春GⅠの頂点を極めた3歳馬達が、猛暑の夏に耐え、いよいよ秋のGⅠ戦に向けて始動、初戦が前哨戦、いきなり確勝を果たすのは、繊細なサラブレッドには、とても難しい事なのですが、期待に応え、順調に過ごせたことが何よりです。
(ダービー2着)イスラボニータ、(オークス1着)ヌーヴォレコルテらの実力から、ここでは負けられない一戦、勝つのは当然の実力差があるのは分かっていますが、今日の勝利はそれだけの問題では無く、レースではいずれも先団に付け、そして直線で早めに先頭に立つ積極策が功を奏したこと、しっかり休養し、そして完調に近い身体に鍛えて来た証し、来週「神戸新聞杯」に参戦するダービー馬「ワンアンドオンリー」を含め、菊花賞そして秋華賞でも、確かな成績を残せる状態で、頼もしい限りだ。
新潟11R セントライト記念:ダービー2着馬イスラボニータ(蛯名正)が実力通りの快勝
サングラス(古川)、オウケンブラック(田辺裕)、そしてトゥザワールド(川田将)らが先行する5番手外で競馬した断然人気イスラボニータ(蛯名正)が、直線でトゥザワールド(川田将)が、内から、いち早く抜け出し、長い直線を馬力で押し切る勢いがありましたが、馬場中央から馬群をこじ割け、外に出して追い出し、直線の残り200mでトゥザワールドの外に馬体を併せ、並んで交し、流石の皐月賞馬でダービー2着馬、豪快に「1馬身1/4」競り落して、最後のGⅠ菊花賞に向け前進、夏を順調に過せた結果なので期待十分、「ワンアンドオンリー」に競り勝つのが大目標になる。
(GOAL前:快勝イスラボニータ(蛯名正)、内ラチ2着トゥザワールド(川田将)、3着激戦)
(4角回って直線:赤帽イスラボニータ(蛯名正)は未だ馬群の中だ)
2番手以降が大激戦、逃げ込むトゥザワールド(川田将)が僅か「クビ差」残し2着確保、3着がタガノグランパ(菱田裕)、ステファノス(三浦皇)が後方から猛追して来て、馬体を併せての接戦も、内の伏兵馬タガノグランパ(菱田裕)が(ダービー4着は伊達ではなく意地の好戦で)僅か「ハナ差」先行粘り込んだ。
そのほかの馬達は、マイネルフロスト(柴田大)は先団で競馬したが直線で失速9着、ワールドインパクト(横山典)、ショウナンラグーン(吉田豊)は最後方待機して直線勝負に懸けるも、イスラボニータが先行抜け出し勝利では、展開不利で前に届かず10着、8着は無念でした。
「勝利騎手:蛯名正義騎手」
完勝でしたね。スタートして(余り)後ろに成らないよう意識して乗った。内(コース)は悪いので難しかったが、ナンとか良い形で1角に入れた。初めはハミを取っていたが、向正面では抜けていた。上手く(前が)空けば末脚が有るから勝てると(思った)。抜け出す時の脚は良かった。春は悔しい思いをしたので、秋は何としても雪辱したいと思っている。
「2着川田将雅騎手」
この馬なりの競馬が出来たが相手が強かった。皐月賞と同じような負け方でした。秋初戦なら良い内容に思える。
「WIN5ー⑤」新潟11R セントライト記念(菊花賞TR、GⅡ、3歳OP、芝2,200m)結果
1着◎(5)イスラボニータ(蛯名正、栗田博、フジキセキ、先行、GⅠ-2着)1番人気(3F35秒4)
2着〇(16)トゥザワールド(川田将、池江寿、Kカメハメハ、先行、GⅠ-5着)2番人気(3F35秒8)
3着△1(14)タガノグランパ(菱田裕、松田博、Kカメハメハ、追込、GⅠ-4着)10番人気(35秒3)
(以上3着まで菊花賞に優先出走権獲得馬)
4着注(10)ステファノス (三浦皇、藤原英、Dインパクト、差し、前走OP1着)5番人気
8着△2(4)ショウナンラグーン(吉田豊、大久保洋、Sクリスエス、差し、GⅠ-6着)7番人気
9着▲(6)マイネルフロスト(柴田大、高木登、Bタイド、先行、GⅠ-3着)6番人気
10着△3(13)ワールドインパクト(横山典、友道康、Dインパクト、差し、GⅠ-10着)4番人気
タイム2:11.7(4F48.1-3F36.0-23.7-1F12.1)
単勝140円、馬連250円、馬単330円、3連複2,250円、3連単4,490円
予想評定 A評価(95点):強く早い順に順当なワン・ツー・スリーと決まって、久々に本線(2番手)で的中も▲失速で5点減点、そして以外にも低配当は、仕方が無いのです。
阪神11R ローズS:オークス馬ヌーヴォレコルテ(岩田康)が期待に応えて快勝
桜花賞で先着し牝馬が果敢にダービー挑戦したレッドリヴェール(福永祐)の方が1番人気だったのですね。
桜花賞で後方待機し「ハープスター」との競り合いに「僅かに」競り負け3着は無念でしたが、距離が伸びたオークスは快勝した期待のヌーヴォレコルテ(岩田康)でも、今回の距離は千八で、これを意識した位置取りなのか、先行したリラヴァティ(松山弘)の4番手内で先行、4角回って直線で、内ラチの2番手から、早々と先行抜け出して、そのままの勢いで「1馬身1/4」引き離し軽快に押し切っての快勝、秋華賞に向け視界良好、2冠が目前だ。
折角本命が1着快勝も、こんな時に限って相手が・・、18頭立ての15番人気で全くノーマーク馬が勢いよく2着に絡んでは、馬連のほか全て馬券が万馬券、更に3着も1000万下の条件馬が粘り込んでは、万事休す、レッドそしてサングレアはどうした?!・・なのです。
仰天の出来事は、2着に追い上げたタガノエトワール(小牧太)の末脚、未勝利をやっと勝てた500万下の条件馬が、ここに参戦出来た事態にビックリ、そしてヌーヴォレコルテより優秀な、最速の上がりタイム「33秒3」で、内で粘り込むリラヴァティ(松山弘)を一気に交わし、迫って来たので2度「ビックリ」でした。9月初めの小倉で、未勝利戦をようやく勝利したばかりの新鋭が・・ですよ、他の重賞ウイナー達は、タジタジの素晴らしい末脚と迫力、大撃破の殊勲賞でした。
「優勝騎手:岩田康誠騎手」
中身が詰まっていた。瞬発力が加わっていた。あの位置(先団)に付けて後続を突き放せるんですから・・、強い馬です。ひと夏を越して充実して来たし、成長している。あとは無事にGⅠに跨るだけだ。良い結果を出せると思います。
(GOAL前:快勝ヌーヴォレコルテ(岩田康)、2着伏兵タガノエトワール(小牧太)、3着激戦)
(直線:逃げ込むリラヴァティ(松山)、赤帽ヌーヴォレコルテ(岩田)が内ラチから脚を伸ばす)
「WIN5ー④」阪神11R ローズS(秋華賞TR、GⅡ、3歳OP牝馬、芝1,800m)結果
1着◎(6)ヌーヴォレコルテ(岩田康、斎藤誠、Hクライ、差し、GⅠオークス1着)2番人気(33秒6)
2着・(3)タガノエトワール(小牧太、松田博、Kカメハメハ、差し、未勝利1着)15番人気(3F33秒3)
3着・(16)リラヴァティ (松山弘、石坂正、Zロブロイ、先行、1000下4着)9番人気(3F34秒6)
(以上3着まで秋華賞に優先出走権獲得馬)
4着△1(13)ブランネージュ(秋山真、藤岡健、Sクリスエス、先行、GⅠ-5着)6番人気
5着注(1)ヒルノマテーラ (田中勝、昆貢、Mカフェ、先行、前走1000下2着)4番人気
6着▲(14)レッドリヴェール(福永祐、須貝尚、Sゴールド、追込、GⅠ-12着)1番人気
9着〇(11)サングレアル (戸崎圭、松田博、Zロブロイ、差し、GⅠ-7着)3番人気
15着△2(5)アドマイヤシーマ(藤岡康、友道康、Dインパクト、差し、1000下4着)5番人気
タイム1:46.0(4F46.2-3F34.2-22.8-1F11.7)
単勝250円、馬連21,060円、馬単28,160円、3連複172,890円、3連単759,650円
予想評定 C評価(50点):頭は当然の1着も、2・3着が超伏兵馬が絡み、見逃しで完敗です。
新潟10R レインボーS:超穴馬ネオブラックダイヤ(横山典)が軽快に逃げ切り激走
ファントムライト(三浦皇)の鋭い差し脚に期待するも2着
2桁着順を繰り返していた伏兵馬ネオブラックダイヤ(横山典)が超一変、果敢に先行し、長い直線も大きく抜け出し、そのまま先頭を譲らず軽快に「3馬身1/2」も突き放し逃げ切る快勝劇に、仰天の大穴決着、追込馬が逃げ馬より末脚が劣っては、到底前に届く筈はありませんです。
勝利した横山典弘騎手は「29年騎手やってるけど単勝万馬券は初めて!」とファンよりも驚く事態、そしてこの馬からの馬券が、2着に1番人気が絡むも、全てが万馬券の大穴決着、穴党には大満足の一戦になりましたが、果たして貴方はその恩恵を受けたのか如何に・・?
2着は大きく離されたが、馬群が纏まって入線、大混戦から僅かに「アタマ差」で先着を果たした我が本命ファントムライト(三浦皇)が届いたのですが、前の馬は「必ずバテる」と読んだのが誤り、追い駆けず待機策が仇に、追い出し遅れが最大のミスなのですが、末脚の差は可なりあり、勝てない状態でした。
「WIN5ー③」新潟10R レインボーS(3歳以上1,600万下、芝2,000m)結果
1着・(1)ネオブラックダイヤ(横山典、鹿戸雄、Zロブロイ、差し、1600下12着)10番人気(33.6)
2着◎(4)ファントムライト(三浦皇、藤原英、Oハウス、差し、前走1600下2着)1番人気(33.8)
3着〇(3)マイネルディーン(柴田大、鹿戸雄、Dインザダーク、差し、1000下1着)4番人気(34.0)
4着△1(5)ブリッジクライム(柴田善、鈴木康、Zロブロイ、追込、1600下2着)3番人気
7着△2(10)ミエノキセキ (川田将、古賀慎、フジキセキ、差し、1000下1着)2番人気
9着▲(11)リベリタス (エスポジ、角居勝、Dインパクト、先行、1600下2着)5番人気
タイム1:59.6 単勝13,800円、馬連12,760円、馬単43,550円、3連複27,940円、3連単319,670円
阪神10R 仲秋S:ニシノビークイック(岩崎翼)が早めに抜け出し押し切る殊勲
アイムヒアー(川島信)が大きく引き離して大逃げ、離れた2・3番手に先行はウインスプラッシュ(松山弘)、アンヴァルト(高倉陵)で直線、4番手で競馬したニシノビークイック(岩崎翼)が、アイムヒアーを交わし一気に先頭を奪って押し切り1着、内ラチ沿いからリヴェレンテ(岩田康)が猛追して来て先頭に並ぶも、僅かに届かず2着、大逃げしたアイムヒアー(川島信)が3着に残して決着した。
「WIN5ー②」阪神10R 仲秋S(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝1,400m)結果
1着・(1)ニシノビークイック(岩崎翼、河内、デュランダル、差し、1600下5着)5番人気(34秒7)
2着△2(2)リヴェレンテ(岩田康、浅見秀、Kカメハメハ、先行、1600下18着)4番人気(34秒4)
3着・(8)アイムヒアー(川島信、荒川義、Pエンド、逃げ、1600下11着)7番人気(3F35秒8)
5着△1(10)ダローネガ (戸崎圭、佐々木昌、Dメジャー、差し、1600下7着)3番人気
8着〇(4)アドマイヤドバイ(福永祐、橋田満、Aムーン、先行、1600下9着)1番人気
9着◎(6)エアジェルブロア(武豊、笹田和、Dメジャー、先行、1000下7着)2番人気(35.7)
タイム1:20.9 単勝1,220円、馬連3,850円、馬単8,650円、3連複22,520円、3連単124,180円
新潟 9R 咲花特別:断然のソーラミラキュラス(柴山雄)が差し返して勝利
アクションバイオ(国分優)が先行する5番手で競馬した、我が期待の本命ソーラミラキュラス(柴山雄)が直線を向いて、内ラチから抜け出したところに、馬場中央からマルケス(北村宏)が馬体を併せるまで並んで、末脚と勢いからソーラミラキュラスを交わせる体勢かに見えたが、内から二の足を伸ばしソーラミラキュラス(柴山雄)が「クビ差」盛り返して競り勝って人気に応え、「WIN5」の第一関門を無事通過し安堵した。
3着には、伏兵(10番人気)クラーロデルナ(横山典)が、後方から外で追込が届いて中穴決着でした。
「WIN5ー①」新潟 9R 咲花特別(3歳以上1,000万下、ダート1,800m)結果
1着◎(3)ソーラミラキュラス(柴山雄、鹿戸雄、フジキセキ、先行、500下1着)1番人気(37.2)
2着▲(9)マルケス (北村宏、吉田直、Hクライ、差し、1000下6着)8番人気(3F37秒1)
3着・(10)クラーロデルナ(横山典、杉浦宏、Nユニヴァース、追込、1000下3着)10番人気(36.9)
4着△2(15)サンライズウェイ(三浦皇、羽月友、Gアリュール、差し、1600下6着)3番人気
着〇(11)スノーモンキー (丸山元、相沢郁、Fエフ、先行、1000下2着)番人気
着△1(13)ゴールドシェンロン(大野拓、清水英、Sヒーロー、逃げ、500下1着)番人気
タイム1:15.6 単勝260円、馬連2,650円、馬単3,590円、3連複19,060円、3連単63,420円
「WIN5」挑戦の道:今週2重賞は「頭が固い鉄板」、他Rは手広く流せるが的中はひとつなのだ。
予想①◎3-②◎6〇4-③◎4〇3-④◎6-⑤◎5=4とおり
結果①◎3-②(・1)-③(・1)-④◎6-⑤◎6=「的中125票」払戻4,788,030円
「1-5-10-2-1」番人気で決着、スタートを上手く決めたが直ぐに2連敗、後半は固く決着も大外れなり。4点買いでは的中させるのは無理でも被害は最少限が救い、それにしても的中が125票もあっては、素晴らしいファンの推察力に脱帽です。
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