.7
6着〇(9)コパノリチャード 牡5(58武 豊、宮 徹、Dメジャー、先行、GⅡ2着)1番人気
9着△3(15)レッドオーヴァル牝5(54戸崎圭、安田隆、Dインパクト、追込、GⅢ9着)5番人気
(出走16頭:Aコース使用)

*小倉11R 関門橋S:タマモトッププレイ(津村明)が直線の追い上げ鮮やかで差し切る
 馬場が悪化し、先行したエルカミーノレアル(松田)、ブレークビーツ(バルジュ)が直線で粘り込む展開も、後方待機し、4角では先団まで上がって直線勝負に懸けた、タマモトッププレイ(津村明)が大きく抜け出したが、後方からコウエイワンマン(丸山元)が、猛追して先団まで迫るも僅かに届かず2着でした。
 我が期待のダノンシンフォニー(松若風)は、先着2騎と同じ位置取り、そして追い上げも、直線でバッタリ失速(末脚で1秒も遅れ)しては残念なりでした。
WIN5ー③」小倉11R 関門橋S(4歳以上1,600万下、芝1,800m)結果:曇り・重馬場
1着△2(9)タマモトッププレイ牝6(津村、南井、フジキセキ、先行、1600下7着)7番人気(36.9) 
2着・(7)コウエイワンマン 牡4(丸山元、川村禎、Gポケット、先行、前走取消)5番人気(36.8)
3着・(1)フレイムコード  牝6(藤懸、谷潔、Tツヨシ、先行、1600下5着)9番人気(37.8)

タイム1:50.5 単勝1,450円、馬連6,750円、馬単13,660円、3連複46,360円、3連単270,920円
6着◎(10)ダノンシンフォニー牡5(松若、角居、Aタキオン、差し、1600下8着)7番人気(38.0) 
9着〇(8)プロクリス    牝4(小崎綾、松田国、Kカメハメハ、差、1600下4着)3番人気 
12着△1(12)コモノドラゴン牡7(吉田隼、加藤敬、Aタキオン、差し、1000下1着)12番人気 
14着▲(13)メイショウインロウ牡6(武幸四郎、高橋亮、クロフネ、先行、1600下3着)8番人気 
(出走14頭:Bコース使用)

*中山10R ブラッドストーンS:流石力腕「Cデムーロ騎手」ラヴィアンクレールが際どく届く
 GOAL前で「ハナ・クビ・クビ差」の大激戦、直線の攻防、懸命に逃げ粘り込むワイドエクセレント(内田博)に、中団から末脚を伸ばした2騎ラヴィアンクレール(ルメールから乗替Cデムーロ)と、我が期待のアメージングタクト(三浦皇)が、際どく先団まで急接近して、頭の「上げ下げ」してGOALも、僅か「ハナ差」競り勝ったのが(伏兵馬)ラヴィアンクレールが殊勲の勝利でした。
WIN5ー②」中山10R ブラッドストーンS(4歳以上1,600万下、ダート1,200m)結果:雨・重
1着・(13)ラヴィアンクレール牡7(Cデムーロ、鈴木、Mカフェ、先、1000下1着)6番人気(37.0)
2着◎(15)アメージングタクト牡5(三浦、浜田、Wエンブレム、差、1600下2着)1番人気(36.8) 
3着〇(2)ワイドエクセレント牡5(内田博、尾形和、Mルート、差し、1000下1着)4番人気(37.3)

タイム1:10.9 単勝1,550円、馬連2,060円、馬単5,180円、3連複4,770円、3連単38,390円
13着△(14)シュトラール  牡5(蛯名正、武藤、Sタウン、逃げ、1000下1着)3番人気 
(出走15頭)

*阪神10R 伊丹S:マスクゾロ(武豊)が人気に応え4番手から直線抜け出し快勝
 ダノンバトゥーラ(浜中俊)、キャニオンバレー(戸崎圭)が先行、直線を向いて、先行する2騎を4番手で競馬した期待のマスクゾロ(武豊)が、外から悠然と追い上げ交わし先頭でGOAL、2番手にはスノーモンキー(福永祐)が、マスクゾロをマークして直後に付けて競馬、直線で追い上げ2着に届いた。
 離れた3着争いは6騎ダンゴ状態で大混戦、そこから僅かメイショウスミトモ(古川)が凌いだ。
WIN5ー①」阪神10R 伊丹S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m)結果:雨・不良
1着◎(10)マスクゾロ  牡4(武豊、岡田、Rルーラー、先行、1000下1着)1番人気(36.8) 
2着△1(5)スノーモンキー牡5(福永祐、相沢郁、Fエフ、差し、1000下1着)5番人気(36.6)
3着・(6)メイショウスミトモ牡4(古川、南井、Gアリュール、差、1600下10着)7番人気(36.5)

タイム1:49.6 単勝290円、馬連1,910円、馬単2,960円、3連複9,440円、3連単36,280円
7着▲(2)ダノンバトゥーラ牡4(浜中俊、角居勝、Kカメハメハ、逃げ、1000下1着)2番人気 
9着〇(16)グレナディアーズ牡4(北村友、音無、Nユニヴァース、先行、1600下2着)6番人気 
13着△2(1)グランフィデリオ牡4(Cルメール、森秀、Bタイド、先行、1000下1着)8番人気 
(出走枠16頭)

「WIN5」挑戦の道:開催替りで高速期待も、降雨で重馬場か当日に判明も、今予測は不明だ。
予想①◎10〇16-②◎15-③◎10-④◎3〇9-⑤◎10〇4=8通り
結果①◎10-②(・13)-③(△9)-④(△13)-⑤〇4=「的中110票」払戻4,482,430円
「1-6-7-2-3」人気で決着、最初と最後の2本では「オセロ」なら総獲りも、3連続外し完敗。

2/28/2015

阪神 アーリントンC:ヤングマンパワー(松岡)が直線抜け出し初重賞制覇

開催替りの初日、3場とも稀に見る先着争いが大激戦、再度走れば着順も大きく変わりそうだ

 マテンロウハピネス(松田大)、ハイムハイ(Cデムーロ)、ネオスターダム(シュタルケ)などが先行し、直線を向いて、ネオスターバム、マテンロウハピネス、ヤングマンパワーの体勢、内から4番手ナヴィオンが追い上げる展開、内ラチ沿いで先行粘り込むマテンロウハピネスに、後方の大外から一番鋭い勢いで追い込むアルマワイオリ(勝浦正)、そして内の馬群を割ってヤングマンパワー(松岡正)と馬体を併せて追い上げ、僅かに内で「クビ差」抜け出し嬉しい初重賞勝利した。
 問題の2着は、外から猛追したアルマワイオリが惜しくも届かず2着、そして激戦の3着争いが、粘るマテンロウハピネス、追い上げたナヴィオンの競り合いも、逃げ粘るマテンロウハピネスが、際どく残した。
土曜 阪神11R アーリントンC(GⅢ、3歳OP、芝1,600m、1着賞金3700万円)結果:良馬場
1着・(8)ヤングマンパワー牡3(松岡正、手塚貴、スニッチェル、差し、OP3着)9番人気(34.7)
2着◎(4)アルマワイオリ 牡3(勝浦正、西浦、Mゴッホ、追込、前走GⅠ-2着)5番人気(33.9)
3着・(11)マテンロウハピネス牡3(松田大、昆貢、Dメジャー、逃げ、新馬1着)7番人気(35.1)
4着△1(1)ナヴィオン  牡3(岩田康、橋口弘、Hクライ、差し、GⅢ3着)1番人気(34.4)

タイム1:35.9 単勝3,480円、馬連10,610円、馬単27,340円、3連複36,580円、3連単325,370円
予想評定 C評価(50点):GOAL前(クビ、ハナ、ハナ)の激戦、期待◎アルマが2着ならマズマズも万券外し、頭が無印で無念でした。

8着〇(12)ナリタスターワン牡3(福永祐、高橋亮、Sカンプ、先行、前走500下1着)2番人気
9着▲(10)ネオルミエール 牡3(柴山雄、藤沢和、Nユニヴァース、差し、GⅠ-4着)3番人気
10着△2(2)ナイトフォックス牡3(武豊、大竹正、Sバクシンオー、差し、500下1着)6番人気
(出走12頭)

*中山11R 総武S:フィールドザスマート(田中勝)が直線抜け出し1着
 ベルサリエーレ(柴田善)、キクノソル(三浦皇)が先行し、直線では内ラチからキクノソルが一気に抜け出し押し切る展開でしたが、フィールドザスマート(田中勝)、そして外ノースショアビーチ(蛯名)が馬体を併せて追い上げて、キクノソルを交わして際どくフィールドザスマートが競り勝った。
 期待のイッシンドウタイ(横山典)は、5番手で競馬し直線勝負も、届かず5着では残念でした。
土曜 中山11R 総武S(4歳以上OP、ダート1,800m)結果:良馬場
1着〇(6)フィールドザスマート牡4(田中勝、新開幸、Bタイド、差し、OP3着)2番人気(36.8)
2着注(12)ノースショアビーチ 牡4(蛯名正、田中剛、Kカメ、逃げ、OP8着)5番人気(36.9)
3着▲(11)キクノソル     牡5(三浦皇、北出、Kカメ、先行、1600下1着)6番人気(37.2)

タイム1:54.0 単勝390円、馬連2,100円、馬単3,680円、3連複6,010円、3連単28,580円
4着△1(8)ベルベンクライ牡5(吉田豊、大久保洋、Hクライ、追、1600下1着)1番人気(36.7)
5着◎(9)イッシンドウタイ牡6(横山典、伊藤圭、Sマンボ、差、公営(J1)5着)3番人気(37.0
12着△2(5)クライスマイル牡4(戸崎圭、大和田、Sヒーロー、差し、GⅢ2着)4番人気
(出走12頭)

*小倉11R 皿倉山特別:カンタベリーナイト(二本柳壮)が最後方から鮮やかに先着
 直線の勝負では「ハナ、クビ、ハナ差」の大激戦、これを制したのは、最後方待機から、中盤で中団に上がって、直線を外から追い込んだカンタベリーナイト(二本柳壮:野平祐二氏の孫(娘仔))、見事な追い上げで届いて、人馬とも嬉しい久々の勝利を挙げた。
 レンブラント、アドマイヤネアルコが先行し、直線の競り合いが大激戦、3番手からカノンが抜け出し粘り込み、後方から末脚を伸ばしたカンタベリーナイト(二本柳壮)、レイトライザー(藤岡康)の2騎の競り合いを、僅かに「クビ差」カンタベリーナイト(二本柳壮)が競り勝ち勝利した。流石33秒台の2走の戦績は、伊達では無かったようで、大変失礼しました。
 我が期待の本命グッドカフェ(高倉陵)は、4番手先行も、直線で末脚を失い14着惨敗とは無念、やはりこの番組は、我が期待する馬ほど、失速の展開が待っていて、割と人気馬が先着するも予想は外れ、馬券買いは回避が適切でしたね。
土曜 小倉11R 皿倉山特別(4歳以上1,000万下、芝2,600m)結果:良馬場
1着・(11)カンタベリーナイト牡6(二本柳壮、二本柳、Sキュール、追、1000下7着)2番人気(36.1)
2着△(15)レイトライザー  牡5(藤岡康、加藤敬、Sホーム、差し、1000下8着)3番人気(35.8)
3着・(6)カノン  牝5(義英真、崎山、Fナイナーズサン、先行、1000下11着)5番人気(36.1)

タイム2:39.5 単勝600円、馬連1,890円、馬単3,530円、3連複12,770円、3連単55,100円
8着▲(10)カーマイン    牝7(松山弘、石坂正、Kカメハメハ、差し、1000下7着)10番人気
10着〇(1)ディープストリート牝5(吉田隼、藤原英、Dインパクト、差し、1000下6着)1番人気
14着◎(14)グッドカフェ せん馬7(高倉陵、松元茂、Mカフェ、差、1000下4着)6番人気(38.1)
(出走15頭)

▽ 中山7鞍が乗替、後藤浩輝騎手の供養戦績を挙げられず残念、最先着は4着
 中山初日で、後藤浩輝騎手死去に伴う、騎乗予定7鞍の全てが、他騎手に乗替になったが、その期待の戦績は、どれも馬券対象外で、上位入着を果たせず、供養の1着が出来なかったのは心残りで無念なり。
中山騎乗予定7鞍の戦績=2R7着、3R13着、5R6着、6R4着、7R8着、9R8着、11R8着

「ニュースフラッシュ」
▽ 騎乗停止制裁
 仰天「C・ルメール騎手」が阪神で騎乗デビューより先に、騎乗停止デビューに
 3/1からM・デムーロ騎手と一緒に、晴れて通年騎乗出来る喜びに「ワクワク」したのでしょうか?初の外国籍騎手誕生に沸く競馬関係者やファンにも激震が走った。
 2/28に出走前の「調整ルーム」でC・ルメール騎手が、出走前から痛恨の「ミスティーク」、知人からツイッターに「Re:メール(Re:ツイート)」、携帯で外部との連絡を(2回)したとして「騎手規範違反」に問われ、即刻制裁決定、30日間(開催日9日間)の(悲願のデビュー前から)騎乗停止が下っては茫然、今まで落馬して馬の代わりに「自分の脚を故障」し休養していたが、明日から騎乗出来ると嬉しさ一杯が暗転、騎手が一番やってはいけないルール違反(公正を期すため、なぜ外部と連絡を一切遮断し、調整ルームに籠るのかの規定に、認識度が外国とは相違する点があるようで、これが凄く弊害となりうる)、自分の不注意でデビューが1か月先まで、伸びてしまっては、落馬負傷より痛い痛い事態に、本人も沢山の有力馬に騎乗依頼するサポーター、そしてルメールファンも誠に残念なり。
 韓国事件で「ナッツリターン」の新語が話題になっていますが、ルメール騎手も今後は、愛称で「リメール騎手」と呼ばれそうで、笑えない冗談で申し訳ないのですが、大いに心配になります。
3/1の阪神騎乗馬6鞍の乗替変更騎手」
3R→浜中俊、7R→福永祐、8R→武豊、9R→四位洋、10R→M・デムーロ、11R→太宰啓介

 またいつも比較される名手同士、3/1デビューしたM・デムーロ騎手は、阪神1Rで2着「クビ差」惜敗のデビュー戦も、直ぐに3Rで、念願のJRA騎手で初めて記念すべき勝利を飾った勢いのまま、7Rそして初重賞(阪急杯)も勝利する本日3勝の凄さには脱帽、対象的なスタートになった。

 そして下級条件戦(未勝利、1000万下など)多数と多頭数からの激戦で、レース中に波乱発生が多く、競走馬も騎手も懸命に叩いて闘志を出させるために、フラフラ状態で制御不能なのか、騎乗停止制裁などが多発、落馬などの重大事故が無ければよいが、今回、内田博幸騎手も加わる事態になるとは・・よって現在日々謹慎中の騎手は4名になってしまった。
 現在騎乗停止騎手:大江原圭(事故加害者で謹慎中2/4~)、北村宏司(2/28~3/15)
             :川田将雅(2/21~3/1)
 追加2騎手     :C・ルメール(3/1~30)、内田博幸(3/7~3/15)

*中山10R制裁(内田博幸騎手9日間の騎乗停止)
 2位入線した(3)ネロ(内田博幸騎手)は、最後の直線で内側斜行し、(1)シンジュボシ(三浦皇成騎手)が躓きました。その影響がなければシンジュボシが加害馬ネロより先着したとは認めらず、降着なし。ただし、内田博幸騎手は、3月7日~3月15日(9日間)の騎乗停止とする。

▽ 区切りの記録達成
*池上昌弘調教師:JRA通算400勝達成!
 7Rで、11番スマイルミーティア号(柴田 善臣騎手)が第1着となり、池上 昌弘調教師(美浦)は現役47人目のJRA通算400勝を達成しました。
 コメント:オーナーや関係者のおかげでここまで勝利を積み重ねて来ることができました。まだ
まだここは通過点と思っていますので、これからも一つ一つ勝っていきたいです。

*小島茂之調教師:JRA通算200勝達成!
 中山12Rで、(3)モンテネオ(柴田善臣騎手)が1着となり、小島茂之調教師(美浦)は、現役107人目のJRA通算200勝を達成した。
 コメント:成績が上下することもありましたが、馬主や関係者の方に助けていただきここまで来ることができました。これからも楽しみな馬がいますので、大きなレースも賑わせていきたいと思います。最後に、家族に感謝したいと思います。

▽ 2015年度(2/28付)引退8名の調教師(美浦3名、栗東5名)
*(美浦)大久保洋吉調教師引退:今期4勝(通算878勝)
 本日をもって引退する大久保洋吉調教師(美浦)は、中山11R(8)ベルゲンクライ(吉田豊騎手、4着)が管理馬のラストランとなった。
 コメント:今日が最後と決まっていて、様々な取材も受けていたので引退の実感はあります。今までの調教師生活ではなんとか結果も残すことが出来ましたし、良い時代に(調教師を)やらせてもらえたと思っています。脈々と続く血統は競馬の醍醐味だと思っているので、ファンの皆様にはそこにも注目して今後も競馬を楽しんでいただきたいと思います。

*(美浦)畠山重則調教師引退:今期0勝(JRA通算370勝)
 本日をもって引退する畠山重則調教師(美浦)は、中山12R(4)ウインネオルーラー(柴田大知騎手、3着)が管理馬のラストランとなった。
コメント:最後のレースも良い競馬をしてくれたので満足しています。これだけたくさんの人に囲まれて引退することができたのは、調教師冥利に尽きます。勝てば嬉しいですし、期待して負ければ悔しいですが、オーナーにも恵まれ何とかここまでこぎつけることができました。これまでありがとうございました。

*(美浦)鈴木康弘調教師引退:今期1勝(JRA通算795勝)
 本日をもって引退する鈴木康弘調教師(美浦)は、阪神12R(12)トーセンハルカゼ(松岡正海騎手、3着)が管理馬のラストランとなった。
 コメント:今朝まではいつもと変わらない気分だったのですが、ひとつひとつレースが終わる毎にしみじみとしてきて、最後のレースでは涙ぐんでしまいました。いつかは来るものだとわかっていたはずでしたが、いざとなると寂しいですね。今年は、私の引退を意識して、スタッフもいつも以上に頑張ってくれていたと思います。オーナーにも弟子にも恵まれて、幸せな調教師人生だったなと、いい思い出ばかりがこみ上げます。生まれ変わっても、きっと馬に携わっていきたいです。

*(栗東)梅内忍調教師引退:今期0勝(JRA通算371勝)
 本日をもって引退する梅内忍調教師(栗東)は、阪神8R(16)クリノプリムラ(岡田祥嗣騎手、13着)が管理馬のラストランとなった。
 コメント:今まで応援していただきありがとうございました。約半世紀もの間、この世界で元気で無事にやってこれたのが一番です。競馬サークルに残るこれからの方々には、頑張って競馬を盛り上げてほしいと思います。自分はテレビや馬券で応援させていただきます。

*(栗東)白井寿昭調教師引退:今期3勝(JRA通算775勝)
 本日をもって引退する白井寿昭調教師(栗東)は、阪神12R(15)マノワール(武豊騎手、2着)が管理馬のラストランとなった。
 コメント:今日はいつものように競馬が始まりましたが、最後のレースで装鞍した時、またパドックで武豊騎手が騎乗する際に足を上げた時に、これが最後かという気持ちになりました。競馬のように感動やドラマを織り交ぜたいい競馬人生だったと思っています。競馬に携わることが出来て良かったです。

*(栗東)梅田康雄調教師引退:今期0勝(JRA通算371勝)

*(栗東)小野寺幸治調教師引退:今期1勝(JRA通算505勝)

*(栗東)境直行調教師引退:今期2勝(JRA通算411勝)

2/27/2015

後藤浩輝騎手の追悼記

 今週からは中山などに開催替りとなり、若駒がクラシック路線に乗れるかの新たな展開などに、大いに期待を寄せていたが、悲しい訃報が競馬関係者に伝わった。
 美浦所属の後藤浩輝騎手(1974年3月生れ、40歳)が、27日茨城県阿見町の自宅で自殺したという衝撃が走った。

 若かりし駆け出し騎手のときは、イマイチ目立たずの戦績が長く続いたが、師匠からフリーに転身を機に「アメリカで修行して来い」と気合いを入れられ、頭を丸刈りして、本場の激しい騎乗馬の獲得競い合い、そして乗れたときは競馬の激しい競い合いなどを実践、(半年も遠征、2度)大変苦労した精か、日本に戻って、そのハングリー精神の成果を発揮して、積極果敢な接近戦の騎乗に大変身、急激に騎乗技術が向上、年間100勝を量産する注目のスラッガーに登り詰め、現在の地位を築いたのは、周知の通りです。
 そして騎手本業より「オドケ」たキャラクターで、笑わせファンを魅了、競馬を10倍も面白くする方法で、競馬ファンの多くを楽しませる役者として確立、武豊騎手がガンガン勝ち上がる人気とはー味違う、異色のJRA功労者でした。

 近走は、接近戦などが仇になったのか、前の馬が少し蛇行しても避けられず、バランスを失い、落馬事故に度重なる遭遇の日々、2012年NHKマイルCで落馬し頸椎骨折、1年余りのリハビリから復帰したのが、2014年4月にも落馬し再び頸椎損傷、一時は騎手引退も考えたと語ったが、2014年11月にようやく復帰を飾って、大きな声で「ただいま~」と第一声をファンの前で叫んで感涙していたのですが、体調に不安視されていた。
 そして不死鳥のように順調に復帰戦を過ごして来た矢先、先週「ダイヤモンドS」で、4角回って直線の入り口で、前馬が外斜行したため、避けようとした際、前の馬に触れて、乗っている馬が躓き転倒し騎手落馬、3度目の頸椎を痛めて、大いに心配をしていたが、気丈にも元気に歩いて検量室に向かったので安堵した。

 日曜には何事もなかったように、京都遠征し8戦し、2勝を挙げ、その存在感を猛アピールしていた矢先の、突然の訃報なので、大いに戸惑いしている。
 何があったのか、想い募らせた重大な事は、何なのかは本人以外は計り知れないが、私の推測になりますが、見た目では元気に振る舞うも、前日まで栃木で診療とリハビリを続けていたが、怪我の回復度が思いのほか重く、この苦痛に日々耐えられず、「自分の身体が、瞬時に思うように動けず、考えていたような競馬が出来ない」と痛感して、責任感が強いため、これがとても苦痛で、咄嗟的に現状を悲観したのではないかと・・。
 まだ小さい子供がいて、成長を楽しみにしていたでしょうに、そして今年こそと、悲願のダービー制覇の夢も、道半ばで自ら閉じてしまっては、残念でならないのですが、深く哀悼の辞として「ご冥福をお祈りいたします」・・・後の事は後輩JKに任せて、ゆっくりお休みして下さい。

▼ 後藤浩輝騎手の戦績
 1992年免許以来、JRA12,949騎乗、1,447勝(勝率11.2%)、そのほか地方競馬(57勝)、重賞53勝(内GⅠ勝利5勝:オークス(写真最下)、安田記念2回、JCダ、朝日杯FS)

近走重賞勝利VTR
 *2014年4月12日(GⅢ)ニュージーランドT「ショウナンアチーヴ(1番人気)」外から差し勝利
久々今期初重賞勝利の後藤浩輝騎手」:昨年頸椎負傷で1年休養後の重賞勝利
 (スタートはどうでしたか?)いつもの通り、速い馬ではないので、慌てず前半は、他の馬達が速いレースを作ってくれたので良いなーと思いました。勝ちたいという気持ちで、前回は失敗しているので、僕の中では「(もう一人の)リトル後藤」に聞いたら「未だ早い」と言っていたのでそれを信じました。前の北村宏JKが完璧に乗って呉れたので、ちょうど良い目標に成って呉れたので、相手はこの馬だなと思って追いました。
(次走は)安心は出来ないが良い形、期待を持って大きい所に向かえられるのは良かった。

 *2011年5月22日(GⅠ)オークス「エリンコート(7番人気)」先行抜け出し押し切り金星
断然人気のマルセリーナ(安藤勝)、ホエールキャプチャ(池添謙)などを撃破して感涙勝利
オークス(クラシック)初勝利の後藤浩騎手」:無欲の快勝・・エッ勝っちゃったョ!
 (優勝は)信じられない。チョット急激に天気が悪くなったしスタンドの照明が強くて、それどころでなく、内に刺さって修正しながらでした。
(勝利は)感無量です。この仔は素晴らしい、これからゆっくり(GⅠ勝利を)噛みしめることにする。