3勝目を狙った断然人気エネイブル(Lデットーリ)は馬場悪化で痛恨の6着無念!
期待の断然人気で凱旋門賞3勝目が確実視されたエネイブル(Lデットーリ)が、連日の降雨で、馬場が不良の最悪状態から、これを熟せる馬は・・でしたが、ペルシアンキングが、先行する内3番手に着け先行したソットサス(C.デムーロ)が、直線で抜け出し、追い上げるインスウープ (R.トーマス)が、内から「クビ差」まで迫るも、それを際どく振り切ってソットサス(C.デムーロ)が勝利、昨年度3着から雪辱を果たし歓喜の嵐炸裂でした。
勝利の快挙クリスチャン・デムーロ騎手は、ミルコ・デムーロの弟、日本遠征でも活躍している騎手、凱旋門賞勝利は、初制覇で歓喜の雄たけびを上げ、上機嫌でしたが、最後のGOAL前で、1着馬ソットサス(C.デムーロ)などが、斜行し上位入線組の6頭までが、長い時間の審議対象でハラハラしたが、無事に到着順位のまま確定した。
日本馬ディアドラ(赤帽)は、スタートは、出遅れで最後方からの競馬、最後の直線で、残り300mのオープンスペースを利して、一気に先団まで上がったが、ここから次々に差されて、結局エネイブル、ストラディバリウスの次、8着に沈んでは残念でした。
ロンシャン第4R 凱旋門賞(G1、3歳以上OP、芝2400m、1着171万4200C):不良馬場
発走 10月4日(日本時間*23時05分、現地16時05分):掲載はレーテング順位
着順、期待、馬番(Rt.)ゲート番、馬名(生産国)性歳*調教師(調教国)騎手(人気)
1着△ 7(120)4ソットサス (FR)牡4*JC.ルジェ (仏)C.デムーロ(5人気)
2着*12(115)1インスウープ (IRE)牡3*F.グラファール(仏)R.トーマス(4)「クビ差」
3着△ 1(125)7ペルシアンキング(IRE)牡4*A.ファーブル(仏)P.ブドー(3)「1馬身3/4」
4着*10(115)9ゴールドトリップ (FR)牡3*F.シャペ (仏)S.パスキエ (8)「アタマ差」
5着*15(112)2ラービアー (USA)牝3*JC.ルジェ (仏)M.ギュイヨン(6)「2馬身」
タイム2:39.30 単勝1,220円、馬連4,530円、馬単12,610円、3連複10,330円、3連単101,080円
予想評定 D評価(20点):期待馬が総崩れで大荒れ完敗です。
6着◎ 8(128)5エネイブル (GB)牝6*J.ゴスデン (英)L.デットーリ(1人気)
7着〇 6(125)14ストラディバリウス (IRE)牡6*J.ゴスデン(英)O.ペリエ(2人気)
8着△ 9(114)12ディアドラ (JPN)牝6*橋田満 (日)J.スペンサー (7人気)
9着* 3(116)6ウェイトゥパリス (GB)牡7*A.マルチアリス(仏)I.メンディザバル
10着* 2(108)8ロイヤルジュリアス(IRE)牡7*J.レニエ (仏)S.フォーリー
11着*11(108)13シャシュナック (FR)牡3*F.ヴェルミュラン(仏)T.ピッコーヌ
(出走15頭):3連単=1着(8)-2着(6)-3着(1.7.9)=3点:外れ
8着*ディアドラ 橋田満 調教師のコメント:
レース前に馬場を歩いて確認しました。雨は止んでいましたが、風が吹いたことによって表面の水分が飛んで、粘土質で脚にまとわりつくような重たい馬場になりました。 レースの運び方については、騎手に一任しました。道中はスムーズに走れていましたし、最後の直線に向いて手応えも良かったですが、伸びきれなかったのは、この馬場をこなせなかったということだと思います。ディアドラは、最後まで一生懸命に走ってくれました。 日本の馬は少しの雨ならこなせると思いますが、これだけの雨量があると訓練と適性が求められると思います。フランスの重たい馬場は、イギリスのそれとも別物で、特殊な馬場でした。ファンの皆様には温かいご声援を頂き、本当にありがとうございました。
8着*ディアドラ J.スペンサー 騎手のコメント:
道中もリラックスしていましたし、彼女の状態や走りには満足しています。ただパリロンシャンの芝コースは、他のどの競馬場よりも深く、土がまとわりつくような感じで、いざ加速しようとした時に、進んで行かず、これまでに経験したことのないものだったと思います。今回、騎乗機会を頂き感謝しています。
(GOAL前で斜行して、後続馬がブレーキ掛け馬が横を向いている)
*1番人気で6着エネイブル騎乗のL.デットーリ騎手:調子は良かったが、この馬場の精で、これを熟せなかった。
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