2/19:フェブラリーS:「やってマッタ!」と踊ける岩田康誠騎手がテスタマッタで殊勲
東京11R フェブラリーS(GⅠ、4歳以上OP、ダート1,600m)結果
1着・(16)テスタマッタ(岩田康、村山、タビット)7番人気
2着△2( 3)シルクフォーチュン(藤岡康、藤沢則、Gアリュール)4番人気
3着〇(10)ワンダーアキュート(和田竜、佐藤正、カリズマテック)2番人気
4着注2(11)ダノンカモン(福永祐、池江寿、シンボリクリスエス)5番人気
5着△1( 9)エスポワールシチー(武豊、安達、Gアリュール)3番人気
7着◎(15)トランセンド(藤田伸、安田、ワイルドラッシュ)1番人気
12着注1(13)グランプリボス(内田博、矢作、サクラバクシンオー)6番人気
タイム1:35.4 (4F48.8-3F36.7-2F24.3-1F12.3)
単勝2,430円、馬連10,510円、馬単26,210円、3連複15,530円、3連単141,910円
予想評定 D評価(0点):頭テスタマッタを無印、断然トランセンドがハナ切れず失速で完敗。
今期初GⅠレースの砂王者を決める「フェブラリーS]はテスタマッタ超新星に輝く
*断然人気のトランセンド藤田伸は大外からではスタートでハナに立って逃げられない初めて4番手の位置取りでの競馬、ハイペースで先行したのはセイク吉田隼、トウショウ川田、そしてグランプリ内田、その4番手の外にトランセンドが懸命にシゴイテも伸びない苦しい展開、直線を向いて馬群がダンゴ状態で固まって進むも、最後方から3番手の大外枠テスタマッタ(岩田康)が直線で早めに中団外に付けて一気に追い出して、待望の先頭を奪って初GⅠ勝利のGOAL寸前、期待のトランセンドは馬群内で揉がくも一向に伸び脚を見せず失速状態、脚色が特別目立ったのは最後方から競馬したシルクフォーチュン(藤岡康)が、やはり来ました根岸Sの走り、グイグイ伸びて頭まで有りそうな末脚でしたがテスタマッタの激走には交わせず無念の銀星2着決着でした。
*断然人気のトランセンド(安田厩舎)は、久々の競馬で気合い不足での失速でしたが、ドバイWC遠征の計画には影響があるんでしょうか?が問題なのです。
(今期初GⅠに勝利が大金星の岩田康誠騎手)
(強かったですね)思ったより強かった。自分自身でもやってマッタと言う感じです。渋とかった。この馬には(悔しい)思いはある。最後まで我慢した。GOAL過ぎに(これが)表れた。決してスムーズな走りではなく、展開もGⅠレースこの馬にはそれなりにマッチしたのではと・・2000でも1400でも、この馬には800は大事な走り、これをクリアー出来たらこの馬には楽に勝てるのですが、毎日調教で立派になって送って呉れて、ペース自身がこの馬には勝ち負けの展開でした。
(村山明調教師)重賞勝利は3勝目もGⅠ勝利は今回が初めての美酒で感涙なのです。
3/25:高松宮記念:カレンチャン池添謙が果敢に先行し押し切って優勝!
中京11R 高松宮記念(GⅠ、4歳以上OP、芝1,200m)結果
1着〇(10)カレンチャン(池添謙、安田、クロフネ)2番人気
2着△1(17)サンカルロ(吉田豊、大久保、Sクリスエス)3番人気
3着◎( 1)ロードカナロア(福永祐、安田、Kカメ)1番人気
4着・(15)ダッシャーゴーゴー(横山典、安田、Sバクシンオー)6番人気
5着▲(12)マジンプロスパー(浜中俊、中尾、Aコジーン)5番人気
6着△2(14)グランプリエンゼル(藤岡佑、矢作、Aデジタル)9番人気
7着注( 3)アグネスウイッシュ(武豊、長浜、Sバクシンオー)7番人気
タイム1:10.3 単勝390円、馬連950円、馬単1,750円、3連複1,070円、3連単5,930円
予想評定 D評価(10点):1着馬を○で外し、本命◎が3着では予想散々の完敗なり。
*スタート決めた内枠ロードカナロア福永祐が抑えて5番手で競馬、一気にハナに立って逃げ込むエーシンダックマン川田、その2番手にナント積極果敢にカレンチャン池添謙が付いて4角まで坦々と回って直線、ダックマンと暫く併走して末脚温存、外から後続馬が追い出しタイミングを見て、ようやくGOーサインを愛馬カレンチャンに出して最後の末脚発揮し、外から追い込むサンカルロ吉田豊、内ラチから縫うように伸びるロードカナロア福永祐の上位人気馬3騎がGOAL板に殺到するも僅かに「クビ差」凌いで優勝したのはスプリンターS覇者のカレンチャン、香港遠征で体調を壊して前走4着失速を今回跳ね返して2番人気の屈辱を払しょくし実力はNO:1を証明、見事嬉しい優勝を飾って2冠目を達成した。
*このGⅠに4頭出しの安田隆行師は凄まじい成績、電光掲示板に1着・3着・4着と3騎点灯掲示し、そして8着と脅威の調教技術を誇った。この調子で今週ドバイ遠征でも期待が掛かります。
(三冠JK池添謙一渾身のGⅠ勝利)
*今日は正攻法(先行抜け出し)で行きました。今度は坂があるので頭に入れて乗った。なんとか凌いでくれた。頭をリラックスして自信を持って乗った。直線抜出してからは長かった。昨年のスピードチャンピオンがここで期待に応えて呉れた。春はGⅠ宮記念が目標で、シッカリ強いところを見せられて良かった。また応援して下さい。
4/08:桜花賞:ジェンティルドンナ快勝、インパクト産駒の1・2着
阪神11R 桜花賞(GⅠ、3歳OP牝馬、芝1,600m)結果
1着・(10)ジェンティルドンナ(岩田康、石坂、Dインパクト)2番人気
2着▲(15)ヴィルシーナ(内田、友道、Dインパクト)4番人気
3着〇(11)アイムユアーズ(ピンナ、手塚、Fブラフ)3番人気
4着△1(13)サウンドオブハート(松岡正、松山康、Aタキオン)5番人気
5着注( 7)メイショウスザンナ(武豊、高橋義忠、Aタキオン)11番人気
6着◎(17)ジョワドヴィーヴル(福永祐、松田博、Dインパクト)1番人気
9着△2( 5)パララサルー(北村宏、国枝、Dインパクト)7番人気
12着△3( 2)エピセアローム(浜中俊、石坂、」Dメジャー)13番人気
タイム1:34.6(4F47.5-3F35.4-2F23.2-1F12.2)
単勝490円、馬連1,850円、馬単3,150円、3連複5,110円、3連単24,020円
予想評定 D評価(0点):完敗、頭無印では何んの意見も言えません。
*大外からアラフネ丸山が先行、エイシン川田、マイネ吉田豊も付いて回り直線まで15騎を引っ張る展開も、中団待機して直線馬場の内からヴィルシーナ(内田)、アイムユアーズ(ピンナ)の2騎が脚色良く抜出したが、少し後方から見慣れたあの2本襷の勝負服ジェンティルドンナ(岩田康)が、一旦手前を変えたためフラ付くもここからジワジワ伸びて3騎が他馬を引き離して抜け出し、GOAL前でジェンティル(岩田康)が僅かに交わして待望のGⅠ勝利、シンザン記念以来の重賞勝利に輝いた。
*期待の人気馬ジョワドヴィーヴル(福永祐)は最後方からの競馬、直線大外を回って懸命に追い上げるも「インパクト譲りの小柄の馬体」は苦しい展開、切れのある「あの末脚」を発揮が出来ず掲示板を外す屈辱の着外、残念無念の6着に撃沈した。
(フェブラリーSに続いてGⅠ2勝目の岩田康誠騎手)
自信を持って乗った。好スタートでインコースもいうことない(枠でした)。まだまだ仕上がっていないが、抑えてもっと前でも良かったが、真っすぐ前を見て追った。前走は馬が仕上がっていなかった。素直で次も自信を持って乗ります。ジェンティルを応援して下さい。
(断然人気のジョワド福永祐騎手):最後の直線では苦しくて外へ逃げる仕草で追えなかった。
(松田博資師):馬体が増えなくて苦しいです。
4/15:皐月賞:ゴールドシップ快勝、4角のコース取りに明暗
中山11R 皐月賞(GⅠ、3歳OP、芝2,000m:馬場やや重)結果
1着〇(14)ゴールドシップ(内田博、須貝、Sゴールド)4番人気
2着◎( 9)ワールドエース(福永祐、池江寿、Dインパクト)2番人気
3着△1( 6)ディープブリランテ(岩田康、矢作、Dインパクト)3番人気
4着▲(15)コスモオオゾラ(柴田大、高橋博、Rインメイ)6番人気
5着注1(18)グランデッツァ(Mデムーロ、平田、Aタキオン)1番人気
12着△3( 3)トリップ(田辺、松田博、クロフネ)7番人気
16着注2(11)マイネルロブスト(武豊、高橋裕、Zエルシド)10番人気
18着△2( 2)アダムスピーク(ピンナ、石坂、Dインパクト)5番人気
タイム2:01.3 (4F50.6-3F38.4-2F25.7-1F12.1)
単勝710円、馬連1,220円、馬単3,190円、3連複2,050円、3連単12,620円
予想評定 B評価(80点):1・2着が逆の結果はコース取りで残念、競馬にアクシデントは付き物で、強さの方向性は正解かな~、コスモ柴田大が良く4着に届いて満足も惜しい決着なり。
*実力馬2騎が期待通り1・2着したが、最後の4角・直線でのコース取りで明暗決着、この2騎が共に34秒台の末脚を発揮して入着し抜けた存在明白、「強い馬なんだゾ~」をアピール、次の東京(ダービー)でも、この馬同士での一騎打ち、対決になりそうだ。
*最後方で競馬のゴールドシップ内田博、スタート直後のつまずきで止む無く後方からになったワールドエース福永祐、皆馬場の良い外コースを選んでレースする中、3角で荒れて回避する空いた内ラチに(意を決して)突っ込んで進むのが芦毛のゴールドシップ内田博、4角では皆大外を回っている集団の外にワールド福永祐が大外コース取りして直線、内ラチで懸命に逃げ粘るゼロス川田を軽く並んで交わして勢い良く抜け出す芦毛馬体ゴールドシップ(内田博)が、一気に引き離して抜け出し優勝目前となっては、外を回る集団の外から脚を伸ばすワールド福永祐(3F34秒9)、先行するディープ岩田康(3F36秒7)でしたが、ゴールド内田博(最速3F34秒6)の勢いが凄まじく「2馬身1/2」も突き放して圧勝劇に終わては、他の馬達は皆無念なりでした。
*内田博幸騎手は、公営から中央に転身し、10年エーシンフラッシュで日本ダービー制覇以来のGⅠ勝利、通算GⅠ戴冠6勝目、これがクラシック3冠(皐月賞、日本ダービー、そして菊花賞)の08年オウケンブルースリで菊花賞、GⅠ勝利騎手の金字塔(武豊、横山典などに続き)の快挙なのです。
*大外枠も前走不良馬場で最後の直線で大きく不利を受けるもスプリングS快勝したグランデッツァ(Mデムーロ)が、一番人気でしたが、外々回る不利が大きく祟っては5着が精一杯の力走、我が予想はこれを軽視して大正解でした。
(感涙GⅠ-6勝目の内田博幸騎手)
(強かったですね)馬は体調が良く、あとはどんな展開か?で中途半端でなく、最後方からでもいいから思い切ったレースをと思っていた。渋った馬場は(この馬には)苦にしないで巧く、前と余り離れたら届かないと思い、内(ラチ)が空いていたので、馬場の良いところを選んで走った。レースは遣って見ないと(分からないですから)、この馬は内(荒れて重い)に入っても良い(調教でも問題なかった)ので、この馬の強いところを見せられて良かった。東京(ダービー)でもこの芦毛の馬体が良い走りを見せて呉れると思います。
(無念の福永祐一騎手):スタートして直ぐ前の馬に足が引っ掛かり(つまずき)最後方からの競馬に、最後は良く伸び強い競馬も苦しい展開だった。
4/29:天皇賞・春:大波乱!殊勲の逃げ切りビートブラック石橋脩、失速オルフェーヴル
天皇賞・春(GⅠ、4歳以上OP、芝3,200m)結果
1着・( 1)ビートブラック(石橋脩、中村均、ミスキャスト)14番人気 3F36秒5
2着▲(16)トーセンジョータン(岩田康、池江寿、Gポケット)3番人気 3F34秒0
3着△2(11)ウインバリアシオン(武豊、松永昌、Hクライ)2番人気 3F33秒5
4着・( 5)ジャガーメイル(四位洋、堀宣行、Gポケット)9番人気
5着〇( 8)ギュスターヴクライ(蛯名正、荒川、Hクライ)4番人気
11着◎(18)オルフェーヴル(池添謙、池江寿、Sゴールド)1番人気
11着△1(15)ヒルノダムール(藤田伸、昆貢、Mカフェ)5番人気
15着△3(14)ローズキングダム(後藤、橋口、Kカメハメハ)6番人気
16着注(10)ケイアイドウソジン(川田、田村、Kカメハメハ)12番人気
タイム3:13.8 (4F47.9ー3F36.5ー2F24.8ー1F12.5)
単勝15,960円、馬連61,570円、馬単208,630円、3連複97140円、3連単1,452,520円
予想評定 D評価(0点):完敗、優勝馬に無印は無念、オルフェ撃沈では的中できないです。
*衝撃波が炸裂、ビートブラック(石橋脩、中村均)が果敢に3,200mを大逃げし、断然人気の4冠馬オルフェーヴル(池添謙、池江寿)などGⅠ馬達を全てナデ切りし、押し切って嬉しい嬉しい大金星の優勝、ビートブラック絡みの馬券は全て超万馬券に沸いた一戦でした。
*スタート決めたゴールデンハインド荻野琢、2番手にビートブラック石橋脩が大きく先行して、離れた3番手にナムラクレセント和田竜、更に大きく離れた馬群の最後方に期待のオルフェー池添謙、ローズキング後藤の態勢で坦々で進むも、可なり不安になるほど縦長の展開、2周目の3角から2番手ビートブラック石橋が仕掛け、先頭を奪って一気に坂を下りて4角でも大きなセフティリード、オルフェ池添謙が2周目の向正面からGOサイン出すも一向に前に迫れず後方のままでは(早くも)届かないかも・・の暗雲立ち込めて不安一杯のハラハラ、直線を向いても(案の定)全く追い上げる気配が見られず万事休す、唯一末脚を発揮し追い上げたのがトーセンジョータン(岩田康)とウインバリアシオン(武豊)、でも無念にも全く届く位置まで迫れず(ギブアップ)、ビートブラック石橋脩の4馬身も引き離しての圧勝劇に終わった。
*今期3千を超す長距離重賞では、馬場が重いときは当然も(今回の)良馬場でも、全て大逃げした馬に逃げ切られ、大穴決着になってはホトホト参ります。いつも直線だけチョイ追い出しで末脚勝負している感覚では、玉砕的な大逃げ戦法には、ペースを乱されタジタジになってしまいます。
*そして肝心な裏方情報では、今日のオルフェは、前走の逸走事件から厩舎は万全を期してか、いつものハミから「リングバミ」に、そして装着して走ったことがないメンコを付けこれが二枚重ねにしたようで、今までとは全く違った「出で立ち」ではこれが馬が戸惑い不発に終わったように思えて極めて残念の結果になったと予測します。
*そして池添謙騎手はレース後のインタビューでは「直線で5~6回芝に足を取られ躓いた。芝の丈が長過ぎたようだ。」と語ったが、条件は皆同じで、レース前のキャンターした際に確認したはず、前のレースなどで分かっているはず、肝心の勝負では言い訳にならないのです。
*更に付け加えると「女傑ブエナビスタ」もそうでしたが、斜行降着処分で3着した途端、ケチがついてか、以降尽く断然人気も勝利の女神に突き放される悲運の連続がありましたが、まさしくオルフェーも、2度ある事は3度と・・これに似た雰囲気に成って来たような感じがして要注意なのだ。
「大金星初GⅠ勝利の石橋脩騎手」
(初GⅠ勝利おめでとう)ズ~と(朝から)見ていたら今日は高速馬場で決着していたので、このペースを落とさないようにと決めていた。自分で動ける位置で競馬し、後ろから来る馬など気にしないで思い切って走った。長い所は幾度も走っているし、馬の状態が良かった。信じられない位嬉しいです。今日はしっかり厩舎側が仕上げてくれたお蔭で馬の状態が良かった。今後も皆さんの助けになればと思います。
*石橋脩騎手の勝利度はGⅠ初勝利、重賞7勝目(今期4勝)、中村均師はGⅠ勝利3勝目(オークス、朝日杯、天皇賞・春)になる。
(オルフェ大凡走で困惑の池江寿調教師):なぜか馬場を気にしていたようだ。敗因はまだ分からなが、今後の凱旋門遠征はオーナーと相談して決めます。
5/06:NHKマイルC:カレンブラックヒル快勝、初GⅠ勝利尽くし
東京11R NHKマイルC(GⅠ、3歳OP、芝1,600m)結果
1着〇( 5)カレンブラックヒル(秋山、平田、Dメジャー)1番人気 3F34秒6
2着◎(17)アルフレード(ウイリアムズ、手塚、Sクリスエス)3番人気3F34秒9
3着・(12)クラレント(小牧太、橋口、Dインザダーク)15番人気 3F34秒4
4着・(13)オリービン(川田、橋口、Dメジャー)10番人気 3F34秒5
5着・( 9)セイクレットレーヴ(横山典、田中清、Aムーン)7番人気 3F34秒2
6着△2(14)ジャスタウェイ(福永祐、須貝、Hクライ)4番人気
8着△3( 3)レオアクティブ(蛯名正、杉浦、Aムーン)9番人気
9着▲(16)ガンジス(藤岡佑、矢作、Nユニヴァース)13番人気
15着注2( 1)メジャーアスリート(池添謙、高木、Dメジャー)12番人気
落馬中止△1( 6)シゲルスダチ(後藤、西園、クロフネ)16番人気
6位失格注1( 8)マウントシャスタ(岩田康、池江寿、Dインパクト)2番人気
タイム 1分34秒5 ラップ(4F47.2-3F34.6-2F23.0-1F11.7)
単勝370円、馬連1,480円、馬単2,630円、3連複72,990円、3連単262,580円
予想評定 C評価(50点):〇◎では無念、しかも3着以降が大荒れでは的中でません。
*軽快にハナに立って逃げた1番人気のカレンブラックヒル(秋山、平田修)が、終始マイペースで先行、一度も前を譲らず長い直線コースを独走して後続馬を3馬身1/2も突き放し快勝した。
*断然1番人気のカレンブラックヒルは、新馬戦、特別、GⅡ、GⅠとトントン拍子の驚異の無敗4連勝を飾った超新星、この偉業は先輩格「凱旋門賞2着」実績のある「Lコンドルパサー」の記録に並んだ。牝馬のカレンチャンにも匹敵するGⅠウイナーになったのです。
*発走前に競馬場に突然の豪雨、大粒の雨が3時半ごろ5分間ほど続いて、レース前に雨は上がったが良馬場発表のまま、明らかに「やや重」状態に思え、これで典型的に後方からの末脚決め手3F33秒台で追い込む馬には大きな不利な展開、寄って先行馬が俄然優勢に思えた一戦で、先手必勝策のお膳立てが整った。
*我が期待の本命アルフレード(ウイリアムズ)は、向正面では積極的にカレン秋山の5番手外に付けて競馬、直線を向いても大きく突き放すカレンに付いて行くのがヤットの状態、レオン内田が2番手で粘り込むところにジリジリ交わして待望の2番手に上がるも後続馬が迫って馬群の先頭で辛うじてGOAL、ハラハラの2着を確保したのは良かったが、3着以降がクビ、ハナ、クビの大接戦で無印穴馬が入線ではガッカリ2重奏でした。
*直線半ばで波乱、2番人気に支持されたセイクレットレーヴ(岩田康)が急に内斜行しためシゲルスダチの後藤騎手が落馬負傷、競走中止したが、これで岩田康誠騎手は4日間(2週)騎乗停止処分、よってヴクトリアマイル、オークスのGⅠ騎乗叶わず無念なりになった。
(初GⅠ勝利の秋山真一郎騎手が感涙コメント)
*初GⅠの実感は未だないが、とにかく嬉しいです。今まで味わったことがないGⅠ勝利です。行く馬がいなければ行くと決めていた。折り合いは心配ない。後ろから来ないでくれと願った。並ばれても仕掛けて交わすつもりも、後ろは離れていたようだ。(長い直線はどうでしたか?)いつも東京は長く感じているが、今度もさらに長く感じた。先生にはGⅠに何回も乗せてくれたが14年も掛かった。惜しいところで勝てなくていたが、今度で吹っ切れた。先生には有力馬を何度も乗せて貰ったお蔭で感謝しています。未だ実感は分からないがGⅠジョッキーに恥じないよう頑張ります。
(秋山真一郎ファイル): 会心の逃げ切り勝利で嬉しい重賞24勝目(GⅠ初勝利)、平田修師もGⅠ初勝利(重賞8勝目)
5/13:ヴィクトリアマイル:横山典ホエールキャプチャが果敢な先行位置獲りに成功
東京11R ヴィクトリアマイル(GⅠ、4歳以上OP、牝馬、芝1,600m)結果
1着△2(12)ホエールキャプチャ(横山典、田中清、クロフネ)4番人気
2着注(16)ドナウブルー(ウイリアムズ、石坂、Dインパクト)7番人気
3着◎( 1)マルセリーナ(田辺、松田博、Dインパクト)3番人気
4着・( 3)キョウワジャンヌ(柴田善、飯田、Hクライ)11番人気
5着▲( 7)アパパネ(蛯名正、国枝、Kカメハメハ)1番人気
7着〇( 8)クィーンズバーン(内田博、浅見、Sウィーク)9番人気
18着△1(11)アプリコットフィズ(田中勝、小島太、Gポケット)6番人気
17着△3( 9)グランプリエンジェル(三浦、矢作、Aデジタル)12番人気
タイム1:32.4 ラップ4F46.0ー3F34.2-2F23.7-1F11.5
単勝720円、馬連5,510円、馬単10,720円、3連複10,790円、3連単75,320円
予想評定 D評価(10点):頭が外れボーナス点も無念の完敗です。
*スタート決めてクィーンズ内田博、外ドナウ(ウイリアムズ)が先行、そして3番手内にホエール横山典が絶好の位置取りして平均ペースを淡々と先行、期待のマルセリーヌ田辺は後方内で懸命に手綱を引いて抑え込みモガイテいていては不安一杯、直線を向いても先団3騎の争い、懸命にクイーンズ内田が内ラチで粘り込んでいたが、坂上からジワ~とホエール横山典が抜け出しそして交わして、馬場中央に持ち出したドナウ(ウイリアムズ)と内外離れて一騎打ちの勝負になった。
*ようやく後方馬群からマルセリーヌ田辺が内ラチ沿いに追い上げ、アパパネに並び、頭をチョイ覗かせるまで来たが、前2頭に迫るまでには至らず、真面目に競馬したのは本の1Fだけでは消化不良で残念、芦毛の馬体「ホエールキャプチャ(横山典)」が力強く押し切ってGOAL!・・・横山典騎手は右のウイリアムの脚色を確かめながらの入線、3歳牝馬クラシック路線で池添謙騎手が惜敗続きのGⅠ獲り失敗していた馬が、ようやく13戦目のここで横山典騎手の手腕が光り積極的な先行位置獲りに成功しての初GⅠ勝利を達成した。
*ホエールキャプチャ勝利は、昨年9月GⅡローズS1着以来の嬉しい勝利で通算5勝目になる。
ファンサービス満点:横山典騎手は久々のGⅠ勝利に感激、大興奮の余り、スタンドのファンに嬉しさ爆発、愛用のステッキ、そして革手袋、ゴーグルなど次々に持っている全てを沸いたスタンドに投げ入れする大サービス、ファンもヤンヤの喝采して凱旋を祝福した。
*2着は先行して粘り込んだDインパクト産駒ドナウブルーが好騎乗ウイリアムズの殊勲、そして我が期待のマルセリーナ(田辺)が辛くも3着したが、枠順、スタート出負けしての位置取りにアヤがあったようで無念なりです。
*そのマルセリーナ田辺は、最内枠が不運、ここからのスタートでチョイ出遅れしては後方内からの競馬で終始前と横に壁、懸命に手綱を引いて異常な騎乗振りには不安が一杯(この展開では頭を断念)、直線でも窮屈な内に突っ込んで我慢の競馬、全く前が空く様子がなく、内アパパネの外に併せるまで来たがGOALまで残り150mでは・・・
*ホェール横山典がゆっくり抜け出した僅かに空いたコースに、ようやく末脚をここのコースで使って追い込んだが前の馬は可なり彼方、辛うじて馬群の先頭(3番手)まで追い上げたが万事休すの完敗に終わった。とにかくどんなコース、距離、枠順でも、横山典、ウイリアムズ騎手のように卆なくスタート決めて有利な位置取り(先団)で競馬(スタートダッシュ、末脚の2段駆け)出来ないとGⅠはとても勝てませんね。
「大興奮!会心の勝利に酔う横山典弘騎手」
*嬉しいです。馬の出来がなければ(こう上手くは)勝てない。(前の位置取りは)自分で狙って獲りに行ってそして獲れた。ペースが上がらないと思って前で競馬した。一頭になるといつもフワッ~とするので内から注意してゆっくり抜け出した。直線を向いて早めに先頭に立ったが押し切れると思った。この馬の厩務員が若いのに手代わりになったが心配なかった。皆(勝ったことで)喜んでいた。いつも真面目に一生懸命に走る馬なので頭が下がる思いです。
*横山典弘騎手ファイル:GⅠ通算勝利20勝、今期初GⅠ勝利、10’ブエナビスタでヴィクトリアマイル勝利、そしてその翌週オークスをサンテミリオンで勝利して以来、2年ぶりのGⅠ勝利になる。
*調教師・田中清隆(美浦):今期初重賞勝利(通算19勝目)がGⅠ勝利(通算4勝:フェブラリーS2勝、オークス、そしてヴィクトリアマイル)になる。
5/20:優駿牝馬(オークス):圧勝の桜花賞馬ジェンティルドンナ川田将
東京11R 第73回優駿牝馬(オークス)GⅠ、3歳OP牝馬、芝2,400m 結果
1着〇(14)ジェンティルドンナ(川田将、石坂、Dインパクト)3番人気 3F34秒2
2着◎( 9)ヴェルシーナ (内田博幸、友道、Dインパクト)2番人気 3F35秒3
3着△3( 3)アイスフォーリス(松岡正、相沢、スティゴールド)9番人気3F35秒6
4着△2( 1)アイムユアーズ(ウイリアムズ、手塚、ファルブラヴ)4番人気3F35秒9
5着・ (15)サンキューアスカ(北村宏、角居、Sクリスエス)17番人気
6着△1( 7)ダイワズーム (三浦皇成、鹿戸雄、ハーツクライ)8番人気
7着注 (10)ハナズゴール(田辺裕、加藤和、オレハマッテルゼ)5番人気
13着▲( 8)ミッドサマーフェア(蛯名正、小島太、Tギムレット)1番人気
タイム2分23秒6 (オークスレコード) ラップ(4F47.9-3F35.7-2F23.6-1F11.8)
単勝560円、馬連820円、馬単1,900円、3連複6,640円、3連単30,610円
予想評定 B評価(70点):頭が外れ無念もミッド1番人気▲軽視、アイス9番人気3着入線ゲットで帳消し勘弁して。
*先行したのは内枠を利してマイネ吉田隼、エピセア浜中俊、そしてオメガ石橋脩で1・2角を回って向正面に、期待のヴェルシーナ内田、ミッドサマー蛯名正は中団で競馬、ジェンティルドンナ川田は後方から4番手の可なり後方過ぎる位置で待機して3・4角回って直線、マイネ吉田隼がまだ先頭で逃げ粘り込んでいたが、馬群が一気に纏まって、そこからアイム(ウイリアムズ)、アイス松岡が馬群の先団に伸び掛けたが、中団の外からヴィルシーナ、最後方から外に持ち出して末脚を一気に使った桜花賞馬ジェンティルドンナ(川田将)の2騎が並んで抜出し一騎打ちと思われたが、脚色良く突き放したジェンティルが、残り200mで早くも先頭を奪って独走状態、5馬身も突き放して嬉しい嬉しい1着でGOAL!・・・初コースで高いテンションでゼッケン下は白い大汗掻きながら、これら皆克服し見事な長く末脚を発揮し2冠達成でした。
*大きく5馬身も引き離されての2着に終わった我が期待の本命ヴェルシーナ内田博が、中団の位置なら後方から追い上げたジェンティルと、せめて同じ上がりタイム発揮したのなら軽く1着逆転の目がありましたが「1秒1」も違う35秒3の走りでは完敗、仕方がないのです。相手が強すぎただけなのです。
*最後の直線残り400mで5馬身も前で競馬のヴィルシーナ、残り200mでジェンテルに並ばれ、そしてGOALでは5馬身も突き放されたことは、ジェンテル川田に400mで合わせて10馬身も逆転されたことになる。この脅威の瞬発力の差がはっきりしたことで、秋華賞ではとても逆転不可能な実力差に思えるし、牝馬3冠が現実になってしまったようだ。
*直線でヴィルシーナと同じ位置で競馬の1番人気ミッドサマーフェア蛯名正に至っては、前走のような末脚を発揮することなく、大きく失速、Tギムレットの血統では距離が少し長かったのか、前走の疲れが残ったままか不可解な敗戦、同じフローラSを大きく突き放した2着馬アイスフォーリス松岡が、ここで3着善戦しているの比べてこの馬も勝てるチャンスがあったような、誠に惜しい結果でした。
*肝心の3着争いは、先に追い出して内ラチ沿いで逃げ粘り込んだ(芦毛の)アイスフォーリス松岡が、桜花賞3着の意地で追い込むアイムユアーズ(ウイリアムズ)を僅かに抑えて嬉しい3着に滑り込んだ。
「岩田康誠から乗替でも結果を出しGⅠ制覇の川田将雅騎手」
(オークスレコードでした)強い馬に乗せて貰ったお蔭、結果を出せて良かった。初の東京でテンション高いと厩舎から聞いていたし、いつも高い馬ですが、でも高かった。ヴェルシーナ、ミッドサマー(の後ろに付け)これを見て競馬し(どこで仕掛けるかを)そればかり考えていた。(3番人気で)岩田騎手から僕が乗替わったので・・信頼がなかったからと見ている。凄く乗るのが楽しみでした。良い経験させて頂いた。追い出しを少し待ってから追ったが、それでも余りにも反応が良く、早く先頭に立ったので心配したが問題はなかった。これだけ強い走りで勝てて嬉しい。今回は手綱を任せて貰ったので、今後この仔が牝馬3冠に向けて頑張ってくれるので応援して下さい。
川田将ファイル:GⅠ勝利3勝目(08皐月賞キャプテントゥーレ、10菊花賞ビッグウィーク)、そして重賞勝利通算23勝(今期2勝目)になる。
5/27:東京優駿(日本ダービー):ディープブリランテ岩田康誠騎手が20戦目でダービー制覇
東京11R 東京優駿(日本ダービー)GⅠ、サラ3歳OP、芝2,400m 結果
1着△1(10)ディープブリランテ(岩田康、矢作芳人、Dインパクト)3番人気 上がり3F34秒5
2着△4(11)フェノーメノ(蛯名正、戸田博文、Sゴールド)5番人気 上がり3F33秒9
3着注(14)トーセンホマレボシ(ウイリアムズ、池江寿、Dインパクト)7番人気上がり3F36秒1
4着〇( 8)ワールドエース(福永祐、池江泰寿、Dインパクト)1番人気 上がり3F33秒8
5着◎( 6)ゴールドシップ(内田博、須貝尚介、Sゴールド)2番人気 上がり3F33秒8
6着△2( 7)コスモオオゾラ(柴田大、高橋義博、ロージスインメイ)10番人気
10着△3(17)グランディツァ(池添謙、平田修、アグネスタキオン)4番人気
13着△5(18)アルフレード(武豊、手塚貴久、Sクリスエス)8番人気
18注( 2)ヒストリカル(安藤勝、音無秀孝、Dインパクト)6番人気
タイム2分23秒8 ラップ(4F48.4-3F36.1-2F24.4-1F12.4)
単勝850円、馬連5,680円、馬単10,180円、3連複14,160円、3連単87,380円
予想評定 D評価(10点):1着馬に印でボーナス点、本命・対抗馬が共に馬券対象外では残念無念なり。
*壮絶なGOAL前・・凱旋の筈の岩田康誠騎手、際どい優勝判定結果が不明、盛んに自分に指差して「本当に私が勝ったの?」と騎手仲間に確認していたが、掲示板に10番が点灯すると、流石の岩田康騎手がGOAL板前で暫く馬上で男泣き、愛馬のクビ筋を抱いて健闘を褒め称え、顔をクシャクシャしてファンが待つスタンド前で、初めて笑顔でガッツポーズ、第一冠の指を立てて勝利の喜びに慕っていた。
*そして偉大な父ディープインパクトの仔「ディープブリランテ」が、遂に日本ダービーを制して親子2代の快挙、益々インパクトの株が急上昇して、種付け料、数が増えそうだ。
*同じ勝負服サンデーレーシングの黒胴赤二本襷の2騎が内・外離れてGOAL・・・写真判定もディープブリランテ(岩田康)が「ハナ差」先行粘り込んで嬉しい嬉しい夢に見たダービー戴冠、前走青葉賞1着したフェノーメノ(蛯名正)が懸命に追い込んだが惜しくも届かず「ハナ差」惜敗の2着、大逃げの2番手で先行したトーセンホマレボシ(ウイリアムズ)が粘り込んで3着、可なり後方から追い上げた期待の皐月賞1・2着馬ゴールドエース内田、ワールドエース福永祐は、先行馬を捕え切れずに惜しくも「ハナ、3/4、クビ、クビ」の僅差、無念にも4・5着にヤット掲示板に乗る際どい競り負
けには参りました。
*ゼロス川田の大逃げ4番手で積極先行した岩田康騎手の位置取りから比べ、余りに後方過ぎる位置取りで、共に33秒8で追い上げたが前には届かず、長い追い出しに自信があってもGⅠでは、確勝を喫して、早めに追い出すか、前に位置取りするかの作戦は必須、それでも紛れはありますが、完全に位置取りの差、高速馬場の前残りの展開では届かないのは仕方がありません。
「感涙の岩田康誠騎手」
(おめでとうございます)僕より馬のことを褒めてやりたい。ナンとか耐えて呉れた。矢作先生、スタッフで仕上げて呉れたお蔭です。この馬と一つになったと思います。(4番手で競馬でしたが)この馬場、2400はこの馬には持たないと言われていたが強いのが証明できた。褒めてやって下さい。(勝てて)第一歩を踏み出したばかりのこの馬ですが、一番強い馬と思っていたし証明できて嬉しいです。
(岩田康誠騎手ファイル):公営からJRAに転身し、日本ダービー挑戦20回、騎乗停止の2週間を含む3週間を矢作師に頼み込んでブリランテと共に過ごし人馬一体で接して来た成果が果実し、遂に皐月賞と同じ3番人気で、ダービー初勝利、遂に夢に見たダービーウイナーに、今期GⅠ勝利が3勝目(フェブラリーSテスタマッタ、桜花賞ジェンテルドンナ)そして通算16勝になる。3歳クラシック3冠を本日ゲット、残る牝馬クラシック3冠にオークス制覇が残るのみになって快進撃なのです。
(無念ハナ差惜敗の蛯名正義騎手):この差はとても大きく、悔し過ぎてナンも言えないです。
6/03:安田記念:ストロングリターン福永祐一際どく制す
東京11R 安田記念(GⅠ、3歳以上OP、芝1,600m)結果
1着◎( 4)ストロングリターン(牡6歳、福永祐、堀宣行、Sクリスエス)2番人気
2着・( 3)グランプリボス・・(牡4歳、内田博、矢作芳、Sバクシンオー)13番人気
3着△3( 8)コスモセンサー (牡5歳、松岡正、西園正都、Kカメハメハ)15番人気
4着・( 1)ダノンヨーヨー・・(牡6歳、北村宏、音無秀孝、Dインザダーク)17番人気
5着・( 2)ガルボ・・・・・・(牡5歳、石橋脩、清水英克、Mカフェ)5番人気
7着注1( 9)フィフスペトル・(牡6歳、横山典、加藤征弘、Kカメハメハ)16番人気
9着△1( 7)サダムパテック・(牡4歳、ウイリアムズ、西園正、フジキセキ)1番人気
10着△2(12)ドナウブルー・・(牝4歳、川田将、石坂正、Dインパクト)14番人気
14着▲(14)グロリアスデイズ(豪州産・調教香港、せん5歳、Jサイズ師)3番人気
15着重特注(11)エイシンアポロン(牡5歳、池添謙、松永昌博、Gコーズエ)10番人気
16着・(10)アパパネ・・・・・(牝5歳、蛯名正、国枝栄、Kカメハメハ)4番人気
17着〇(17)マルセリーナ・・(牝4歳、田辺裕、松田博、Dインパクト)11番人気
18着注2(18)ペルーサ・・・・(牡5歳、安藤勝、藤沢和雄、Zロブロイ)8番人気
タイム1分31秒3(レコード) ラップ(4F46.4-3F35.0-2F23.7-1F11.9)
単勝670円、馬連8,510円、馬単13,920円、3連複92,530円、3連単468,600円
予想評定 C評価(50点):混戦での頭をヤット的中の束の間、2着以降ベタ負けでは無念なり。
*本日は相棒と府中参戦、福永祐一騎手の大暴れあるかも?・・と入れ込んで遠征したので報告が遅くなりましたが、能書きを少し・・いや目一杯・・聞いてください。
期待に応えて(まさかの)願った通りの展開でウシッシ、福永祐一騎手に府中馬場舞台を貸切状態に、本当に一人芝居でした。後はその他大勢組になったようで無念、武豊、安藤勝、岩田康、蛯名正などの一流騎手面々は皆曇った天を仰ぐ(何も見えません)だけ、今日はナンの日なの~?何も悪いことしていないよ~で、ホトホトいつもと違った展開に皆脱帽の「参りました」になりました。
*昔武豊が1日8勝も固め撃ちしたことを思い出しますが、それに近い活躍の日で、しかも阪神の方も1番人気がバチバチ決めて呉れたお蔭で、本日は大漁船、期待の本命が頭でバチバチ面白いほど決まっては、3連複・3連単がこんなにズバズバ的中は初めての体験です。
競馬も偶にはこの位決まると面白く美味しいのですが、福永祐一ファンには堪らない一日になったんでしょうね?勝利の女神が(間違って)背後霊に付いたような日でしたね。頭数は少ないし、頭が固ければ、馬券は既に的中したと同然、そこから後は3連単で2・3着にパラパラ流すのみ、夢のような入れ喰い状態でした。
*本日GⅠメーンを含む5勝(他3着3回、着外1回)の固め撃ち、絶好調の福永祐一騎手には手が付けられないほどの快走、4R(2番人気)、5R(1人)、8R(2人)、11R(2人)そして最終重賞の12R(1人)と凄まじい勢いで勝ち捲り、関東騎手らは勿論、ファンも唖然、土日の重賞3つ全て勝利する快進撃しては「本当~かよ~」と放心状態、そして賞金1億円の安田記念は、香港から刺客2騎を蹴散らし福永祐ストロングリターンが会心の勝利、昨年のこのレース2着から1年、1戦後骨折、その休養明け初戦が4着、そして今回叩き2戦目を期待に応えて見事「コースレコード」で高速決着でのリベンジを果す当たりは、正しくドラマそしてスターなのだ。
*期待のストロング福永祐がスタート決めたがテンが早いと見てすぐに抑えて14番手に控え、やはりここでもシルポート小牧太が一気に先手を獲ってハイペースで逃げて先導、意外にも2番手にリアル岩田康が、コスモ松岡が4番手、直線で中団から外に出したストロングリターン福永祐と内グランプリボス内田博の黒帽2騎が叩き合いし抜け出し一騎打ちになって「クビ差」先着して嬉しい嬉しい歓喜の今期初GⅠをゲットした。
惜しい内田博幸グランプリボス*2着に惜敗と言うか、良くやった!善戦でしたね・・と言うかグランプリボス内田博幸、本来はここでも実力馬に違いはないのですが、朝日杯FSで1着、そして3歳でNHKマイル1着馬の大スターでも、近走大荒れで人気落ち状態、一発駆けあるかもの感じが読めない人気の盲点、一旦は抑えようとしたのですが、いかにも買い目が多すぎるので、断念が大いに悔やまれて反省します。
内田博幸騎手がこの馬に5回目の騎乗で鋭い末脚を思い出させ、そして引出した力量は立派、あわや1着かもの激走がありましたが、13番人気も惜しい復活の大銀星、終わってみればこの位走って当然の着順で、前走京王杯SCで7着も上がり33秒2はストロングリターンと同じ末脚、僅差0秒2と同格だったのに大きな着順で痛恨の見誤りの結果なので、納得の一戦なのです。
そして離れた3番手にコスモ松岡正が1枠2騎を抑えて「2馬身開いて」3着に届いた。
「昨年のリベンジ果すも平然と謙虚に坦々と話す福永祐一騎手」
ヤット勝てた!春は中々勝てなく、乗りの難しい馬、それでも乗って・・力のある馬、使って能力がある馬であることは分かっている。スタート決めたので出来れば前の位置で競馬したかったが、流れが速く、結果的に(控えて)良かった。道中パテックの後ろで競馬も(直線で思った位置から)外に出せた。気持ちが入らないよう慎重に追った。(ウイニングランの感想は?)楽しいので皆を待って一緒に帰ろうとしたのですが(馬が立ち止まってGOAL板まえで動かず)ドンドン先に行かれて焦ってしまった。ゲートで(長く)待たされても、今日の一戦は大変良かった。沢山のファンが応援してくれたお蔭です。これからはモット良くなるので応援をよろしく・・・(以降阪神12Rスタートして、その実況と重なって、肝心のまとめと終いのインタビューが聞き取れず無念なり・・)
(福永祐一騎手ファイル):今期重賞勝利(最終を含む)7勝そして初GⅠ勝利(安田記念初、GⅠ通算15勝目)になる。父洋一氏も(息子から報告受けなくとも)喜んでいることでしょうね。期待に応えて勝つ!と言うことは頼りになる男という事。洋一氏もそんな男でしたから、祐一も天才と称された父の剛腕に追い付き、並ぶところまで来たと認めてあげたいです。
「堀宣行厩舎」:今期は重賞勝利3勝目、GⅠは初勝利になる。通算GⅠ勝利5勝目になるが、昨年の「リアルインパクト(騎手戸崎圭太)」で勝利しているので安田記念驚異の連覇になる。
ただし華やかな晴れ舞台のGⅠ優勝でマスコミから何かコメント求められるも、忙しいと言ってインタビューに応じず、JRA広報担当からも要請されてもドタキャン拒否では、ファンあっての競馬、そのサービス精神には大いに欠ける行動、極端に人嫌いな性分が問題視されたようですが、まさか競馬界にも「オレ流」・・落合流の方が居たとは・・私は強い馬、速い馬を仕上げて出走させて1着になってくれれば貢献度十分、マスコミ達に愛想が良い悪いは一切無関係なんですケド。
6/24:宝塚記念:オルフェーヴル強い!5冠達成
「WIN5ー⑤」阪神11R 宝塚記念(GⅠ、3歳以上OP、国際、芝2,200m)結果
1着▲(11)オルフェーヴル(池添謙、池江寿、Sゴールド)1番人気
2着〇( 7)ルーラシップ・・(ウイリアムズ、角居、Kカメハメハ)2番人気
3着注2( 2)ショウナンマイティ(浜中俊、梅田智、Mカフェ)6番人気
4着△1( 1)ウインバリアシオン(岩田康、松永昌、Hクライ)3番人気
5着・( 4)マウントシャスタ(川田将、池江寿、Dインパクト)12番人気
6着・( 6)エーシンフラッシュ(内田博、藤原英、Kベスト)4番人気
7着△2( 8)アーネストリー(佐藤哲、佐々木昌、Gワンダー)8番人気
9着注1( 9)ビートブラック・(石橋脩、中村、Mキャスト)9番人気
10着△3(12)フェデラリスト(蛯名正、田中剛、Eマーカー)7番人気
12着◎(15)トゥザグローリー(福永祐、池江寿、Kカメハメハ)5番人気
タイム2分10秒9 ラップ(4F47.9-3F35.3-2F23.7-1F12.1)
単勝320円、馬連1,010円、馬単1,760円、3連複3,230円、3連単11,550円
予想評定 D評価(20点):本命を外しては0点に限りなく近い評価も、マイティ3着入線はやはりグローリーも強い筈なのですが・・です。
*大外から大逃げはネコパンチ(江田照)、そして離れた2番手スマイル田辺、3番手ビート石橋脩、我が期待のトゥザグローリー(福永祐)は、断然人気オルフェーヴル(池添謙)の前も、離れたグループの中団で待機、ルーラシップ(ウイリアムズ)は先団で競馬、4角回って先頭でビート石橋脩、マウント川田が内ラチで逃げ粘り込むところに、皆外を突いて回るため内側がガラ空き、オルフェーヴル(池添謙)が一気に内を突いて脚を伸ばし突き進む姿は、やはりここでは役者が上、普通の出来でも8割方勝てるとは思っていましたから、この位は走ります。よって追いすがるルーラシップ(ウイリアムズ)を2馬身突き放しの快勝は当然なのです。
後で池江寿師の談話で明らかになったのですが、「仕上がりはイマイチ」だったようで、それでも快勝の実力は「正しく怪物」なのです。この後は反動がなければ良いですが・・。
*有馬記念以来の復活を告げる池添謙騎手感涙のGⅠ勝利、GOAL後に何度も天に向かって「雄叫び」して今までの無念を払しょく、全身で勝利の喜びを表現、愛馬を讃え盛んに首筋を叩いて嬉しさ爆発でした。
これで秋の凱旋門賞挑戦の最初の難関を突破、徐々に体調を高めて行って欲しいものです。
*そして最後方で競馬したショウナンマイティ(浜中俊)が直線大外を突いて一気に追い上げ3着にまで追い上げる大殊勲、我が期待の本命推奨トゥザグローリー(福永祐)は、直線良いところなく失速12着しては無念も、前走(鳴尾記念で)ショウナンマイティに先着しているのですから、ソコソコの上位に飛び込んでも良いのですがね~無念です。
(復活感涙のオルフェ池添謙一騎手)
本当に「キツくて」・・(感涙)、本当に競馬場に足を運んで頂いて、この馬の強いところヤット見せられて良かった、ありがとう。本当に色んな事を言われて「キツ」くて、でもこの馬が一番強いんだ!と思って・・厩舎がよく仕上げて呉れたが完璧ではなくとも、本当に勝つことが出来て良かった。
返し馬では前回よりはリラックスして走って呉れた。前回と違って今度はメンコを外して、いつでも走れると思って、結構道中は「ゴチャ付き」もどこから抜け出すか考えていた。空いた処から良く伸びて呉れた。この馬は外差しですが、他の馬には関係はなかった。(フランス)遠征に向かって大変楽しみです。(最後ファンに)競馬場に足を運んで、ファン投票で一位に選んで呉れてありがとう。まだまだ(この馬は)頑張ってくれるのでオルフェを追い続けて下さい。
(池江泰寿調教師)
体調から勝つまでは半信半疑でした。外から追い込むと思っていたが、馬場の内から伸びて勝って呉れたのを確認して、やっぱり怪物でした。ドリームジャーニーと兄弟制覇になって嬉しい結果でした。
(秋後半戦に続く・・)
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