京都２歳Ｓ：ドレッドノータス（武豊）が期待通りの実力で競り勝ち３頭目の有力馬

　土曜競馬は、京都・東京とも、馬場が回復して「芝コース：良馬場」、その結果で東西のレースで、大きな馬券が炸裂を２発もゲットでマーマー予想に感涙、この調子で明日のジャパンＣでも、良馬場で開催されそうで、何事もなく故障馬がなく全馬完走し、高速決着になれば、何よりですが、最内枠になった期待の「ラブリーデイ」のコース取りが・・、内ラチは掘れて荒れ始めて、必ずしも絶好のコンデションではなくなり、どこかで外に出せるチャンスがあるのか・・、が勝敗の分かり目、果たして如何なる位置取りとコース獲りに出来るかが、注目なのです。

＊京都１１Ｒ　京都２歳Ｓ：期待に応え（着差が僅かでも）ドレッドノータス（武豊）が差し切り競り勝ち
　直線での競り合いを、期待に応えて、際どく僅かな「アタマ差」で差し切り勝ちでも立派なドレッドノータス（武豊）は、素晴らしい素質が本物でした。鋭く末脚33秒台で走っても届かず競り負けがあります。それより我が本命は３番人気の低評価は意外な感じ、先行抜け出し派は「34秒台」でも快勝、これが競馬のセンスなのです。
　スタートで痛恨の出遅れの２番人気大外ロライマ（Ｃルメール）、方や最内枠から好ダッシュで飛び出したリスペクトアース（戸崎）の２番手に付けで競馬した、我が期待のドレッドノータス（武豊）、そして重賞勝ちがある断然人気のアドマイヤエイカン（岩田）が、可なり離された後方からの競馬に、我がニッコリ（あの位置取りでは前に届かずを確信で）の展開、直線でも結構先行粘り込みして、アワヤの逃げ切りかも・・と思わせる粘りにハラハラを感じたが、最後は相手の圧迫感に根負けし、ＧＯＡＬ寸前で、素質全開の脚を発揮したドレッド武豊の頭脳プレーと手腕で「アタマ差」ながらの競り勝ち１着ＧＯＡＬは、前走よりは、同じ馬場で走破タイムが「0秒8（末脚で1秒）」の短縮する快走は立派、日々成長の証で、その根性に拍手喝采でした。
　これで武豊騎手のお手馬、２歳牡馬の有力馬が、３週連続２歳重賞勝利で３頭目（デイリー杯２歳Ｓ覇者エアスピネル（笹田和厩舎）、東スポ杯２歳Ｓ覇者スマートオーディン（松田国厩舎）、そして今回）で、来期のクラシック候補が数多く登場し、重賞戦線で久々、両手に持てないほどの「バラ色」の展開に成って来ては、破格で満面の表情になりました。
　今期絶好調で100勝目前に迫った武豊騎手の勝利コメント：（この馬は）能力は非常に高いです。お母さんで重賞を勝っているだけに嬉しいね。（３週連続２歳重賞勝利で）来年がとても楽しみ。（才能ある若駒が沢山出現して）まるでジャニーズ事務所みたいですね。

　人気のアドマイヤエイカン（岩田）は、離された３着までが精一杯、ジョルジュサンク（幸英明）にも「クビ差」まで迫られるハラハラの３着確保で、期待外れの残念賞でした。

土曜＊京都１１Ｒ　京都２歳Ｓ（Ｇ3、２歳ＯＰ、芝2000ｍ、１着賞金3200万円）結果：良馬場
１着◎（４）ドレッドノータス　牡2（武豊、矢作芳、Ｈジャー、先、京都新馬1着）3番人気（34秒0）
２着△2（１）リスペクトアース　牡2（戸崎圭、小笠倫、Ｍカフェ、逃げ、東京新馬1着）5番人気（34.2）
３着〇（３）アドマイヤエイカン牡2（岩田康、須貝尚、Ｈクライ、先、札幌Ｇ3-１）1番人気（33.9）

タイム2：01.3　（4Ｆ46.6－3Ｆ34.2－2Ｆ22.5－1Ｆ11.3）
単勝600円、馬連2,330円、馬単4,220円、３連複2,000円、３連単14,300円
予想評定　Ｂ評価（70点）：素質を見込んだ通りのドレッドノータスが競り勝ち当然も、２着がヤハリ単騎逃げ残り展開がありましたね。
５着△1（２）ケルフロイデ　牡2（Ｍデムーロ、加藤征、Ｋカメハメハ、先、福島500下1着）4番人気
６着▲（11）ロマイラ　　　　牡2（Ｃルメール、松田国、Ｋカメハメハ、先、阪神新馬1着）2番人気

＊京都１０Ｒ　貴船Ｓ：メイショウオセアン（池添）が先行抜け出し快勝
　アースゼウス（戸崎圭）が大きく引き離して先行、離された３番手メイショウオセアン（池添）、我が期待のパーティドレス（ルメール）が後方待機し直線、メイショウが２番手まで上がって、早くも抜け出しそのまま押し切って1着ＧＯＡＬ、２・３番手の争いは熾烈、先団からブルーストーン（岩田）、そして後方待機のブリオネア（岡田）が鋭く追い上げ、内ブルーストーン、外ビリオネアが馬連隊を併せてＧＯＡＬし際どい勝負も、内で「ハナ差」粘り込んで2着決着したが、我が本命馬パーティドレス（Ｃルメール）の成績は、大外枠が災いしたのか、外々を回って追い上げるも、1着から「2馬身」も届かずの遅れを取って4着無念なりです。

土曜＊京都１０Ｒ　貴船Ｓ（３歳以上1600下、ダート1200ｍ、１着賞金1820万円）結果：良馬場
１着△2（11）メイショウオセアン牡4（池添謙、池添、Ａデジタル、先、京都1600下2着）4番人気（35.7）
２着・（３）ブルーストーン　牝4（岩田康、伊藤圭、コマンズ、先、福島1600下5着）7番人気（35.6）
３着・（４）ブリオネア　　牝5（岡田祥、野中、Ｔギムレット、追、東京1600下5着）6番人気（34.4）

タイム1：10.6　単勝710円、馬連6,710円、馬単13,060円、３連複23,500円、３連単126,900円
４着◎（16）パーティドレス　牝4（ルメール、松永幹、デュランダル、差、京都1600下3着）3番人気（35.0）
６着〇（２）スマートアヴァロン牡3（武豊、西園正、Ｓヴィグラス、差、京都1000下1着）1番人気
９着△1（15）エイシンローリン牝4（幸英明、松永昌、Ｓヴィグラス、先、京都1600下4着）2番人気

＊東京１１Ｒ　キャピタルＳ：先行抜け出しで際どく凌いだサンライズメジャー（柴山）が競り勝つ
　大きく先行したゼロス（吉田豊）が直線半ばまで、懸命に粘り込むが、４角で２番手まで上がったサンライズメジャー（柴山）が先団を交わして先頭に立って押し切るところに、６番手で競馬したワールドエース（ボウマン）が、内から鋭く追い上げ馬体を併せてＧＯＡＬの際どい勝負で、写真判定・・の結果は「ハナ差」で外で粘り込んだサンライズメジャーでした。
　離れた3番手争いは、中団待機の我が期待の本命グランシルク（Ｔベリー）が、前に届かず「1馬身1/4」離され3着残念です。

土曜＊東京１１Ｒ　キャピタルＳ（３歳以上ＯＰ、芝1600ｍ、１着賞金2200万円）結果：良馬場
１着・（１）サンライズメジャー牡6（柴山雄、浜田、Ｄメジャー、差、京都Ｇ2-7着）7番人気（34.0）
２着・（５）ワールドエース牡6（ボウマン、池江寿、Ｄインパクト、差、東京Ｇ3-9着）4番人気（33.8）
３着◎（４）グランシルク　牡3（Ｔベリー、戸田博、Ｓゴールド、差、東京Ｇ3-6着）3番人気（33.7）

タイム1：33.2　単勝1,580円、馬連5,510円、馬単12,040円、３連複10,150円、３連単78,700円
５着〇（10）ダノンメジャー　牡3（蛯名正、橋口弘、Ｄメジャー、先、京都ＯＰ2着）6番人気
６着△1（６）ミッキーオリビエ　牡3（浜中俊、音無秀、Ｋカメハメハ、先、京都1600下1着）1番人気
９着注（８）ヤングマンパワー牡3（松岡正、手塚貴、スニッツェル、差、東京Ｇ3-12着）10番人気
12着△3（３）ダローネガ　　牡6（内田博、佐々木昌、Ｄメジャー、差、中山Ｇ3-8着）8番人気
13着▲（16）アヴェニールマルシェ牡3（北村宏、藤沢和、Ｄインパクト、差、新潟Ｇ3-5着）5番人気
14着△2（15）シェルビー　　牡6（横山典、笹田和、Ｓバクシンオー、差、東京Ｇ3-4着）2番人気

＊東京１０Ｒ　晩秋Ｓ：期待の本命モズライジン（中谷雄）が猛追アポロを際どく「ハナ差」振り切る勝利
　イキナリ大きな馬券が炸裂、でも我が期待の本命が辛勝でも、期待に応えて１着は感涙、大きな馬券でまたビックリです。
　直線の攻防が猫の目変化で、逃げ込むキャンバス（横山典）をブライトアイディア（津村）が交わして先頭に立つも、５番手先行した我が期待の本命モズライジン（中谷雄）が、直線半ばで先団を纏めて交わして、待望の先頭で圧勝かも・・と思えたが、一気に猛追して来たアポロケンタッキー（浜中俊）にＧＯＡＬ前で外「ハナ差」まで迫られるも、際どく粘り残して1着でした。
　3着にも最後方待機のセイカフォルテ（吉田豊）が鋭く伸びて、キネオイーグル（北村宏）を交わして3着まで上がって決着した。

土曜＊東京１０Ｒ　晩秋Ｓ（３歳以上1600下、ハンデ、ダート2100ｍ、１着1820万円）結果：稍重馬場
１着◎（７）モズライジン　　　牡3（中谷雄、矢作芳、クロフネ、差、新潟1000下1着）6番人気（37.1）
２着△3（12）アポロケンタッキー牡3（浜中俊、山内、ラングフール、先、東京1000下1着）3番人気（36.8）
３着・（14）セイカフォルテ牡7（吉田豊、相沢、Ｔパラドックス、差、東京1600下5着）14番人気（36.9）

タイム2：10.4　単勝1,370円、馬連4,520円、馬単8,750円、３連複69,810円、３連単356,790円
４着▲（11）キネオイーグル　　牡4（北村宏、高柳瑞、Ｈクライ、先、東京1600下6着）4番人気
８着△2（２）キープインタッチ牡5（ムーア、古賀慎、トワイニング、差、東京1600下4着）1番人気
11着〇（５）ファイヤーロック　牡4（蛯名正、村山明、Ｋカメハメハ、先、東京1600下3着）2番人気
13着△1（９）リアライズブラザー牡5（田辺裕、森秀、アルデバラン2、先、東京1000下1着）7番人気

＊記録フラッシュ：岩田康誠騎手がＪＲＡ通算勝利1,300勝達成！
　岩田康誠騎手（41歳）は、京都競馬第８Ｒ（10）ラディカル（１番人気）に騎乗し、最後方待機し直線鮮やかな末脚で全馬を外から「ゴボウ抜き」の快勝し、本日３勝目でＪＲＡ通算勝利「1,300勝」を達成した。
　土曜の京都競馬で、イキナリ１Ｒ、２Ｒと連勝、そして８Ｒで快勝の本日３勝目（今期９９勝）が、通算1,300勝（勝率13.3％）の記録達成になる。
　彼は、公営騎手出身で、1999年からＪＲＡ遠征し３着２回からスタート、以降勝利を毎年確実に上積みして来て以来、2006年にＪＲＡ騎手の編入試験を合格し、16年目（ＪＲＡ騎手で10年目）の記録達成で、通算1,300勝以上の現役の達成騎手は、１武豊（現在ＪＲＡ前人未踏記録3,778勝）、２横山典弘、３蛯名正義、４柴田善臣、５福永祐一、６田中勝春、７四位洋文に次ぐ、第８番目の記録保持も、岩田誠騎手に限らず、偉大な先輩の記録に比して「約1/3」の記録で、近づくには、とても容易でなく「厳しく遠い」道のりなのです。

＊騎手のコメント：もっと早く達成したかったですが、しばらく勝てなかったので、今日になってしまいましたが、今日は本当に良いレースができて嬉しく思います。年間１００勝は一つの目標としていますので、先に1,300勝を達成出来ましたが、次は「年間100勝」でこの場に立ちたいと思います。先にＭ．デムーロ騎手に達成されているので、自分自身はもっと頑張らなくちゃならないという気持ちもありますし、このような騎手たちと一緒にレースしていることを糧にして、頑張って行きたいなと思います。これからも中央競馬を盛り上げていけるような騎手になりたいと思いますので、応援よろしくお願いします。