難解な福島戦は回避が適切です

今週から第２回福島の開催替り
＊いつもの事ながら福島競馬に勝利（的中）するのは極めて難しく、自慢でないが４０年も挑戦して「ズバリ的中」で大儲けの記憶が不思議な位なく、大外れか、運良く頭的中も相手が考えもしない意外な馬がチョイと食い込んで外れ、全くと言って相性が抜群に最悪、独特の展開と無印大穴馬が入着しても意外に低配当なことが多く面喰らいするばかりなのです。
小回り・下級条件・情報網
＊小回り平坦、短い直線コースから、当然先行馬の逃げ切り展開が圧倒的、昔は増沢末男氏や中舘英二騎手などが先手逃げ切り大活躍し強烈な印象が未だに脳裏にありますが、基本的には「みちのく夏競馬」は下級条件の短距離戦、これが必然的に大混戦になる要因、スタート決めた馬が思い切って先行しそのまま粘り込む展開で、これがＧＯＡＬ前で上手く残すかバテルか微妙なのが福島なのです。
＊もう一つの不思議が、福島は街中異常なほど競馬熱が盛ん、出走馬の裏情報網が凄まじく独特の雰囲気（人気序列が異常）を未だに攻略出来ず困惑しています。
＊よって我が老兵には、福島競馬は過去戦績から「今度こそ！走って呉れそう」と期待するより、馬券の先は、函館や札幌の方に「シフトした方が得策」とアドバイスします。

その福島メーン、稀に見る難解な番組でギブアップ
＊ここは大いに本命に期待していた「ダノンバラード（池江寿）」が出走回避、狙い目の中心馬がアタカもレースで失速したように途方に呉れて参ったが、失礼ながら止む無く繰り上がりで本命「エナージバイオ（松岡正）」を指名、でもここに出走して来たメンバーは、見事に稀に見る２桁着順に大敗しているメンバー構成、前走は惜敗と思える馬が一頭もいないとは、一緒に走ればどれかは勝ち馬にはなりますが、まるで公営競馬に似た大混戦舞台、全く中心になる馬を探すのが苦痛状態、よって馬券の方も回避が適切な判断と思っています。
＊こう言うレースほど大好き、怖いもの見たさのスリリングを楽しむ方、など色々な選択の自由権が有りますが、嘘だと思ってここは回避し、他に楽しむレースで勝負する方をお奨めなのです。

（コース図ＪＲＡ-ＨＰから：出走馬は勿論、コースも皆トリッキー難解な展開で沸く福島競馬場）

土曜　福島１１Ｒ　阿武隈Ｓ（３歳以上１，６００万下、ハンデ、芝２，０００ｍ）展望
◎（　５）エナージバイオ（松岡正、梅田、Ａタキオン）前走1600下常総Ｓ９着
〇（　３）ニシノメイゲツ（田中勝、田村、デュランダル）前走1600下湾岸Ｓ９着
▲（　６）ケニアブラック（蛯名正、勢司、Ｇポケット）前走1600下難波Ｓ１３着
△１（　７）コスモラピタ・（柴田大、高橋祥、Ｒインメイ）前走1600下迎春Ｓ１０着
△２（　２）モーニングフェイス（石橋脩、大和田、Ｓウイーク）前走1600下サンシャインＳ１３着
注（１０）ヤマニンエルブ（中舘、蛯名利、Ｓボーイ）前走1600下府中Ｓ１２着

エーシンヒットマンで勝負
＊もう一度、準ＯＰ戦に参戦のエーシンヒットマン（浜中俊、藤原健）が断然の本命、前走ＯＰで１
番人気に応え先行３番手から直線先に抜出し快勝、このような展開に対応できる競馬センスは、確実に短距離戦では必須戦法、このクラスは優に勝ち上がれる器と見て本命だ。
＊相手には、前走上のクラスで善戦しているオールブランニュー（小牧太）、先行力があり逃げ粘りがあるシルクウエッジ福永祐に期待した。一発大駆けの穴目には松永幹厩舎のサリエルを狙う。
土曜　阪神１１Ｒ　水無月Ｓ（３歳以上１，６００万下、芝１，２００ｍ）展望
◎（　８）エーシンヒットマン（浜中俊、藤原健、Ｋカメハメハ）前走1600下彦根Ｓ１着
〇（１０）オールブランニュー（小牧太、湯窪、ノボジャック）前走1600下朱雀Ｓ３着
▲（　３）シルクウエッジ（福永祐、和田正、Ｍカフェ）前走1600下フリーウエイ６着
△１（　４）サリエル・・・（酒井、松永幹、Ｋカメハメハ）前走1600下サンライズＳ８着
△２（　７）リュンヌ・・・（松山弘、服部茂、クロフネ）前走1000下福島中央Ｔ１着
△３（　１）エトピリカ・・（ウイリアムズ、加用、Ｋカメハメハ）前走1000下１着　
注（　２）ウインバンディエラ（武豊、松山康、Ｋカメハメ）前走1600下朱雀Ｓ５着

ウイニングドラゴン川島が勝機
＊前走２桁着順ばかりの低調なメンバーの中に、２着成績のウイニングドラゴン川島とザッハトルテ川須の争いに、ブルームーンピサ（三浦）の三つ巴になりそうだ。
土曜　函館１０Ｒ函館日刊スポーツ杯（３歳以上1000万下、ハンデ、芝１，２００ｍ）展望
◎（１０）ウイニングドラゴン（川島、小原伊、スキャン）前走1000下大日岳特別２着
〇（１５）ザッハトルテ・・（川須、牧田和、クロフネ）前走1000下２着
▲（　３）ブルームーンピサ（三浦、鹿戸雄、クロフネ）前走1000下大日岳特別４着
△１（　１）アキノモーグル（藤岡佑、中村均、プリサイスエンド）前走1600下立夏Ｓ１６着
△２（１４）メイショウコウセイ（池添謙、池添兼、Ｗラッシュ）前走500下１着
注（１６）トーセンマドローナ（藤田伸、小崎、Ｓウイーク）前走1600下１６着（叩き２戦目に）