12/27/2012

2012JRA-GⅠ秋・後半戦の回想記

9/30:スプリンターズSロードカナロア(岩田康)がカレンチャン池添謙を交わして初GⅠ勝利
中山11R スプリンターズS(GⅠ、3歳以上OP、芝1,200m)結果
1着▲(16)ロードカナロア(岩田康、安田、Kカメ、前走GⅡ2着)2番人気(33秒4)
2着◎(14)カレンチャン(池添謙、安田、クロフネ、前走GⅡ4着)1番人気(33秒7)
3着・( 3)ドリームバレンチーノ(松山弘、加用、Rインメイ、GⅢ7着)9番人気(33秒5)
4着△2(15)エピセアローム(武豊、石坂、Dメジャー、前GⅡ1着)  3番人気(33秒7)
5着注1(5)ラッキーナイン(香ブレブル、ファウンズ、愛産、GⅠ:11着)8番人気(33秒4)

8着〇(11)パドトロワ  (安藤勝、鮫島、Sボード、前走GⅢ1着)4番人気  (34秒6)
10着注2(7)リトルブリッジ (香バートン、シャム、新嘉産、前走GⅠ:1着)5番人気
15着注3(12)キャプテンオブヴァアス(新嘉チャベス、バリッジ、豪、GⅢ2着)14番人気
16着△1(13)ダッシャーゴーゴー(横山典、安田、Sバクシン、前GⅢ2着)6番人気
タイム1分06秒7(レコード)4F44.6-3F34.0-2F22.8-1F11.5
 単勝440円、馬連510円、馬単1,170円、3連複4,300円、3連単17,540円
予想評定 C評価(60点): 頭と3着を外しては完敗、パドトロワがバッタリかもは予測通りの夏激戦のツケがここで出ては、勝ち馬から1秒も違っては8着に、ロードカナロアの末脚とそれを引き出した岩田康騎手の勝利、これを予測出来ずに脱帽です。

*今度こそカレンチャン池添謙が勝つ!と大いに期待と肩に力が入るも結果は2着、後方待機した同じ安田厩舎のロードカナロア岩田康の爆発的な末脚に「3/4馬身」突き放される屈辱でした。

*スタートして最内枠のマジン福永祐が先行、2番手にパドトロワ安藤勝、期待のカレンチャン池添謙は中団で、ロードカナロア岩田康は後方で待機、直線を向いて内で逃げ粘るパドトロワを交わしてカレンチャン池添謙が先頭に立って押し切る勢いに、後方から外を突いて一気に末脚を発揮し、カレンチャンに馬体を併せそして突き放したのが同じ安田厩舎のロードカナロア岩田康がGOAL直後「ガッツポーズ」してレコードタイムで快勝した。
 そして嬉しいロードカナロアは夢に見た初GⅠ勝利、そして福永祐一騎手から乗替わって2戦目に岩田康誠騎手は大きなレースで結果を出し、今一番乗れてる騎手に、日本ダービーを含むGⅠ勝利を4勝(通算GⅠ勝利15)と記録を伸ばした。

嬉しい初スプリンターズS勝利岩田康騎手
(ハイペースでしたが)まッ~ま結果論では良い位置取りとなった。カレンチャンを見ながらと考えていたがそうなった。(馬群の)中から抜け出せて良かった。(レコードタイムでしたが)ファンのお蔭です。2回目の騎乗で結果を出せて良かった。この馬は素晴らしい世界に通用出来る馬です。今度は秋華賞で3冠を狙うディープブリランテもいますし、期待に応えられるよう頑張ります。そしてロードナカロアも応援をよろしくお願いします。
完敗のカレンチャン池添謙騎手」
 相手は唯一頭、同じ厩舎のロードカナロアと思っていた。これに負けて大変悔しいです。体調が上がって調子が良かっただけに負けて悔しいです。

10/14:秋華賞ハラハラドキドキの展開も3冠目勝利ジェンティルドンナ(岩田康)
京都11R秋華賞(GⅠ、3歳OP牝馬、芝2,000m)結果
1着◎(14)ジェンティルドンナ(岩田康、石坂、Dインパクト、前GⅡ1着)1番人気:33秒1
2着〇( 1)ヴィルシーナ   (内田博、友道、Dインパクト、前GⅡ2着)2番人気:33秒9
3着・( 2)アロマテイコ(佐藤哲、佐々木昌、Kカメハメハ、前走1600下3着)6番人気:33秒1
4着・( 3)ブリッジクライム(大野、鈴木康、Zロブロイ、前走OP2着)11番人気 :33秒0
5着・( 6)チェリーメドゥーサ(小牧太、小西、Sセンス、前走1000下1着)15番人気:35秒5

6着△2(17)アイアムユアーズ (池添謙、手塚、Fブラヴ、前走GⅢ1着)3番人気
10着△3( 5)ラスヴェンチェラス(川田将、小島茂、Dインパクト、前走GⅡ3着)9番人気
11着△1(15)ミッドサマーフェア(蛯名正、小島太、Tギムレット、前GⅢ3着)5番人気
15着注(12)アイスフォーリス (松岡正、相沢、Sゴールド、前走OP5着)10番人気
タイム 2分00秒4 (4F46.6-3F35.2-2F13.9-1F12.4)
 単勝130円、馬連250円、馬単300円、3連複1,990円、3連単3,660円
予想評定 C評価(60点) 際どくハナ差でも1着・2着は誰でも的中です。問題の3着以降がどうか?なのですが、3~5着まで無印馬だけが入線では完敗、頭が堅いほど、このような3連単外れ馬券展開になるのです。

*スタートして最内ラチから懸命にクビ筋を押して先頭に立とうとするヴェィルシーナ内田博、1・2角を内から先行するヴィルシーナがペースを整え向正面に出た途端に、後方からスロー展開を嫌って、一気に追い出しチェリー小牧太が、グングン引き離して15馬身も広げ大逃げ展開、離れた馬群の先頭にヴィルシーナ、断然人気のジェンテルが馬群の中団で何故か波乱がありそうなハラハラの位置取り、そのままの展開で直線を向いて、未だ直線の半ばでも5馬身位離して逃げ込みが決まったか?の勢いでしたが、離れた馬群の中からヴィルシーナ(内田博)が内から、そして大外からジェンティルドンナ(岩田康)が懸命に鞭を叩いて追う姿には一瞬、「3冠あやうし」とても無理な位置取りかも・・の感じで不安一杯でしたが、そこからがドラマの幕開きでした。

 仕掛けた瞬間は全く動きに変化はなく(エッ着外の大穴かも・・が頭に過ぎり)、でもそこから一気にあの鋭い末脚が炸裂し鋭く伸びて、そして馬体はヴィルシーナの外に併せて懸命に追い上げ、この2騎の末脚勝負、残る距離はあと少し・・クビの上げ下げして際どい態勢でGOAL!・・、
 永い写真判定の結果は、・・・掲示板に 14・1 と点灯して場内がドット沸き、3冠達成の祝福の拍手が鳴り響いた瞬間でした。

 我が予想でも、ヴェルシーナがジェンティルに勝つには、「クィーンS」の戦法のように、先行し直線では先に仕掛け抜出し突き放す(強い)戦法なら「勝ち負け」も有り得る、と大胆予想した通りの戦法を、内田博騎手も考えて実践した展開は、とても感激も、チョイト惜しい、2000mも走ってそして大きな「ハナ差」惜敗、最後のGⅠ獲り失敗に終わったが悔いなしの一戦、相手が強すぎただけ、馬と岩田康誠騎手に拍手、そして褒めるしか「ほかの言葉に例えようも」ありません。

*先頭争いはさて置き、離れた問題の3着争いは、断然人気のジェンティルドンナと同じ位置でマークしての競馬した(準OP馬の)アロマテコ佐藤哲、ブリッジ大野が重賞先着組を交わして先着、そして大逃げしたチェリー小牧太が、感激の着順、嬉しい掲示板に「Ⅲ2、Ⅳ3、Ⅴ6」と皆内枠馬が赤々と点灯した。

*我が穴馬として3番手に抜擢、大いに期待のミッドナイトサマーフェア蛯名正は、中団で競馬も末脚なく、2桁着順に失速しては今回も不甲斐なく期待外れ、2連続惨敗は参りました。輸送慣れしない馬なのでしょうか?敗因がなにが原因なのでしょうか?
(蛯名正騎手コメント)いいときの状態に戻って居ない。気持ちは入っているが走りにバランスが良くない。身体が伸縮せず伸びたままの感じでした。

「3冠達成でも渋い顔でインタビューの岩田康誠騎手」:走る前に負傷し足を引きずり痛い凱旋
 テイク1(検量後):(3冠は楽ではないですね)遣らなければの馬です。落馬させたりヤンチャな未だ子供みたいな馬です。先を見据える馬で、次の走りを見て貰えば分ります。
(大逃げの展開でしたが)この展開も考えてはいた。もっとハイペースになるかとも。3角から4角を外を回りになって、気持ち直線追い出した時、オークスのように脚を使う馬、差し返せる力があり、古馬に挑んでも大丈夫です。勝つまでは言えなかったがブエナビスタと同じくらい強いです。
 テイク2(表彰式後):ハラハラさせてすみません。勝ててホッとしています。エンジンが掛ってからは凄い走りでした。抜出したときは勝ったと思ったが、ヴィルシーナは強い馬なので、クビ位は抜けた感じではいたが14番が掲示板に載るまでは信じられなかった。馬場に出てから落ちて仕舞ったが、馬が驚いて止まってしまい動かないのでファンも心配してくれた。この馬は全能力を発揮していない状態、この馬の背中をズ~と見ていたい。この馬はブエナビスタ、ウオッカ、そしてアパパネの仲間になって、これで3冠の勲章を貰えたらと思います。ハナ差(勝ち)で(皆さんに)ハラハラさせて呉れたが、これからも競馬場に足を運んで下さい。
惜敗のヴィルシーナ内田博
 ヤル事はやった。ジェンテルに勝つために前に行くしかなかった。直線でジェンテルより先に仕掛けて追い出したが、直ぐに並ばれ、一旦は前に出たように見えたが交わせずそのまま2着でした。向うがエンジンが掛ったところがGOALになるような、狙い通りの競馬がGOAL寸前まで出来たんだけど・・あの馬は強い、負けて仕舞ったが追い詰めたヴィルシーナを褒めてやりたい。
*この屈辱は、エリザベス女王杯で再戦し、リベンジを懸けることになった。

牝馬3冠馬史上4頭目の記録
1頭目:86年メジロラモール(奥平真治厩舎、河内洋騎手)
2頭目:03年スティルインラブ(松元省一厩舎、幸英明騎手)
3頭目:10年アパパネ(国枝栄厩舎、蛯名正義騎手):オークスで同着サンテミリオン(横山)そして今回の快挙4頭目12年ジェンティルドンナ(石坂正厩舎、岩田康誠騎手(桜花賞、秋華賞の2冠)、川田将雅騎手がオークスで1冠)

10/21:菊花賞ゴールドシップ(内田博)が人気に応えて完勝、芦毛馬体が西日で黄金に輝く
京都11R 菊花賞(GⅠ、3歳OP、芝3,000m)結果
1着◎( 1)ゴールドシップ (内田博、須貝、Sゴールド、前走GⅡ1着)1番人気
2着△1(16)スカイディグニティ(メンディザバル、友道、Bタイム、GⅡ2着)5番人気
3着・(15)ユウキソルジャー (秋山真、服部茂、Tダンス、前走GⅡ4着)7番人気
4着・( 3)ベールドインパクト(四位洋、大久保龍、Dインパクト、GⅡ10着)10番人気
5着・( 4)ラニカイツヨシ  (佐藤哲、山内、タヤスツヨシ、前走GⅡ5着)11番人気

6着△2( 6)ロードアクレイム(福永祐、藤原英、Dインパクト、前走GⅡ2着)3番人気
8着注 ( 2)フェデラルホール(吉田隼、中川、Sゴールド、前走1000下1着)4番人気
9着〇(10)マウントシャスタ(川田将、池江寿、Dインパクト、前GⅡ3着)2番人気
10着△3( 7)エタンダール (松岡正、藤原英、Dインパクト、前走GⅡ4着)8番人気
17着▲(12)コスモオオゾラ (岩田康、高橋博、Rインメイ、前GⅠ6着)9番人気
出走回避・ディープブリランテ(岩田康、矢作、Dインパクト)前走英国GⅠ8着(ダービー馬)
タイム3分02秒9 (4F48.3-3F36.1-2F24.2-1F12.4)→1F12秒の見事な平均ペース
 単勝140円、馬連960円、馬単1,140円、3連複4,830円、3連単12,450円
予想評定 C評価(60点): 本命が圧勝も相手が伏兵で、ズバリ的中の夢破れ無念、そして3着も外しては残念なり。

*スタートして直ぐ最内枠のゴールドシップ内田博が下げ最後方からの競馬に、先行したのはビービージャパン(武幸)、コスモ(岩田康)、タガノ太宰、一周回ってもハナは依然ビービー、そして外枠のトリップ小牧太、後方のゴールドシップ内田博が動いたのは3角手前から徐々に外を回って追い上げ4角では早くも外3番手の先団で回って直線、ここで内から我が対抗馬マウントシャスタ(川田将)とゴールドシップが並んで追い出したときには「このママー!」と叫ぶも、直ぐに後方からスカイディグニティ(メンディザバル)とユウキソルジャー(秋山)、そして2枠2騎が追い上げ迫るも追い付けず、悠々とゴールドシップ内田博が、3角手前から4Fに及ぶ長い距離での追い出しに耐え、歓喜の最後の2冠目に向けて走り抜きGOAL-IN、まるでDインパクトが勝った迫力の再現でした。

 我が期待の大きい対抗馬は、最後の直線で競り合いまで持ち込むもここで失速、単穴評価のコスモオオゾラは先行するも1周目で早くも失速の不甲斐なさには、大いに失望を通り越して無念の結果でした。

  菊花賞の1・2着には、東西の前哨戦「西:神戸新聞杯・東:セントライト記念」で最先着した馬が順当に、ここでも先着を果たし、順当と思えば順当、大荒れと思えば大穴、様々な思案の決着は、初めての長距離を走り切った激闘の結果なのです。これがセントライト記念2着し、ようやく出走に漕ぎ着けた「スカイディグニティ」が2着、1600万下の「ユウキソルジャー」が3着と、長距離ならではの適性組が先着して、既に重賞勝ちしたOP馬が枕を並べて後塵を浴びては無念な決着なのです。
会心の2冠達成した内田博ゴールドシップ」:この馬は強いです。GⅠ勝っている馬でここでは負けられない。馬が良く(競馬を)知っている。前回(神戸新聞杯)もですが後方からでも弾けて呉れる。スタートは後方からになったが、行ければ行ったがスピードが上がらなかったので後方から行くことにした。そんなにスタミナがあるわけではないので、4角から一気では(届かないかも)、コーナーでそんなに外を回った訳でもなかった。ペースはそんなに早くはなくこの馬のリズムで走れた。後方から来る馬に抜かせない馬で、皐月賞を勝った馬ですから。この馬で重賞をポンポン勝たせて貰って感謝している。今度は古馬との対戦になるが、こんなに(この馬を)信用して貰って、ファンのみなさんありがとう。
 内田博幸騎手のGⅠ制覇は通算7勝目、そして菊花賞挑戦が2戦2勝の快挙、前走08年オウケンブルースリそして今回12年ゴールドシップで勝利、菊花賞勝利の秘訣は?の質問には「強い馬に乗る事です」と語った。

10/28:天皇賞・秋歓喜エイシンフラッシュ(ミルコ・デムーロ)がダービー以来のGⅠ勝利
東京11R 天皇賞・秋(GⅠ、3歳OP、芝2,000m)結果:天候小雨も馬場良
1着・(12)エイシンフラッシュ(5牡、デムーロ、藤原英、Kベスト、GⅡ9着)5番人(33.1)
2着△1( 4)フェノーメノ (3牡、蛯名正、戸田、Sゴールド、GⅡ1着)1番人気(33.8)
3着◎( 6)ルーラシップ (5牡、メンデザバル、角居、Kカメ、GⅠ2着)2番人 (33.1)
4着△2(13)ダークシャドー(5牡、福永祐、堀宣行、Dダーク、GⅡ2着)4番人気(33.6)
5着〇(16)カレンブラックヒル(3牡、秋山真、平田、Dメジャー、GⅡ1着)3番人気(34.5)

9着注1( 1)ナカヤマナイト(4牡、柴田善、二ノ宮、Sゴールド、GⅠ宝塚8着)6番人気
11着注2( 7)アーネストリー(佐藤哲、佐々木昌、Gワンダー、宝塚記念7着)13番人気
13着▲(15)トーセンジョータン(6牡、スミヨン、池江寿、Gポケ、GⅠ2着)7番人気
タイム1:57.3 (ラップ4F48.4-3F36.6-2F24.6-1F11.8)
単勝1,660円、馬連3,250円、馬単8,980円、3連複3,990円、3連単39,520円
予想評定 D評価(0点):優勝馬激走は嬉しいのですが、痛恨の無印で完敗です。辛うじて本命が3着確保、我が秘かの裏本命馬が2着で「評定D」も、マズマズでした。

 天皇賞・秋は、ハラハラ展開はいつもの事ですが、意外な馬の1着決着も、終わって見れば、掲示板には1~5番人気の全ての馬が見事に入着点灯して、やはり人気の実績馬の舞台でした。

エーシン復活の激走に歓喜のデムーロ
*直線を向いて逃げ粘るシルポートの空いた内ラチから脚を伸ばした5番人気エイシンフラッシュ(藤原英厩舎)が、力強く抜け出し、追い上げる人気のフェノーメノ(蛯名正)、ルーラシップ(メンデザバル)を1/2馬身突き放して快勝した。
 GOAL直後にミルコは、馬上から右拳を天に突き上げ「ヤッター!」と雄叫びを発して喜びを爆発、手を振る陛下前に進んで馬を下り、ヘルメットを取って膝ま着いて敬意の礼、そして凱旋帰路で喝采のスタンドに向け投げキッスのサービス、そして愛用のゴーグルをスタンドインさせていた。
大逃げシルポート
*スタートして内からシルポート小牧太が一気に先頭に立ってのハイペースで10馬身もの大逃げ、離れた2番手に大外からカレンブラックヒル(秋山真)が、3番手にダイワファルコン北村宏の縦長の展開、期待のフェノ、ルーラは可なり後方グループで待機して直線、まだまだシルポートが前半57秒3で飛ばしての先行してハラハラ展開でしたがここから波乱が・・。

狙い目に狂いは無しも2着フェノーメノ
*やはり狙った通り強い馬でした。3歳フェノーメノと5歳ルーラシップです。フェノーメノ蛯名正の敗因は結果論で追い出し遅れ届かず、ルーラシップは馬体が「+18kgも成長分」と厩舎側コメントでしたが一叩き出来なかった誤算のように思え3着は仕方がないです。共に次走JCをオルフェーヴルと互角に勝負して勝って下さいネ。
*残念だったのは大外枠、フェノーと同じ3歳馬カレンブラックヒル(秋山)の3番人気、2000の外枠はスタートして直ぐの2角で、遠慮して抑えては相当の外回りになる距離損があるので、果敢に先行策で挑戦、加えてシルポートの大逃げに付き合っては、直線良く粘り込んだのですが脚が止まって内ラチ沿いで5着までが精一杯の善戦マンでは無念なりでした。

次走も今回の快走見せてね
*エーシンフラッシュは、ご存じ一昨年(10年5月)の内田博騎手でダービーを制した馬、そして3歳オルフェーヴルが快勝した昨年の有馬記念(ルメールで)の「0秒1」差の2着した実績馬ですが、その力量を期待し続けて来ては失速の馬券を外す繰り返しで、今回も怖い存在と認識も軽視した途端の激走では困りましたね。
 中々内田博で安定して結果を出せずでしたが、デムーロ騎手で変身しましたね。次走JC参戦なら、一気に人気を背負い、いつもの撃沈失速ナンての話は「なし」ですよホントに・・。

「歓喜の雄叫びミルコ・デムーロ騎手」
 ニホンノミナサン、アリガトウゴザイマス。エーシンが待っていて呉れて、とても嬉しいです。エーシンに乗るのも初めて、天皇賞に乗るのも初めてです。馬の調子はとても良かった。(コース獲りは)内ラチが空いていました。(天皇陛下に最敬礼でしたが)とても嬉しい気持ちを表すため、馬から下りました。日本の皆さん大好きで~す。

歴史は繰り返す
*天皇の戴冠レース、天皇・皇后両陛下列席の天覧競馬は7年振りになる。前回は松永幹夫騎手がヘヴンリーロマンス(牝馬4歳、14番人気)に騎乗して、GOAL寸前際どく追い込んで、断然人気のゼンノロブロイ(横山典)を差して快挙の年です。このときも優勝馬に松永幹騎手は騎乗のまま、ヘルメットを胸に充てての「深かぶかと敬礼」でした。
「惜しくも又もや2着の蛯名正義騎手」
 馬の調子は良かった。まさか内から来るとは思っていなかった。併せ馬の形に成って居たら結果は違ったのかも知れない。そんなに負けてはいない。力量は分かっているので次は巻き返したい。

11/11:エリザベス女王杯伏兵レインボーダリア(柴田善)がヴェルシーナ(内田)に競り勝つ
 流石のヴェルシーナも重馬場得意のレインボーダリアには叶わず
京都11Rエ女王杯(GⅠ、3歳以上OP牝馬、芝2,200m:降雨重)結果
1着・(15)レインボーダリア(柴田善、二ノ宮、Bタイム、前走GⅡ4着)7番人気(35秒8)
2着◎(12)ヴェルシーナ(内田博、友道、Dインパクト、前走GⅠ秋華2着)1番人気(36.1)
3着・( 6)ピクシープリンセス(デムーロ、野中、Dインパクト、1000下1着)5番人気(35.1)
4着・(14)マイネオーチャード(柴田大、畠山吉、Sゴールド、1000下1着)15番人気(35.8)
5着注1(10)オールザットジャズ(川田、角居、Tギムレット、前走GⅢ8着)4番人気(36.9)

7着△1( 1)マイネイザベル(松岡正、水野、テレグノシス、GⅢ1着)10番人気
10着▲(11)ホエールキャプチャ(横山典、田中清、クロフネ、前走GⅢ11着)3番人気
11着〇( 7)フミノイマージン(太宰、本田優、Mカフェ、前走GⅡ4着)2番人気
16着△2( 3)スマートシルエット(岩田康、大久保龍、Fブラヴ、前走GⅢ2着)6番人気
タイム2分16秒3 (4F48.3-3F36.4-2F24.9-1F12.4)
単勝2,300円、馬連1,790円、馬単6,630円、3連複6,110円、3連単50,810円
予想評定 C評価(50点):大荒れ断然人気のヴェルシーナの2着だけでは完敗です。

*ザンザン降りの京都、馬場が急速に悪化して波乱の前兆か?のGⅠ舞台に3歳以上OP牝馬が16頭出走、無念の2着が続く「ヴェルシーナ(内田博)」が「初GⅠ戴冠だ!」と入れ込んで、ここから馬単、3連単を買い込むも新たなライバルが出現して、又もや2着惜敗では総外れ、痛恨の敗北無念・・毎度の放心状態なのです。
 結果的には、この馬場では、直線で急激な脚を使っては滑ってはマズイと思い、最後の末脚を温存したためか、余りにも慎重に、そして大事に乗り過ぎた結果が、追い出し遅れの「クビ差」に競り負けと推測出来る。
  初めて古馬陣に混じってのGⅠ戦ですが、前走で見せた「先行し直線で早めに抜け出す(突き放す)戦法」を、ファンが支持して、この重馬場ならその脚質で勝てると信じ、中心馬としたのですが、騎手は「確勝を喫し」て中団で抑えても勝てると読んだ戦法が、逆に「仇になった」ような気がします。
 内田博騎手の敗戦理由が「早めに来られて(=先に仕掛けられて)」とありましたから、そうなのでしょう。加えて重馬場が得意なレインボーダリアに直線勝負では競り負けして、勝利が叶わなかったと言う事なのです。そしてGOAL前は先頭の馬より、3着馬の勢いの方を気にしていましたから。

*最後の直線、内ラチ沿いでオールザットジャズ川田が引き離して逃げ込み、離れた馬群の外から一早くレインボーダリア柴田善が脚色良く抜け出した内で、ようやく期待のヴェルシーナ(内田博)が半馬身離れて追い出し、馬体を併せるまでに迫って直線を叩き合いして、(追い出し遅れの差は縮まらず)内で「クビ差」交わせず無念の2着まで、3番手には最後方から良く追い込んだピクシープリンセス(デムーロ)にも「アタマ差」まで迫られは、ヒヤヒヤの2着確保でした。

*レジェント藤岡佑、マイネ幸英明、オールズット川田が先行、期待のヴェルシーナ内田博は中団の外6番手、フミノ太宰は縦長の後方から3番手で競馬、3角手前で後方から一気にエリンコート池添謙が動いて4角では3番手に上がるも、直線でオールザット川田が内から単騎抜け出した。
  もう一方の期待馬フミノイマージン太宰は、荒れた馬場の後方から内ラチを追い上げ一旦5番手に上がったが後続馬に次々に交わされては撃沈でした。

「久々のGⅠ勝利に興奮の柴田善臣騎手」
 調教でも2週も乗せて貰って、無理のない競馬ならと、前回は勝った馬が緩い馬場でしたが、この馬場なら自分の馬にもチャンスがあると思っていた。4角の立ち上がりも上手く行って、格好よくナンとかなるか~と、この馬の力が出せてGⅠ舞台で勝てて嬉しいです。凄く性格が良い馬で、乗り易く調教で走った通り成長して来た。天候が悪かったが良い競馬が出来ました。これからもこの馬同様に頑張ります。応援して下さい。
 そして柴田善臣騎手は、GⅠ勝利が通算8勝目、10年宝塚記念「ナカヤマフェスタ」で勝利以来で、エ女王杯は初勝利になる。
 「今回も2着敗戦の内田博幸騎手」
 勝った馬に早めに来られては・・馬場の精には出来ないです。一番人気に応援して頂いたファンに申し訳ないです。

11/18:マイルチャンピオンシップ久々武豊サダムがGⅠ初勝利
京都11R マイルCS(GⅠ、3歳以上OP、芝1,600m:やや重)結果
1着・( 1)サダムパテック(武豊、西園、フジキセキ、前走GⅠ天皇秋8着)4番人気(34.1)
2着◎( 7)グランプリボス (内田博、矢作、Sバクシンオー、前GⅡ1着)1番人気(34.6)
3着△2(17)ドナウブルー (スミヨン、石坂、Dインパクト、前府中3着)5番人気(34.1)
4着・(12)シルポート  (川田、西園、Wマズル、前走GⅠ天皇秋8着)10番人気(35.0)
5着・(10)リアルインパクト(ムーア、堀宣行、Dインパクト、前GⅡ4着)9番人気(34.6)

6着▲( 4)ダノンシャーク(浜中俊、大久保龍、Dインパクト)前走GⅡ4着)6番人気
8着〇(13)ストロングリターン(福永祐、堀宣、Sクリスエス、前GⅡ7着)2番人気(34.4)
10着△1(15)アイムユアーズ(四位洋、手塚、Fブラヴ、前走GⅠ秋華賞6着)13番人気
11着注1(16)マルセリーナ (デムーロ、松田博、Dインパクト、前走GⅡ5着)8番人気
12着△3(11)ファイナルフォーム(ルメール、堀宣行、Dインパクト、GⅢ2着)3番人気
15着注2( 6)レオアクティブ(横山典、杉浦、Aムーン、前走GⅡ毎日9着)7番人気
タイム1:32.9(4F46.0-3F34.7-2F23.4-1F11.9) 
単勝1,050円、馬連2,520円、馬単5,560円、3連複9,230円、3連単58,050円
予想評定 C評価(50点):頭を無印にしては完敗です。

 1番人気内田博騎手(グランプリボス)がまたもや2着
*馬場が重から「やや重」に回復するも、皆内コースより外コースを回って競馬していたが、一転直線苦しい内ラチから馬群をこじ開け、鋭く追い上げたサダムパテック武豊が、見事に抜出し末脚が炸裂して届いて、遅咲きのサダムがここでようやく嬉しい嬉しい初GⅠ勝利を飾った。
 そして武豊騎手は、このレースが2着4回と善戦するも、未勝利でしたが、ようやくここで勝利を掴んで、JRA(中山大障害を除く)GⅠレース22鞍の内、21鞍目を勝利し、前人未到の快記録「GⅠ全制覇」に向けて、残すは「朝日杯FS」の1鞍のみの王手に前進した。
 驚異の記録が目前
*GⅠレースに勝つことは如何に大変か、競馬関係者が目指す頂点、栄光の勝利、騎手は勿論、調教師や馬主が幾多の試練を重ね、やっと運良く達成出来るもの、殆どのものが騎乗参戦出来るだけでも光栄で、そして未勝利でこの世界から去って行った歴史でもある。これに66勝もしては、もはや神業なのです。全制覇に残すは暮れの2歳GⅠ「朝日杯FS」だけになったが、調子の良い馬に騎乗出来れば直ぐにでも達成可能で、注目しましょう。

クビ差無念、ワン呼吸早めに追い上げていたら
*直線で逃げたシルポート川田が、最内ラチで粘り込んでいたが、4角大外からドナウブルー(スミヨン)が脚色が良く抜け出し先団に迫るところに、内からサダム武豊が馬群を割って伸びて、ドナウの内から交わして待望の先頭に立って突き進み、突き放された2番手にドナウ(スミヨン)でこのレースは決まったように見えたが、GOAL前で馬群の外から一気にグランプリボス内田博が追い込んでドナウに馬体を併せ、そして僅かに交わしところがGOAL前、ようやく2着に届いて、更にサダムの「クビ差」まで迫った迫力は圧巻も2着、もう少し早めの追い出しなら・・と悔やむばかりです。

 重得意のドナウブルーが積極策も外枠で惜しい3着
*大外ドナウはやはり重馬場が得意で積極的に外、外と回って追い上げての3着確保は立派な成績、あの勢いとコース損がなければと・・外枠が災難でした。
*好スタートを切った大外ドナウが決め中団に抑え、ゆったり先頭に立ったシルポート川田、コスモ和田竜、エイシン池添謙が先団で進み、内ラチ6番手にサダム武豊、グランプリ内田博がその直後に付いて回って、3・4角中団でドナウが外を回って先団まで取り付いた。
ストロング福永祐は馬場悪化で失速
*2番人気に期待のストロングリターン(福永祐)は積極的に先団5番手で競馬し、直線そこそこの末脚を発揮したが先着組には迫れず8着までの戦績は無念でした。
大胆不敵な
*何度も圧勝期待を懸けるも、いつもイマイチ成績で我が完全に軽視を決め込んだ馬が一転、一発大仕事をここで達成でした。エーシンフラッシュやグランプリボスの走りのように突然劇ですが、これを見事的中させたのが「おもろい旅撃ちレポーター」でお馴染の、井上オークスどの(東スポ連載)の大胆不敵「サダム単勝1万円勝負!」が、見事的中し10倍に増配当!オメデトウサンです。

JRA全GⅠ競走制覇に王手の武豊騎手
 お久振りです。GⅠで約2年を中々結果が出なかった。こうしたインタビューを受けることも出来なかった。ようやく皆さんにお会い出来て、私が一番喜んでいます。本当に嬉しいです。辛いこともあったが(皆さんが)応援して呉れたのでようやく勝てて本当に良かった。馬の状態が凄く良かった。1番枠なのである程度の位置で内から行くことを決めていた。シッカリ走って呉れ追うことが出来ました。今日のような手応えなら道中で勝てるのではと思った。前回からコンビを組んでナンとか結果が出せて良かった。マイルCS1着出来て嬉しいです。久しぶりに勝ったのですがもっと精進して
(更に)勝てるよう頑張ります。
(一昨年のJCで(繰り上がり1着)ローズキングダム以来の勝利になるが、GⅠ勝利が66勝とは途轍もない金字塔なのです。)

*驚異の武豊騎手GⅠ勝利記録(JRAGⅠ全22Rの内、21Rを制覇、残るは朝日杯FSのみ)
フェブラリーS3勝、高松宮記念2勝、桜花賞5勝、皐月賞3勝、天皇賞・春6勝、NHKマイルC3勝、ヴィクトリアマイル1勝、オークス3勝、日本ダービー4勝、安田記念3勝、宝塚記念4勝(前半戦37勝)、スプリンターズS2勝、秋華賞3勝、菊花賞4勝、天皇賞・秋5勝、エリザベス女王杯4勝、マイルCS1勝、JC3勝、JCダート4勝、阪神JF1勝、朝日杯FS(0勝)、有馬記念2勝(後半戦29勝)計66勝JC:3歳牝馬3冠ジェンテルドンナ(岩田康、石坂正)が優勝、オルフェ(池添謙)またも2着、日本馬が凱旋門賞馬ソレミアを大差圧勝で下しリベンジ果たすも、やはり遠征馬は無残な成績

11/25:ジャパンカップ牝馬3冠ジェンティルドンナ岩田康誠がオルフェーヴルを下す
東京11RジャパンC(GⅠ、3歳以上OP、芝2,400m、賞金2億5千万円)結果
1着▲(15)ジェンテルドンナ(牝3、岩田康、石坂正、Dインパクト、GⅠ1着)3番人気(32.8)
2着◎(17)オルフェーヴル(牡4、池添謙、池江寿、Sゴールド、凱旋門2着)1番人気(32.9)
3着△(13)ルーラーシップ(牡5、ウイリアムズ、角居勝、Kカメ、前GⅠ3着)2番人気(32.7)
4着△(10)ダークシャドー(牡5、デムーロ、堀宣行、Dダーク、前GⅠ4着)6番人気(32.8)
5着〇( 4)フェノーメノ (牡3、蛯名正、戸田博、Sゴールド、前走GⅠ2着)4番人気(33.5)

8着注( 6)レッドカドー・英 (せん6、モッセ、英ダンロップ、前走豪GⅠ8着)13番人気
9着△( 8)エイシンフラッシュ(牡5、ルメール、藤原英、Kベスト、前走GⅠ1着)5番人気
13着注(14)ソレミア・愛産 (牝4、ペリエ、仏ラフォンパリアス、前凱旋門1着)7番人気
タイム2:23.1 (4F46.6-3F34.7-2F23.0-1F11.5)
単勝660円、馬連700円、馬単1,580円、3連複1,010円、3連単5,550円
予想評定 C評価(60点):頭を外しては完敗も5着まで期待馬が揃って入線したのでマーマーの予想かも。

牝馬3歳馬がJC制覇が史上初
*ビートブラック(石橋脩)が果敢に先行、大外ジェンティル岩田康、トーセン(スミヨン)も2番手で競馬、期待のオルフェーヴル岩田康は中団の外で待機、向正面の3角手前で一気に引き離して大逃げ戦法を発揮したビート石橋脩がグングン10馬身以上離して直線半ばまで逃げ込むところに、トーセン(スミヨン)が追い上げ先頭を奪ったが、これを坂上でトーセンを交わしたジェンティルが内、外にオルフェーヴルが馬体を併せて追い上げる展開、ジェンテルが外のオルフェーと併走では内ラチで前のビートブラックが壁になって隙間がなく、狭くなっては進路が無く、追い上げが苦しいためか、岩田康が強引に「こじ開け」突進したため、外オルフェを外側に弾いて割り込みした状態でその途端、一瞬グラッとオルフェが外に寄れる事態が発生(ここで審議の赤ランプ点灯)、ここから共に馬体を立て直し、併せ馬でGOALまで叩き合いの激闘するも、僅か「ハナ差」で内ジェンティルがオルフェーに競り勝ったように入線・・・。

 流石に牝馬は最後の末脚は本当に切れますね。
*ジェンティルドンナ記録:JC参戦もJC制覇も牝馬3歳馬達成が史上初(過去に牝馬がJC優勝したのは2回、5歳ウオッカ、5歳ヴェルシーナ)になって、牝馬3冠馬、通算7勝目(GⅠ通算4連勝)、獲得賞金6億7千万円、そして驚異の5連勝になる。
 離れた3・4番手争いも激戦、ルーラ(ウイリアムズ)とダーク(デムーロ)が馬体を併せて入線、5着に我が期待のフェノー(蛯名正)が届いた。

*海外から遠征5騎は日本の高速馬場とハイペース展開、雰囲気、気候などに惑わされては皆不甲斐なく撃沈、最先着が8着レッドカドーで、後は揃って2桁着順では、日本競馬を甘く考えた結果でしょうか?

史上初JC連覇でも笑顔が無く不安一杯表情の岩田康誠騎手
 内で少し寄れたが、凄いファイトでした。並んでから絶対に抜かせない根性は素晴らしいです。良く頑張って呉れた。3歳牝馬がJC挑戦し勝つことは本当に凄いことです。ジェンティルドンナをこれからも応援して下さい。
岩田騎手の記録:GⅠ通算勝利18勝、初JC連覇、今期GⅠ「6勝目」になる。

進路の獲り方で裁定結果
1.岩田康誠騎手は後検量のあと審議室に呼ばれ、池江寿調教師も呼ばれ裁定がされたが、結果は「最後の直線で余りにも強引な進路の取り方で外に斜行し、オルフェーヴルの進路を妨害した影響あり」の裁定→新ルールで「2日間の騎乗停止処分」、従って師走の第一週に乗れないのは厳しい世界なのです。
2.JCで初めての外国馬騎乗騎手から異議申し立ての出来事がありました。
 英国のレッドカドー騎乗のR・アカリー騎手が先着した「ダークシャドウ(デムーロ)とフェノーメノ蛯名正」の進路の取り方について「異議あり」の申し立てがあり、審議の結果は異議却下された。

12/02:JCダート人気ローマンレジェンド(デムーロ)が直線伸びず失速の4着
京都11RジャパンC(ダート)「GⅠ、3歳以上OP、ダ1,800m」結果
1着△4(14)ニホンピロアワーズ(牡5 酒井、大橋勇、Wマズル、前OP2着)6番人気(36.0)
2着△1(12)ワンダーアキュート(牡6和田竜、佐藤正、Kテイック、JBC1着)3番人気(36.4)
3着・( 9)ホッコータルマエ (牡3、幸英明、西園、Kカメハメハ、前走OP3着)9番人気(36.8)
4着〇(10)ローマンレジェンド(牡4デムーロ、藤原英、Sウィーク、前OP1着)1番人気(36.6)
5着・(13)グレープブランデー(牡4ルメール、安田、Wラッシュ、前OP6着)11番人気(36.8)

8着△3( 1)ハタノヴァンクール(牡3四位洋、昆 貢、Kカメ、前走みやこS10着)8番人気
0着◎( 4)エスポワールシチー(牡7、武豊、安達昭、Gアリュール、前走南部1着)2番人気
12着注( 5)トゥザグローリー (牡5ウイリアムズ、池江寿、Kカメ)前走天皇18着)7番人気
15着▲( 8)イジゲン     (牡3ムーア、堀宣行、Eマーカー、前走武蔵野S1着)4番人気
16着△2( 7)トランセンド   (牡6藤田伸、安田隆、Wラッシュ、前走JBC3着)5番人気
タイム1:48.8(4F49.0-3F36.4-2F23.8-1F12.2)
単勝1,990円、馬連4,290円、馬単11,620円、3連複30,010円、3連単165,230円
予想評定 D評価(10点):沢山印を付け辛うじて△で頭を拾うも完敗、難解なレースと感じた結果なのです。

 ダート戦は、逃げた「エスポ武豊」を除いた先行組と前走OPみやこ組が皆先着
*スタート前にゲート内で期待の「イジゲン」がガタガタ立ち上がったり騒いでいたため(少しスターターが)待ったが収まらず、スタートが切られては大きく出遅れは致命的なタイミングでしたが、内から勢いよくエスポ武豊が大きく引き離して先行、先頭期待のトランセンドがダッシュ決められず、エスポにも付いて行けず離れた2番手で競馬、ホッコー幸、ニホン酒井が4番手外、人気のローマン(ウイリアム)は中団待機で直線、我が期待のエスポ武豊はここで早くも失速してはガックリ、ホッコータルマエ幸英明が内ラチから抜け出すも、直ぐに外に「ニホンピロアワーズ酒井」が馬なりで併せ(ソラを使う馬なのか未だ追わない制御を見て)これは「ニホンピロの圧勝!」と確信、まるで往年の「岡部幸雄騎手を彷彿する追い出しタイミング待ち」なら完勝するので、我が馬券ここで外れを観念した。

 直線で暫く手綱を持ったまま「馬なり」の態勢で軽快に走っていたが、残り200mでGO-サインすると一気に加速、大きく2番手を引き離しGOALに一直線、(予感通りに)引き千切って圧勝劇には恐れ入りました。
 離れた2番手に粘っていたホッコーにワンダー和田竜が競り掛け2番手に上がったときは、既に酒井騎手は感激のガッツポーズでウイニングラン、期待の1番人気ローマン(デムーロ)は大きく離れた4着にようやく上がった無念の一戦でした。 その他の期待馬はドベ、ブービーを含む皆2桁着順では、いつもながら馬も我が予想も不甲斐ない結果で参りました。

初GⅠ勝利に嬉しさ爆発の酒井学騎手
 ただただ嬉しいとの言葉しかないです。このような(大きなレースに)狙える馬で乗れたのは嬉しいです。関係者と先生が仕上げて呉れて、後は私が力を発揮するだけでした。見事に先行して力を発揮出来ました。ある程度前で競馬をしたかったし、前が有力馬でした。いつもは早い(抜け出しする)と「ソラ」を使うので気を付けた。直線ではシッカリ反応して呉れ、強い力で勝ち獲る事が出来ました。怪我している間は先輩にバトンを渡しましたが、大橋先生の約束通り(再び)バトンを(私に)渡して呉れました。私の仕事が出来て(とても)嬉しいです。強いメンバーの中でアワーズを応援して呉れたお蔭で勝つ事で少し恩返しが出来て良かった。GOALした時、周りに馬が一頭もいないなんて私自身がビックリです。
*酒井騎手(32歳)はGⅠ初勝利、重賞勝利は6勝目で今期3勝になる。
*大橋勇樹調教師:GⅠ初勝利、重賞勝ちは昨年武蔵野S(ナムラタイタン)の1勝だけも2勝目がGⅠ勝利になった。
1番人気ローマンレジェント騎乗のデムーロ騎手
*力がある馬が力を出し切れず残念、道中「ズブさ」を出し走る気が無かった見たいです。

 師走競馬なら大荒れは当然も、実力派の期待馬がコンナ時に揃ってコケては大穴続出、狙い目も定まらず完敗のサンデーには困ります。寄って「WIN5」も大外れの大荒れ、こんな時に間違って買って仕舞い、当たった方が居ましたら良かったですね、そしてオメデトウさんです。

12/09:阪神JF最内のローブティサージュ(秋山真)が快勝、コレクター(浜中俊)届かず4着
阪神11R阪神ジュベナイルF(GⅠ、2歳OP、芝1,600m)結果
1着注( 1)ローブティサージュ(秋山真、須貝、Wエンブレム、前GⅢ2着)5番人気(35.9)着差
2着・( 7)クロフネサプライズ(柴山、富所、クロフネ、前走牝500下1着)15番人気(36.3)クビ
3着・(10)レッドセシリア  (三浦、鹿戸雄、Hクライ、前牝新馬1着)10番人気(35.6)クビ
4着◎( 6)コレクターアイテム(浜中、須貝、Hクライ、前走OP1着)1番人気(35.9)3/4馬身
5着・(14)カラフルブラッサム(和田、鈴木孝、Hクライ、前500下3着)7番人気(35.5)3/4馬身

7着〇(18)アユサン    (丸山元、手塚、Dインパクト、前走OP2着)4番人気
8着△2( 8)サンブルエミューズ(津村、加藤征、Dメジャー、前走OP1着)2番人気
15着△1(13)ストークアンドレイ(川島、山内、クロフネ、前走GⅢ10着)15番人気
17着▲( 3)サウンドリアーナ (デムーロ、佐藤正、Kホーム、前走GⅢ1着)3番人気
タイム1:34.2 (4F48.3-3F36.4-2F24.2-1F12.7) 
単勝810円、馬連35,990円、馬単62,100円、3連複490,320円、3連単3,047,070円
予想評定 D評価(10点):辛うじて1着馬に注印、その相手が15番人気で大荒れ、見事に本命を外して完敗です。

*期待のコレクターアイテム浜中俊がスタート決めたが、テンが早いと見て直ぐに中団まで下げての競馬、最内のローブ秋山も同じ位置の内ラチ沿いに待機して、先行したのが内からタガノ藤岡佑、クロフネ柴山、大外枠のアユサン丸山元は後方から向正面で徐々に追い上げ中団まで上がって直線、先ず先団のクロフネサプライズ柴山が抜け出し、レッドセシルア三浦皇が内ラチに潜り込んで2番手に上がって、中団からローブティ秋山が徐々に脚を伸ばして待望の先頭に立って末脚を伸ばしGOAL直前、期待のコレクター浜中俊が(やはり4角を外回りコース取りでは)可なり後方に離され、懸命に追い上げるも鋭い脚色が先頭と一緒の感じで、先団を捕え交わすまでは届かず、惜しくも4着無念なりです。

 結果的には勝利の戦法は、先行し、内コースを巧く走った馬が制しそして上位に先着、後方から外周りコース取り追い上げ戦法は(タイムロスと距離損で)届かずの不発、このことはよくある事例も、相当に強い馬でないと当然(届かない)の結果になります。
 敏腕浜中俊騎手が(この馬の能力読みと)この展開を、チョイ読み違いしたのでしょうか?同じ末脚(上がり3F35秒9)なら、位置取りの差が、そのまま着差に成ってしまいますから、巧く内ラチが空けば、そこを突いて、鋭い瞬発力を発揮できる馬が、強く、速く、馬群を突き抜ける素質なのです。

嬉しいGⅠ2勝目になる秋山真一郎騎手
*前回から内容が良くなっているので、自信を持って乗った。手応えがあったので直線伸びて呉れるかと思った。最後の直線で先行しているクロフネに届くか少し心配も勝てた。関係者の皆さんに感謝しています。今年はGⅠを勝たせて貰って感謝しています。ローブを応援して頂いたお蔭です。自分も最っと精進して頑張ります。
秋山騎手戦績:重賞通算26勝、今期、通算ともにGⅠ2勝(NHKマイルC:カレンブラックヒル、そして今回ローブ)
須貝尚介調教師:通算・今期重賞6勝、内驚異のGⅠ3勝(皐月賞・菊花賞(ゴールドシップ)、そして阪神JF)の大活躍、こんなに良い年は嬉しい誤算になったのでしょうか。

12/16:朝日杯FS伏兵馬ロゴタイプ(デムーロ)が制覇、エーシン浜中俊失速
中山11R 朝日杯FS(2歳OP、芝1,600m)結果
1着・(14)ロゴタイプ (Mデムーロ、田中剛、Rグリン、差し、前500下1着)7番人気(36.1)
2着〇( 5)コディーノ   (横山典、藤沢和、Kカメ、差し、前走GⅢ1着)1番人気(36.0)
3着・( 3)ゴッドフリート(スミヨン、斎藤誠、Rグリン、差し、前500下1着)3番人気(36.0)
4着△3(12)フライドグロワール(ウイリアムズ、藤沢和、Dメジャー、OP1着)5番人気(36.3)
5着注( 7)ティーハーフ   (武豊、西浦、Sホーム、追込、前走500下1着)6番人気(35.5)

6着△1(16)ノウレッジ   (蛯名正、二ノ宮、Sセンス、前走GⅡ5着)10番人気
7着△2( 6)ラブリーディ  (ルメール、池江寿、Kカメ、前走GⅡ2着)4番人気
8着◎( 9)エーシントップ (浜中俊、西園、Tキャット、逃げ、前走GⅡ1着)2番人気
9着▲( 8)クラウンレガーロ(幸英明、日吉、Gワンダー、前走GⅢ2着)8番人気
タイム1:33.4(レコードタイ記録)=(4F48.0-3F36.1-2F23.9-1F12.1)
単勝3,450円、馬連1,560円、馬単7,770円、3連複4,530円、3連単54,880円
予想評定 D評価(0点):頭を無印軽視で大外れ、そして肝心の本命も8着失速では完敗です。

 目ま苦しく先陣争いの壮絶なハイペースが生んだ結末は・・
*スタートしてクラウン幸がハナに、大外マイネル柴田大、エーシン浜中俊が先行、3角ではネオウィズ柴田善、エーシン浜中俊が先団を奪い返し、4角でデネオウイズ、エーシンの先行馬で回って直線、こんなに先頭が入れ替わる展開も、平然と終始4番手で競馬したロゴタイプ(デムーロ)が、内から一気に抜け出し、それに外から追い付いた人気のコディーノ横山典が、馬体を併せて叩き合いし、この2騎が他馬を引き離してGⅠ勝利に向けた壮絶な叩き合いし(中々交わせないまま)GOAL!・・・「クビ差」競り負けしたコディーノ、先手を取って抜け出し、粘り込んだロゴタイプが感涙の初GⅠ勝利を勝ち取った。

 前走(500万下でしたが)レコードタイムで勝ち上がった力量は本物でしたね。
GOAL後に(嬉しい)デムーロ騎手が馬上から左手を差し出して横山典騎手の健闘祝いに「握手」を求めたが、首を2度も横に振ってこれを拒否、ここで無念さ一杯の意地を見せた。

 相対の掲示タイムは「レコードタイ記録」で立派なのですが、勝った馬のラップタイムが良馬場でも「上がり3Fが36秒1」ナンて、未勝利馬でも後方待機してゴボウ抜き出来るタイム、OP馬なら優に出せる上がりタイム、武豊ティーハーフが「最速の35秒5」でしたから、前半で飛ばし過ぎに(ある程度、千切られず)付いて行っての結果で直線は脚が上がって、皆がバタバタの末脚だったと言う事なのです。如何に「テンが早かったか」という事なのでしょうか?

笑顔で勝利者インタビューを受けるミルコ・デムーロ騎手
 掛かったり、ペースが速かったり変なレースでしたが、こちらはスムースなレースが出来た。コディーノは少し掛かったような感じに見えた。こちらはスタートも良かったし、3週間前はレコード勝ちしている。内に閉じ込められないよう外に出して(直線)追った。馬はベリーコンデション、そしてベリーナイスでした。この距離は合っているしスムーズでした。長い距離もOKですヨ。
(ミルコ・デムーロ騎手戦績): 日本に遠征しての戦績が凄いんです。2001から参戦して重賞勝利が通算24勝、内GⅠがナンと8勝(皐月賞2勝:Dメジャー、Nユニヴァース、日本ダービー:Nユニヴァース、JC:スクリーンヒーロー、天皇賞・秋:エイシンフラッシュ、有馬記念:ヴィクトワールピサ、そして朝日杯FS2勝目:アメリカンボス、ロゴタイプ)、今期重賞4勝のツワモノなのです。
(田中剛調教師:元障害名騎手):通算重賞勝利7勝目、内障害GⅠを2勝していたが、今度が平場GⅠ勝利がナンと歓喜の初勝利になる。

無念一杯の横山典騎手」:調教明けインタビューで「ナンの心配もない」を連発していたが・・
 馬は良く頑張って呉れたが負けて仕舞った。今日は絶対に負けたくなかった。→(関係者の皆がそう考えているのですから、他のコメントが欲しかったヨ。放心状態でしたと思います。)

12/23:有馬記念3歳2冠馬ゴールドシップ(内田博)が後方大外からゴボウ抜き1着
中山10R(2012)有馬記念(GⅠ、3歳以上OP、芝2,500m)結果
1着◎(13)ゴールドシップ(3牡内田博、須貝、Sゴールド、前走GⅠ1着)1番人気(34.9)
2着・( 6)オーシャンブルー(4牡ルメール、池江、Sゴールド、前走GⅡ1着)10番人気(35.3)
3着△1( 9)ルーラーシップ(5牡ウイリアムズ、角居、Kカメ、前走GⅠ3着)2番人気(35.2)
4着△2( 2)エイシンフラッシュ(5牡三浦皇、藤原英、Kベスト、前走GⅠ9着)3番人気(35.8)
5着▲( 3)スカイディグニティ(3牡 スミヨン、友道、Bタイム、前走GⅠ2着)7番人気(36.0)

6着△3(10)ダークシャドウ  (5牡 ムーア、堀宣行、Dダーク、前走GⅠ4着)4番人気
8着〇(16)ルルーシュ   (4牡 横山典、藤沢和、Zロブロイ、前走GⅡ1着)番人気
13着注( 8)トレイルブレイザー(5牡 武豊、池江寿、Zロブロイ、前走米GⅠ4着)9番人気
タイム2:31.9 (4F48.1-3F36.0-2F23.9-1F12.0)
 単勝270円、馬連3,730円、馬単5,200円、3連複4,020円、3連単24,250円
 予想評定 C評価(50点):期待の本命馬が1着GOALで50点、2着は薄目が絡み、3着が2番人気でそんなに高配当とは行きませんです。

*固唾を呑む最後の直線勝負が圧巻でした。期待のゴールドシップ(内田博)が最後方で待機の競馬、3角から動いて、外を回って加速、直線大外に持ち出し、先団馬群を纏めて抜き去った圧巻の末脚が炸裂、超迫力満点の感涙のGOAL入線前から(いくら嬉しいシーンでも遣り過ぎ)ガッツポーズしながら入線しては、四位洋文騎手のようにJRAからオトガメ、お灸を据えられますよ。でも内田博幸ファンからは、場内ヤンヤの祝福の喝采、内田博コールが挙がった。

*スタートから早くも波乱、2番人気に支持されたルーラーシップ(ウイリアムズ)が、枠内で大きく立ち上がり煽っては、皆前方の8馬身も離された最後方に置かれての競馬で、場内落胆のドヨメキが起きるも、直ぐ追い付いて馬群に潜り込んで事なきを得たので安堵しましたが、その心配より「芦毛の馬体ゴールドシップ(内田博)」の方が、悠然と最後方にユッタリ待機しての競馬で、こちらが最もハラハラ状態、よって2度も溜息がコダマして波乱必至の直感、スロー縦長の展開に抑えて先頭に立ってレースを先導したのが、アーネストリー福永祐、我が穴馬ビートブラック石橋脩、ルルーシュ横山典、この態勢で馬場一周してナンの変化もなく早くも4角、中団で競馬したエーシンフラッシュ(デムーロ落馬負傷から乗替三浦皇成)が一気に先頭に抜出して押し切る勢いに(ヤバイ、ヤッパリ今年はエーシンかも、有馬馬券が総外れ万事休すのパーか~と一旦は断念)、

 大外に持ち出して驚異の末脚でマサシク「黄金船」が堂々とGⅠ戦士を抜き去り、先頭に立ったゴールドシップがGOAL寸前で勝利を確信して、嬉しい左拳で会心のガッツポーズ、問題の2・3番手争いが熾烈、後方から内沿いに馬群を割って前走「金鯱賞」をレコードタイムで勝利した(伏兵10番人気)「オーシャンブルー(ルメール)」が、エーシンを捕える末脚に「オッオ」と我が(馬券の目が)息を吹き返し馬場を再度注視、更に後方から一気に素晴らしい末脚を使って追い上げた(あの)出遅れして落胆させたルーラーシップ(ウイリアムズ)が、3着に粘り込むエーシンを交わしそうな勢い、そして(内外離れた位置でも)交わして3番手に上がった感動の瞬間・・・一旦諦めた3連単馬券が一気にバラ色に復活して「イイゾ~!、ヤッタゾー!」の我が会心の馬券買い秘策、政略決着に感涙、来年はJRAの新たなホープとして、きっと大きなレースでここに来て大活躍して呉れるものと期待のホープ出現、このシップはGⅠ3勝挙げるも、年度代表馬に選出されるかは微妙、他にGⅠ連勝馬(牝馬3冠など)がいるので(有馬記念レースよりは)苦しい展開は変わらないようですね。

 それにしても、ゴールドシップの迫力は素晴らしいが、3着に追い上げたルーラーシップ、あの大きな煽りが無ければ頭もあった展開で(負けても)恐るべし相手でした。
 そして何よりも直前情報の「特注」コメントを(表題で)お届けしましたが、その時点では「馬場重」なら・・でのコメントですが、先行するビートブラック、そしてエーシンフラッシュ、オーシャンブルーが怖い!としてこの予見が見事に的中で感涙も、馬場が乾いて「良」となっては、「強く推す」から少し「トーンダウンして抑えに」してしまったことが(結果的には)誠に残念、エーシン、オーシャンの好走は本物でしたね。

 本日の馬券展開が、頭を外しては3連単の撃沈は仕方がないが、巧く頭をゲットするも2番手か3番手に伏兵馬がチョイと紛れ込んで惜しい外れの連発にジダンダ、よって馬券購入秘策をここで挙行して見事にその風呂敷に飛び込む嬉しいゲット炸裂、「2着や3着に穴馬を理屈抜きで並べて」対抗、結果的に良くゲット出来たが、意識的に超人気薄の馬を2・3着に並べる狙い目など普通は選抜しませんが、暮れの大きな記念レースなので、記念の勝利を記憶に留める一発、是が非でも
ゲットが目的、バラバラ流して大荒れ期待の馬券に徹して「21点も」流してヤット的中なのです。
 
 本来は強い馬が強い競馬で先着して呉れ、数点でゲットが好みで嬉しのです。
 その意味で強いと信じた馬が、感動の圧巻勝利で的中なら、(悪いけれど)相手がどの馬でも、2・3着でも関係なく、どうでもよいレースなのです。

快勝しても坦々と語る内田博幸騎手」
 (最後方から大外を回っての追込みでハラハラでしたが・・)余裕を持って追い出した。十分前に届くと信じていた。この位で「へこたれる(忍耐力がない)馬」ではない(強い馬なのだ)。→(はい!そのとおりでした)

「ルーラーシップ引退速報」
*有馬記念で2番人気も惜しくも大きく出遅れし追い込むも3着に終わった「ルーラーシップ(5歳牡、角居厩舎、Kカメハメハ産駒)」が、来期もGⅠ奪取に参戦するものと期待を寄せていたが、引退して種牡馬になることが分かった。
 香港遠征でクィーンエリザベス2世カップ競走でGⅠ初勝利(重賞5勝)するなど輝かしい競走馬戦績でした。鋭い追込み派も出遅れ癖が祟って、GⅠ戦挑戦で最後の3戦が連続3着3回も続いていたが、ターフを去ることになっては寂しい個性派がまた一頭引退する。大変お疲れ様でした。そしてご苦労様でした。

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