11/03/2014

京都 ファンタジーS:レオパルディナ(武豊)が抜けた存在

 今週は、激戦が続くGⅠ戦が中休み(来週はGⅠエリザベス女王杯)、土曜の2歳OP戦が東西で2鞍あり、いずれも賞金上乗せの貴重な一戦も、難解な出世レース、でも凄い大物馬の登場はないように思え、そう取り立てて、大騒ぎする週でもないのです。

京都11R ファンタジーS:レオパルディナ(武豊)が抜けた存在
 若駒はレース経験不足で、勝てる確証が揺らぎ危ないのですが、レオパルディナ(武豊)が唯一騎、先行抜け出しで良績を挙げ、既に1,800万格の中心馬だ。
 相手は、差し脚がある2騎、ダノングラシアス(岩田康)、そしてエフェクト(国分優)の勝負に成る。
GⅢ小倉2歳S:1着外オーミアリス、2着惜敗(内ラチ)レオパルディナ(武豊))

土曜 京都11R ファンタジーS(GⅢ、2歳OP牝馬、芝1,400m)展望 
◎(13)レオパルディナ (武豊、高橋康、スニツェル、先行、前走GⅢ小倉2歳S2着)
〇(1)ダノングラシアス(岩田康、矢作芳、Mカフェ、先行、前走500下りんどう賞2着)
▲(4)エフェクト   (国分優、服部利、Sスクワート、先行、前走Opひまわり賞1着)
△1(3)ペルフェカ   (秋山真、岡田稲、Zロブロイ、追込、前走新馬1着)
△2(14)ニューエディション(福永祐、藤原英、Aムーン、先行、前走未勝利1着)

*京都8R 京都ジャンプS:メイショウブシドウ(高田潤)の先行抜け出しで断然
 遂に障害戦にまで、良血馬ディープインパクト、クロフネ、そしてアドマイヤムーン産駒などで対決する事態までなって来たのかと・・チョイとビックリです。
 暮れの名物レース、中山大障害に向けて、この重賞戦は、重賞2連勝中のメイショウブシドウ(高田潤)で断然、先行して4角先頭に立ち、そのままの勢いで、人気に応えて、押し切る戦い振りで安定した障害馬に大変身、流石の良血馬がタフな心肺機能を見事に開花させ、ここも揺るがない3連勝へ向け一直線、固い大本命馬だ。
 相手は、低調と思えた福島障害OP戦で、短い直線だけで2着馬を「1秒2」も突き放し、レコードタイムの圧勝劇を演じたサンライズロイヤル(植野貴)が、ここでも本命馬に、少しは迫れるとした。
 3番手が、前走果敢に先行し、大きく突き放して圧勝した(5歳せん馬)レッドアーヴィング(西谷誠)が、展開的には一人旅の優位なレース運びが出来て、結構粘れ切れそうだ。
 3着をオースミムーンを推したが大混戦、意外な穴馬が飛び込むかもで、ここは穴党の出番、思い切って穴馬へ総流すべしの展開に思える。
土曜 京都8R 京都ジャンプS(ジャンプGⅢ、3歳以上OP、障害芝3,170m)展望
◎(3)メイショウブシドウ(高田潤、角居勝、Dインパクト、先行、前走障害GⅢ阪神JS1着)
回避 サンライズロイヤル(植野貴、浜田多、クロフネ、先行、前走障害OP1着)
〇(12)レッドアーヴィング(西谷誠、松永幹、Aムーン、逃げ、前走障害OP1着)
△(14)オースミムーン  (中村将、小野幸、Aムーン、先行、前走障害GⅡ東京HJ3着)
回避 ソンブレロ    (未定、松田国、Tギムレット、先行、前走障害GⅡ東京HJ5着)
回避 フサイチアソート (原田和、岩戸孝、トワイニング、先行、前走障害OP2着)

*東京11R 京王杯2歳S:ワキノヒビキ(北村宏)の鋭い差し脚に期待
 2歳若駒が、既に4戦も経験して疲れが心配も、前走OP戦を「33秒7」の鋭い末脚で2着したワキノヒビキ(北村宏)を中心馬にする。
 相手は、ここも2勝馬、差し脚があるサフィロス(三浦皇)、そして距離が長くなり逃げ込みが難しくなるアクティブミノル(松田大)の2騎が有力だ。
GⅢ函館2歳S:1着アクティブミノル(藤岡康))

土曜 東京11R 京王杯2歳S(GⅡ、2歳OP、芝1,400m)展望
◎(4)ワキノヒビキ (北村宏、清水久、Oファイア、差し、前走OPもみじ賞2着)
〇(1)サフィロス  (三浦皇、手塚貴、Kキセキ、差し、前走OPカンナ賞1着)
▲(2)アクティブミノル(松田大、北出成、Sリバティ、逃げ、前走GⅢ函館2歳S1着)
△1(9)ニシノラッシュ(田辺裕、田村康、Sバクシンオー、先行、前走500下くるみ賞1着)
△2(5)コウソクコーナー(内田博、畠山吉、Sバクシンオー、先行、前走OPカンナ賞4着)

福島11R 磐梯山特別:プレストウィック(津村明)の逃げ切りに期待
 大得意の長距離戦、先行抜け出し派で良績があるプレストウィック(津村明)が、ここでも一人旅になるかもに期待し本命にする。
 相手は混戦、追込一辺倒で届かずか続くエイダイポイント(岩部純)、この馬も差して届かずのトニーポケット(中谷雄)に期待するのも酷なのですが、ズバッと走り切れる相手が見つからずの大荒れがありそうだ。
土曜 福島11R 磐梯山特別(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝2,600m)展望
◎(8)プレストウィック(津村明、武藤善、Dメジャー、逃げ、前走500下蔵王特別1着)
〇(13)エイダイポイント(岩部純、菊沢徳、Nユニヴァース、追込、前走1000下レジェンドTC6着)
▲(4)トニーポケット (中谷雄、矢作芳、Gポケット、差し、前走1000下支笏湖特別5着)
△(7)アナンジュパス (伊藤工、久保田貴、Dインパクト、差し、前走1000下レジェンドTC5着)
回避 レイトライザー (未定、加藤敬、Sホーム、差し、前走1000下鳴滝S6着)


*次週 京都GⅠ「エリザベス女王杯」展望
 多頭数が出馬登録しフルゲート必死、全ての出走馬に大チャンスの実力伯仲の中、角居勝厩舎が、気合いの有力馬4騎を登録して、要注意の一戦だ。
 それでも、我が本命に期待は、オークス馬のヌーヴォレコルト(岩田康)、前走「秋華賞」で1番人気で最速の上がり「34秒0」で猛追するも、(クビ差)惜敗2着は誠に無念な結果も、今度は1F距離が伸びるのは有利な展開、きっと届くと信じ、奪還の夢見る。
 この馬は、その位置取りの差がそのまま着順に影響する、とても標準的な分かり易い馬、34秒台の直線一気型の末脚勝負派なので、10番手以降の位置取りでは惜敗し、それより前で競馬出来た時は結果を残せると、明確に戦績が証明している。
 多くのインパクト産駒に、唯一頭のHクライ産駒が参戦で、1着阻止に立ち上る。
 従って「府中牝馬S」組が、発揮した「33秒の末脚」をここで決められるとヌーヴォレコルトには脅威、ディアデラマドレ(藤岡康)、スマートレイアー(武豊)が、当面の強敵になるが、我が対抗馬には、後方位置取りから一気の末脚派よりは、先行抜け出し派の(昨年度2着実績がある)ラキシス(川田将)に期待した。

 実績馬の評価は、牝馬3冠馬メイショウマンボ(武幸四郎)が、近走1秒以上の突き放される絶不調状態では軽視、そしてホエールキャプチャ(蛯名正)は、マイル戦なら有力馬も、長距離での実績が極めて少なく3着までが最先着なので除外した。
 最後に、デニムアンドルビーは、浜中俊騎手がパンドラに騎乗で未定も不安材料、JC2着しドバイ遠征で、奇策の逃げ失速して以来、差し脚に戻すも、着順が大きく結果を出せずも、末脚の切れは流石の地力があって、悲観することもない状況で、一発あるならこの馬と要注意なのです。
(GⅠ秋華賞:1着ショウナンパンドラ(浜中俊)、外から追い込み2着ヌーヴォレコルト(岩田康))

次週(11/16)京都11Rエリザベス女王杯(GⅠ、3歳以上OP牝馬、芝2,200m)展望&レーテング
◎112ヌーヴォレコルト(岩田康、斎藤誠、Hクライ、差し、前GⅠ秋華賞2着):オークス馬が奪冠
〇112ラキシス  (川田将、角居勝、Dインパクト、先行、前GⅡオールカマー2着):前年度2着
▲107ディアデラマドレ(藤岡康、角居勝、Kカメハメハ、差し、前GⅡ府中牝馬S1着):最速末脚
△111ショウナンパンドラ(浜中俊、高野友、Dインパクト、差し、前GⅠ秋華賞1着):最後に戴冠
116デニムアンドルビー(未定、角居勝、Dインパクト、差し、前GⅠ天皇賞・秋7着):JC2着馬
△108スマートレイアー(武豊、大久保龍、Dインパクト、差し、前GⅡ府中牝S2着):前惜敗2着

注110キャトルフィーユ(ルメール、角居勝、Dインパクト、先行、前GⅡ府中牝S4着):惜敗続き
注111アロマティコ (三浦皇、佐々木昌、Kカメハメハ、追込、GⅡオールカマー5着):今期好調
*111ホエールキャプチャ(蛯名正、田中清、クロフネ、先行、前走GⅡ府中牝S3着):距離長く 
115メイショウマンボ(武幸四郎、飯田祐、Sマンボ、先行、前GⅡ京都大賞典10着):絶不調も
*112ヴィルシーナ  (内田博、友道康、Dインパクト、先行、前GⅠ宝塚記念3着):単騎逃げで
*112レッドリヴェール(福永祐、須貝尚、Sゴールド、差し、前GⅠ秋華賞6着):桜2着も距離不
* サングレアル  (戸崎圭、松田博、Zロブロイ、差し、前GⅠ秋華賞5着):末脚あるが苦戦
* フーラブライト (酒井学、木原ー、Gアリュール、差し、前GⅡ京都大賞典7着):叩き2戦目
*108タガノエトワール(小牧太、松田博、Kカメハメハ、差し、前GⅠ秋華3着):1勝馬でも中々

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