11/07/2021

海外競馬:遂にラヴズオンリーユー(川田、矢作師)が米国ブリーダーズCを初制覇!

 *日本馬が悲願の米国G1ブリーダーズカップに初勝利の快挙、そしてディスタフでも!
 現地時間11月6日(土曜)にアメリカ合衆国カリフォルニア州のデルマー競馬場で4年振りに開催された「ブリーダーズカップデー(G1競走7鞍)」で、日本調教馬「ラヴズオンリーユー(矢作芳人厩舎)」が、遂に悲願達成、嬉しい初制覇の快挙ニュースが今朝届いた。
 更に第10Rダート1800m「G1:ディスタフ」に、マルシュロレーヌ(マーフィー、矢作師)でも先行抜け出しで勝利し日本馬の能力高さを証明、本日2勝の快挙も加わった。

  日本調教馬の米国G1戦の勝利は、2005年シーザリオが「アメリカンオークス」を制して以来16年振りのG1獲り、ブリターズCは、日本馬挑戦が延べ17頭で今回が悲願達成になる。


 日本馬が7頭が参戦するブリーダーズカップデーの内、「ブリーダーズCフィリー&メアターフ」に期待のラヴズオンリーユー(川田、矢作師)が出走、レースは、好スタートを決め、終始4番手内で競馬、2周目最後の短い直線(函館の直線262mより短い内芝コース249m)で、先団の直後に着けていたラヴズオンリーユーが、3馬身差の3番手から、外に進路を振って追い上げるも、残りの距離は「僅か」の小回りコース、前に届くのかハラハラも、一気に前の2騎に並ぶも、外からマイシスターナットが突き抜け激戦を、ここを割って突き抜ける根性で、右マイシスターナットに「1/2馬身」競り勝ち、嬉しい米国でのG1戦で初制覇の快挙に、川田将騎手は、入線後に右拳を固く握り締め、歓喜の「ガッツポーズ」を決めた一戦になった。凱旋した川田将騎手は、嬉しさを、両手で「ハートマーク」を作り表現した。
 これでラヴズオンリーユーは、今年の海外戦績は、香港G1に続き、米国G1も制覇で「3戦2勝3着1回」の激走、海外国際レースの環境に順応し、落ち着きがあり好調維持、レース前の記者インタビューに矢作師は「馬の調子は良く勝てる」と語っていたが即実現でした。 
*第7RブリーダーズCフィリー&メアターフ(G1:3歳以上OP牝馬、芝2200m、1着賞金104万$、12頭立て)発走時刻 日本時間11月7日(日曜)5時59分
1着8)ラヴズオンリーユー日本(牝5川田、矢作、Dインパクト)1番人気タイム2:13.87
2着9)マイシスターナット米国(牝6オルティス、ブラウン師)8番人気 着差:1/2馬身
3着7)ウォーライクゴッデス米国(牝4ルパルー、モット師)2番人気  着差:アタマ
 単勝260円、馬連7,260円、馬単9,350円、3連複5,720円、3連単41,410円

*第9RブリーダーズCマイル(G1:3歳以上OP、芝1600m、1着賞金104万$、14頭立て)発走時刻 日本時間11月7日(日曜)7時20分
1着3)スペースブルース英国(牡5ビュイック、アップルビー師)2人気 タイム1:34.01
2着2)スムーズライクストレイト米国(リスポリ、マッカーシー師)5人気 着差:1/2馬身
3着14)アイヴァー 米国(牡5タラモ、ロボ師)11番人気                    着差:1馬身
12着5)ヴァンドギャルド(牡5福永祐、藤原英師、Dインパクト)3番人気
 単勝420円、馬連2,100円、馬単3,550円、3連複26,240円、3連単103,660円

*第10RブリターズCディタフ(G1:3歳以上牝馬OP、ダート1800m、11頭立て):馬券非発売レース
1着10)マルシュロレーヌ日本(牝3マーフィー、矢作師) タイム1:47.67
2着11)ダンバーロード米国(牝5オルティス)      着差:ハナ
3着3)マサラート米国(牝3ヴェラスケス)
短評)期待のマルシュロレーヌが、内ラチで先行した11ダンバーロードほか2騎に、外から徐々に追い上げ、短い直線でも、長く競り合いして、外から追い上げた赤帽10マルシュロレーヌが、全く馬体を離して入線も、際どく差し脚が勝り「ハナ差」先着、シンガリ人気馬に、数々の海外実力馬を纏めて撃破されては、USA競馬の天下が崩壊の危機、プライドが高く、アメリカファーストのお国柄に超激震が走り、地元USAフォースマンはタジタジ、芝もダートも2Rに、いずれにも力強く、ねじ伏せて勝利されては、信じ難い現象に「嘘だろう?」と仰天、日本の我らでもそう思った大事件で、1日にG1戦2勝の快挙、しかも「矢作厩舎」で日本馬の能力の高さを米国関係者に見せつけては大変、USAフォースマンから、マルシュの血統などに興味深々、急遽矢作師の血統解説などへ質問責めに合い、刺激が可なり強過ぎましたね。

*第11R BCターフ(G1:3歳以上OP、芝2400m、1着賞金208万$、14頭立て)
1着10)ユビアー英国(せん馬3ビュイック、アップルビー師、ドゥバイ産駒)
2着8)ブルーム愛国(牡5デットーリ、オブライエン師、馬主.松島正昭代表、オーストラリア産)
短評)期待のブルーム(デットーリ)が、2周目最後の直線で、一気に抜け出し快勝か・・でしたが、最後方待機から、猛スパートを懸けたユビアー(ビュイック)が、まさかの逆転劇、GOAL寸前で外から一気に届き、交わして競り勝たれては「トンビに油揚げ」でした。

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