*日曜の早朝、実況中継されたアメリカの「ブリーダーズカップフィリー&メアターフ」、眠い眼を擦りながらも、日本馬のヌーヴォレコルト(武豊)が、どんなレースを出来るのか、大いに期待した注目の一戦がゲートインした。
*好スタートを決めたアベンジ(F.プラ)が、果敢にハイペースで、後続馬を引き離して先行、大外枠ヌーヴォレコルト(武豊)も好スタート、離れた先行6番手で競馬するが、ハイペースの流れに合わず、最後の直線を向いたところで、脚色が一杯になって、武豊騎手が懸命に鞭を入れるも、後退して行き、早くも伸び脚がなくなり入着圏外になっては残念、首を傾げながら上がって来た武豊騎手が(何故なんだろうと)不思議そうな顔でした。
*逃げ込むアベンジに、中団からレディイーライ(オルティスJr)が追い上げて来て、更に後方待機したクイーンズトラスト(L.デットーリ)が、一番鋭い末脚で追い込んで、先団のアベンジを交わして、GOAL前でレディイーライの外に馬体を併せて、並んで入線、僅かに外クイーンズトラストが「ハナ差」差し切る流石のデットーリ騎手、際どい勝負で「写真判定」なのに、勝利のガッツポーズを早々と挙げる「感の良さ」は、抜群で「騎手の鑑」と崇められる由縁、彼の手腕が冴え渡った一戦になりました。
*そのデットーリ騎手は、優勝記念写真撮影の場でも、メデアのカメラアングルに注文をつけたり、歓喜の馬上から、得意の決め技「バンザイ飛び降り」を披露したりと大忙し、暫く大舞台での勝利が減った精でもあるが、久々に「破格の笑顔」を振りまいていた。
*そしてJRAの海外競馬での馬券発売は大盛況、第1弾マカヒキが参戦した「凱旋門賞」では、驚異の売り上げ「42億円」、これには遠く及ばなかったが、深夜と言うより早朝4時台のレースにネット発売だけで「8億0593万円」とは驚きの馬券売り上げを記録、その関心度の高さに、海外関係者も「日本はこれほどに競馬が好きとは・・」と、驚いたようだ。
公営競馬でも、1日中汗をかいて、大きな重賞レースでも、総売り上げが多くとも4億円程度とかで、実に羨ましい限り、有望な日本馬が海外遠征すると、俄然JRAの売り上げが跳ね上がる現象は、当然の応援馬券、そして(勝って欲しいと)期待が高揚、熱しやすい性格があるようです。
第5R*ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1、3歳以上牝馬OP、芝2000m(左回り))
USA:サンタアニタP競馬場、現地時間11月5日(土)12:43(日本時間11月6日4:43発走)
賞金総額 200万$、1着賞金110万$(約1億1000万円)
着順(馬番:同じ枠番)馬名(生産国) 性齢(重量、騎手、調教師(調教国))結果:良馬場
1着(11)△クイーンズトラスト(GB)牝3(54.5kg、L.デットーリ、M.スタウト(英))5番人気
2着(8)◎レディイーライ (USA)牝4(56kg、I.オルティスJr、C.ブラウン(米))1番人気(ハナ差)
3着(4)注アベンジ (USA)牝4(56kg、F.プラ、R.マンデラ(米)) 4番人気(1馬身)
4着(3)▲セブンスヘブン (IRE)牝3(54.5kg、R.ムーア、A.オブライエン(愛))
5着(6)*ジペッサ (USA)牝4(56kg、J.ブラーヴォ、M.スティッドハム(米))
タイム1:57.75(レコードに0秒59迫る好タイム)
単勝840円、馬連1,590円、馬単3,460円、3連複3,890円、3連単30,760円
6着(9)△ライアンズチャーム (USA)牝6(56kg、R.ベハラーノ、P.ギャラハー(米))
7着(1)*シーカリシ (FR)牝4(56kg、F.ジェルー、C.ブラウン(米))
8着(2)*キャッチアグリンプス (USA)牝3(54.5kg、J.カステリャーノ、M.キャシー(米))
9着(5)△アルズギャル (USA)牝5(56kg、J.オルティス、M.メイカー(米))
10着(7)*センティエロイタリア (USA)牝4(56kg、J.ロザリオ、K.マクラフリン(米))
11着(13)〇ヌーヴォレコルト (JPN)牝5(56kg、武 豊、斎藤 誠(日))
12着(10)*キットキャット (CHI)牝4(56kg、G.ウジョア、J.シルバ(チリ))
13着(12)*プリティパーフェクト(IRE)牝3(54.5kg、S.ヘファナン、A.オブライエン(愛))
*買い目:確勝に3連複で我慢=1番手(8)-2番手(13,3)-3番手(3,9,11,5,4)=9点:外れ
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