もう少しでした。でも惜しい永遠の2着!日本の最強馬が挑戦した凱旋門賞は終わった。
*最後方待機から残り200m手前で一気に外から先頭を奪って加速、待望の夢に見た「栄光の優勝だー!」と我が立ち上がって、拳を突出しガッツポーズ、グングン5馬身も後続馬を突き放して一方的な圧勝劇と思われ(ヨーシもう一本ビール出して乾杯だー!と思ったのも束の間に・・)たが暗転、伏兵4歳牝馬(フランス馬、ソレミア(オリビエ・ペリエ騎手))が見るみる内に脚を伸ばして迫り、残り50mで外に並ばれ、交わされ、惜しくもその差が「クビ差」の遅れ、又もや日本馬が3度目になる無念2着、父泰郎が以前Dインパクトで参戦も(体調壊して直前まで禁止薬物の風邪薬を当用で)失格して早や6年、親父のやり残した勝利、息子泰寿がリベンジに懸け、日本の最強馬で挑戦し、大きなチャンスでしたが・・、
3番手の馬は可なりの後方7馬身も離されて、今回の挑戦した(前評判の)有力馬は皆撃沈するほど過激なレースが物語る対戦、これを圧倒的な勝利に見えたのですが、またもや世界一の壁が、そして勝利の女神が・・の試練、斤量が1.5kgも軽量同じ4歳牝馬の差し脚に屈しては・・・とてつもない大きな障害が立ちはだがっては、僅か「クビ差」の着差でも関係者にとって、とてつもない大きな大きな「着差」で、重く圧し掛かる無念の一戦となったのです。
大外枠と重馬場、そして余りにも単純過ぎる展開となっては百戦錬磨のスミヨン騎手に、仕掛けどころに油断があったのでしょうか?
勝たないといけないこの世界、2着は着外と同じ扱いになるのです。こんな激戦、苦難のレース結果に終わっては、勝てたレースの敗戦が、池江寿調教師や関係者の落胆は極めて大きく、唇を噛み締めるだけで茫然、今度こそ勝てると意気込むも、只々残念な結果でしたが、ほんのチョット夢を見させて頂いて大感動をありがとう、池江寿師はファンの皆さんにお詫びしていましたが、そんなことはないです。世界中のホースマンが強いオルフェを直に感じたことでしょうから、そして胸を張って帰国してください。大変お疲れさんでした。そして東京に場所を移して「ソレミアとペリエ」をJCに招待し「大差」で撃破して「ウサ晴らし」して下さい。
*重い湿った馬場、後方待機から外に出して最後のフォルスストレートで、一気に脚を使って馬群を纏めて交わして先頭を奪った迫力のときは、今年こそ勝った!と確信したのですが栄光が水泡に消えてしまった。力一杯走って交わされたのは仕方がないのです。
スミヨン騎手もこの馬場では、ライバルに先に仕掛けられ抜出されては追い上げるオルフェが脚を取られて交わせないかも・・と思っての判断が有ったのでしょうか?
急速に内ラチ沿いに切れ込んだオルフェを見れば、本当に苦しく脚が上がって、目一杯の死力を尽くした走りだったのは事実なので、これを差した「馬とペリエ」の方を褒めるしかないのです。
「無念さ一杯の池江泰寿師、勝たないといけないを連発」
日本の皆さん誠に申し訳ないです。日本の馬が世界のトップレベルにあるのが証明できたが、未だ未だ「対応さ」技術で世界のレベルになっていなかったと言うことです。これから鍛え直して世界に勝てるよう頑張ります。レースは早めに抜け出して目標にされ、交わされたのは仕方がないのです。強さを示すには勝たないといけない。世界の一番になれるよう出直す。また鍛え直してここに戻って来る。日本の調教師は頑張って勝たないといけない。
日本馬惜敗の歴史(全て「偽りの直線」コーナーから仕掛け抜出しGOAL差される屈辱です)
1999年 Lコンドルパサー(蛯名正)2着:フォルスから仕掛け逃げ込むもGOAL前差される
2006年 ディープインパクト(武豊)3位入線も薬物違反失格:フォルスから先行し2騎に差され
2010年 ナカヤマフェスタ(蛯名正)2着:フォルスから仕掛け先行するもGOAL前で差される
2012年*オルフェーヴル(スミヨン)2着:フォルスから仕掛け抜け出すもGOAL前で差される
ロンシャン競馬場 凱旋門賞(GⅠ、3歳以上OP、芝2,400m)結果 10/7(日)23:25~
着順、ゲート番(馬番)馬名 (斤量性歳、調教国、騎手、調教師)人気順
1着・ 6(10)ソレミア (58牝4歳、フランス、ペリエ、ラホンバリアス)10番人気
2着◎18( 6)オルフェーヴル(59.5牡4歳、日本、スミヨン、池江寿)1番人気(クビ差)
3着・17(14)マスタートストロング(56フランス、バルザローナ) (7馬身差)
「レース回顧VTR]
(スタート:最外枠赤帽のオルフェーヴル(スミヨン))
(残り400m:お役目ご免のアヴェンティーノが外へ、ここから追い出すオルフェ)
(残り200m:断然の勢いで抜け出すオルフェ(スミヨン)、着いてくるソレミア(ペリエ))
(残り50m:外から馬体を併せるソレミア、内ラチのオルフェが逃げ粘り込む)
(GOAL板が直前、懸命に粘り込むも急速に失速するオルフェ)
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