11/24/2015

東京 ジャパンC:日本馬3騎ラブリーディ、ミッキークイーン、ゴールドシップの巴戦

 2開催が続いた東京競馬も、ジャパンCで最終週を迎える。日本での最高峰、賞金総額5億7000万円、1着賞金3億円也、4着でもその15%の4500万円が頂ける。G2戦でも滅多に拝めない夢のような賞金なので、外国からの招待馬が喜んで参戦してくるのは当然も、近年は日本馬のレベルが上がって、海外勢には簡単には負けないレースが続き、第25回の2005年「アルカセット(デットーリ騎手)」優勝以降、06年ディープインパクト勝利から日本馬が10連勝している。その大イベントが、いよいよ今週開催される。

*「ジャパンカップ」デー(11/29):
 関西・先行抜け出し・人気馬で決着が極めて多いジャパンC、今年は、圧勝続くラブリーディ(川田)を本命にしたが、ここまで勝ち続けるのは、今までにない大偉業で、異常なほど勝利を驀進中も、ここからが問題、体調が下降ぎみ(前2走は振り切って勝利を挙げるも、後続馬にGOAL前で猛追され急接近されて来ている点が気がかり)に思え心配があるが、あと一番に期待を続けたい。
 宝塚記念を勝利するまでは、さほど大きな期待がなかった馬が大変身、急速に力を発揮して驚異の重賞4連勝に大化けに、頭が下がる成績で何も文句はないのですが、更に期待一身に「1着」を期待続けるのは、誠に酷な話に思え、例え失速があっても恨みなどはないです。
 前走は(代打)浜中俊騎手で参戦し優勝したが、今度は川田将雅騎手に戻って、日本代表馬として真価を発揮して、期待に応えて頂きたいものです。

 相手は、こちらも急速な成長著しい牝馬2冠ミッキークイーン(浜中俊)の末脚に注目する。オークス戦のように、牝馬特有の鋭い末脚で、先団に迫って欲しいものです。
 3番手に評価下げたが、本来は本命相当の6冠(宝塚3連覇)ゴールドシップ(横山典)、時々スタート難からポカ走があって、信頼度が急降下しているが、絶好の気配とか、あと一戦(有馬)で引退すると、気合十分も、気分屋なので、気分が向けば、爆走して圧勝の目が、一番ある馬なので要注意です。
 3連単に絡みそうな、日本馬の押さえ穴馬は2騎、ショウナンパンドラ(池添)、そしてサウンズオブアース(デムーロ)にする。
 外国遠征4騎の評価は、斤量有利で強そうな3歳2騎、凱旋門賞挑戦のイラプト(仏、パスキエ)、そして2着が多いが堅実なナイトフラワー(独、シュタルケ)、更に手を伸ばせば切りがないが、単騎逃げ戦法があり展開有利なイトウ(独、ミナリク)まで流せば、流石の懐でも、空っぽ状態になるがその結果は如何に?
 (11/1東京G1天皇賞・秋:1着ラブリーデイ(浜中俊))
 (10/18京都G1秋華賞:1着ミッキークイン(浜中俊)
5/3京都G1天皇賞・春:1着ゴールドシップ(横山典))

▽ジャパンC勝利傾向(過去10年間):着順「1着-2着-3着-4着以下」)
 *人気馬 1番人気「3-3-2-2」連対率60%
        2番人気「1-2-2-5」連対率30%
        3番人気「2-1-1-6」連対率30%
        4番人気「2-1-0-7」連対率30%
 *所属馬 関西所属「8-10-6-68」連対率20%
        関東所属「1-0-3-24」連対率 4%
 *年齢・性別 3歳「2-3-2-23」連対率17%
           4歳「5-4-2-34」連対率20%
           5歳「3-2-4-38」連対率11%
           牡馬「6-8-7-113」連対率10%
           牝馬「4-2-3-15」連対率25%
 *脚質戦法 逃げ「0-0-0-10」連対率 0%
          先行「3-3-4-31」連対率15%
          差し「7-3-3-58」連対率14%
          追込「0-3-3-38」連対率 7%
 *前走着順 1着「2-2-5-22」連対率13%
          2着「2-2-1-25」連対率13%
          3着「1-1-1-8」連対率18%
          4着「1-2-0-11」連対率21%
          5着「1-1-0-11」連対率15%
          6着以下「2-2-3-60」連対率6%

*「馬番確定」: 期待◎(1)ラブリーデイ最内枠、〇(11)ミッキークイン、▲(12)ゴールドシップ
▽[WIN5-4]*東京11R ジャパンC(G1、3歳以上OP、芝2400m、賞金総額5億7000万円、
1着賞金3億円、2着1億2000万円、3着7500万円、4着4500万円、5着3000万円)展望

(馬番)期待度、馬名、性歳(斤量kg、騎手、調教師、産駒、脚質、前走(馬場、格、レース、着順)
(1)◎ラブリーディ  牡5(57川田将、池江寿、Kカメハメハ、先行、東京G1天皇賞秋1着、25戦9勝)
(2)*トリップトゥパリスせん4(英、57ベリー、ダンロップ、シャンゼリゼ、差し、豪G1メルボ4着、20戦6勝)
(3)*ワンアンドオンリー牡4(57内田博、橋口弘、Hクライ、差し、京都G1秋華賞16着、17戦4勝)
(4)*ジャングルクルーズせん6(57北村宏、藤沢和、Gポケット、先、札幌1600下WAS1着、20戦4勝)

(5)*ペルーサ   牡8(57Cルメール、藤沢和、Zロブロイ、先行、京都G1秋華賞7着、26戦5勝)
(6)*ラストインパクト牡5(57ムーア、松田博、Dインパクト、差し、京都G1秋華賞12着、23戦7勝)
(7)*ショウナンバッハ牡4(57戸崎圭、上原、Sゴールド、差、東京1600下ノベンバーS1着、15戦4勝)
(8)△3イラプト 牡3(仏、55パスキエ、Fグラファール、ドバウィ、先行、仏G1凱旋門賞5着、6戦4勝)

(9)*ダービーフィズ 牡5(57田辺裕、小島太、Gポケット、差し、京都G1秋華賞15着、29戦5勝)
(10)△2サウンズオブアース牡4(57デムーロ、藤岡、Nユニヴァース、差、京都G2大賞典2着、13戦2勝)
(11)〇ミッキークイーン牝3(53浜中俊、池江寿、Dインパクト、差し、京都G1秋華賞1着、7戦4勝)
(12)▲ゴールドシップ牡6(57横山典、須貝尚、Sゴールド、追込、阪神G1宝塚記念15着、26戦13勝)

(13)*ヒットザターゲット牡7(57小牧太、加藤敬、Kカメハメハ、差し、札幌G2札幌記念2着、42戦9勝)
(14)注2イトウ  牡4(独、57ミナリク、Jカルヴァロ、Aフルーク、逃げ、独G1バイエル1着、10戦6勝)
(15)△1ショウナンパンドラ牝4(56池添謙、高野友、Dインパクト、差し、京都G1秋華賞4着、15戦4勝)

(16)*カレンミロテックせん7(57蛯名正、平田修、Hクライ、先行、京都G1秋華賞13着、32戦6勝)
(17)*アドマイヤデウス牡4(57岩田康、橋田満、Aドン、追込、京都G1秋華賞11着、12戦5勝)
(18)注1ナイトフラワー牝3(独、53シュタルケ、シールゲン、Dトーマス、差、独G1オイロパ1着、8戦2勝)
(出走枠18頭)
除外馬スーパームーン牡6(57柴山雄、藤沢和、Bタイム、先行、東京G2アルゼンチンC5着、25戦5勝)

*京都12R 京阪杯:ビッグアーサー(藤岡康)が断然の差し脚に期待
 ジャパンC後の「WIN5」対象レース、JCを外した競馬ファンがリベンジのチャンスでも、気合が入らない。
 以前は、東京でクールダウンのために、もう一つの重賞レースが、「G2目黒記念」などが実施されたが、様変わりで、イキナリ終了では帰りの足に大混乱では、忍びないので、京都場外で憂さ晴らし、初めて「G3京阪杯」開催するようです。
 前走では、期待一身に集め逃げ切り期待したが、先手が獲れず、2番手から大きく失速したベルカント(武豊)に、再び逃げ残りに期待するが、どこまで粘り込めるのかが焦点も、我が本命は、「G3北九州記念」で、先行抜け出しのベルカントに後塵を浴びる屈辱も、次走でリベンジ果たしたビッグアーサー(藤岡康)に、断然の末脚が期待できる。
 相手は、休養明け初戦で末脚不発の2着でしたアースソニック(アッゼニ)に、叩き2戦目の上昇度に大いに期待した。
 (10/11京都OPオパールS:1着快勝ビッグアーサー(藤岡康))
(11/8京都OP京洛S:1着圧勝ネロ、2着外14アースソニック(小牧太))
 (8/23G3北九州記念:1着快勝ベルカント(武豊)、2着ビッグアーサー(藤岡康))

[WIN5-5] *京都12R 京阪杯(G3、3歳以上OP、芝1200m、1着賞金3800万円)展望
◎(4)ビッグアーサー 牡4(藤岡康、藤岡健、Sバクシンオー、差し、京都OPオパールS1着)
〇(9)アースソニック 牡6(アッゼニ、中竹和、クロフネ、差し、京都OP京洛S2着)
▲(1)ベルカント   牝4(武豊、角田晃、Sバクシンオー、先行、中山G1スプリングS13着)
△1(6)エイシンブルズアイ牡4(ボウマン、野中賢、Bラヴァイ、差し、京都1600下桂川S1着)
△2(15)フミノムーン 牡3(幸英明、西浦勝、Aムーン、差し、京都G2スワンS10着)
回避 ミッキーラブソング牡4(未定、橋口弘、Kカメハメハ、差し、京都OPオパールS5着)

*京都11R オータムリーフS:スーサンジョイ(和田竜)が逃げ切る
 先行抜け出しから果敢に逃げ戦法に変身したスーサンジョイ(和田竜)が、連勝街道まっしぐら、ここでも展開有利で、後続馬を引き離して逃げ粘り込む「一人旅」になる。
 相手は、有望馬での騎乗依頼がなく残念の、ジャパンCに参戦できない屈辱を味わっている武豊騎手が、京都で憂さ晴らしがあるか? 差し脚があるタールタン(武豊)が一発駆けに懸ける。
 そして前走大敗したが復活走期待のタイセイファントム、そして連勝してOP馬に駆け上がって来たサクラエール(幸英明)になる。
 (11/1京都1600下渡月橋S:1着逃げ切り圧勝スーサンジョイ(和田竜))
10/12東京OPグリーンch-C:グレースフルリーフ、3着7タールタン(北村宏))

[WIN5-3] *京都11R オータムリーフS(3歳以上OP、ダート1400m、1着賞金2100万円)展望
◎(4)スーサンジョイ 牡3(和田竜、岩元市、Eメーカー、逃げ、京都1600下渡月橋S1着)
〇(6)タールタン   牡7(武豊、吉村圭、タビット、差し、東京OPグリーンC3着)
▲(7)サクラエール  牡4(幸英明、羽月友、Kホーム、差し、阪神1600下大阪スポ杯1着)
△1(2)タイセイファントム牡7(菱田裕、矢作芳、Fライト、差し、東京OPグリーンC13着)
△2(9)オールブラックス牡6(藤岡康、中尾秀、Aデジタル、先行、函館OPマリンS5着)

*東京10R ウエルカムS:ネオリアリズム(ムーア)の末脚に期待
 関西勢が多く参戦して来たが、関東で頑張る堀宣行厩舎が跳ね返す応援馬券、先行抜け出しでも末脚「33秒台」を使えるネオリアリズム(ムーア)に、本命を期待する。距離は2000が適距離に思えるが1800mでも熟せる。
 相手は、休養明けになるが差し脚があるイザベル(Mデムーロ)、先行派のレッドオリヴィア(シュタルケ)の2騎を加え、レース名に因なんで、外国籍騎手の3人衆、いや4人衆かもの活躍になりそうだ。
[WIN5-2] *東京10R ウエルカムS(3歳以上1600下、芝1800m、1着賞金1820万円)展望
◎(13)ネオリアリズム 牡4(ムーア、堀宣行、Nユニヴァース、先行、東京1600下甲斐路S6着)
〇(6)イザベル    牝4(Mデムーロ、角居勝、Dインパクト、差し、中京1600下マレーシアC3着)
▲(5)レッドオリヴィア 牝4(シュタルケ、平田修、Gポケット、先行、阪神1600下ムーランS3着)
△1(7)マテンロウボス 牡4(横山典、昆貢、Kカメハメハ、差し、東京1600下ノベンバーS2着)
△2(8)シャドウウィザードせん5(戸崎圭、勢司和、Hクライ、先行、東京1600下甲斐路S9着)
△3(11)エアアンセム 牡4(Cルメール、吉村圭、Sクリスエス、差し、中京1600下マレーシア10着)

*京都10R 醍醐S:穴狙いでオースミナイン(武豊)の先行力を期待
 勝頭数のレースで狙い撃ち・・ですが難解な展開、ここはジルダ(松若)とシンデレラボーイ(アッゼニ)の一騎打ちと思ったが、どちらも走りに波があってイマイチ、それならば迷ったときは、思い切り2騎を捨てて、オースミナイン(武豊)の先行力に懸けて、可なり冒険になるが一発大駆けに期待の大穴狙に決めた。
[WIN5-1]*京都10R 醍醐S(3歳以上1600下、ハンデ、芝1400m、1着賞金1820万円)展望
◎(8)オースミナイン 牡5(武豊、松永昌、Dインパクト、先行、京都1600下長岡京S6着)
〇(5)ジルダ     牝3(松若風、友道康、Zロブロイ、差し、阪神1600下仲秋S9着)
▲(3)シンデレラボーイ牡4(アッゼニ、矢作芳、Mカフェ、差し、東京1600下奥多摩S2着)
△1(4)エリーティアラ 牝3(和田竜、武市康、Kホーム、先行、阪神1000下芦屋川S1着)
△2(7)ダイシンサンダー牡4(酒井学、松田博、Aムーン、先行、東京1600下紅葉S6着)

「WIN5」挑戦の道:今週も大混戦、本日の目は結構穴目狙いになったが、スンナリ決着なら外れになる。
予想①◎8〇5ー②◎13〇6ー③◎4〇6ー④◎1〇11ー⑤◎4=16通り

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