3/31/2013

ドバイワールドカップ:期待のジェンテルドンナ岩田康は惜敗2着無念

ドバイワールドカップデー(アラブ首長国連邦、ドバイ、メイダン競馬場)競走成績
UAEダービー:ケイアイレオーネ幸英明は終始後方から伸びず10着
 ケイアイレオーネ幸英明はスタートでチョイ出負け、終始最後方からの競馬、直ぐに内ラチ沿いに進路を取って直線勝負に懸けたが、直線でスピードが上がっても追い付けず後方のまま「僅か2頭」を抑えるだけの10着無念の結果に終わった。
 優勝したのが、直線で外3番手から鋭く抜け出したラインズ(ムーア)が、そのまま押し切って嬉しい1着でGOALでした。
(GOAL前:快勝1着4番ラインズオブバトル(Rムーア)、2着3番ナウスバン(リンチ))
(3角手前:最後方の内ラチで競馬するピンクの勝負服ケイアイレオーレ幸英明)
第4R:UAEダービー(GⅡ、3歳OP、AW1,900m、12頭立、1着賞金1億1,400万円)結果
1着( 4)ラインズオブバトル(アイルランド産:Rムーア騎手、オブライアン師)
2着( 3)ナウスバン    (アイルランド産:リンチ騎手、アーネン師)
10着(10)ケイアイレオーレ(日本:55kg、3歳OP、幸英明、西浦勝一師、Hハウス、7戦3勝)


ドバイゴールデンS:タイセイレジェンド(ムーア)は積極的な先行策も直線一気に失速12着
 スタートを巧く出て終始2番手で競馬、4角まで先団を維持して直線を向いたが、ここで一気にスピードが上がった途端、後方にズルズル後退していくタイセイレジェンドは12着、後方グループの馬達が纏まって一気に先団に上がって、中団待機の地元ドバイの1番人気「レイナルドザウィザー(マレン騎手)」が期待に応えて鋭く抜け出し、内から追い上げたバルモントを抑えて見事1着した。
 (直線入り口:内3番手に下がる(青勝負服)タイセイレジェント)
第6R:ドバイゴールデンS(GⅠ、3歳以上OP、AW1,200m、13頭立、1着1億1,400万円)結果
1着( 5)レイナルドザウィザー(UAE産:マレン騎手、シーマー師)タイム1:12.11
2着( 6)バルモントマスト(アイルランド産:ムルタ騎手、ライナム師)
12着( 9)タイセイレジェンド(日本:57kg、6歳牡、Rムーア、矢作芳一師、Kカメ、24戦6勝)

ドバイシーマクラシック:断然人気も惜しい2着ジェンティルドンナ(岩田康誠)
 (コース前に改装されたパドックから本馬場に入る各馬)
 (GOAL前の激走、1着青帽子セントニコラス、2着外赤帽子ジェンティルドンナ岩田康騎手)
 (残り50m:2番手ジェンティルドンナ)
(直線入り口:抜け出すセントニコライスアビー、外2番手にジェンティルドンナ岩田康誠)
(3角手前:外3番手にジェンティル岩田康、中団内ラチにトレイル武豊)

 スタートを決めたトレイル武豊とジェンティル(岩田康)が先行し、直ぐトレイルを外から交わして3番手外に付けた期待のジェンティルドンナが(昨年の2着馬)セントニコライルアビーの外でゆったり余裕で3・4角を回って直線、2番手から一気に先頭を奪ったセントニコライスアビー(Jオブライエル騎手)が逃げ込みを図るところに、2番手に上がったジェンティルの追い出しでこの2頭の一騎打ちになったが、その差「1馬身」が中々縮まらないまま、力尽きた感じで外に馬体を併せることが出来ず苦しがり、先頭馬の真後ろに寄れ(3着馬には大きく引き離すも)、更に着差が広がる「2馬身」も突き放されては無念の2着でGOAL、世界NO:1の夢は今回逸した一戦でした。
 我が主敗因と思い付く内容では
 1.スローで外々と回る距離ロスの展開
 2.直線の末脚勝負で、先にスパート懸けたセントニコライに突き放された仕掛けタイミング
 3.久々の競馬で少し馬体が重かったのかも
 4.昨年も思ったが、レース前に派手な花火打ち上げ、大音響での「歓迎セレモニー」の影響
 5.ナイター競馬、暑い気象と環境、動物が一番嫌う「時差」など「アウェー」の遠征対戦・・など
 これらの全てを克服し「優勝」を勝ち取る試練が、如何に過酷なのかのがです。

 もう一方の期待馬トレイルブレイザー(武豊)は、一旦先団に居たが、ジェンティルに交わされた直後には、後方に下げて4角までは中団の内ラチ馬群の中にいたが、直線末脚が残って居なく、大きく失速して最下位11着に終わった。馬は調子が良く、出た也で先行しても良いと話していた武豊でしたが・・国際遠征豊富な人馬なのに誠に無念なり。
 (無念の岩田康誠騎手)
 悔しいです。残念です。ズ~とハミを噛んでいたから・・。特に大外で競馬した訳でもないし、直線交わせそうで伸びなかった。
(石坂調教師)惜しい競馬でした。久々の競馬で重かったのかも。次回は必ずここに戻って雪辱果たしたい。
勝利したオブラエル騎手
 昨年の雪辱果たせて嬉しいです。ペースはゆったりで(直線で日本馬が追い駆けて来たが)こちらもタフな馬ですから。
第8R:シーマクラシック(GⅠ、4歳以上OP、芝2,410m、11頭立、1着2億8,500万円)結果
1着・( 6)セントニコライスアビー(6歳牡、アイルランド産駒、Jオブライエル、Aオブライエン)
2着◎( 8)ジェンティルドンナ(54.5kg4歳牝、岩田康誠、石坂正師、Dインパクト、9戦7勝)
11着▲( 7)トレイルブレイザー(57kg、6歳牡、武 豊、池江泰寿師、Zロブロイ、20戦6勝)

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