6/01/2015

東京 安田記念:ヴァンセンヌ(福永)末脚VS.ミッキーアイル(浜中)先行力

 競馬の祭典「ダービー」が終了して一段落ですが、今週から京都は阪神競馬に開催替り、そして夏仕様に切替(本賞金格付けが半額に改正)、早くも2歳新馬戦がスタートして、(3歳未勝利戦以外の)3歳限定戦は終了、古馬陣との混合戦になる。
 特に条件戦は(外れの言い訳でないが)暫く力量比較がとても難しい展開が続くことになるが、例年通りの傾向なら、クラスが下がる降格馬よりは、若駒3歳馬の勢いが強いと見なします。

 また季節も空模様も梅雨入り突入状態、降雨週間では馬場が確実に重くなりそうで、先行馬の粘り込みが俄然多くなるし有利に、我が末脚発揮の差し脚派は、馬場に脚を封じられ、益々苦戦する週末になって来るし、果たして今週の馬場傾向と期待馬の末脚の方は如何になるのか?

*東京11R マイルG1「安田記念」展望:
 大混戦に思えるマイル戦、3歳クラシック戦線で、惜しくも勝利を逃がした騎手が多数いては、挽回のチャンスは僅かに成って来たが、その騎手に一発狙い目を期待するのは当然でも、沢山居過ぎるため、困惑している。
 関西の福永祐、岩田康、川田将、武豊騎手の面々、そして蛯名正、内田博騎手などが競り合って激戦、加えてCルメール騎手も、Mデムーロの一人舞台には負けられないと虎視眈々なのです。

 果たして今週の安田記念は如何に!・・我が本命候補は、ダービー制覇で沸く堀宣行厩舎の勢いで今週も東京馬場をジャックしそうで、その一角、素晴らしい末脚で、勢いが一番あるモーリス(川田将)に魅力があるが、東京戦(左回り)に不安が大あり、そして賞金額では最低の駆け出しクラス(2150万円)でも結構人気を得て、馬券の中心馬に推される見たいです。
 でも我が本命には、松永幹夫厩舎期待の「ヴァンセンヌ(福永祐)」に切り替えた。4連勝した後、休養明け初戦の前走、際どく末脚発揮も「アタマ差」届かず(千四)2着は無念でしたが、初めて東京馬場で「32秒7」の高速で駆け抜けた末脚はとても立派で、一線級のOP馬でも坂があるコースで滅多に記録出来ない末脚ですが、末脚派は馬場が悪化すれば、この展開は消滅し困りますが、この場合は本命を消して、ダイワマッジョーレ、ミッキーアイルなどの重馬場の実績馬が台頭してくるので要注意だ。

 そして良馬場での相手は(大長考して)やはりミッキーアイル(浜中俊)の先行力が魅力、その二枚腰がある馬は、2着以上が期待できる。
 3番手は多数挙げるが、ここまで何度も、そして十分待機したG1勝利のダノンシャーク(岩田康)が久々の出走で真価を問われる。
 そしてレッドアリオン(川須)が2連勝して絶好調の末脚などが有望になる。

 要注意馬は、レーテング(118)の第一位に君臨する「リアルインパクト(内田)」、豪州G1戦に初遠征して1着、2着と好成績を挙げて来て、本調子で復活の兆し十分に思え、帰国後に間がないが、3歳時に安田記念を(公営大井籍)戸崎圭太騎手が、JRAのG1戦に初参戦し、際どく勝利を挙げた実績馬なので、4年振りの安田記念制覇を狙っている。
 (5/16 G2京王杯SC:1着サクラゴスペル、2着15ヴァンセンヌ、4着10ブレイズアトレイユ)
(3/29 中京G1高松宮記念:1着エアロヴェロシティ、3着16ミッキーアイル(浜中俊))
11/23 京都G1マイルC:1着8ダノンシャーク(岩田)、2着内フェイロ)
4/26 京都G2マイラーズC:1着レッドアリオン(川須栄))
 (4/5 G3ダービー卿:1着モーリス(戸崎圭))

[WIN5-5]*東京11R 安田記念(G1、3歳以上OP、芝1600m、1着賞金1億円)レーテング
馬番(レーテング)馬名、性歳(騎手、厩舎、産駒、脚質、前走戦績(馬場、格、レース名、着順))
1(112)*サンライズメジャー牡6(池添謙、浜田多、Dメジャー、先行、京都G2マイラーズC2着)
2(117)▲ダノンシャーク 牡7(岩田康、大久保龍、Dインパクト、差し、阪神G3阪急杯5着)
3(112)注2ダイワマッジョーレ牡6(Mデムーロ、矢作、Dメジャー、差、東京G2京王杯SC10着)
(111) *メイショウマンボ牝5(武幸、飯田祐、Sマンボ、先行、東京G1ヴィクトリアN17着)

5(116)〇ミッキーアイル牡4(浜中俊、音無秀、Dインパクト、先行、中京G1高松宮記念3着)
6(111)△2モーリス   牡4(川田将、堀宣行、Sヒーロー、差し、中山G3ダービー卿C1着)
7(111)*サクラゴスペル 牡7(横山典、尾関知、Sプレジデント、逃げ、東京G2京王杯SC1着)
8(113)△1レッドアリオン牡5(川須栄、橋口弘、Aタキオン、先行、京都G2マイラーズC1着)

9(118)注1リアルインパクト牡7(内田博、堀宣行、Dインパクト、先、豪州G1ドンカスター2着)
10(116)△3フェイロ   牡6(戸崎圭、藤原英、Dインパクト、先行、京都G2マイラーズC3着)
11(109) *ブレイズアトレイル牡6(Cルメール、藤岡健、Dメジャー、差し、東京G2京王杯SC4着)
12(113)*クラレント  牡6(田辺裕、橋口弘、Dインザダーク、先行、京都G2マイラーズ10着)

13(110)◎ヴァンセンヌ 牡6(福永祐、松永幹、Dインパクト、先行、東京G2京王杯SC2着)
14(107)*サトノギャラント牡6(柴山雄、藤沢和、Sクリスエス、差し、新潟OP谷川岳1着)
15(111)*ケイアイエレガント 牝6(吉田豊、尾形、Kカメハメハ、逃、東京G1ヴィクトリアM2着) 
16(110)*カレンブラックヒル 牡6(武豊、平田修、Dメジャー、先行、阪神G2産経大阪杯8着)
17(111)*エキストラエンド 牡6(蛯名正、角居勝、Dインパクト、差し、京都G2マイラーズC4着)

*阪神11R 垂水S:マテンロウボス(四位洋)の先行力に期待
 小頭数で勝負レースですが、実力拮抗で大混戦なので無念だ。重馬場でも良でも得意な先行馬マテンロウボス(四位洋)を抜擢、前走全く折り合いを欠きシンガリに大敗した馬でも、末脚は「33秒7」で走り、今までよりは距離短縮になるが、早めに追い上げで初距離を克服し抜け出せる。
 相手も逃げ馬レインフォール(太宰)と、ラングレー(未定)の対決になる。
前々走4/12OPハンブルグC:1着サトノシュレン、4着マテンロウボス(四位))

[WIN5-4] *阪神11R 垂水S(3歳以上1600万下、芝1800m、1着賞金1820万円)展望
◎(8)マテンロウボス 牡4(四位洋、昆貢、Kカメハメハ、先行、新潟G3新潟大賞典16着)
〇(4)レインフォール 牡6(太宰啓、本田優、Dメジャー、逃げ、京都1000下六波羅S1着)
▲(6)ラングレー   牡4(藤岡佑、矢作芳、Dインパクト、先行、新潟G3新潟大賞典5着)
△1(9)ミヤジタイガ  牡5(和田竜、岩元市、Nユニヴァース、先行、京都1600下下鴨S4着)
△2(11)リヤンドファミユ牡5(松山弘、池江寿、Sゴールド、差し、阪神1600下但馬S11着)
 
*東京10R 由比ヶ浜特別:マリオーロ(戸崎圭)の差し脚に期待
 このクラスの予想は可なり難しい対戦、不調同士が沢山揃って、頭を抱える展開で、不調ならそのまま不調で居るなら、予想はとても簡単になりますが、でもイキナリ快走する馬が出現すれば、即大穴馬券に突入レースになる。
 それでも、ここは古馬陣を引き離して、3歳馬の2騎だけが、ようやく強豪が抜けた後に、順当に先着出来た存在に思えるが、未だ3歳馬で確実性がなく、一旦は古馬の壁に突き当たり一時停止の場面もありうるが、強いて選定では、マリオーロ(戸崎)の末脚(33秒1)は、ここでは断然かも。

 相手はアイライン(吉田豊)に注目する。公営(ダート戦)出身の先行馬が、芝で大変身を見せて、後方待機策で鋭く差して来る脚質変更し、成果を挙げて来て、この2騎と一騎打ちになる。
 3番手以降は、前記の通り、大敗組が多数で全く安定性が無く、不安定な走りを繰り返すメンバーの中から、エクスクライムに期待して見る。
 マイネルディアベル(柴田大)は、2連続大敗が続いたが、今まで賞金を多く稼いでいるから押さえて見る価値があるかもで印を付けるも、多くを期待してはいけない。
[WIN5-3] *東京10R由比ヶ浜特別(3歳以上1000万下、ハンデ、芝1400m、1着500万円)展望
◎(9)マリオーロ   牡3(戸崎圭、斎藤誠、Dメジャー、差し、東京500下1着)
〇(1)アイライン    牝3(吉田豊、高橋裕、Rゲレイロ、差し、東京500下春菜S1着)
▲(14)エクスクライム 牝6(内田博、牧浦充、Hクライ、追込、新潟500下五泉S1着)
△1(13)キネオピューマ 牡6(Cルメール、清水久、Aムーン、差し、東京1000下秋川特別6着)
△2(5)マイネルディアベル牡4(柴田大、大和田、Nライト、先行、新潟OP谷川岳16着)

 *阪神10R 加古川特別:安定した先行力のフォローハート(岩崎翼)が本命
 フォローハート(岩崎)の先行力で(条件戦)2連勝のあと休養、その初戦も再度同じ1000万下の条件戦なら、期待十分で本命だ。
 相手は、メイショウスミトモ(古川)にする。成績に可なり大波小波のムラがある馬、失速危険もあるが、一発大駆けの方に懸けて、危険度はいつも付き物で、強さの魅力に期待し、頭まで届けば美味しい馬券になる。更に先行力のタガノクレイオスも、前走大敗組でも逃げ脚は確にある。
[WIN5-2] *阪神10R 加古川特別(3歳以上1000万下、ダート1800m、1着賞金1500万円)展望
◎(9)フォローハート 牝4(岩崎翼、河内洋、Sペガサス、先行、阪神1000下1着)
〇(6)メイショウスミトモ 牡4(古川吉、南井克、Gアリュール、差し、中山1600下韓国馬事7着)
▲(5)タガノクレイオス  牡3(菱田裕、加用正、Wマズル、先行、東京OP青竜S10着)
△1(1)フミノメモリー   牡5(幸英明、西浦勝、Lキッド、差し、京都1000下9着)
△2(3)サンライズワールド せん5(松山弘、石坂正、Sペガサス、先行、京都1000下4着)

*東京9R ホンコンJCT:サーストンコラルド(武豊)の馬力に期待
 このクラスも遂に「WIN5」対象レースになるとは・・、でも中心馬はサーストンコラルド(武豊)で固そうなので良かったが、末脚勝負だけならショウナンバッハの「33秒7」が優っているが、走破タイムで勝負が決まるもので、馬場が渋ると先行馬が有利になるので、当日まで判断を待った方が確実ですが、仮定で、サーストンコラルド(武豊)の頑張りに期待して本命にする。色々な馬場で参戦し、ようやく東京戦で差して2つ目を勝利を挙げたが、再度このクラスに降格して再戦に成る。
 
 相手は、ゲットアテープ(未定)に期待、前走大敗後に休養し今回はその初戦、イキナリ勝負に期待はどうかに不安があるが、1回毎に走る性格なら、今回がチャンスと見ただけで、大敗もある危険な対抗馬だ。追込派のショウナンバッハ先着するのに期待した方が良いかも。
[WIN5-1] *東京9R ホンコンJCT(3歳以上500万下、芝2000m、1着賞金1050万円)展望
◎(6)サーストンコラルド 牡4(武豊、戸田博、Kカメハメハ、先行、東京500下1着) 
〇(2)ゲットアテープ   牡4(Cルメール、安田隆、Dインパクト、先行、中山1000下富里10着)
▲(9)ショウナンバッハ  牡4(戸崎圭、上原博、Sゴールド、追込、東京1000下6着)
△(4)ギブアンデテイク 牡4(Lオールプレス、二ノ宮、Sゴールド、先行、中山500下14着)
回避 ハッピーベリンダ 牝4(未定、菊沢徳、Aデジタル、差し、東京500下2着)
回避 ジャポニカーラ  牝3(未定、勢司和、Gポケット、追込、中山G3フラワーC6着)

WIN5」挑戦の道:下級クラス前半戦が大いに不安も、沢山流せば必ず的中とは限らない。
予想①◎6-②◎9〇6-③◎9-④◎8〇4-⑤◎13〇5=8通り

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