▽大井競馬 第10R 東京大賞典の結果(速報)
*大井競馬場は久々の大盛況
ダート競馬の最後の決戦が、大井競馬場で国際交流戦としてJRA所属馬が6頭も参戦し「東京大賞典(G1、ダ2000m)」が、師走の29日、有馬記念を外した多くのJRAファンの最終リベンジチャンスと大集結、根っからの公営ファンと合流して「3万4000人(前年比+41%増)」の大いに盛り上がる中で行われた。
*JRA馬が上位独占そして公営陣営の落胆もチョッピリ増収ニッコリ
でもJRAと交流戦は、終わって見ればいつもの通り、坂路で鍛え上げたJRA馬が上位独占の舞台、公営破格の賞金が、JRA馬の総獲りで、公営関係者はいつも「苦虫、そして胃薬服用」になるのです。
全てが公営関係者だけが困ったと、不幸な事ばかりとは限らない交流戦、地方競馬として、1R当たりの売り上げ金額が「27億5000万円(前年比22%増)」と記録更新(今までの記録26億8000万円)、そして1日当たり売り上げ額が「48億5000万円」とか、スター武豊騎手の大井参戦のお陰で、窓口業務が大混乱、それでチョッピリ売り上げが伸びて「ホクホク」の面もあったのです。
*関東馬が15年振りの戴冠
東京大賞典は、公営船橋の「アジュディミツオー」が、2005年に勝利してから10年間、JRA馬が10連勝したが、そして今回が、関東馬の勝利で、久々(2000年ファーストフレンド勝利以来)15年振りになる。
*ホッコータルマエの3連覇が水泡
レースは、先月のJBCクラシック勝利再現になるかのようにコパノリッキー(武豊)が、積極先行策、外2番手にホッコウタルマエ(幸英明)の展開で、後続馬をやや引き離して4角では、先行馬のペースも、馬体を併せるまで早めに迫られ、これが響いて、直線で直ぐに、あっけなく外からホッコータルマエに競り落とされて、待望の先頭を譲ってからは、その勢いから、このまま人気に応えてタルマエが、押し切って3連覇の快勝に思えたが、7番手の中団で待機していたサウンドトゥルー(大野拓)が、決まり掛けた先頭馬に、大外から猛然と追込み、残り100mで並び、そして捕らえ、馬体を内外と大きく離して差し切り1着快勝でした。
*サウンドトゥルーが初G1勝利
この勝利は、サウンドトゥルーにとって、公営遠征で1着、2着から、中京G1では3着とジリ貧になる中、今回は一気に初G1勝利、前走中京での「チャンピオンズC」惜敗から豪快にリベンジを、ここで晴らした。
そして3連単相手の3着馬は、6馬身も離れた位置で、急速にバテながらも粘り込むコパノリッキーでしたが、4番手から老兵9歳ワンダーアキュート(和田)が、「クビ差」外から交わして決着でした。
勝利の大野拓騎手は、今年公営JBC(ホワイトフーガ)で勝利しており、これで2勝目、「これまで見ていただけ、こうして勝つことが出来てとても嬉しい」と感激一杯でした。
*国際交流 大井第10R 東京大賞典(G1、3歳以上OP、ダート2000m、1着8000万円)結果:良馬場、14頭立て(JRA所属6頭出走)
着順(馬番)馬名 性歳(所属、斤量、騎手、厩舎、産駒、脚質、前走(格)着順)人気
1着(5)サウンドトゥルー せん5(JRA 57大野拓、高木、Fデピュティ、差、中京G1-3着)3番人気
2着(13)ホッコータルマエ 牡6(JRA 57幸英明、西浦、Kカメハメハ、差、中京G1-5着)1番人気
3着(4)ワンダーアキュート牡9(JRA 57和田竜、佐藤、Kマテック、差、中京G1-6着)6番人気
4着(11)コパノリッキー 牡5(JRA 57武豊、村山、Gアリュール、逃、中京G1-7着)2番人気
5着(1)ナムラビクター 牡6(JRA 57秋山真、福島、Zロブロイ、差、中京G1-9着)5番人気
タイム2:03.0 (4F49.8-3F37.8-2F25.2-1F12.9)=着差「1馬身3/4、6馬身、クビ、1/2馬身」
単勝390円、馬連430円、馬単900円、3連複2,920円、3連単8,650円
6着(6)ハッピースプリント牡4(大井、57宮崎光、森下、アッミラーレ、差、浦和G2-1着)4番人気
7着(10)グランドシチー 牡8(JRA 57岩田康、相沢、Kカメハメハ、中京G1-10着)8番人気
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