9/01/2013

小倉2歳S:ホウライアキコ和田竜が快勝!

キズナ(佐々木昌三厩舎)もフランス入り
 凱旋門賞(10/6)に挑戦する、ひと足先にフランス入りした日本のエース「オルフェーヴル(牡5歳、栗東池江寿厩舎)」に続いて、一週遅れで渡仏したダービー馬「キズナ(牡3歳、栗東佐々木昌三厩舎、馬主前田晋)」が、ステラウインド(牡4歳、帯同馬:準OP馬、美浦尾関知厩舎、馬主前田幸)と共に、8/31午後無事アムステルダムに到着、9/1シャンティ(パステル厩舎)に入厩した。問題の体調は、日本にいるときと同じ、すこぶる元気だ!と知らせが届いた。前哨戦は(GⅡ)3歳OP戦を一度叩いて凱旋門賞に臨む体制だ。
 父Dインパクトが、オルフェーヴルと同じ、早めの断然のラストスパートから、そのまま押し切って(夢に見た)優勝・・・と思えたレースもGOAL前で失速、3位入線も薬物違反で後日失格した無念を、仔キズナが再び武豊騎手で晴らして呉れるものと大きな期待が懸かるのですが、今から日本馬同士の先着争いが、待ち遠しいのです。(写真:厩舎周りを引き運動で旅の疲れを癒すキズナ)
*蛇足ですが、同じ馬名の登録でもOKなんですね?美浦石栗龍厩舎にキズナ(3歳牝馬、7戦未勝利、父Gワンダー、母の父Sサイレンス)が居るんでビックリしています。

本日の競馬特性
 小倉と函館は馬場が悪化して伏兵馬が大駆け、新潟は良馬場でも伏兵馬が大駆けの3連発では、「WIN5」の的中票4票で久々1億3千万円の大穴炸裂になります。残念ながら、とても狙って的中出来る馬券ではありませんでした。

新潟11R:番狂わせ伏兵馬コスモネモシン(松岡正)が久々の勝利
伏兵馬コスモ松岡が1着も浜中俊コスモが粘り込み2着で大穴 
 スタートするもハナを主張する馬がいないので、エクスペデション浜中俊がゆったり淡々と先行、ニューダイナ戸崎圭、ファルタモル田辺裕、そしてトレイル北村宏が付いて回り直線、エクスペディション浜中俊が懸命に内ラチで逃げ粘り込み押し切れると思えたが、後方待機したコスモネモシン松岡正が内を突いて、先行するエクスペデションの外に追い上げて来て並んで、馬体を併せてGOALまで叩き合いも「クビ差」交わした伏兵、ナント3年7ヶ月振りの勝利が初重賞勝利で3勝目なのです。どうしてこんな肝心なときに限って、イキナリ無印2騎が走り出して仕舞うのでしょうか?
 3着もファルタ田辺裕の逃げ込み決まる
 3番手で競馬したファルタモルガーナ田辺が、そのまま粘り込んで3着に決着した。
どうしたシンガリ敗けトレイル北村宏 
 残念なのは我が本命トレイルブレイザー北村宏は、直線で一旦は4番手に上がったものの、急速に失速のドンジリ敗けしては、余りにも不甲斐ない結果に唖然、馬券に絡まない4着以降ならどこの着順でも同じですが、本命はせめて5着まで入着し、掲示板に馬番を点灯して欲しいものです。
「久々重賞勝利の松岡正海騎手」:通算重賞25勝(今期3勝目)
 折り合いが難しい局面でしたので注意した。こう言う馬場は得意だ。(勝てて)良かった。本当にこれがキッカケになれば良いのです。夏(競馬は)ダメでしたので秋には頑張ります。

「WIN5ー⑤」新潟11R新潟記念(サマーS、GⅢ、3歳以上OP、ハンデ、芝2,000m)結果:良
1着・( 4)コスモネモシン (52松岡正、清水英、Zロブロイ、追込、GⅢ7着)10番人気(34.2)
2着〇( 9)エクスペディション(57浜中俊、石坂、Sゴールド、差し、GⅢ6着)8番人気(34.7)
3着・( 8)ファルタモルガーナ(55田辺、荒川、Dインパクト、追込、GⅢ6着)7番人気(34.8)

4着△1( 3)ダコール    (56内田博、中竹、Dインパクト、追込、GⅢ4着)3番人気
5着△2(10)ニューダイナスティ(55戸崎、石坂、Dインパクト、先、1600下1着)1番人気
9着▲(11)ブリッジライム  (51横山、鈴木康、Zロブロイ、追、牝1000下1着)2番人気
10着△3( 1)サンシャイン (52石橋脩、藤岡健、Hクライ、差し、1600下1着)6番人気
11着注( 7)カルドブレッサ (54蛯名正、吉田、Gポケット、差し、1600下1着)5番人気
14着◎(13)トレイルブレイザー(58北村宏、池江、Zロブロイ、差し、GⅢ2着)4番人気(37.0)
タイム1:58.9 単勝6,530円、馬連20,450円、馬単58,620円、3連単558,010円
予想評定 D評価(0点):頭不発シンガリ敗けも2着に〇エクスペディション(8番人気)が粘り込み馬連でも2万券!

小倉11R:ホウライアキコ(和田竜)が貫録の2連勝、ラブリー(福永祐)は3着
  ハナに立って先行はベルカント武豊、2番手にホウライアキコ和田竜の展開、直線を向いて、中団で競馬の我が本命ラブリー福永祐が、一気に追い上げ内から先頭に立って押し切る勢いでしたが、2番手からホウライアキコ和田竜が馬場の中央に持ち出し、外から交わし去って嬉しい1着、前走のレコード勝利は伊達ではない証明のスピード実力、騎乗停止明けの復活走の和田竜二騎手、通算重賞勝利32勝(今期2勝)と記録を伸ばした。
 2番手には粘り込むラブリーをGOAL寸前でベルカント武豊が交わして2着に届き、割と人気馬同士の堅い決着になった。
 「WIN5ー④」小倉11R 小倉2歳S(GⅢ、2歳OP、芝1,200m)結果:重馬場
1着〇( 3)ホウライアキコ (和田竜、南井克、Yブルグ、逃げ、新馬1着)2番人気(35.5)
2着▲(12)ベルトカント  (武豊、角田、Sバクシンオー、逃げ、新馬1着)1番人気(35.9)
3着◎( 1)ラブリーブラット(福永祐、五十嵐、Dメジャー、差し、新馬1着)3番人気(35.4)

6着△1(11)マイネヴァリエンテ(幸英、加用、コンデュイット、逃、牝未勝1着)6番人気
5着注( 4)エイシンキサナドゥ(松山、野中、Dヒューマー、差し、新馬1着)5番人気
14着△2(13)ウインスプラッシュ(中井、加用、Mゴッホ、逃げ、OP2着) 8番人気
タイム1:08.8 単勝460円、馬連720円、馬単1,630円、3連単6,010円
予想評定 C評価(30点):本命3着では極めて無念も、3強決着なら予想はマーマーです。

函館11R:サイモントルナーレ(横山和)が大金星の大駆け、コスモロビン(柴田大)失速7着
 昨日に続く最悪馬場での長距離戦、皆バテバテのぬかるみコースで、コスモ丹内が引き離して先行、離れた2番手にモズ丸田での展開でしたが、勝利したのは最後方で待機し2周目の4角で5番手まで上がった7歳50kg軽量馬サイモントルナーレ(横山和)が、先行粘り込む馬を纏めて一気に抜き去り久々の嬉しい1着でGOALした。でも幸いにも足元を故障した馬が居なくて大変良かったと安堵、来年まで馬場を休ませ、札幌新装開催になるのは良かった。
 2着には先団から4角で2番手に上がったトラストワン(岩田康)が、そして最後方から4角で4番手まで上がったメイショウウズシオ(四位洋)が3番手に届いて大穴決着した。
「WIN5ー③」函館11R 丹頂S(3歳以上OP、ハンデ、芝2,600m)結果:重馬場
1着・( 2)サイモントルナーレ(横山和、田中清、アリュール、追、OP5着)11番人気(41.9)
2着・( 5)トラストワン   (岩田康、庄野、Mラヴ、差し、1600下15着)10番人気(42.4)
3着〇( 4)メイショウウズシオ(四位洋、飯田明、Oハウス、追込、GⅢ7着)3番人気(42.4)

6着△2( 8)セイカプレスト  (津村明、相沢、Iカフェ、差し、OP1着)6番人気
7着◎( 7)コスモロビン   (柴田大、清水英、Zロブロイ、追込、GⅡ6着)2番人気(43.5)
8着▲( 6)リリエンタール  (古川吉、藤沢和、モンジュー、差し、OP3着)1番人気
10着△1(12)ロードオブザリング(藤田伸、笹田、Wマズル、差し、OP2着)5番人気
タイム2:54.7 単勝3,410円、馬連32,520円、馬単71,280円、3連単576,520円

新潟10R:タナトス(柴田善)が早めの追い出しで押し切る
 逃げ込むタイセイワイルド木幡の2番手に付いて行った我が本命タナトス柴田善が、直線を向いて、長い直線でも早めに先頭に立って逃げ込んで楽勝の勢いに、4番手から懸命に追い上げたサクラレグナム(戸崎圭)がグイグイ迫るも1馬身1/4届かず2着、最後方から直線を猛追したが大きく届かずの3着までの割と堅い決着、我が対抗馬に期待のシルクエステート内田博は、中団で競馬したがそのまま中団で入線、このクラス連続3着2回でしたが夏バテで失速したのでしょうか無念です。
 「WIN5ー②」新潟10R麒麟山特別(3歳以上1,000万下、ダート1,800m)結果:不良馬場
1着◎( 7)タナトス  (柴田善、森秀行、Sクリスエス、差し、1000下2着)2番人気(36.0)
2着▲( 2)サクラレグナム(戸崎圭、金成貴、Sプレジデント、500下1着) 1番人気(36.0)
3着△1( 8)アサクサポイント(吉田豊、加藤征、Kカメ、追込、1000下4着)6番人気(35.9)

6着△2(12)オメガスパーキング(北村宏、奥平雅、Kカメ、追込、500下1着)4番人気
7着〇(14)シルクエステート(内田博、岡田稲、Bタイム、追込、1000下3着)5番人気
8着注( 3)シルクプラズマ  (石橋脩、領家、Sゴールド、先行、500下1着)9番人気
タイム1:50.3 単勝510円、馬連500円、馬単1,430円、3連単9,400円

小倉10R:ヤマノオントロジー(北村友)の末脚に期待
 ハナに立ったのはタガノ松山弘、そしてタマモクララ福永祐、タングル高倉陵で先行、直線を向いて一気に先頭を奪って逃げ込むタマモクララ福永祐に、中団からリバータイキ川田将、最後方に待機し4角で中団に上がったコルージャ国分優が追い上げて来てGOAL前では「頭、クビ差」の大激戦でしたが、辛くもタマモクララ福永祐が逃げ切った。
 我が期待の本命ヤマノオントロジー(北村友)はいつもの最後方待機し追い上げるも、この馬場では追い上げ鈍く届かずの5着では残念でした。
 ここで早くも「WIN5」の目は、全て失速しては後の楽しみが崩壊しては無念なり。
「WIN5ー①」小倉10R 西日本スポ杯(3歳以上1,000万下、ダート1,700m)結果:重馬場
1着△2( 2)タマモクララ (福永祐、藤岡健、クロフネ、逃げ、牝500下1着)3番人気(37.9)
2着注( 4)リバータイキ  (川田将、作田誠、Tシャトル、差し、500下1着)4番人気(37.0)
3着〇(11)コルージャ   (国分優、田島良、Bタイム、追込、1000下2着)5番人気(37.3)

5着◎( 7)ヤマノオントロジー(北村友、安達、Mトップガン、追、1000下2着)2番人気(37.6)
7着▲(13)エイヴィアンボス (武豊、橋口弘、Sクリスエス、逃げ、500下1着)1番人気
8着△1( 1)タガノミューチャン(松山弘、浅見秀、Hクライ、逃げ、1000下3着)6番人気
タイム1:44.0 単勝680円、馬連3,120円、馬単6,180円、3連単44,210円

「WIN5」挑戦の道:どの程度の馬場か、先行馬のペース次第で結果は大きく変わる展開だ!
予想①◎7〇11-②◎7〇14-③◎7〇4-④◎1〇3-⑤◎13〇9=32通り
結果①(△2)-②◎7-③(・2)-④〇3-⑤(・4)=「的中4票」払戻129,371,980円
 久々1億3千万円炸裂なり、ノーマーク馬の10・11番人気が2か所も出現で完敗、◎〇が2か所では遠い「WIN5」なのです。

記録フラッシュ」:
 清水久詞師(右写真)の努力甲斐あって美味しい「臨時ボーナス」獲得!
 夏競馬を10倍楽しむ方法として、有力馬にこの暑い夏場に何度も参戦させ、競馬ファンに競馬の醍醐味を少しでもアピールして呉れた「サマー2000S」が、今週で終了し、チャンピオンホースが確定した。
 優勝馬の厩舎関係者に美味しい「臨時ボーナス金5,000万円」がJRAから贈られるが、山分け方法で揉めないでね。ヤッター!ですね。
 未だサマーマイルS、サマースプリントS、そしてサマーJKシリーズの戦いが少し残っているが、現在騎手部門では「岩田康誠、武豊」が並んで1位(48ポイント)、そして内田博幸が3位で競り合っている。
*「サマー2000シリーズ順位」
1位(22ポイント):トウケイヘイロー(GⅢ函館記念1着、GⅡ札幌記念1着):清水久詞厩舎
2位(14ポイント):マイネルラクリマ(GⅢ七夕賞1着、GⅢ小倉記念3着)
3位(11ポイント):コスモネモシン (GⅢ新潟記念1着、GⅢ函館記念着外)

*「夏競馬リーデングジョッキー」:今夏は、浜中俊、福永祐の両雄が3場に転戦して1場だけの集中勝利ではないので、ここのリーデングには入着出来ず無念・・。
〇新潟競馬リーデング
1位 田辺裕 12勝  2位 戸崎圭 11勝  3位 内田博 10勝
〇小倉競馬リーデング
1位 川田将 21勝  2位 武 豊 16勝  3位 幸英明 13勝
〇函館競馬リーデング
1位 岩田康 22勝  2位 松田大 17勝  3位 吉田隼 15勝
                                               以上

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