[WIN5-5]*東京優駿:皐月賞馬(1)ディーマジェスティ(蛯名)2冠達成なるか?
競馬の祭典、競馬関係者が最高峰の舞台と崇める日本ダービーが後6日と迫った。
皐月賞で最後方から、中山の短い直線だけの末脚勝負で、鮮やかなゴボウ抜き快勝したディーマジェスティ(蛯名)の2冠達成なるかが焦点の日本ダービー、真の実力と幸運な戴冠を果たし、栄光を手にする厩舎、騎手たちは如何に?
(4/17中山G1皐月賞:1着ディーマジェスティ(蛯名)、2着マカヒキ(川田)、3着サトノダイヤモンド(ルメール)、4着エアスピネル(武豊)、5着降着リオンディーズ(デムーロ)・・・)
他の路線からの前哨戦で先着果たした新鋭、(青葉賞)ヴァンキッシュラン(内田)、(京都新聞杯)スマートオーディン(戸崎)、そして(NHKマイルCでMエンブレムに肉薄した末脚)ロードクエスト(池添)などに魅力を大いに感じていても、入着候補で、我が本命は、やはり前走直線坂下で肝心な場所での斜行不利を受け、無念の3着競り負けになった「サトノダイヤモンド(ルメール)」を、再評価し期待を懸けて本命にする。ナント言っても名手ルメール騎手が「今度は(勝つ)自信がある」と宣言した事を信じる。
「きさらぎ賞」から少し間が空いて、少し馬体が重め、そして初馬場と前半の展開が速く、力量を信じ無理に前に付いて行ったことが、最後の直線で脚が止まったのが敗北原因、叩いた今回が本物と確信している。池江寿師とCルメール騎手は「前走のようなことはない、今度は(勝つ)自信がある!」と気合を入れ直している。
相手は、弥生賞でリオンディーズに競り勝ったマカヒキ(川田将)、そして東京コースでも実績があり、皐月賞馬ディーマジェスティ(蛯名正)を単穴にする。
栄光の晴れ舞台は、出走全馬が道中不利がなく、力を出し尽くし無事完走を願うが、何よりも問題なのは、当日の馬場状態、今から大いに気に成るが、末脚発揮出来る「良馬場」を願っている。
(注)ロードクエスト騎手池添謙ーは、オークスで斜行し騎乗停止になり「岩田康誠」に変更された。
(4/30東京G2青葉賞:1着ヴァンキッシュラン(内田)、2着レッドエルディスト(四位)、4着プロディガルサン(戸崎))
(5/7京都G2京都新聞杯:1着スマートオーディン(戸崎)、2着アグネスフォリテ(松山)、3着ロイカバート(池添))
(5/8東京G2青葉賞:1着Mエンブレム、2着ロードクエスト(池添)、3着レインボーライン(福永))
「馬番確定」
*東京10R 日本ダービー(東京優駿:G1、3歳OP、芝2400m、1着賞金2億円)展望
馬番、期待度、馬名、性歳(騎手、厩舎、産駒、脚質、前走着順(馬場・格・レース名・着順))
(1)▲ディーマジェスティ牡3(蛯名正、二ノ宮、Dインパクト、差し、中山G1皐月賞1着)
(2)*マイネルハニー 牡3(柴田大、栗田博、Mゴッホ、逃げ、東京G2青葉賞8着)
(3)〇マカヒキ 牡3(川田将、友道康、Dインパクト、差し、中山G1皐月賞2着)
(4)*レインボーライン 牡3(福永祐、浅見秀、Sゴールド、差し、東京G1NHKマイルC3着)
(5)△5エアスピネル 牡3(武豊、笹田和、Kカメハメハ、先行、中山G1皐月賞4着)
(6)*アグネスフォルテ 牡3(松山弘、長浜博、Hジャー、先行、京都G2京都新聞杯2着)
(7)△3ロードクエスト 牡3(岩田康、小島茂、Mゴッホ、差し、東京G1NHKマイルC2着)
(8)◎サトノダイヤモンド牡3(ルメール、池江寿、Dインパクト、差し、中山G1皐月賞3着)
(9)*マウントロブソン 牡3(Tベリー、堀宣行、Dインパクト、先行、中山G1皐月賞6着)
(10)△2スマートオーディン牡3(戸崎圭、松田国、Dシャンティ、先行、京都G2京都新聞杯1着)
(11)注アジュールローズ 牡3(ボウマン、古賀慎、Vピサ、東京OPプリンシバル1着)
(12)△4リオンディーズ 牡3(Mデムーロ、角居勝、Kカメハメハ、差し、中山G1皐月賞5着降着)
(13)注レッドエルディスト牡3(四位洋、笹田和、Zロブロイ、差し、東京G2青葉賞2着)
(14)△1ヴァンキッシュラン牡3(内田博、角居勝、Dインパクト、先行、東京G2青葉賞1着)
(15)*イモータル 牡3(石川裕、須貝尚、Mカフェ、先行、東京G1NHKマイルC11着)
(16)*ブレイブスマッシュ牡3(横山典、小笠倫、Tファントム、差し、東京G1NHKマイルC8着)
(17)*プロフェット 牡3(浜中俊、池江寿、Hジャー、差し、中山G1皐月賞11着)
(18)*プロディガルサン 牡3(田辺裕、国枝栄、Dインパクト、差し、東京G2青葉賞4着)
(出走枠18頭)買い目:(本線)3連単=1着(8)ー2着(3,1)ー3着(1,3,14,10,712,5)=12点
(抑え)3連単=1着(3)ー2着(8)ー3着(1,14,10,7,12,5)=6点
除外馬5頭
・ジョルジュサンク 牡3(吉田隼、鮫島ー、Vピサ、先行、中山G1皐月賞16着)
・シャドーアプローチ牡3(未定、須貝尚、Gポケット、先行、東京G1NHKマイルC10着)
・ブラックスピネル 牡3(未定、音無秀、Tギムレット、先行、京都G2京都新聞杯4着)
・マイネルラフレシア牡3(未定、高橋裕、Gポケット、先行、東京OPプリンシバル2着)
・ロイカバード 牡3(未定、松永幹、Dインパクト、差し、京都G2京都新聞杯3着)
△有力馬の厩舎、騎手のコメント
*池江泰寿師(サトノダイヤモンド)
皐月賞の後、そんなに疲れもなく、直ぐに立ち上がれた。体調の方は、皐月賞は久々だったし、大型馬の休養明けだったので、少し重いところあったが「今回の方がとても良い」と思う。
前走の敗因は、騎手に余りにも細かい指示を与え過ぎて失敗した。僕の指示がなければ、あのような結果にはならなかった。敗因は自分の指示ミス、割りと、ズーと中団より後ろで、(今までは)脚を溜める競馬をしていた。向正面で、結構ペースが速かったが、僕の指示を「Cルメール」が忠実に守ろうとしたのか、「押っ付けて」いたから、あれが失敗したかなと思いました。あそこで余り脚を使わずに、ジックリ脚を溜めて行っていたら、終いにもっと、脚が伸びていたと思うし、直線での不利もありましたし、あれで2・3馬身位は損した感じ、悪いことが3っ位、重なったので「ま~しょうがないな~」と思う。ダービーでは、余りガチガチな指示を与えず「フレキシブル(柔軟)」にCルメール騎手に裁量権を与えようかなと思う。
*Cルメール騎手:皐月賞3着
彼は、ストライドが凄く大きい、東京馬場の直線が「長い方が問題はない」よ。皐月賞はコンデションが「100%」でなかった。チョット久し振りだった。休み明けのときは、ラスト100mで疲れていた。ダービーは(勝つ)自信があります。
*友道康師(マカヒキ)
この馬の良いところは、騎手のいう事を良く聞いて、折り合いも付き、GOサインを出せば直ぐに反応出来ることだ。本当に優等生ですよ。皐月賞よりは「明らかに良い」と思います。動きも雰囲気も良いです。本当にダービーが待ち遠しいです。兄弟もお母さんも、短距離馬(ウリウリ(牝6歳)など)で、血統的なものもあるが、元々短距離馬は「ガッー」と行っちゃうから、折り合いが付かないから、距離が持たないと思うのですね。自分の好きなタイプは、長距離で成績を見て貰えば分かると思うが、千二、千六などは良くないというより、使っていない状態だ。
・友道厩舎実績=1600m未満「115戦11勝(勝率10%)」、1600m以上「954戦141勝(勝率15%)」 多分調教でそうなっているのだと、自然に長距離仕様になっている。今回(マカヒキは)距離が伸びるのは楽しみだ。
*川田将雅騎手:皐月賞2着
良いところは、乗り易く賢いところですね。レースを上手く組み立てて呉れますから、前回は、ゲートも上手く出てくれましたから、距離に関しても、2400に伸びますから道中、折り合いで大変な事がないです。そこは心配していない。もし勝ってダービーjkと呼ばれることよりも、これだけの素晴らしい馬に乗せて貰っているから、ナントか逆転出来るように、それだけ(願っている)ですね。
*笹田和師(エアスピネル:皐月賞4着、レッドエルディスト:青葉賞2着)
前走の敗因は、ハイペースで、少し前へ前へと競馬をしたので、ヤッパリ実力のある、うちの馬(エアスピネル)と「リオンディーズ」が残ってて、他の馬が崩れて、後ろから来た馬に差された。その辺は流れ次第で、次は変わると思っています。
*武豊騎手(エアスピネル):皐月賞4着
今年のダービーは「メチャメチャ」レベルが高い。エアは、左回りは良いと思う。未だ走ったことないけど、初めてだけど、そこにチョット賭けているところがある。
*四位洋文騎手:レッド青葉賞2着
今度の2400mですけど、折り合いが心配ないのが良い。そんなに人気も集めないと思うし「一発狙い」というか、ダービーは、幾度(勝って)も欲しいタイトルでしょ、想いが一番詰まっているレースのような気がするけどね。
*角居勝師(ヴァンキッシュラン青葉賞1着、リオンディーズ皐月賞5着)
ヴァンキッシュランは、急激に体調が整って、上積んでいってるって感じがする。この馬も能力が高くようやく結果を出せるようになって来た。それから気性も相当良い感じだ。
リオンディーズは、前走の敗因は、余りに気分良く(前に)行き過ぎましたね。その日の競馬は、結構前残りの競馬が多かったので、Mデムーロ騎手に「ある程度、自分の判断で競馬してくれ」と言った。結構良いペースで行って、4着(降着5着)に残していますから、ヤッパリ能力は素晴らしいものを持っているな~と思う。状態は良いですよ。気持ちと体力と行儀・躾けなどは、調教が噛み合って来るタイミングかなと思います。
*蛯名正義騎手(ディーマジェスティ皐月賞1着)
前走は、一番外枠だったので、とにかく一番考えていたのは、近くに「リオンディーズ」とかいましたから、出来ればそれらを見て行ければ良いな~と思っていたので、ただ余りスタートも、そんなに速くなかったが、リオンが思っていたより(先に)行ったので「じゃ~」じっとしておこうと思って、ダービーで楽しくなるような気持ちをと、レース前に思っていたので、終いが、最後は行って止まったというのは嫌だったので、少しゆっくり行こうと、いう気持ちでいた。それが、想像以上に(ペースが)ハマったと思う。その後ろにも当然「マカヒキ」とかいましたし、その間に入りながら競馬して、勝てたというのは、当然この馬にも力があったんだろうなと思っている。その後、助手が「手前を変えるのが上手くなった」と言っていた。滑らかに右・左手前と直線で上手く変えられるようになったと。
(22年ダービー制覇は無冠、惜敗2着が続くが)チャレンジャーの気持ちで、余り気負ってはやらないけど、他の陣営も当然もう一段階ギアーを上げて来るところですから、自分は自分で、この馬の良いところを出せるようにと、言うところだけです。
*戸崎圭太騎手(スマートオーディン:京都新聞杯1着)
追い切りは結構難しい馬で、逆にレースに行った方が、落ち着いて走って呉れる馬だと感じています。僕は、この馬の走りは一つかなーと思っていますので、スマートオーディンと一緒に楽しく走って来れれば、ま~直線はいい脚で「バキューン」かなと・・。
*ダービー有力馬の1週前追い切り
・ディーマジェス(助手)美南良W 66.5-51.2-37.7-13.1(馬なり)B評価(直線併せ1身先着)
・スマートオーデ(助手)美南良W 6F85.2-68.9-53.7-38.9-11.7(馬なり)B評価(直併せ1身先)
・サトノダイヤモ(助手)栗東重CW7F98.1-66.2-51.7-37.5-12.1(一杯追)A評価(3頭併2身先)
・マカヒキ(川田)栗東重CW 6F82.8-67.1-52.4-38.7-11.7(馬なり)B評価(古馬併せ3身先)
・リオンディーズ(デムーロ)栗東重CW 6F84.8-68.0-52.8-38.6-11.9(馬なり)B評価
・エアスピネル (武豊)栗東坂路 52.3-37.9-24.6-12.2(馬なり)A評価(古馬併せ1/2身先着)
・レッドエルディスト(助手)栗東坂路 53.2-39.2-25.8-12.8(馬なり)B評価
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