師走競馬の土曜はG2重賞2鞍、中京で「金鯱賞」、そして中山で「ステイヤーS」の2本立て、結構忙しない、そして大荒れのラスト4週開催がスタートする。
そして肝心な騎手、調教師部門でのリーデング争いは、いつも関西勢の圧勝劇で「六甲ミネラルウォーター」が、スタッフの知能と騎手、馬に良い影響があるのかもと考えても、それに対し関東勢は枕を並べて低迷し、巻き返せる余力はなく寂しい限り、師走競馬を、どのように戦う計画ですか?と問いたいのです。
騎手部門では、年間100勝達成出来そうな騎手は、関西は川田将騎手までの7名、関東はナント戸崎圭太騎手の唯一人、そして調教師部門でも、年間40勝達成出来そうな方は、現在35勝の安田隆師までの関西6名、関東は堀師が唯一人、巨匠と崇められる藤沢和雄師は、現在28勝で揉がいて大苦戦中の異変で、西高東低の冬型気圧配置と全く同じ、「美浦組は奮起せよ!」と気合を入れて置きます。
*中京11R 金鯱賞:デザイファ(四位洋)の先行抜け出しに期待
デザイファ(四位洋)に期待を懸ける。前走は初の58斤量が堪えて、得意の末脚を欠き8着に終わったが、一番稼いでいるため、今度の斤量はトップの57kgですが、いつもの慣れた斤量なら、3月の中日新聞杯で勝利したゲンのあるコースなら、その力を十分に発揮できると期待した。
相手は、3歳馬のダービーTR(青葉賞)1着の実力馬、レーヴミストラル(川田将)の末脚が脅威、ダービー参戦には強行軍で突き進むも、やはり肝心のG1本番で、疲れが祟り9着失速、休養明けの前走「アルゼンチン共和国杯」で、中々の鋭い末脚を見せて、叩き2戦目の上り目で、走り切れる。
3番手に多数、パッションダンス、ベルーフ、ミトラの3騎に期待するも、特注意馬はクラレント(田辺裕)、前走は「マイル戦の差し馬」が、不可解な逃げ戦法で、GOAL前では一杯になるのは当然、1枠から混雑を嫌って、先行策に出たようですが、G1戦ではそんなには甘くない一戦、今度は最後方待機から直線の上がりの競馬(マイル戦に持ち込む)末脚勝負に懸けるなら、決して侮れない相手になる。
(10/11東京G2毎日杯:1着エイシンヒカリ、2着4ディザイファ(四位洋))
(11/8東京G2アルゼンチン共和国杯:1着外ゴールドアクター、3着18レーヴミストラル(川田))
土曜*中京11R 金鯱賞(G2、3歳以上OP、芝2000m、1着賞金6000万円)展望
◎(1)デザイファ 牡6(57四位洋、小島太、Dインパクト、先行、東京G1天皇賞秋8着)
〇(5)レーヴミストラル牡3(56川田将、松田博、Kカメハメハ、差し、東京G2アルゼンチン3着)
▲(9)パッションダンス牡7(56Mデムーロ、友道康、Dインパクト、先行、新潟G3新潟記念1着)
△1(8)ベルーフ 牡3(55岩田康、池江寿、Hジャー、差し、京都G1菊花賞6着)
△2(10)ミトラ せん7(56柴山雄、萩原清、Sクリスエス、先行、福島G3福島記念2着)
△3(2)サトノノブレス牡5(56和田竜、池江寿、Dインパクト、先行、東京G2アルゼンチン4着)
特注(12)クラレント 牡6(56田辺裕、橋口弘、Dインザダーク、差し、東京G1天皇賞秋6着)
*中京10R 寒椿賞:ヴェンジェンスVS.コウエイエンブレム
多数出走登録するも、特に目立って抜けた(強い)馬が不在の大混戦、新馬戦で大きく突き放す圧勝した牡馬2騎に注目、ヴェンジェンス(幸英明)、そしてコウエイエンブレム(未定)、ケイティブレイブの先行抜け出し派の対決になると想定した。
後のメンバーは、確実に走ってくれるかは、定かではなく、苦しい展開に思え、バラバラ好きなように、意味もなく流して楽しむのが(穴党の)競馬道、2歳500万下のレースは、それでも的中出来ないのです。
土曜*中京10R 寒椿賞(2歳500万下、ダート1400m、1着賞金1000万円)展望
◎(1)ヴェンジェンス 牡2(幸英明、大根田裕、Kドライヴ、先行、東京500下オキザリ3着:37秒4)
回避 コウエイエンブレム牡2(未定、山内研、Sミニスター、先行、京都新馬1着:37秒8)
〇(9)ケイティブレイブ 牡2(中谷雄、目野哲、Aマックス、先行、東京500下プラタナス3着:37秒9)
△1(5)キョウエイギア 牡2(中谷雄、矢作芳、Dスカイ、差し、公営門別G3北街道2歳S4着)
△2(12)ミキノヘラクレス 牡2(太宰啓、南井克、Sローズ、先行、京都新馬1着:37秒3)
*中山11R ステイヤーS:ファルタモルガーナ(戸崎圭)の距離適性を買って本命
中山の内馬場を2周もする3600mの長距離戦、(障害戦を除けば)唯一の最長距離レース、完走馬には、実に美味しい特別「距離手当」が多く付くのが魅力でも、馬も騎手もバテバテで,、酷なレースに変わりはなく、淡々とペース配分して勝利を掴むが、馬を巧く制御する騎手の力量が全て、馬の素質だけでも、勝てないのです。
500万下から鋭い差し脚で3連勝し、一気にOP馬に駆け上がたアルバート(ムーア)に、人気が集中すると思うが、未だ未だOP馬に成り立ての新人、この高い壁を(一発で)乗り越えるは至難の業、その素質十分なら、既に重賞の一つでも勝利している筈で、普通は一回(1着の目を)休みにするのです。
我が本命は「ファルタモルガーナ(戸崎圭)」にする。
昨年のこのレース2着馬、続く東京ダイヤモンドSでも2着し、滅法長距離戦で力を見せた実力を買っての抜擢する。半年振りの実戦でも、1年振りの出走でも、「末脚33秒2」を出す怪力に期待を懸けた。
3番手以降の選抜は難解、大敗続く先輩格の馬が、突然復活走があるかも知れないが、準OP戦で好戦して来たメンバーを、羅列したが確実性はなく、自分に相性がある騎手の腕などを、信じてバラバラ流すべき一戦なのです。
(5/31東京G2目黒記念:1着ヒットザターゲット、2着2トゥインクル(浜中)、3着3ファタモルガーナ(戸崎))
(11/14京都1600下比叡S:1着快勝アルバート(アッゼニ))
土曜*中山11R ステイヤーS(G2、3歳以上OP、芝3600m、1着賞金6000万円)展望
◎(11)ファルタモルガーナせん7(56戸崎圭、荒川義、Dインパクト、先行、東京G2目黒記念3着)
〇(2)アルバート 牡4(56ムーア、堀宣行、Aドン、追込、京都1600下比叡山S1着)
▲(1)トゥインクル 牡4(56三浦皇、牧田和、Sゴールド、差し、京都1600下比叡山S2着)
△1(7)カムフィー 牡6(56横山典、池上和、Dインザダーク、差し、東京1600下ノベンバーS3着)
△2(8)メイショウカドマツ牡6(56蛯名正、藤岡健、Dメジャー、逃げ、東京G2アルゼンチン2着)
*阪神11R 逆瀬川S:イリュミナンス(武豊)の先行抜け出し期待
小頭数では3連単で勝負チャンス、松永幹夫厩舎期待のイリュミナンス(武豊)の頭に懸け勝負だ。
前走の東京重賞では大敗したが、レース度に馬体が減り過ぎて来て、一息入れた今回が爆走のチャンスで、相手は皆「準OP戦」でも抜け出しに手間取っているメンバーに対し、既に重賞戦で好戦しているイリュミナンスは、一枚格上に思える。
相手は、共に1000万下を快勝した2騎、ガリバルディ(ルメール)、ブラックムーン(浜中)を期待した。
土曜*阪神11R 逆瀬川S(3歳以上1600下、芝1800m、1着賞金1820万円)展望
◎(7)イリュミナンス 牝5(武豊、松永幹、Mカフェ、先行、東京G2府中牝馬S16着)
〇(8)ガリバルディ 牡4(Cルメール、藤原英、Dインパクト、先行、京都1000下1着)
▲(1)ブラックムーン 牡3(浜中俊、西浦勝、Aムーン、差し、京都1000下ドンカスタ1着)
△1(4)タイセイアプローズ牡3(松山弘、宮本博、Hクライ、先行、京都1600下八坂S4着)
△2(6)サンライズタイセイ牡5(小牧太、浜田多、Dインパクト、差し、京都OPアンドロメダ4着)
△3(3)ムーンクレスト 牡3(松若風、本田優、Aムーン、先行、京都1000下近江S1着)
▽(次週12/13)*阪神11R 阪神JF:デンコウアンジュ(川田将)の差し脚に期待
デンコウアンジュ(川田将)の差し脚、メジャーエンブレム(Cルメール)の先行抜け出しで一騎打ち
前走の対決で決着済で、再戦でも優勢はデンコウアンジュになる。12番人気の低評価ながら鋭い末脚で開花した脚は魅力一杯で、今度は関東のメジャーエンブレムの方が、遠征になるので不利、方や関西での対戦なら、輸送軽減で有利な展開が期待できる点は良く、初戦の新馬では、道中の不利で大敗したが、直ぐに(未勝利戦を)勝ち上がり、前走の重賞でも2連勝を果たした逸材だ。
メジャーエンブレム(Cルメール)は、先行抜け出し派で、戦法と展開は、こちらが俄然有利なのですが、前走は早めに抜け出しデンコウアンジュに差し込まれての惜敗でした。
ルメール騎手は、このレースを反省し、学習するが、馬の方が、そういう気性だと苦しい展開で厄介だ。
3番手に、ブランボヌール(岩田康)にしたが、前走は休養明け初戦で少し「重め」で、本調子でなかったが変わり目が十分にありそうだ。
(10/31東京G3アルテミスS:1着外デンコウアンジュ、2着内メジャーエンブレム)
*阪神11R 阪神JF(G1、2歳OP牝馬、芝1600m、1着賞金6500万円)展望
◎ デンコウアンジュ 牝2(川田将、荒川義、Mサムソン、差し、東京G3アルテミル1着)
〇 メジャーエンブレム牝2(Cルメール、田村康、Dメジャー、先行、東京G3アルテミル2着)
▲ ブランボヌール 牝2(岩田康、中竹和、Dインパクト、差し、京都G3ファンタジー3着)
△1 ジュエラー 牝2(未定、藤岡健、Vピサ、追込、京都新馬1着)
△2 キャンディバローズ牝2(未定、矢作芳、Dインパクト、先行、京都G3ファンタジー1着)
△3 アットザシーサイド牝2(未定、浅見秀、Kカメハメハ、差し、京都500下秀明菊賞1着)
注 クロコスミア 牝2(勝浦正、西浦勝、Sゴールド、差し、東京500下赤松賞1着)
* アドマイヤリード 牝2(菱田裕、松田博、Sゴールド、先行、京都500下白菊賞1着)
* ウインミレーユ 牝2(松山弘、畠山吉、Sゴールド、差し、京都500下りんどう賞1着)
* クードラパン 牝2(田辺裕、久保田貴、Dメジャー、差し、中山500下サフラン賞1着)
* メジェルダ 牝2(四位洋、昆貢、Dインパクト、逃げ、京都G3ファンタジー2着)
* メジャータイフーン牝2(北村宏、高柳瑞、Dメジャー、差し、函館G3函館2歳S2着)
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