10/04/2021

「海外競馬」*凱旋門賞(速報)

 *第4R 凱旋門賞:ドイツ4歳牡馬トルカータータッソ(ビーヒュレク)が外差し快勝
 期待日本馬クロノジェネシス(マーフィー)7着、ディープボンド(バルサローナ)11着
我が期待の◎スノーフォール(ムーア)6着、〇ハリケーンレーン(ドイル)3着などで無念

 最後の直線、期待のスノーフォール(ムーア)は、終始後方待機で馬群の中で揉まれ、外に出せずも、残り300mでようやく前が開いて、これから鋭く抜け出すと見守るも、中団外で競馬したトルカータータッソ(ビーヒュレク)に、一瞬で置いて行かれて、その相手に一方的に抜け出される屈辱、そしてタルナワ(スミヨン)、ハリケーンレーン(ドイル)の2騎が、先団内で競り合う外から、纏めて交わし去り「3/4馬身」突き抜け、夢に見た嬉しい勝利、これでドイツ調教馬の勝利は、10年振りで、通算3勝目の快挙になる。
 いつもの、この馬場状態では、出走馬の皆が脚を取られて、苦戦の結果なので、馬券の外れは「アッそうなりますか?」の展開で、年に一度の俄か評論家なので出番はなく、仕方がないのですが、JRA独自の馬券オッズは、どうしても日本馬ひいきの人気集中なので大波乱、現地フランスでは、極めて普通の馬券でも、日本では、可なりの大荒れ、全ての馬券種が稀に見る、万馬券炸裂になって仰天、期待外れと秋の夜中になりました。
*パリ・ロンシャン競馬場:第4R 凱旋門賞(G1:3歳以上OP、芝2400m、1着賞金約3億7140万円):重馬場:(日本時間10/3*23:05発走)
着順、馬番/期待(Rt)馬名(生産国.性歳、騎手、調教師、前走(馬場.格.着順))人気
1着1/△3(119)トルカータータッソ(独.牡4ビーヒュレク、ヴァイス師、独G1-1着)13人気
2着4/△2(124)タルナワ(愛.牝5スミヨン、ウェルド師、愛G1-2着)2人気(着差:3/4馬身)
3着11/〇(121)ハリケーンレーン(英.牡3ドイル、アップルビー師、英G1-1着)1人気(短アタマ)
4着10/△1(127)アダイヤー(英.牡3ビューイック、アップルビー師、英G1-1着)5人気(3馬身)
5着12/*(115)シリウェイ(仏.牡3プロンデル、ロッシ師、仏G1-2着)12人気

タイム2:37.62 単勝11,050円、馬連20,960円、馬単72,510円、3連複16,780円、3連単246,370円
予想評定D評価(30点):期待馬が4着まで独占も、肝心本命だけが失速6着残念で完敗です。
6着15/◎(123)スノーフォール(日.牝3ムーア、オブライエン師、仏G1-2着)4人気
7着7/▲(124)クロノジェネシス(日.牝5マーフィー、斉藤崇師、阪神G1-1着)3人気
8着14/*(108)バブルギフト(仏.牡3モッセ、ヴァイス師、仏国G2-1着)11人気
9着13/*(115)アレンカー(英.牡3マーカンド、ハガス師、英国G1-2着)8人気
10着8/*(116)モジョスター(愛.牡3ライアン、ハノン師、英G1-2着)10人気
11着3/注(117)ブルーム(愛.牡5武豊、オブライエン師、仏国G2-2着)7人気
12着6/15*(113)ラービアー(仏.牝4Cデムーロ、ルジュ師、仏国G2-1着)9人気
13着9/*(108)ベイビーライダー(仏.牡3メンディバル、バリー師、仏G2-2着)14人気
14着2/△4(118)ディープボンド(日.牡4バルサローナ、大久保師、仏G2-1着)6人気
取消5/*(121)ラブ(愛.牝4デットーリ、オブライエン師、愛国G2-2着)
(出走15頭):3連単=15ー11.7ー11.7.10.4.1.2.3=12点:外れ
                   *Rt上位順=10-7-4-15-11.5-1-2-3-8-6----

*レース後の関係者コメント
7着*クロノジェネシス 斉藤 崇史 調教師
 落ち着いてレースができましたし、良いポジションで競馬が出来たと思います。直線に向いてからも、良い手応えでしたが、重い馬場にのめって最後は、疲れてしまいました。
 *クロノジェネシス O.マーフィー 騎手
 ペースが早くなりそうだったので、馬群の外から時間をかけてポジションを取りに行きました。道中はスムーズに進んでいましたし、最後の直線に向いた時もまだ良い感じでした。しかし、ゴーサインを出した時、加速出来ませんでした。重馬場といっても、日本の重馬場とは違いました。勝てなかったのは残念ですが、彼女は良い状態でスタッフは、とても良くやってくれました。彼女がスターホースであることに、変わりはありません。
14着 ディープボンド 大久保 龍志 調教師
 今回は、残念な結果になりました。今週の雨でディープボンドには、未知の経験と言えるほどの重い馬場となってしまいました。期待はありましたが、バルザローナ騎手からは、前に付けられなかったとの話もあり、力尽きたようです。故障をしたのかと心配しましたが、馬体に異状はありませんでしたので、これから立て直して行きたいと思います。
 *ディープボンド M.バルザローナ 騎手
 この馬には、タフ過ぎるレースになりました。馬が疲れてしまいました。
11着 ブルーム 武 豊 騎手
 ゲートの出は、遅かったものの、巧くリカバリー出来、良いポジションで進めましたが、直線に入ってから、余り手応えがなくなってしまいました。A.オブライエン調教師に、足を上げて騎乗させてもらい、誇らしい気持ちになりましたし、また来年も来て、そして勝ちたいです。


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