降雪影響で8日遅れになった東京代替え競馬、3歳OP重賞「共同通信杯」が、ようやく月曜に開催される。ここで勝っても、敗退しても、次のステップに(チョイト)狂いが生ずるのは確実だ。
そして日曜の3場開催など、忙しない開催に比べて、月曜の単独開催は、なぜか寂しいが、イスラボニータ(蛯名正)が快速圧勝劇を見れば、スター誕生に安堵、そしてこれが救いになる。
東京11R 共同通信杯:イスラボニータ(蛯名正)のスピード抜群で断然
*GⅠ馬を多く輩出の登竜門で圧勝だ!、
最近では、アドマイヤムーン、ゴールドシップなど多くのGⅠ馬を輩出した由緒あるレース、3歳クラシック直結した王道路線(出走に一週間も待機し以降の体勢が狂いが生じたが)なのです。
*クラシック戦線に有力馬が登場
先週の「きさらぎ賞」でトーセンスターダム(池江泰寿厩舎)が3連勝し、3歳クラシック戦線に、大きく抜け出し一番手に名乗り、次に(出遅れて)惜敗2着でした逃げ馬バンドワゴン(石坂正厩舎)も、まだ捨て難い実力馬、そして(暮れのGⅠ)朝日杯FS覇者アジアエクスプレス(手塚貴厩舎)の豪快な差し切りで2番手、そして今回、断然の人気馬に期待される「イスラボニータ(蛯名正、栗田厩舎)」が3番手の大物として出走、注目の一番だ。
*先行抜け出し派に脚質変更して勝利度アップ
イスラボニータは、4戦3勝ですが、2戦目の「新潟2歳S」でスロー展開の最後方待機策から直線の末脚(33秒7)を使うも、あの「ハープスター」の中団からの差し脚に「3馬身」も突き放され無念の一戦でした。
この勝負で、後方待機戦法に懲りて、蛯名正義騎手は、この馬の強い素質を見込んで、以降2戦を先行抜け出し戦法に変え、強く圧巻のスピード競馬で2連勝飾って来た。
この先行策になったので、末脚は「34秒台」になるが、これで十分、確勝には先行策に限ります。後方一気で33秒の末脚発揮するよりは、今後多頭数になるレースでは、先行策は断然の有利な戦法なのだ。
直前の追い切りでも、文句なしの仕上がりを披露し万全、ここで圧勝し関東馬の星になる。
*相手はDインパクト産駒が多数
登録14頭に4頭が「ディープインパクト産駒」、その中では、差し脚抜群のサトノアラジン(岩田康)、先行力のガリバルディ(浜中俊)、差し脚ベルキャニオン(福永祐)に期待して見る。
(東京スポーツ杯:1着イスラボニータ蛯名正、追い詰めた2着ブレイアンドリアル柴田大)
月曜 東京11R 共同通信杯(GⅢ、3歳OP、芝1,800m)展望:出走馬14頭
◎(7)イスラボニータ(蛯名正、栗田、フジキセキ、先行、前走GⅢ東京スポーツ杯1着)
〇(5)サトノアラジン(岩田康、池江寿、Dインパクト、差し、前走GⅢラジオNIKKEI杯3着)
▲(14)ガリバルディ (浜中俊、藤原英、Dインパクト、先行、前走500下福寿草特別3着)
△1(2)ベルキャニオン(福永祐、堀宣行、Dインパクト、追込、前走500下福寿草特別2着)
△2(5)ロードハイド (戸崎圭、松田博、Dインパクト、差し、前走500下白梅賞2着)
△3(11)ピオネロ (リスポリ、松永幹、Nユニヴァース、差し、前走GⅢ京成杯4着)
東京10R雲雀S:末脚抜群セイクリットレーヴ(北村宏)に期待、先行力サトノ(ブノワ)が相手
馬場が回復すれば、最後方から末脚一気のセイクリットレーヴ(北村宏)で頭が鉄板と思えるので本命に抜擢、前回予想は馬場が悪化と判断し、展開的に届かずと見て軽視したが一転、馬場が回復すれば期待通り、末脚が生きて抜け出せる。
2番手に、先行力のあるサトノヒーロー(ブノワ)を番手に、前走(痛恨の)出遅れが響いて9着は問題外、今度こそ先行粘り込み有りそうだ。
単穴に、先行馬ロードガルーダ(岩田康)、そしてアミカブルナンバー(内田博)にも、粘り込みを期待した。
月曜 東京10R 雲雀S(4歳以上1,600万下、芝1,400m)展望:出走馬14頭
◎(13)セイクリットレーヴ(北村宏、田中清、Aムーン、追込、前走1600下浜松S4着)
〇(2)サトノヒーロー (ブノワ、藤沢和、Dインパクト、先行、前走1600下市川S9着)
▲(12)ロードガルーダ (岩田康、池江寿、Aタキオン、先行、前走1600下浜松S6着)
△1(6)アミカブルナンバー(内田博、鈴木康、Dメジャー、先行、前走OPターコイズ10着)
△2(3)ハーコット (三浦皇、鹿戸雄、Zロブロイ、先行、前走1600下節分S9着)
注(9)ミナレット (津村明、大和田、Sマンボ、先行、前走1000下1着)
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