新潟競馬に参戦の藤田菜七子騎手（21歳）は、本日新潟で第1R（1番枠）、第2R（1番枠）と景気が良い位置からの競馬でも結果は出なかったが一変、今日は何かが起きそうと注目の第3R、「10番枠」から「3歳未勝利戦、ダ1800ｍ、15頭立て」がスタート、トニーハピネス（6番人気）に騎乗して、好スタートを決め、果敢に先頭で競馬し直線でも、脚色は衰えず、気合を入れて先頭を全く譲らず、軽快に逃げ切りで嬉しいＧＯＡＬ、今期13勝目を達成、久々に菜七子スマイルが炸裂、方や1番人気に支持された戸崎圭太騎手は、10着に撃沈、先輩名手でもタジタジ唖然の大荒れ、大穴の主役は「両極端の戦法」からの一戦でした。
そしてこのレース、2着▲山田敬士（13人気）、3着▲木幡育也（5番人気）と、若手3人衆が、馬券に揃って絡んでは、3連単馬券「3,250,710円（1,643番人気）」の稀に見る大穴、他の馬券でも、単勝2,630円、馬連125,260円、馬単221,650円、3連複391,470円など仰天の揃い踏みになりました。
ここで終われば「良かったね！」と普通の出来事も、今日の菜七子騎手は違った。第7R「3歳未勝利（牝馬）戦、ダ1200ｍ、15頭立て」、ライゴット（8番人気）に騎乗、ここも果敢に先行して直線でも大外から追い上げた後続馬を、優に振り切って、嬉しい逃げ切りＧＯＡＬ、今期14勝目を達成、先行する展開だと粘り切るペース配分には脱帽なのです。
ここも2着▲山田敬士（9人気）が活躍、3着戸崎圭太（7人気）で大荒れ、単勝1,800円、3連単731,160円（1124人気）と新潟ファンが唖然、でも嬉しい馬券展開になりました。
これでJRA女性騎手勝利記録、歴代第1位を堅持していた（元祖アイドルの旧姓牧原騎手）増沢由貴子騎手の「通算34勝」に並び「タイ記録」になった。
由貴子騎手が、10年以上騎乗し、ヤットの思いで達成した勝利数を、菜七子騎手は、2年半で軽く通過しては、やはり唯ものではない、可なりの騎乗技術がありそうなのです。
今期はあと残り4ヵ月もあり、勝利の積み上げは確実、記録更新は目前、こんな状況なら、是非「我が馬」でと、有力馬の騎乗依頼が（重賞などで）殺到すると、とても良い展開になるのですが、勇気ある馬主さんが、救世主として打って出る方は、いるのでしょうか？（勝利ライゴットと記念写真）
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