本日の京都開催は、台風19号の影響で中止(明日に順延)は残念も、影響がない少ない小雨が煙る東京の1開催でしたが、小雨天候の精ではないが、相変わらず伏兵馬の大駆けで、大荒れ展開は参りました。
*東京11R結果:ワイドバッハ(蛯名正)が一気に抜け出し快勝
Lコンドルパサーは、ジャパンC制覇など国内7戦6勝、そしてフランス遠征し凱旋門賞(クビ差)2着など4戦2勝した名馬で、この栄誉の冠レース、久々出走のタールタン(ベリー)が早めに抜け出し押し切る戦法でした、(久々の出走からか)交わされ2着無念 直線の攻防が熾烈、サクラレグレム(田辺裕)、アスコットシチー(江田照)が先行する3番手に付けた期待の芦毛馬タールタン(ベリー)が前を捕え先頭に立って突き進み、もはや1着確定の走りに思えたが、中団待機したワイドバッハ(蛯名正)が、外を突いて目の覚めるような鋭い追込みを決めて、先団を纏めて「2馬身」も交わし去って1着快勝した。
2・3着争いが際どい争いも、タールタン(ベリー)が内で残し2着、3着が激戦、キクノストーム(勝浦)を「ハナ差」交した外のゴールスキー(柴田善)が際どく届いた。
2番人気に支持されたモグモグパクパク(北村宏)は、最後方待機し直線勝負に懸けるもあの末脚が不発で無念なり。
(エルコンドルパサーVS.グラスワンダーの明暗)
3歳当時に的場均騎手が、クラシック参戦出来る有望なグラスワンダーとエルコンドルパサーの両方に騎乗していたが、皐月賞の前哨戦に、どちらかを選択することになって、的場均騎手が「グラスワンダーが強い」と選んだ途端に、脚部故障で長期離脱、一方断ったエルコンドルパサーは、蛯名正義騎手に決まって、これがクラシック戦線などで大活躍でした。このとき的場均騎手の眼力は大したことがない、との風潮が出たこともあって、的場均命の「ファン」から人気株が急降下した。
ようやく回復したグラスワンダーが、有馬記念で、先輩有力GⅠ馬を蹴散らし、競り勝って復活劇に感涙、ここで的場均騎手が涙ながらも、つぶやいた言葉が「やはり自分が選んだワンダーが強かった」と語ったのが、とても印象に残っている。
そして翌年の有馬記念をも連勝したワンダーは、エルコンドルパサーとは永遠のライバルなのに、長くフランスに遠征していたパサーは、以降ワンダーと対戦した記憶がないが、ワンダーが、力が衰えた最後の一戦が宝塚記念、的場均騎手から、初めて蛯名正義騎手に乗替で参戦し2番人気も6着で以降引退した。
月曜 東京11R LコンドルパサーM(3歳以上OP、ダート1,400m)結果:小雨・稍重馬場
1着△2(12)ワイドバッハ(蛯名正、庄野靖、Aケィテング、追込、OP2着)3番人気(35秒5)
2着◎(7)タールタン 芦毛(ベリー、吉村圭、タビット、先行、OP1着)1番人気(36.6)
3着〇(15)ゴールスキー (柴田善、池江寿、Nユニヴァース、差し、GⅢ6着)7番人気(36.1)
7着△1(9)アスコットシチー(江田照、作田誠、Kホーム、逃げ、OP2着)6番人気(37.4)
9着▲(16)モグモグパクパク(北村宏、高橋祥、Mボーラー、差し、1600下1着)2番人気(35.9)
タイム1:23.0 単勝670円、馬連890円、馬単2,340円、3連複4,500円、3連単23,650円
*東京10R レジェンドTC:長距離戦得意のフェデナルホール(蛯名正)が逃げて際どくも先着
2400mの長距離戦を、果敢に先頭でレースを引っ張ったフェデナルホール(蛯名正)が、終始先頭を譲らず、直線の競り合いも、懸命に逃げ粘り込んで、中団から猛追して来た人気のラングレー(北村宏)と(芦毛)タブレットピーシー(田中勝)に「クビ・クビ差」に辛くも、内で凌いで1着を際どく確保し、我が久々のワン・ツー・スリーのゲットでした。
東京10R レジェンドTC(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝2,400m)結果:小雨・良馬場
1着◎(2)フェデナルホール(蛯名正、中川公、Sゴールド、先行、1000下4着)2番人気(35.4)
2着〇(9)ラングレー (北村宏、矢作芳、Dインパクト、差し、GⅡ5着)1番人気(35.0)
3着△2(3)タブレットピーシー(田中勝、宗像、Cテナンゴ、先行、500下1着)6番人気(35.1)
6着△1(4)エイダイポイント(岩部純、菊沢徳、Nユニヴァース、差し、1000下9着)5番人気
8着▲(10)デルカイザー (柴田善、藤沢和、Kカメハメハ、先行、GⅡ11着)3番人気
タイム2:25.2 単勝410円、馬連380円、馬単1,050円、3連複1,810円、3連単8,370円
*東京9R レジェンドjkC:ワンダーコロアール(松岡正)先行抜け出し快勝
先行馬3騎の決着でした。ハナに立ったハイアーレート(吉田豊)に、ワンダーコロアール(松岡正)、グランフィデリオ(柴田善)が付いて行く展開、直線もこの先行3騎の戦い、GOAL手前で2番手からワンダーコロアール(松岡正)が競り合いに「3/4馬身」突き抜け1着に上がってGOAL、先行3騎がそのまま上位入線し、大穴馬券の決着でした。
我が期待の本命馬達は、伸び脚が無く、枕を並べて撃沈は期待外れで残念でした。
東京9R レジェンドjkC(3歳以上1,000万下、ダート1,600m)結果:小雨・良馬場
1着・(7)ワンダーコロアール(松岡正、河内洋、Kホーム、差し、1000下7着)9番人気(36.8)
2着△1(16)ハイアーレート(吉田豊、大久保洋、Zロブロイ、先行、500下1着)3番人気(37.0)
3着・(10)グランフィデリオ (柴田善、森秀、Bタイド、先行、1000下3着)5番人気(36.7)
5着△2(8)バンズーム (田辺裕、久保田貴、Sクリスエス、差し、1000下3着)2番人気
7着◎(14)サトノアルバトロス(三浦皇、萩原清、Bタイム、差し、1000下5着)4番人気
11着▲(11)ジャッカスバーク(北村宏、古賀慎、Sクリスエス、差し、GⅢ10着)1番人気
13着〇(15)エアラギオール (蛯名正、新開幸、Tギムレット、先行、1000下2着)5番人気
タイム1:37.2 単勝2,800円、馬連8,770円、馬単19,650円、3連複57,070円、3連単393,660円
*東京8R 東京HJ:最後の直線そしてGOAL寸前で大波乱で大穴決着
久々の出走になるアポロマーベリック(五十嵐雄)が、スタートから軽快に先頭でレースを引っ張り、終始先頭で馬場2周したが、最後の4角で、我が期待のエーシンホワイティ(北沢伸)が、2番手から外に馬体を併せて並ばれ、叩き合いし、一旦は2番手に下がるも粘っていたが、後続馬に次々に差され急速に失速の6着無念、エーシンホワイティ(北沢伸)が期待に応えて1着で押し切れると思えたが、GOAL寸前で、中団から内を突いて一気に迫り(ブービー人気)サンレイデューク(難波剛)が猛追して「クビ差」交わしてGOALでの大波乱、単勝から全ての馬券が当然万馬券の大穴決着になった。
離れた3着争いも激戦、先行粘るエイブルブラッド(石神)を、僅かに交わしてオースミムーン(中村将)が上った。
穴馬期待のケイアイドウソジン、メイショウヨウドウは、直線意外に伸びず8着と中止で残念。
東京8R 東京HJ(J・GⅡ、障害3歳以上OP、芝3,110m)結果:小雨・良馬場
1着・(12)サンレイデューク(難波剛、高橋忠、デュランダル、差し、JGⅢ6着)13番人気
2着◎(7)エーシンホワイティ(北沢伸、松元、Sバクシンオー、先行、JGⅢ1着)1番人気
3着・(6)オースミムーン (中村将、小野幸、Aムーン、先行、JGⅢ3着)5番人気
6着〇(11)アポロマーベリック(五十嵐雄、掘井雅、Aキングダム、逃げ、JGⅠ1着)2番人気
8着▲(9)ケイアイドウソジン(江田勇、田村康、Kカメハメハ、先行、JGⅡ落馬)3番人気
競走中止△(13)メイショウヨウドウ(西谷誠、池添兼、Sゴールド、先行、JGⅢ4着)4番人気
タイム3:27.1 単勝11,270円、馬連11,110円、馬単40,610円、3複26,280円、3単417,380円
*公営盛岡競馬「南部杯」:断然1番人気JRAベストウォーリア(戸崎圭)が人気に応え圧勝
みちのく盛岡で行われた交流重賞戦「南部杯」に出走15頭立て、JRAから6頭も参戦したが、断然人気のベストウォーリア(戸崎圭、石坂正)が、先行するポアゾンブラック(太宰啓)の2番手に付け、直線を向いて、早めに外から競り落し独走体勢で圧勝、1着賞金は公営では破格の金額4,500万円を頂いては、誠に申し訳ないが、JRAが協賛し一部負担しているのでお許しを願いたい。
2着に先行粘り込んだポアゾンブラック、3着には先行3番手から差を詰めたアドマイヤロイヤル(四位洋)で固い馬券決着、そして先行した3騎の圧勝劇、今年もJRA所属馬が上位独占でした。
10/13 盛岡競馬 第11R マイルCS南部杯(Jpn1、3歳以上OP、ダート1,600m)結果:小雨良
1着*(10)ベストウォーリア(JRA、牡4、戸崎圭、石坂正、Mウォーリア)1番人気
2着*(9)ポアゾンブラック(JRA、牡5、太宰啓、本田優、Mラヴ) 着差「4馬身」
3着*(5)アドマイヤロイヤル(JRA、牡7、四位洋、橋田満、Kカメハメハ) 1馬身1/2
タイム1:35.9 単勝120円、馬連310円、馬単400円、3連複590円、3連単1,320円
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