「驚異の記録フラッシュ」
武豊騎手が遂に「JRA通算勝利3,500勝」達成、次の目標4,000勝と宣言
走るだけで前人未踏の大記録が懸かる勝利数、その区切りの「3,500勝」が懸かった武豊騎手の通算勝利記録に王手で参戦の京都第1Rが「ハナ差」2着惜敗、繰り越した勝利が、遂に第5Rで見事に断然1番人気に応えて達成しました。(下記録達成の写真参照)
3歳未勝利戦、単勝160円の断然一番人気「カレンケカリーナ(安田隆行厩舎)」に騎乗、スタートでチョイと出負けしたが3角で3番手外まで上がり、直線で2番手外から逃げ込む「ラッキーマンボ国分優」に馬体を併せいつでも抜け出せる態勢、残り1Fから追い出し悠々と抜出し交わして待望の先頭に立ったところに、中団から猛追する福永祐のテネレントラを「クビ差」抑えGOALを駆け抜け遂に偉業を達成!彼独特の笑顔で「ニヤリ」と表情を崩し安堵して拍手でファンが待つスタンドに凱旋、「人気に応えて勝利する」のは騎手冥利に尽きますね。
「多くのファンに見守られ達成出来て嬉しいです。大きな区切りを達成出来ました。また新たに「一つ」づつ積み重ね4,000勝を目指し頑張ります。」とファンの前で宣言して呉れたのは頼もしく、大変嬉しいのですが、現実は・・・(毎年騎乗数も勝利度も少なって来た現状から推測すると50~60勝/年で)その達成には、あと少なくとも5~10年位、騎手辞めない!と言うことなのです。元気な内に次のステップとして指導者の道もあるのです。
一日8勝したことも、年間200勝超したこともある男ですが、現在武豊騎手は44歳(69.3.15生)で厳しい目標に挑戦かも。
「 武豊騎手の偉大な記録 」
騎乗数17,502回、3,500勝(驚異の1着勝利率20%)、GⅠ勝利65勝、重賞勝利276勝と桁外れの快記録(=前人未踏と言われる意味)尽くしなのです。年間100勝を記録すれば一流騎手の証、これを35年連続してようやく達成出来るほどの超偉大な勝利度なのです。現在この記録に並べるほど有望な騎手は皆無で、強いて挙げれば期待の福永祐一騎手(現在36歳、勝利数1,463勝)、年間120勝をコンスタントに達成出来れば60歳位でようやく近づく夢の記録なのです。そして残る怪記録がJRAの全GⅠ勝利ですが、2歳暮れの「朝日杯FS」のみが未勝利、今年の暮れ有望な牡2歳馬に乗れるように期待しましょう。
ちなみに「参考記録」として比較するのは失礼も、この記録自身も大変偉大な記録なのですが、2005.3.10に電撃的に引退した「世界の名手」と言われるほど、海外遠征で数多くの勝利を挙げ活躍した「岡部幸雄」氏の記録は、
騎乗回数18,647回、通算勝利数2,943勝(勝利率15.8%)、重賞勝利165勝なのです。
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