中山金杯の傾向
*珍しく2年連続1番人気が1着でしたが2着以降は超人気薄が飛び込んで馬券はいつもの大穴決着なのです。いつもは1番人気が失速が定番、そして2番人気が2着に善戦しても3着がやはり超が付くほど人気薄が入線していつも穴馬券健在、1・2・3番人気がスンナリ人気通りに決着した歴史がないのです。
*顕著な傾向は、中山馬場傾向(小回りコースの必勝法)の基本である「先行抜け出し」であって、後方から直線一気の末脚勝負はありません。なぜならこのような末脚決め手のあるOP馬は「有馬やJC」などのGⅠレースで出走して、ハンデ戦の金杯などには出走していない中堅クラスのOP戦だから、実力伯仲の大混戦の一戦はやはり「戦法」で制する必要があるのです。それが「先行して内ラチから直線(先に)抜け出し戦法」なのです。
*そして牝馬苦戦のなか、牡7歳馬の大活躍は、年明けが一斉に1歳馬齢が加算され、イキナリ7歳は「お爺さん」扱いされ人気が急落の盲点、実際は未だ6歳と考えた方が馬券戦術としてはいいのです。
中山金杯(ハンデ芝2,000m)過去5年の傾向
*中山金杯5ケ年平均=1着牡6歳2~3人気ー2着牡7歳7~8人気ー3着5歳8~9人気=3連単148,160
2011=1着コスモファントム(松岡:先行抜)牡4①人気ー2着牡6⑪人気-3着牡5⑤=3連単 58,100
2010=1着アクシオン(藤田伸:中団差)牡7歳①人気ー2着牡7歳⑤人気-3着牡5⑮=3連単248,780
2009=1着アドマイヤフジ(川田:先行逃)牡7歳④人気ー2着牡4歳②-3着牡6歳⑪=3連単232,760
2008=1着アドマイヤフジ(川田:先行抜)牡6歳③人気ー2着牡7歳②-3着牡4歳⑨=3連単 72,880
2007=1着シャドウゲイト(田中勝:先行抜)牡5歳③人ー2着せん9歳⑩-3着牡6②=3連単128,280
京都金杯の傾向
*京都もハッキリした傾向があります。マイルのハンデ戦でも「先行逃げ切り」の戦法は強烈でこの戦法が得意な馬を狙うべし。そして1番人気は善戦も2着失速ばかりで5連続して1着獲り失敗で期待できません。2番人気も3着止まり、伏兵牡6歳人気薄の馬が全て1着なのです。
*よって牡6歳人気薄の馬が1着付け、2着に1番人気馬を、2番人気馬の3着付け馬券が3連単馬券の妙味になる。
京都金杯(ハンデ芝1,600m)過去5年の傾向
*京都金杯5ケ年平均=1着牡6歳5~6人気ー2着牡5歳3~4人気ー3着6歳5~6人気 =3連単91,460
2011=1着シルポート(小牧太:逃げ切り)牡6歳⑦人気ー2着牡4③人気ー3着せん7②=3連単51,840
2010=1着ライブコンサート(岩田:中団差)せん6歳③人気ー2着牡5①ー3着牝6⑬=3連単193,260
2009=1着タマモサポート(津村:先行抜出)牡6歳⑦人気ー2着牡6③-3着牡4② =3連単 43,690
2008=1着エイシンデピュティ(岩田:先行逃)牡6歳③人気ー2着牡4①-3着牡5⑨=3連単 49,310
2007=1着マイネルスケルツィ(柴田善:先行逃)牡4歳⑦人ー2着牡5⑧-3着牡4②=3連単119,220
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