*新潟11R 新潟記念:逃げ込むマイネルミラノをパッションダンス(デムーロ)が差し切る殊勲
大外枠のアーデント(石川)が大逃げしてレースを引っ張り、離れた2番手にマイネルミラノ(柴田大)、3番手にパッションダンス(Mデムーロ)の展開、直線で馬場中央からマイネルミラノが抜け出し、そのまま押し切る展開に見えたが、2番手に上がったパッションダンスが、直線の半ばで、内コースから追い上げるが馬場が悪化して追い上げるのが苦しいと見て、先行のマイネルミラノの後方で一旦下げ、馬場の良い外に進路を変え、再び追い上げ、届かない「3馬身」もの後方位置と思えた外から、猛追して並んで、そしてGOAL板で馬体を併せて入線、際どく「アタマ差」競り落とし見事な1着、柴田大知騎手は大健闘も、流石の名手Mデムーロ騎手との競り合いになれば、手腕の差は歴然で仕方がないのです。
3着にも、先行した伏兵馬ファントムライト(戸崎圭)が粘り込みして大穴決着、我が期待のアルフレード(柴山雄)は、後方待機し直線末脚勝負するも、馬場が少し渋っては、4着したロンギングダンサーと共に最速の上がり「33秒9」で走っても、前には届かず、7着までが精一杯で無念なり。
「今期重賞勝利7勝のMデムーロ騎手」:JRA通算重賞37勝目
最後はどちらが勝ったかは、分からなかったですが、勝てて、とても嬉しいです。追い切りに騎乗して良いコンデションなのは分かっていた。今日はいいスタートして、いいポデションで競馬出来た。ラストもいい競馬が出来て、新潟コースは(この馬に)合っていると思います。
[WIN5-5]*新潟11R 新潟記念(G3,3歳以上OPハンデ、芝2000m、1着4000万円)結果:小雨・稍重
1着注(3)パッションダンス牡7(Mデムーロ、友道、Dインパクト、先、小倉G3-6着)6番人気(34.3)
2着・(6)マイネルミラノ 牡5(柴田大、相沢郁、Sゴールド、逃げ、函館G38着)9番人気(34.6)
3着・(4)ファントムライト牡6(戸崎圭、藤原英、Oハウス、差し、東京OP16着)13番人気(34.2)
タイム1:58.2 単勝910円、馬連6,810円、馬単12,150円、3連複81,140円、3連単384,550円
予想評定 D評価(10点):1着馬に印で10点も、有力馬が全て失速して大荒れ完敗です。
6着△2(7)ダコール 牡7(小牧太、中竹和、Dインパクト、差、新潟G3-1着)7番人気
7着◎(12)アルフレード 牡6(柴山雄、手塚貴、Sクリスエス、追、福島G3-5着)5番人気(33.9)
9着▲(16)メドウラーク 牡4(田中勝、橋田満、Tギムレット、先、東京1600下1着)3番人気
10着〇(9)マジェスティハーツ牡5(森ー馬、松永昌、Hクライ、差、新潟G3-2着)2番人気
15着△3(17)アヴニーマルシェ牡3(北村宏、藤沢和、Dインパクト、差、東京G1-4着)4番人気
16着△1(10)ミュゼスタン 牡3(柴田善、大江原哲、Kカメハメハ、差、東京G1-6着)17番人気
*小倉11R 小倉2歳S:期待に応えシュウジ(岩田康)が破竹の3連勝を飾る
期待のシュウジ(岩田康)は、スタートではやや出負けの感じも、直ぐに内ラチから中団まで駆け上がり、3角では4番手まで上がりて、4角で一気に加速し2番手、直線を外コースに鋭く進路を獲った速さは、まるでドゥラメンテの再来かも・・、と見間違うほどの素晴らしさ、ここから一気に抜け出し、後続馬を振り切って、勝利を確信してか、GOALする前から追うのを辞めて、岩田康誠騎手が左拳でガッツポーズしながら入線しては、後でJRAからキツイ「おとがめ」があるかもで、私にその理由を聞かれても知らないヨ・・・・の圧勝劇で、破竹の3連勝を飾り、クラシック級が出現した。
・アタマが固い決着なら、相手は薄めになるのが通例ですが、今回もその例になるとは・・、離れた2・3着争いは、内ラチでレッドカーペット(ルメール)が粘り込むも、外からレッドラウダ(松若)とサイモンゼーレ(幸英明)の競り合いで、馬体を併せてGOALも、寸前で外からサイモンゼールが「クビ差」競り勝った。
「今期重賞13勝の岩田康騎手」:JRA通算重賞83勝目
初めて乗りましたが、凄く落ち着いていて、いい馬だなと思いました。どこからも競馬が出来ますし、4コーナーで、外に持ち出したが、強い競馬でした。パワーがあって、スピードも瞬発力もあって、これからも、大きなレースを狙って行ける馬だと思っていますし、楽しみです。
橋口弘調教師:これで賞金も加算が出来て、これからは「朝日杯」を目標に仕上げて行きたいです。
[WIN5-4] *小倉11R 小倉2歳S(G3、3歳OP、芝1200m、1着賞金3000万円)結果:小雨・稍重
1着◎(3)シュウジ 牡2(岩田康、橋口、Kキセキ、先、中京OP1着)1番人気(34.8)
2着・(13)サイモンゼール牡2(幸英明、梅田、Kキセキ、逃、小倉未勝利1着)7番人気(35.0)
3着・(4)レッドラウダ 牡2(松若風、音無、Dメジャー、逃、小倉未勝利1着)6番人気(35.3)
タイム1:08.9 単勝150円、馬連1,590円、馬単1,910円、3連複5,600円、3連単16,700円
予想評定 C評価(50点):本命1着で50点も、2・3番手を当てるのも競馬で、外しては残念なり。
4着△1(6)レッドカーペット牡2(ルメール、高野、Dシャンティ、先、中京未勝利1着)2番人気
5着〇(8)コウエイテンマ牡2(和田竜、川村、Kドライヴ、差し、小倉OP1着)3番人気
7着▲(1)オフクヒメ 牝2(中谷雄、松下、Kキセキ、逃げ、小倉OP2着)10番人気
11着△2(14)ジュンゲル 牡2(浜中俊、藤原、Kキセキ、差し、小倉新馬1着)4番人気
*札幌11R 丹頂S:久々2年振りヒラボクディープ(池添謙)が快勝
先行して4角で先頭に立ったタマモベストプレイ(津村)が抜け出したが、2番手からアドマイヤフライト(福永祐)が並んで、更に中団からヒラボクディープ(池添謙)が、先団を纏めて交わし去って「3馬身1/2」も突き放し快勝、3歳時に「青葉賞」を勝利して以来、久々2年振りの4勝目で美酒になった。そして我が4騎厳選の久々「逆さピラミッド:△〇◎」で決着し、万馬券になってしまった。
[WIN5-3] *札幌11R 丹頂S(3歳以上OP、ハンデ、芝2600m、1着賞金2300万円)結果:良
1着△1(3)ヒラボクディープ牡5(池添謙、国枝、Dインパクト、差、札幌OP6着)5番人気(35.7)
2着〇(10)アドマイヤフライト牡6(福永祐、橋田、Mカフェ、先、札幌OP5着)3番人気(36.4)
3着◎(6)タマモベストプレイ牡5(津村明、南井、フジキセキ、先、札幌OP2着)1番人気(37.0)
タイム2:41.8 単勝1,080円、馬連2,880円、馬単6,700円、3連複1,980円、3連単17,810円
5着△2(11)ペランススペカ 牡5(藤岡康、松永昌、Bタイド、先、阪神1600下1着)9番人気
*新潟10R 飯豊特別:ヤサカオディール(的場勇)が逃げ切り勝利
4角で先頭を奪って、長い直線を逃げ込んだヤサカオディール(的場勇)が、我が期待に応えて逃げ切り勝利、意外にも人気薄の伏兵馬でしたね。
中団から内コースで追い上げてきたヤマニンマンドール(戸崎)、ヒルノケアンズ(柴田善)の2騎に「クビ、クビ差」まで迫られるも、辛くも外で押し切って嬉しい勝利、的場勇人騎手は久々「5/16振り」の今期3勝目では不満足、偉大な父「的場均」調教師を超えられる日はいつなのか、福永祐一騎手は父に並ぶまでに成長して来たが、こちらはとても厳しい現実と苦戦が続く中での快勝でした。
[WIN5-2] *新潟10R 飯豊特別(3歳以上1000下、芝1200m、1着賞金1500万円)結果:雨・稍重
1着◎(3)ヤサカオディール牝6(的場勇、水野、Mボーラー、差、福島1000下4着)4番人気(34.5)
2着△2(11)ヤマニンマンドール牡3(戸崎圭、浅見、Sホーム、差、京都OP12着)2番人気(33.5)
3着△1(4)エリーティアラ 牝3(江田照、武市、Kホーム、逃、福島500下1着)5番人気(33.9)
タイム1:09.1 単勝920円、馬連1,920円、馬単5,440円、3連複5,580円、3連単44,280円
5着▲(10)スカイキューティー牝5(北村宏、斎藤誠、Sウィーク、差、福島500下1着)6番人気
8着〇(1)リアルヴィーナス 牝4(秋山真、安達、Nユニヴァース、差、小倉1000下2着)1番人気
*小倉10R 西日本スポーツ杯:ミッキーシーガル(川田将)が逃げ切り勝利
降雨で馬場が悪化しては、逃げるが勝ちの展開で、差し脚の馬は苦戦、スタート決めて、積極果敢に先頭で走り込んだミッキーシーガル(川田将)が、直線も脚色衰えず、6番手先行し直線一気に追い上げて来たスーザンジョイ(和田竜)と、3枠2騎の叩き合いするも、先に抜け出し効果で「アタマ差」凌いで振り切り、嬉しい1着GOALでした。
3番手は、中団待機から脚を伸ばしたメイショウウタゲ(武幸)でしたが、前の馬に「4馬身」も突き放されては残念、でももっと残念なのは、我が期待の本命エーシンエボナ(Cルメール)が、更に良いところがなく、中団のままでは、期待外れでこちらが一番寂しい結果なのです。
[WIN5-1]*小倉10R 西日本スポ杯(3歳以上1000下、ダ1700m、1着1500万円)結果:小雨・不良
1着・(6)ミッキーシーガル牡3(川田将、池江、Nユニヴァース、先、東京G3-9着)6番人気(36.6)
2着〇(5)スーサンジョイ 牡3(和田竜、岩元、Eメーカー、逃、小倉500下1着)3番人気(36.2)
3着・(1)メイショウウタゲ牡4(武幸、安達昭、Pエンド、差、小倉1000下1着)1番人気(36.1)
タイム1:41.9 単勝1,200円、馬連3,970円、馬単8,130円、3単複5,380円、3連単41,800円
4着△(11)オウケンゴールド 牡4(松若風、音無、Wラッシュ、逃、小倉500下1着)5番人気
7着▲(12)ヒデノインペリアル牡3(幸英明、梅田、Bプラン、先、京都500下1着)4番人気
12着◎(15)エーシンエポナ 牝5(Cルメール、沖芳、カーリン、先、小倉1000下3着)2番人気(37.5)
「WIN5」挑戦の道:期待した馬が先着果たせば嬉しいが、どこかで無印組がドカンなら大荒れ。
予想①◎15〇5ー②◎3〇1ー③◎6〇10ー④◎3〇8ー⑤◎12〇9=32通り
結果①(・6)-②◎3-③(△3)-④◎3-⑤(注3)=「的中174票」払戻2,365,800円
「6-4-5-1-6」人気で決着、最初から外し全て藻屑、ところどころで来ても完敗です。
*記録フラッシュ:
▽夏競馬のリーディングJK結果
<札幌競馬リーディングジョッキー順位>
1位 福永 祐一騎手 (19勝、2着17回、3着10回)
2位 C.ルメール騎手 (14勝、2着13回、3着9回)
3位 三浦 皇成騎手 (13勝、2着15回、3着4回)
・調教師部門*高橋祥泰4勝
<小倉競馬リーディングジョッキー順位>
1位 川田 将雅騎手 (16勝、2着18回、3着10回)
2位 浜中 俊騎手 (15勝、2着11回、3着11回)
3位 松山 弘平騎手 (13勝、2着13回、3着4回)
・調教師部門*橋口弘次郎6勝
<新潟競馬リーディングジョッキー順位>
1位 M.デムーロ騎手(17勝、2着15回、3着6回) :副賞コシヒカリ1俵にニッコリ
2位 戸崎 圭太騎手 (11勝、2着13回、3着13回)
3位 北村 宏司騎手 (10勝、2着10回、3着9回)
・調教師部門*藤沢和雄*8勝
*初参戦した新潟競馬でM.デムーロ騎手が「リーディングJK」
: 大勢の方のサポートがあってこの結果を迎えることができました。本当に皆さんに感謝しています。新潟競馬場は大好きな競馬場です。毎回、最後の直線でたくさんの声援が聞こえて来てとても嬉しかったです
*小倉競馬で川田将雅騎手が「リーディングJK」
: 2着の方が多かったですし、求められる仕事が出来ないまま最終週まで来てしまったので、非常にふがいなく思いますが、チャンスのある馬に数多く乗せていただいたことに感謝しています。
先週、同期の藤岡佑介騎手が怪我をしてしまいましたので、今週はなんとか無事に夏競馬を締めくくりたいという思いで、スタートしましたが騎乗馬に恵まれていい結果を残せて「ほっと」しています。秋競馬は大きなレースがたくさん始まりますので、夏競馬の楽しみをそのまま引き継いで、年末まで楽しんで頂きたいと思っていますし、騎手もその期待に応えられる競馬ができればと思っているので、競馬場に足を運んでいただければと思います。
*札幌競馬で福永祐一騎手が2年連続「リーディングJK」
: いい馬に乗せて貰っていますし、取りこぼしもあり、決して満足出来るものではないですが、一定の数字が出たのは良かったです。今年は1,800勝も達成出来ましたし、1,900勝、2,000勝もこの地で達成したいです。札幌競馬場はお客様も多いですし、お客様との距離感が近いですし、声援も暖かいですし、空気も綺麗ですし、食べ物もおいしいですし、いい馬にも乗せてもらっていますし、僕にとって最高の競馬場で言うことがないです。来年もまた来たいと思います。 現状に満足することなく、より高みを目指して、騎手仲間みんなで切磋琢磨して競馬をより盛り上げたいと思いますので、今後も応援よろしくお願いします。
▽藤田伸二騎手が突然の引退!
藤田伸二騎手(1972年2月生まれ43歳)が、札幌競馬に参戦していたが、「9/6」突然にJRAへ騎手免許取消し申請を提出、受理され「引退(9/7付)」が決まった。
JRA規定では、1,000勝以上達成騎手は、本人が希望すれば、競馬開催中の馬場でファンを前にして「引退式」が出来るが、本人は希望しなかったため、慌ただしく即時の引退になって、記者会見などもなく、最後の男気と「胸の内」は聞けず仕舞になった。
彼の得意の騎乗戦法は、「先行逃げ切り」で、トランセンドなどが自分の個性に合致した馬なので、大活躍出来たのがそのー例になる。
最近のレースでは、(以前居酒屋で傷害事件を起こし)3ケ月もの騎乗停止制裁があったが、以降は有力馬への騎乗依頼が途ざえて、重賞勝利も、勝利も急降下、そしてJRAが導入した「エージェント制(騎乗馬仲介者)」になって更に、有力馬が有力騎手に集中して来たことで、「レースが始まる前から、勝利馬と勝利騎手は決まっている・・」と嘆き、闘志を燃やすも、疲れ切ったようだ。
この制度の良いところは、トップ騎手には(騎乗馬探しの苦労が少なくなり)とても良い制度でも、多くの弊害は、中堅騎手以下には、とても辛い制度、そしてJRAの様変わりに、自分の騎手生命に大きなダメージが・・と、悩んでいた様子、そして男の決断で、キッパリ騎手だけでなく、JRAと完全決別の大胆な戦法を(最後の決め手として)駆使するとは・・、全て競馬に関することに終止符を打った「逆襲の一発大駆け(雀刺し)」の、彼らしい戦法に打って出たようで、唯々唖然成りです。
他人には、突然の事に思われるが、親しい仲間には事前に決意を話していた様で、騎手仲間の皆が唯々驚きが伝わった。これから、どんな目標に突き進むのかは、全くの予測不明も、家族で北海道に拠点を移し、生活しているので、ここでゆっくり静養し「ニュー藤田」に備えるとしている。
小倉参戦中の「武豊騎手」も、事前に相談はあったが、後輩の騎手が本当に突然引退決断をしたので、とても困惑し「色々なことで(とても)個性の強い騎手です」と評していた。
(2011天皇賞・春G1:1着快勝 ヒルノダムール(藤田伸二騎手、7番人気))
(2011ジャパンCダートG1:1着圧勝 トランセンド(藤田伸二騎手、断然1番人気))
▽藤田伸二騎手の軌跡(騎乗戦績*通算25年間)
・初騎乗:1991年3月2日、7着
・今期勝利数:18勝(騎乗数314回、勝率5.7%)
・JRA通算勝利数:騎乗数15,271回、1,918勝(勝率12.6%)
・重賞勝利:93勝(内G1勝利7勝:1996ダービー*Fコンコルド、1997有馬記念*Sジャスティスなど)
・最後のG1勝利:2011年JCダート(トランセンド)
・最後の勝利:札幌8/29(第2R*1着)
・最後の騎乗:札幌9/6(第7R:イキオイ10着)
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