10/13/2014

東京 LパサーM:ワイドバッハ(蛯名)が直線一気に先団纏めて差し切り快勝

 本日の京都開催は、台風19号の影響で中止(明日に順延)は残念も、影響がない少ない小雨が煙る東京の1開催でしたが、小雨天候の精ではないが、相変わらず伏兵馬の大駆けで、大荒れ展開は参りました。

*東京11R結果:ワイドバッハ(蛯名正)が一気に抜け出し快勝
 Lコンドルパサーは、ジャパンC制覇など国内7戦6勝、そしてフランス遠征し凱旋門賞(クビ差)2着など4戦2勝した名馬で、この栄誉の冠レース、久々出走のタールタン(ベリー)が早めに抜け出し押し切る戦法でした、(久々の出走からか)交わされ2着無念 直線の攻防が熾烈、サクラレグレム(田辺裕)、アスコットシチー(江田照)が先行する3番手に付けた期待の芦毛馬タールタン(ベリー)が前を捕え先頭に立って突き進み、もはや1着確定の走りに思えたが、中団待機したワイドバッハ(蛯名正)が、外を突いて目の覚めるような鋭い追込みを決めて、先団を纏めて「2馬身」も交わし去って1着快勝した。
 2・3着争いが際どい争いも、タールタン(ベリー)が内で残し2着、3着が激戦、キクノストーム(勝浦)を「ハナ差」交した外のゴールスキー(柴田善)が際どく届いた。
 2番人気に支持されたモグモグパクパク(北村宏)は、最後方待機し直線勝負に懸けるもあの末脚が不発で無念なり。
(エルコンドルパサーVS.グラスワンダーの明暗)
 3歳当時に的場均騎手が、クラシック参戦出来る有望なグラスワンダーとエルコンドルパサーの両方に騎乗していたが、皐月賞の前哨戦に、どちらかを選択することになって、的場均騎手が「グラスワンダーが強い」と選んだ途端に、脚部故障で長期離脱、一方断ったエルコンドルパサーは、蛯名正義騎手に決まって、これがクラシック戦線などで大活躍でした。このとき的場均騎手の眼力は大したことがない、との風潮が出たこともあって、的場均命の「ファン」から人気株が急降下した。
 ようやく回復したグラスワンダーが、有馬記念で、先輩有力GⅠ馬を蹴散らし、競り勝って復活劇に感涙、ここで的場均騎手が涙ながらも、つぶやいた言葉が「やはり自分が選んだワンダーが強かった」と語ったのが、とても印象に残っている。
 そして翌年の有馬記念をも連勝したワンダーは、エルコンドルパサーとは永遠のライバルなのに、長くフランスに遠征していたパサーは、以降ワンダーと対戦した記憶がないが、ワンダーが、力が衰えた最後の一戦が宝塚記念、的場均騎手から、初めて蛯名正義騎手に乗替で参戦し2番人気も6着で以降引退した。
月曜 東京11R LコンドルパサーM(3歳以上OP、ダート1,400m)結果:小雨・稍重馬場
1着△2(12)ワイドバッハ(蛯名正、庄野靖、Aケィテング、追込、OP2着)3番人気(35秒5)
2着◎(7)タールタン  芦毛(ベリー、吉村圭、タビット、先行、OP1着)1番人気(36.6)
3着〇(15)ゴールスキー (柴田善、池江寿、Nユニヴァース、差し、GⅢ6着)7番人気(36.1)

7着△1(9)アスコットシチー(江田照、作田誠、Kホーム、逃げ、OP2着)6番人気(37.4) 
9着▲(16)モグモグパクパク(北村宏、高橋祥、Mボーラー、差し、1600下1着)2番人気(35.9)
タイム1:23.0 単勝670円、馬連890円、馬単2,340円、3連複4,500円、3連単23,650円

*東京10R レジェンドTC:長距離戦得意のフェデナルホール(蛯名正)が逃げて際どくも先着
 2400mの長距離戦を、果敢に先頭でレースを引っ張ったフェデナルホール(蛯名正)が、終始先頭を譲らず、直線の競り合いも、懸命に逃げ粘り込んで、中団から猛追して来た人気のラングレー(北村宏)と(芦毛)タブレットピーシー(田中勝)に「クビ・クビ差」に辛くも、内で凌いで1着を際どく確保し、我が久々のワン・ツー・スリーのゲットでした。
東京10R レジェンドTC(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝2,400m)結果:小雨・良馬場
1着◎(2)フェデナルホール(蛯名正、中川公、Sゴールド、先行、1000下4着)2番人気(35.4)
2着〇(9)ラングレー   (北村宏、矢作芳、Dインパクト、差し、GⅡ5着)1番人気(35.0)
3着△2(3)タブレットピーシー(田中勝、宗像、Cテナンゴ、先行、500下1着)6番人気(35.1)

6着△1(4)エイダイポイント(岩部純、菊沢徳、Nユニヴァース、差し、1000下9着)5番人気
8着▲(10)デルカイザー   (柴田善、藤沢和、Kカメハメハ、先行、GⅡ11着)3番人気
タイム2:25.2 単勝410円、馬連380円、馬単1,050円、3連複1,810円、3連単8,370円

*東京9R レジェンドjkC:ワンダーコロアール(松岡正)先行抜け出し快勝
 先行馬3騎の決着でした。ハナに立ったハイアーレート(吉田豊)に、ワンダーコロアール(松岡正)、グランフィデリオ(柴田善)が付いて行く展開、直線もこの先行3騎の戦い、GOAL手前で2番手からワンダーコロアール(松岡正)が競り合いに「3/4馬身」突き抜け1着に上がってGOAL、先行3騎がそのまま上位入線し、大穴馬券の決着でした。
 我が期待の本命馬達は、伸び脚が無く、枕を並べて撃沈は期待外れで残念でした。
東京9R レジェンドjkC(3歳以上1,000万下、ダート1,600m)結果:小雨・良馬場
1着・(7)ワンダーコロアール(松岡正、河内洋、Kホーム、差し、1000下7着)9番人気(36.8)
2着△1(16)ハイアーレート(吉田豊、大久保洋、Zロブロイ、先行、500下1着)3番人気(37.0)
3着・(10)グランフィデリオ (柴田善、森秀、Bタイド、先行、1000下3着)5番人気(36.7)

5着△2(8)バンズーム (田辺裕、久保田貴、Sクリスエス、差し、1000下3着)2番人気
7着◎(14)サトノアルバトロス(三浦皇、萩原清、Bタイム、差し、1000下5着)4番人気
11着▲(11)ジャッカスバーク(北村宏、古賀慎、Sクリスエス、差し、GⅢ10着)1番人気
13着〇(15)エアラギオール (蛯名正、新開幸、Tギムレット、先行、1000下2着)5番人気
タイム1:37.2 単勝2,800円、馬連8,770円、馬単19,650円、3連複57,070円、3連単393,660円

*東京8R 東京HJ:最後の直線そしてGOAL寸前で大波乱で大穴決着
 久々の出走になるアポロマーベリック(五十嵐雄)が、スタートから軽快に先頭でレースを引っ張り、終始先頭で馬場2周したが、最後の4角で、我が期待のエーシンホワイティ(北沢伸)が、2番手から外に馬体を併せて並ばれ、叩き合いし、一旦は2番手に下がるも粘っていたが、後続馬に次々に差され急速に失速の6着無念、エーシンホワイティ(北沢伸)が期待に応えて1着で押し切れると思えたが、GOAL寸前で、中団から内を突いて一気に迫り(ブービー人気)サンレイデューク(難波剛)が猛追して「クビ差」交わしてGOALでの大波乱、単勝から全ての馬券が当然万馬券の大穴決着になった。
 離れた3着争いも激戦、先行粘るエイブルブラッド(石神)を、僅かに交わしてオースミムーン(中村将)が上った。
 穴馬期待のケイアイドウソジン、メイショウヨウドウは、直線意外に伸びず8着と中止で残念。
東京8R 東京HJ(J・GⅡ、障害3歳以上OP、芝3,110m)結果:小雨・良馬場
1着・(12)サンレイデューク(難波剛、高橋忠、デュランダル、差し、JGⅢ6着)13番人気
2着◎(7)エーシンホワイティ(北沢伸、松元、Sバクシンオー、先行、JGⅢ1着)1番人気
3着・(6)オースミムーン  (中村将、小野幸、Aムーン、先行、JGⅢ3着)5番人気

6着〇(11)アポロマーベリック(五十嵐雄、掘井雅、Aキングダム、逃げ、JGⅠ1着)2番人気
8着▲(9)ケイアイドウソジン(江田勇、田村康、Kカメハメハ、先行、JGⅡ落馬)3番人気
競走中止△(13)メイショウヨウドウ(西谷誠、池添兼、Sゴールド、先行、JGⅢ4着)4番人気
タイム3:27.1 単勝11,270円、馬連11,110円、馬単40,610円、3複26,280円、3単417,380円

*公営盛岡競馬「南部杯」:断然1番人気JRAベストウォーリア(戸崎圭)が人気に応え圧勝
 みちのく盛岡で行われた交流重賞戦「南部杯」に出走15頭立て、JRAから6頭も参戦したが、断然人気のベストウォーリア(戸崎圭、石坂正)が、先行するポアゾンブラック(太宰啓)の2番手に付け、直線を向いて、早めに外から競り落し独走体勢で圧勝、1着賞金は公営では破格の金額4,500万円を頂いては、誠に申し訳ないが、JRAが協賛し一部負担しているのでお許しを願いたい。
 2着に先行粘り込んだポアゾンブラック、3着には先行3番手から差を詰めたアドマイヤロイヤル(四位洋)で固い馬券決着、そして先行した3騎の圧勝劇、今年もJRA所属馬が上位独占でした。
10/13 盛岡競馬 第11R マイルCS南部杯(Jpn1、3歳以上OP、ダート1,600m)結果:小雨良
1着*(10)ベストウォーリア(JRA、牡4、戸崎圭、石坂正、Mウォーリア)1番人気
2着*(9)ポアゾンブラック(JRA、牡5、太宰啓、本田優、Mラヴ)      着差「4馬身」
3着*(5)アドマイヤロイヤル(JRA、牡7、四位洋、橋田満、Kカメハメハ) 1馬身1/2
タイム1:35.9 単勝120円、馬連310円、馬単400円、3連複590円、3連単1,320円

10/12/2014

東京 毎日王冠:エアソミュール(武豊)が鮮やか差し切り勝利

 今日のレースは芝・ダートとも、積極果敢な先行・逃げ馬のペースで大活躍した1日でした。
 開幕週の絶好の馬場コンデション、先行馬でも33秒前半の上がりタイムを計測できる状態では、後方待機組の「差し・追込み馬」たちは「32秒を切る上がりタイム」を発揮出来ても、前に届かない展開なのだ。
 そして明日は、東西とも台風直撃予報があっては、交通機関は運休計画が進んでいるため、競馬開催そのものが微妙な状況だ。

毎日王冠結果
 このレースでも、波乱が起きた。スタートして果敢に先行した「差し馬」サンレイレーザー(田辺裕)、そしてそれに付いて来たウインマーレライ(松岡)、グランデッツァ(秋山)が先行、長い東京の直線でも懸命に逃げ粘り込んで「アワヤ」の逃げ切りかも・・と思えたが、中団からエアソミュール(武豊)、ディサイファ(四位洋)そして逃げ粘るグランデッツァの馬群から割って抜け出したエアソミュール(武豊)がGOAL寸前で内ラチのサンレイレーサーを僅か「クビ差」交わして嬉しい1着GOALでした。
 内で粘ったサンレイレーザー(田辺裕)が2着、そして後方8番手から、驚異の末脚で前の馬群を交わし、もう届かないと思われる位置からの猛追で迫ったスピルバーグ(北村宏)が、際どく3着に届いてビックリ仰天の迫力、それにしても大きな期待を懸けたダークシャドウ(ベリー)、そして1番人気に推されたワールドエース(小牧太)は、後方待機し直線勝負も、その末脚も発揮出来ず2桁着順とは・・、想定外の出来で思いもよらず残念な結果になった。
 (GOAL前:1着エアソミュール(武豊)、2着内サンレイレーザー、3着外スピルバーグ)
 (4角:先頭で回るサンレイレーザー(田辺裕))
 (残り200m:逃げ突き放すサンレイレーザー(田辺)、2番手馬群にエアソミュール武豊が、スピルバーグは未だハロン棒の横の8番手に居る)

今期重賞5勝目の記録男「武豊騎手(45歳)」):JRA通算重賞勝利292勝目
見事な差し切り勝ちでしたが・・)ラストで馬がもう一段伸びて呉れたので「良し!」勝てると思った。以前乗った時よりは随分乗り易くなっていたので、気性の面で、凄く難しい馬だったのですが、全てが解消されたわけではないのですが、以前より凄く成長して呉れているので、この辺は「スタッフは流石」だなと思っている。スタート前は落ち着きはありましたし、あとは道中の折り合いですね。この馬でこんなに折り合えたのは初めてです。(逃げ馬不在の位置取りは・・)スタートしてから決めようかなと思っていたが、割と(前が)流れてくれたので、ポデションよりは折り合いを気をつけようかなと、良い形になった、枠順も良かったしね。次は益々楽しみになりました。(これからの競馬では・・)春・夏は、随分大人しかったので「秋は(活躍し)目立ちたい」と思っています。 

WIN5ー⑤」東京11R 毎日王冠(GⅡ、3歳以上OP、芝1,800m)結果:良馬場
1着△3(2)エアソミュール (武豊、角居勝、Gポケット、差し、GⅡ5着)8番人気(33秒3)
*1着馬に「天皇賞・秋」へ優先出走権*
2着・(6)サンレイレーザー(田辺裕、高橋忠、Rスズカ、差し、GⅢ7着)11番人気(34.3)
3着△1(8)スピルバーグ (北村宏、藤沢和、Dインパクト、差し、OP1着)5番人気(33.2)

4着注(1)ディサイファ  (四位洋、小島太、Dインパクト、差し、GⅢ1着)7番人気
6着▲(14)ロゴタイプ   (三浦皇、田中剛、Rグリン、先行、GⅡ8着)6番人気
7着△2(11)ロサギガンティア(柴田善、藤沢和、フジキセキ、差し、GⅠ-4着)3番人気
12着◎(12)ダークシャドウ(ベリー、堀宣行、Dインザダーク、差し、GⅢ2着)4番人気
13着〇(15)ワールドエース(小牧太、池江寿、Dインパクト、差し、GⅠ-5着)1番人気

タイム1:45.2(4F46秒1-3F34.3-2F23.1-1F11.8)
 単勝1,310円、馬連27,780円、馬単46,780円、3連複49,720円、3連単388,350円
予想評定 D評価(10点):勝馬に印で10点も、期待した◎〇▲馬達は、見事なほど枕を並べて失速しては完敗なのです。

京都11R オパールS:ヘニーハウンド(菱田)が内ラチから一気に抜け出し快勝
 我が期待の先行馬アイラブリリ(幸英明)は、エーシントップ(武幸)から突かれながらも先行して直線、懸命に逃げ粘り込むも、直線半ばで力尽き早くもバッタリ、中団から内ラチを一気に突いて追い上げたヘニーハウンド(菱田)が、アイラブリリを交わして「レコードタイム(0秒2短縮)」で久々感涙の1着、4番手先行したエイシンブルズアイ(福永祐)が追い上げるも届かず2着無念、3着には、ヘニーハウンドと同じ位置で競馬して、外から追い上げたルナフォンターナ(岩田康)でしたが、突いたコースの差で前に届かずでした。
「WIN5ー④」京都11R オパールS(3歳以上OP、芝1,200m)結果:良馬場
1着・(3)ヘニーハウンド  (菱田、矢作芳、Hヒューズ、差し、OP9着)13番人気(33.0)
2着・(1)エイシンブルズアイ(福永祐、野中賢、Bラヴァイ、差し、GⅢ5着)1番人気(33.5)
3着▲(11)ルナフォンターナ (岩田康、池江寿、Aムーン、差し、GⅢ8着)2番人気(33.3)

5着〇(4)ウイングザムーン(池添謙、飯田祐、Aムーン、差し、OP1着)4番人気
7着注(8)ニンジャ    (藤岡康、宮徹、Gワンダー、差し、GⅢ14着)8番人気
11着△1(9)メイショウイザヨイ(太宰啓、小野幸、Oマッテルゼ、逃げ、GⅡ6着)3番人気
12着◎(6)アイラブリリ  (幸英明、福島信、Sスキー、逃げ、GⅢ11着)7番人気(35.5)
16着△2(14)フギン    (藤田伸、森 秀、Sセンス、逃げ、1600下1着)6番人気
タイム1:06.7 単勝9,480円、馬連19,300円、馬単53,620円、3複31,350円、3連単380,490円

東京10R テレビ静岡賞:ダノンレジェンド(高倉陵)が軽快な逃げ切り圧勝
 期待のシンキングマシーン(大野拓)の鋭い差し脚は不発の撃沈
 スタートを決め、果敢にハナに立って逃げたダノンレジェンド(高倉陵)が、直線を向いても脚色が衰えるどころか、突き放す脚色で後続馬を「3馬身1/2」も引き離し、逃げ切り圧勝した。
 離れた2着相手は、直線で中団から早めに先団まで上がったアメージングタクト(戸崎圭)が粘り切り2着、3着は、大混戦の馬群から「ハナ・クビ差」の激戦をタマブラックホール(石橋脩)が追い上げて届いた。
WIN5ー③」東京10R テレビ静岡賞(3歳以上1,600万下、ダート1,400m)結果:良馬場
1着▲(10)ダノンレジェンド (高倉陵、村山明、マッチョウノ、差し、1600下3着)1番人気(36.1)
2着〇(13)アメージングタクト(戸崎圭、浜田多、Wエンブレム、差し、1000下1着)3番人気(36.0)
3着△2(8)タマブラックホール(石橋脩、相沢郁、Bタキシード、追込、1600下9着)4番人気(35.8)

5着△1(16)マックスガイ   (北村宏、藤原辰、Aマックス、先行、1000下1着)6番人気
8着◎(3)シンキングマシーン(大野拓、武市康、Fコンコルド、差し、1600下4着)2番人気
タイム1:24.1 単勝330円、馬連830円、馬単1,400円、3連複2,700円、3連単8,400円

京都10R 清滝特別:アルバタックス(岩田康)の早めの抜け出し快勝
 我が期待のアルバタックス(岩田康)は今日は積極的に先団4番手で競馬し、直線早くも2番手で回って先にぬけ出しそのまま押し切って快勝した。
 2着争いは、4角で外タブレット(福永祐)、内エタンダール(松若風)で馬体を併せて叩き合いしたが、タブレットが競り合いに勝って2着し、固い決着でした。
「WIN5ー②」京都10R 清滝特別(3歳以上1,000万下、芝1,800m)結果:良馬場
1着◎(11)アルバタックス(岩田康、石坂正、Kカメハメハ、差し、1000下2着)1番人気(34.2)
2着〇(10)タブレット  (福永祐、音無秀、Dインパクト、先行、1000下3着)2番人気(34.3)
3着・(8)エタンダール(松若風、藤原英、Dインパクト、差し、1000下12着)5番人気(34.4)

4着△1(4)タマモトッププレイ(藤岡康、南井克、フジキセキ、差し、1000下3着)4番人気
7着△2(3)アドマイヤカーリン(福永祐、松田博、Dインパクト、先行、1000下10着)6番人気
タイム1:45.8 単勝240円、馬連290円、馬単540円、3連複900円、3連単2,870円

東京9R 六社特別:ベストドリーム(柴田善)が直線早めに抜け出し押し切り快勝
 ガイヤースヴェルト(柴山)、カシノピカチュウ(吉田隼)、メドウヒル(吉田豊)で先行、直線では後方待機したベストドリーム(柴田善)が一気に抜け出し快勝、そしてナント出遅れて大きく離れた最後方から競馬したフジマサエンペラー(横山典)が、大外を豪快に「最速上がりタイム33秒0で」猛追して「クビ差」まで迫って2着に届いては仰天、3着にキンシノキセキ(武豊)が、カグニザント(蛯名正)の追い上げを僅かに凌ぎ残し、頭が穴馬で大穴馬券炸裂でした。
 我が本命サトノキングリー(戸崎圭)は、中団で直線を向いたが、直線の半ばで早くも失速残念、更にここで期待の「WIN5」が総外れになっては、後の楽しみも消滅しては無念なり。
WIN5ー①」東京9R 六社特別(3歳以上1,000万下、芝1,600m)結果:良馬場
1着・(9)ベストドリーム  (柴田善、高橋文、Mサムソン、差し、GⅢ9着)7番人気(34.1)
2着△1(2)フジマサエンペラー(横山典、菊川、Sクリスエス、差し、1000下9着)4番人気(33.0)
3着〇(4)キンシノキセキ (武豊、浅見秀、フジキセキ、差し、1000下4着)3番人気(34.5)

8着◎(5)サトノキングリー(戸崎圭、藤原英、Dメジャー、先行、1000下1着)1番人気(35.1)
9着注(3)ガイヤースヴェルト(柴山雄、斎藤誠、Dメジャー、先行、1000下10着)5番人気
10着△2(1)アルマエルナト (勝浦正、伊藤大、Nユニヴァース、追込、GⅠ-17着)8番人気
タイム1:33.2 単勝1,960円、馬連5,300円、馬単12,930円、3連複14,550円、3連単99,370円

WIN5」挑戦の道:開幕週の高速決着で大荒れ展開が定番、スンナリ決着は難しくその穴馬も探せない。
予想①◎5〇4-②◎11〇10-③◎3〇13-④◎6〇4-⑤◎12〇15=32通り
結果①(・9)-②◎11-③(▲10)-④(・3)-⑤(△2)=「的中2票」払戻2億3253万1180円
「7-1-1-13-8」人気で決着「WIN5」、的中票2票でも初めて2億円超の払戻しも、極めて低配当です。

10/11/2014

東京 いちょうS:クラリティスカイ(横山典)が先行抜け出し快勝

 開催替りの土曜競馬は、メーン、そして準メーンの4鞍とも、東西仲良く1番人気馬が大不振、尽く伏兵馬に後塵を浴びる波乱の一日では困ります。

ネオルミエール(柴山雄)の末脚が炸裂も届かず2着
 クラウンノキミ(丸山元)、ミッキーユニヴァース(北村宏)が離して大きく先行し直線、先ずミッキーユニヴァースが抜け出し先行粘るところに、4角で3番手に上がったクラリティスカイ(横山典)が、残り200mで一気に先頭を奪って抜け出し、そのまま押し切り嬉しい重賞勝ちして「JRA通算勝利2,500勝」を達成、この2,500勝以上の記録達成者は、武豊、岡部幸雄に次ぐ史上3人目の快挙、そして開幕週の絶好の芝コンデションで(ロゴタイプが記録した2歳東京マイルレコードタイムを「0秒1短縮」)して飾った。
  我が期待のネオルミエール(柴山雄)は、後方待機から直線の末脚勝負に懸け、既に1着がクラリティスカイで当確の状態から、馬群を割ってGOAL寸前でようやく抜け出し(最速の上がりタイム33秒7で)辛うじて内のミッキーユニヴァースを交わして2着に届いて決着した。
 1番人気に支持された大外枠のサトノフラム(戸崎圭)は、精彩を欠き10着は無念なり。

区切りの快挙2,500勝達成の横山典弘騎手
 スタートがチョット、モッサリするようなタイプだったので、そこだけ注意して、返し馬はお父さん(クロフネ)に似て、大粒なところがあるから、そこだけは注意して出して(先行)行きました。(直線では早めの抜け出しでしたが・・)そんなに直線の脚が使える馬では無いので、自分の描いた位置取り、流れ、追い出しも良かったので、差されることはないなと思っていた。(レコードタイムで強い勝ち方でしたが・・)強いことは強いが、レコードはこの(絶好の)馬場ですから当たり前の決着なのでは。(この後、今回はマイルで距離の心配は・・)全く心配はないです

土曜 東京11R いちょうS(新設重賞:2歳OP、芝1,600m)結果:良馬場
1着△1(6)クラリティスカイ(横山典、友道康、クロフネ、差し、未勝利1着)4番人気(34.0)
2着◎(10)ネオルミエール(柴山雄、藤沢和、Nユニヴァース、差し、新馬1着)2番人気(33.7)
3着△2(2)ミッキーユニヴァース(北村宏、藤沢和、ユニヴァース、先、GⅢ7着)3番人気(34.7)

10着〇(12)サトノフラム   (戸崎圭、安田隆、Mカフェ、差し、新馬1着)1番人気(34.9)
タイム1:33.5(レコード)単勝810円、馬連2,100円、馬単4,670円、3連複円、3連単22,600円
予想評定 C評価(60点):4騎厳選の内、3騎が馬券に絡んでマズマズも◎が2着で残念。

東京10R オクトーバーS:グレイスフラワー(柴田善)の末脚一気に冴え渡り嬉しい快勝
 我が推奨の牝馬5歳(52kg)の末脚は確かでした。4角では逃げたスーサングレイト(丸田)の3番手先行した期待のグレイスフラワー(柴田善)が、直線残り200mから先行馬を外から一気に大きく交わして、抜け出しそのまま、追い上げて来たリベリタス(戸崎圭)ほかの、後続馬を振り切って、嬉しい1着し2連勝、初の長距離戦を難なく熟し快勝でした。
 2着にリベリタス(戸崎圭)が追込、3着に後方からブリッジクライム(田辺裕)が届いた。
 2連勝中の断然1番人気に期待されたタイセイドリーム(蛯名正)は、後方待機し直線の末脚を期待したが不発6着撃沈でした。
土曜 東京10R オクトーバーS(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝2,400m)結果:良馬場
1着◎(6)グレイスフラワー(柴田善、宗像義、Dメジャー、差し、1000下1着)4番人気(33.1)
2着▲(5)リベリタス   (戸崎圭、角居勝、Dインパクト、先行、1600下9着)2番人気(33.2)
3着△1(2)ブリッジクライム(田辺裕、鈴木康、Zロブロイ、先行、1600下4着)3番人気(32.8)

6着〇(3)タイセイドリーム(蛯名正、矢作芳、Dインパクト、先行、1000下1着)1番人気
10着△2(9)ヴァーゲンザイル(武士沢、田村康、Nユニヴァース、差し、1600下4着)8番人気
タイム2:27.8 単勝830円、馬連2,440円、馬単5,320円、3連複3,790円、3連単27,870円

京都11R 大原S:デウスウルト(武豊)が後方から直線一気に差し切り1着殊勲
 我が期待のスミデロキャニオン(福永祐)は、中団待機から3角手前で一気に外を突いて動いて、4角外2番手に上がるも、先行したヒューマ(藤田伸)の後ろまで取り付いたが、再び突き放されここで失速は無念、逃げ粘り込むヒューマの外から、後方待機の2騎、デウスウルト(武豊)、ダノンシンフォニー(岩田康)が、一気に追い上げ交わし1・2着に届いた。
 1番人気に支持されたバットボーイ(幸英明)は、スタートダッシュに失敗、内枠のヒューマに先手を獲られて、3番手で競馬がペースを乱したのか、敢え無く7着は残念、ハナを獲れないレースは良績はないようです。
 土曜 京都11R 大原S(3歳以上1,600万下、芝2,000m)結果:良馬場
1着△1(14)デウスウルト (武豊、平田修、Kカメハメハ、先行、1600下4着)6番人気(33.7)
2着〇(12)ダノンシンフォニー(岩田康、角居勝、Aタキオン、差し、1000下1着)2番人気(33.5)
3着△2(1)ヒュウマ    (藤田伸、矢作芳、Eサタデー、先行、1600下3着)5番人気(34.6)

6着注(8)アクションスター(北村友、音無秀、Aタキオン、差し、1600下5着)3番人気
7着▲(2)バットボーイ   (幸英明、河内洋、Mカフェ、逃げ、1600下2着)1番人気
8着◎(10)スミデロキャニオン(福永祐、音無、Dインパクト、先行、1600下2着)4番人気(34.8)
タイム1:58.2 単勝1,400円、馬連3,970円、馬単8,810円、3連複11,570円、3連単82,590円

京都10R 愛宕特別:アドマイヤランディ(藤岡康)が最後方から直線一気に追込で快勝
 我が本命タガノプリンス(武豊)の差し届かず4着無念
 ポリグラネイト(藤田伸)、プルーフポジティブ(森一馬)、ツルマルスピリット(小牧太)らが先行、4番手から抜け出したシュミット(川田将)が先頭、中団からスノーモンキー(岩田康)が追い上げて来たが、最後方待機した伏兵馬アドマイヤランディ(藤岡康)が、大外を回って直線ダートを鮮やかな末脚で、先行馬を纏めてゴボウ抜きし突き抜ける快挙で快勝でした。
 そして1番人気に支持された大外枠の逃げ馬「620kg」を超す巨漢馬ショウグン(福永祐)は、中団からの競馬でしたが、直線で早くも失速の最後方で入線、我が本命に推したタガノプリンス(武豊)は、中団から追い上げるもスノーモンキーを交わせず4着は期待外れ無念の決着でした。
土曜 京都10R 愛宕特別(3歳以上1,000万下、ダート1,800m)結果:良馬場
1着△(11)アドマイヤランディ(藤岡康、須貝、Sゴールド、差し、1000下13着)6番人気(35.4)
2着・(7)シュミット  (川田将、松田博、タビット、差し、500下1着)5番人気(3F36秒6)
3着・(4)スノーモンキー(岩田康、相沢、ファスリエフ、差し、1000下10着)4番人気(36.5)

4着◎(13)タガノプリンス(武豊、石橋守、Wラッシュ、差し、1000下3着)3番人気(36.3)
6着〇(3)ゴダール   (北村友、吉田直、Wエンブレム、差し、1000下3着)2番人気
14着▲(14)ショウグン  (福永祐、千田輝、ドワイエン、差し、1600下取消)1番人気
タイム1:51.6 単勝1,980円、馬連11,350円、馬単24,210円、3連複23,120円、3連単141,520円

10/07/2014

京都大賞典:トーセンラー(武豊)の圧勝期待

 月曜のここまで軍資金が温存出来たなら、貴方は優秀な「競馬道の達人」です。ですが台風19号襲来で月曜日の開催が東西で微妙な展開、中止そして開催延伸に成る可能性大になる。

*武豊、武幸四郎の兄弟騎手対決でワン・ツー決着だ!
 トーセンラー(武豊)は、不良馬場の前走(安田記念)末脚発揮が出来ず大敗は仕方が無いが、今度は真価が問われる一戦、少し距離が長いが、4月「天皇賞・春」は、好走2着実績があり距離対応出来ると見て期待十分、武豊騎手が1週前の調教で「好仕上がり」と太鼓判で勝てそうだ。

 相手は、牝馬3冠メイショウマンボ(武幸)、2週連続「6F79秒」を計時し復活猛アピールした。
 2騎が共に健在なので馬券の方は、相手探しは、薄目(人気薄)に流すだけ。
 その相手は、ヒットザターゲット(岩田康)、ラストインパクト(川田将)、タマモベストプレイ(津村明)が中心になるが、これでは固い決着、馬券の(配当に)面白みに欠けるので、もっと大穴馬に流す一戦になる。
 (2月、GⅡ京都記念:1着内デスペラード、外2着トーセンラー(武豊))
(5月、GⅠヴィクトリアM:1着ヴェルシーナ、2着内メイショウマンボ(武幸))

月曜「WIN5ー④」京都11R 京都大賞典(GⅡ、3歳以上OP、芝2,400m)展望
*1着馬に「天皇賞・秋」へ優先出走権
◎(2)トーセンラー  (武豊、藤原英、Dインパクト、差し、前走GⅠ安田記念14着)
〇(9)メイショウマンボ(武幸、飯田祐、Sマンボ、先行、前走GⅠ宝塚記念11着)
△1(12)ヒットザターゲット(岩田康、加藤敬、Kカメハメハ、差し、前走GⅠ宝塚記念4着)
△2(7)ラストインパクト(川田将、松田博、Dインパクト、先行、前走GⅢ新潟記念3着)
△3(10)タマモベストプレイ(津村明、南井克、フジキセキ、先行、前走OP丹頂S1着)
注(8)デスペラード  (横山典、安達昭、Nユニヴァース、逃げ、前走GⅠ天皇賞・春17着)

東京11R LコンドルパサーM:久々出走のタールタン(ベリー)に期待
 久々5月「欅S」以来の出走になるタールタン(ベリー)に注目、先行というより、中団から素晴らしい末脚で抜け出すレース振りが魅力、父の血統が開花、本場の力強い米国流の走りが頼もしく本命にする。この時に2着に届いたワイドバッハ(蛯名正)も、当然走破圏内になる。

 2番手の相手にはゴールスキー(柴田善)、高額の賞金獲得で59kg背負うが、とても苦しく、近走5戦もがイマイチ戦績ですが、「根岸S」で快勝した末脚は特筆、素晴らしい馬だと思っている。
 3番手以降は大混戦、筆頭にモグモグパクパク(北村宏)を抜擢、OP成り立ての上がり馬、重馬場での差し脚は鋭いが、パサパサ馬場でも頑張って貰いたい。
 更にワイドバッハ(蛯名正)、アスコットシチー(江田照)をも抑えて置くことに。
(OP欅S:1着タールタン(ウイリアムズ)、2着ワイドバッハ(武豊))

月曜「WIN5ー⑤」東京11R LコンドルパサーM(3歳以上OP、ダート1,400m)展望 
◎(7)タールタン (ベリー、吉村圭、タビット、先行、前走OP欅S1着)
〇(15)ゴールスキー(柴田善、池江寿、Nユニヴァース、差し、前走GⅢプロキオンS6着)
▲(16)モグモグパクパク(北村宏、高橋祥、Mボーラー、差し、前走1600下上越S1着)
△1(12)ワイドバッハ  (蛯名正、庄野靖、Aケィテング、追込、前走OPエニフS2着)
△2アスコットシチー(江田照、作田誠、Kホーム、逃げ、前走OP-NST賞2着)
回避 ガンジス    (未定、作田芳、Nユニヴァース、先行、前走OPエニフS4着)
注(2)エーシンビートロン(三浦皇、西園正、Bタイム、先行、前走浦和GⅢオーパル2着):追加

東京10R レジェンドTC:長距離得意のフェデナルホール(蛯名正)が抜け出す
 長距離戦を多用し好実績を挙げたフェデナルホール(蛯名正)が、ようやくここで勝ち上がれる。
 相手は、牡3歳ラングレー(北村宏)、ダービー前哨戦の青葉賞で大失速して、賞金順ではとても足りず、GⅠ戦の参戦が叶わず止む無く休養、その初戦でイキナリ好走は当然の結果、良血馬の素質があることを証明した。
 3番手に3騎、先行デルカイザー(柴田善)、差し脚エイダイポイント(岩部純)、先行タブレットポーシー(田中勝)に手広く流し、3連単は万全だ。
1000万下悠久山特別:1着スズカヴァンガード、4着フェデナルホール(蛯名正))

「WIN5ー③」東京10R レジェンドTC(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝2,400m)展望
◎(2)フェデナルホール(蛯名正、中川公、Sゴールド、先行、前走1000下悠久山特別4着)
〇(9)ラングレー (北村宏、矢作芳、Dインパクト、差し、前走GⅡセントライト記念5着)
▲(10)デルカイザー(柴田善、藤沢和、Kカメハメハ、先行、前走GⅡセントライト記念11着)
△(4)1エイダイポイント(岩部純、菊沢徳、Nユニヴァース、差し、前走1000下悠久山特別9着)
△2(3)タブレットポーシー(田中勝、宗像義、Cテナンゴ、先行、前走500下1着)

京都10R 平城京S:ランドマーキュリー(藤岡康)の先行抜け出しに期待
 前走「オークランドS」の再戦、上位入線のランドマーキュリー(藤岡康)、マイネルクロップ(川田将)の一騎打ちに成りそうだ。
 先行ランドマーキュリー、差し脚マイネルクロップで4・5着でしたが、同じような位置取りから同タイムで、実力差が全く甲乙付け難く、共に逆転の目があり、出来そうだ。
 そして前走、同じ舞台で不甲斐ない成績でしたゴールデンヒーロー(浜中俊)、バンブーリバプール(武豊)の奮起を再度期待して見るが、そこへ「ドコフクカゼ」の逃げ粘り込みが、チョイと食い込めば美味しい馬券なので、抑えて見るべし。
(1600万下オークランドRCT:1着ブルーチッパー、2着以降大混戦の4着ランドマーキュリー、5着マイネルクロップ・・ほか)

WIN5ー②」京都10R 平城京S(3歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m)展望
◎(14)ランドマーキュリー(藤岡康、安達昭、Sヴィグラス、先行、前走1600下オークランドS4着)
〇(11)マイネルクロップ (川田将、飯田雄、クロフネ、差し、前走1600下オークランドS5着)
▲(4)ドコフクカゼ   (竹之内智、友道康、Wラッシュ、逃げ、前走GⅢ平安S8着)
△1(1)バンブーリバプール(武豊、佐藤正、Mカフェ、先行、前走1600下オークランドS9着)
△2(6)ゴールデンヒーロー(浜中俊、北出成、Sクリスエス、先行、前走1600下オークランド13着)

東京9R レジェンドjkC:サトノアルバトロス(三浦皇)VS.エアラギオール(蛯名正)
 このクラスは大混戦が定番、枠順やスタートダッシュ次第で、ガラリ展開と着順が著しく変わるもの、ここで抜けた凄い馬の参戦はないように見えるが、我が本命を(牡3歳)サトノアルバトロス(三浦皇)を抜擢する。未だ4戦の若手、猛暑の夏場戦を充電しいざ出走、素質を発揮して貰いたい。
 その相手筆頭に、牡6歳エアラギオール(蛯名正)、そして3歳先行馬ハイアーレート(吉田豊)、差し馬ジャッカスバーク(北村宏)に流して様子を見る一戦、それでも確実性は少ない。
「WIN5ー①」東京9R レジェンドjkC(3歳以上1,000万下、ダート1,600m)展望
◎(14)サトノアルバトロス(三浦皇、萩原清、Bタイム、差し、前走1000下三浦特別5着)
〇(15)エアラギオール (蛯名正、新開幸、Tギムレット、先行、前走1000下八王子特別2着)
▲(11)ジャッカスバーク(北村宏、古賀慎、Sクリスエス、差し、前走GⅢレパードC10着)
△1(16)ハイアーレート (吉田豊、大久保洋、Zロブロイ、先行、前走500下1着)
△2(8)バンズーム   (田辺裕、久保田貴、Sクリスエス、差し、前走1000下猪苗代特別3着)

WIN5」挑戦の道:◎に期待は大きいが、手広く対抗〇まで流し確勝を喫すが確実ではない。
月曜)予想①◎14〇15-②◎14〇11-③◎2〇9-④◎2〇9-⑤◎7〇15=32通り

月曜版:「番外編」
 東京ハイジャンプ:エーシンホワイティ(北沢伸)の先行抜け出しに期待
 折角の重賞も障害戦なので、初めから「WIN5」対象外の位置付けは残念、東京コースは、ローカル競馬のように直線に置き障害などは無いが、故障馬の処置やレース所要時間など、そして締切時間など、開催運営上のリズムが合わないのか、最初から除外対象、でも1000万下の下級条件戦よりは、とても面白い展開だと考えます。来年から重賞戦位は採用して欲しいものです。

 障害重賞戦の予想になりますが、6ヶ月振りの休養明けのアポロマーベリック(五十嵐)よりは、夏場の中京・新潟で連勝、しかも圧勝劇(写真下参照)したエーシンホワイティ(北沢伸)に上昇度が堅実で本命に抜擢する。
 相手は、当然アポロマーベリック(五十嵐雄)が1番手、それに絡んでくる、新鋭のケイアイドウソジン(江田勇)は前走1番人気で落馬は痛かった。
 そして前走直線で早めに失速したメイショウヨウドウ(西谷誠)の復活走に期待したい。
東京8R 東京HJ(J・GⅡ、障害3歳以上OP、芝3,110m)展望
◎(7)エーシンホワイティ(北沢伸、松元茂、Sバクシンオー、先行、前走GⅢ新潟JS1着)
〇(1)アポロマーベリック(五十嵐雄、掘井雅、Aキングダム、逃げ、前走GⅠ中山GJ1着)
▲(9)ケイアイドウソジン(江田勇、田村康、Kカメハメハ、先行、前走GⅡ京都HJ落馬)
△(13)メイショウヨウドウ(西谷誠、池添兼、Sゴールド、先行、前走GⅢ新潟JS4着)

東京 いちょうS:ネオルミエール(柴山雄)の末脚炸裂で頭

 マイルの走タイムは(1:38.8で)平凡ですが、中団から直線一気の末脚「32秒8」を発揮し、際どく競り勝った「ネオルミエール(柴山雄)」の根性と競馬センスが良い、その将来性に期待一杯なので本命に抜擢する。
 そして藤沢和厩舎が気合いの2頭出しで、とても不気味、こんな時は人気薄の方が先着するのが定番ですが、ミッキーはどうなのでしょうか?

 本来は4戦して、前走OP戦1着している2勝馬トーセンラーク(吉田隼)がここでは格上で、尊敬すべきですが、こちらは未勝利戦からの勝ち上がり馬、新馬戦1着馬ネオルミエールの方が「エリート」扱いにする。ここで競り勝てば「新設重賞戦」なら挌上になれる。
 相手は、こちらも新馬勝ち「サトノフラム(戸崎圭)」、2番手に先行して「33秒9」の末脚で、メンバー中、2番目の早い上がりタイムも、マイルの総走破タイムでは「1番」、この2騎の勝負に成る。
土曜 東京11R いちょうS(新設重賞:2歳OP、芝1,600m)展望 
◎(10)ネオルミエール(柴山雄、藤沢和、Nユニヴァース、差し、前走新馬1着)
〇(12)サトノフラム (戸崎圭、安田隆、Mカフェ、差し、前走新馬1着)
△1(6)クラリティスカイ(横山典、友道康、クロフネ、差し、前走未勝利1着)
回避 トーセンラーク (吉田隼、藤原泰、アルデバラン、前走OPクローバ賞1着)
△2(2)ミッキーユニヴァース(北村宏、藤沢和、Nユニヴァース、先行、GⅢ札幌2歳S7着)

東京10R オクトーバーS:グレイスフラワー(柴田善)が差し切れる期待
 1000万下を共に勝ち上がって来た、末脚が鋭い(牝5)グレイスフラワー(柴田善)と、先行力がある(牡4)タイセイドリームの対決になるが、末脚そして既に騎乗者が決まっているグレイスフラワーに期待する。
 3番手は、前走が休養明け初戦で9着リベリタス戸崎圭と、4着先着したブリッジクライム田辺裕の争いだ。
(1600万下レインボーS:1着ネオブラックダイヤ、離れた2着以降混戦の4着ブリッジクライム、6着マイネルマーク、9着リベリタス、12着フレージャパン)

土曜 東京10R オクトーバーS(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝2,400m)展望
◎(6)グレイスフラワー(柴田善、宗像義、Dメジャー、差し、前走1000下火打山特別1着)
〇(3)タイセイドリーム(蛯名正、矢作芳、Dインパクト、先行、前走1000下阿賀野川特別1着)
▲(5)リベリタス   (戸崎圭、角居勝、Dインパクト、先行、前走1600下レインボーS9着)
△1(2)ブリッジクライム(田辺裕、鈴木康、Zロブロイ、先行、前走1600下レインボーS4着)
△2(9)ヴァーゲンザイル(武士沢、田村康、Nユニヴァース、差し、前走1600下日本海S4着)

京都11R 大原S:スミデロキャニオン(福永祐)の先行抜け出しに期待
 堅実な走りが続く、先行力があるスミデロキャニオン(福永祐)と、差し馬ダノンシンフォニー(岩田康)の一騎打ち、前走(条件戦)同じコースで同タイムで勝利した2騎、でも既に、このクラスを2戦し勝ち抜けの目途が立ったスミデロキャニオンの方が有利で本命にする。
 3番手の単穴は、バットボーイ(幸英明)の逃げ脚にする。競り掛けられると早くバテるのが欠点も、粘る脚に懸けてみる。
(1600万下ムーンライトHC:1着エイシンヒカリ、2着スミデロキャニオン(福永祐))

土曜 京都11R 大原S(3歳以上1,600万下、芝2,000m)展望
◎(10)スミデロキャニオン(浜中俊、音無秀、Dインパクト、先行、前1600下ムーンライトHC2着)
〇(12)ダノンシンフォニー(岩田康、角居勝、Aタキオン、差し、前走1000下美作S1着)
▲(2)バットボーイ   (幸英明、河内洋、Mカフェ、逃げ、前走1600下西宮S2着)
△1(14)デウスウルト   (武豊、平田修、Kカメハメハ、先行、前走1600下西宮S4着)
△2(1)ヒュウマ     (藤田伸、矢作芳、Eサタデー、先行、前走1600下TVh杯3着)
注(8)アクションスター(北村友、音無秀、Aタキオン、差し、前走1600下西宮S5着)

京都10R 愛宕特別:タガノプリンス(武豊)の差し脚に期待
 中団からの差し脚を発揮する2騎、タガノプリンス(武豊)と、ゴダール(未定)の差し脚対決は、武豊騎手に確定しているタガノプリンスの方が魅力で本命を期待する。
 問題は、ショウグン(福永祐)の調子、前走は取消などあって久々になる出走、復調していれば、ここでは頭まである怖い一発がある相手なのですが如何に?
土曜 京都10R 愛宕特別(3歳以上1,000万下、ダート1,800m)展望
◎(13)タガノプリンス(武豊、石橋守、Wラッシュ、差し、前走1000下鳥取S3着)
〇(3)ゴダール   (北村友、吉田直、Wエンブレム、差し、前走1000下妙高特別3着)
▲(14)ショウグン  (福永祐、千田輝、ドワイエン、差し、前走1600下濃尾S取消)
回避 スギノハルバード(未定、高柳瑞、Zロブロイ、差し、前走500下1着)
△(11)アドマイヤランディ(藤岡康、須貝尚、Sゴールド、差し、前走1000下支笏湖特別13着)

毎日王冠:ダークシャドウ(ベリー)の差し脚に期待

  今年こそと、大きな期待を懸け、ロンシャン「凱旋門賞」は、フランス牝馬4歳「トレヴ」の2連覇で終了したが、日本馬3頭の戦績は、大いに不満なのですが、無関係の外野ファンが、勝手に過剰な期待した結果で、遠征馬の関係者には責任はありませんが、これほどの着差が開くとは思いもよらず、結果には「受入り難い現実」も、これから再挑戦の歴史が続くため、改めて敗因究明が必須、これを糧にして再出発するしか、手は無いのです。

 そして長く続いた新潟・阪神の夏仕様の競馬が、今週から「東京・京都」に開催替り、秋グレード競馬が本格化する。
 そのスタートから、3連休をフル稼働の3日間開催(12R*2場*3日=72R)、重賞・OP戦が沢山組み込まれ、懐の具合とその配分を気にしての展開になる。

(日曜日東京11R 毎日王冠:ダークシャドウ(ベリー)の差し脚に期待
 新鋭部隊のスピルバーグ、ロサギガンティア、ディサイファを抜擢すべきか、既に重賞勝ち実績馬のダークシャドウ、ワールドエース、ロゴタイプなどが優勢なのかの判断になるのですが、7歳になっても益々元気な「ダークシャドウ(ベリー)」を主役にする。開幕週の高速馬場は、鋭い差し脚などの決め手がある馬に魅力を感じ本命にする。
 相手は、休養明けも、末脚が有るワールドエース(小牧太)、そして皐月賞覇者、キズナがダービー1着のときの僅差5着、前走は休養明け初戦で大敗したが、今回は叩き2戦目の上昇度に注目して、先行抜け出し派のロゴタイプ(三浦皇)を単穴にした。
 その後に、新鋭の「上がり馬」組と順位付けしたが、イキナリの高速決着舞台では、少し波乱がありそうだ。
 (GⅢ函館記念:1着ラブイズブーシュ、2着ダークシャドウ(ローウィニ))
 (GⅡマイラーズC:1着ワールドエース(シュタルケ)、2着フェイロ(武豊))
(OPメイS:1着スピルバーグ(北村宏)、2着アロマカフェ)

「WIN5ー⑤」東京11R 毎日王冠(GⅡ、3歳以上OP、芝1,800m)展望 
*1着馬に「天皇賞・秋」へ優先出走権
◎(12)ダークシャドウ(ベリー、堀宣行、Dインザダーク、差し、前走GⅢ函館記念2着)
〇(15)ワールドエース(小牧太、池江寿、Dインパクト、差し、前走GⅠ安田記念5着)
▲(14)ロゴタイプ  (三浦皇、田中剛、Rグリン、先行、前走GⅡ札幌記念8着)
△1(8)スピルバーグ (北村宏、藤沢和、Dインパクト、差し、前走OPメイS1着)
△2(11)ロサギガンティア(柴田善、藤沢和、フジキセキ、差し、前走GⅠ-NHKマイル4着)
△3(2)エアソミュール(武豊、角居勝、Gポケット、差し、前走GⅡ札幌記念5着)
注(1)ディサイファ (四位洋、小島太、Dインパクト、差し、前走GⅢエプソムC1着)

京都11R オパールS:先行するアイラブリリ(幸英明)が久々の逃げ切り期待
 逃げ・先行馬が多く揃った短距離戦、前走「北九州記念」に参戦した組の再戦になるが、皆大きな着順では不甲斐ないメンバーでも、逃げ脚力に実績がある(牝馬5歳)アイラブリリ(幸英明)とフギン(藤田伸)が狙い目で、再度期待して見る。
 メイショウイザヨイ(太宰啓)、フギンも逃げ先行馬で「テン」が早い流れ、共倒れを警戒すべきも、逃げ粘り込める馬は、アイラブリリ(幸英明)だけが有力になりそうだ。
 その相手は、差し脚があるウイングザムーン、そしてルナフォンターナ(岩田康)に期待した。
OP安土城S:1着ウイングザムーン(秋山)、2着サンライズメジャー)

「WIN5ー④」京都11R オパールS(3歳以上OP、芝1,200m)展望
◎(6)アイラブリリ  (幸英明、福島信、Sスキー、逃げ、前走GⅢ北九州記念11着)
〇(4)ウイングザムーン(池添謙、飯田祐、Aムーン、差し、前走OP安土城特別1着)
▲(11)ルナフォンターナ(岩田康、池江寿、Aムーン、差し、前走GⅢ北九州記念8着)
△1(9)メイショウイザヨイ(太宰啓、小野幸、Oマッテルゼ、逃げ、前走GⅡセントS6着)
△2(14)フギン     (藤田伸、森 秀、Sセンス、逃げ、前走1600下稲妻S1着)
回避 バーバラ  (幸英明、小崎憲、Dインパクト、先行、前走GⅢ北九州記念5着)
注(8)ニンジャ    (藤岡康、宮徹、Gワンダー、差し、前走GⅢ北九州記念14着)

東京10R テレビ静岡賞:シンキングマシーン(大野拓)の鋭い差し脚に期待
 ダート戦では珍しい(決め手の)後方から直線一気の差し脚があるシンキングマシーン(大野拓)を本命にする。芝コース並みの末脚が魅力も、乾いたパサパサのコースでは、先行馬が粘り込むので有利な展開は分かっているが、差し脚に懸けて見る。
 相手は、好調が続き、このクラスに駆け上がって来たばかりのアメージングタクト(戸崎圭)、ダノンレジェンド、久々の出走マックスガイ(北村宏)、そして石橋脩騎手に戻ったヤネのタマブラックホールを狙う。
「WIN5ー③」東京10R テレビ静岡賞(3歳以上1,600万下、ダート1,400m)展望
◎(3)シンキングマシーン(大野拓、武市康、Fコンコルド、差し、前走1600下桶狭間特別4着)
〇(13)アメージングタクト(戸崎圭、浜田多、Wエンブレム、差し、前走1000下夙川特別1着)
▲(10)ダノンレジェンド (高倉陵、村山明、マッチョウノ、差し、前走1600下大阪スポ杯3着)
△1(16)マックスガイ   (北村宏、藤原辰、Aマックス、先行、前走1000下1着)
回避 ドリームコンサート(未定、河内洋、Sヴィグラス、先行、前走1600下大阪スポ杯4着)
△2(8)タマブラックホール(石橋脩、相沢郁、Bタキシード、追込、前走1600下越後特別9着)
回避 スズカヴィグラス (吉田隼、伊藤圭、Sヴィグラス、差し、前走1600下安達太良6着)

京都10R 清滝特別:アルバタックス(岩田康)の差し脚に期待
 差し馬のアルバタックス(岩田康)、先行するタブレット(福永祐)、逃げるルファルシオンの3騎による巴戦になる。
 この場合は、差し脚の決め手が有る馬の方が我が好きなタイプで、本命とする。
 この3騎に割って飛び込む馬があるなら、タマモトッププレイ(藤岡康)の差し脚だと思う。
「WIN5ー②」京都10R 清滝特別(3歳以上1,000万下、芝1,800m)展望
◎(11)アルバタックス (岩田康、石坂正、Kカメハメハ、差し、前走1000下五頭連邦S2着)
〇(10)タブレット    (福永祐、音無秀、Dインパクト、先行、前走1000下玄海特別3着)
回避 ルファルシオン (未定、松田国、Cテナンゴ、逃げ、前走1000下甲東S2着)
△1(4)タマモトッププレイ(藤岡康、南井克、フジキセキ、差し、前走1000下甲東S3着)
△2(3)アドマイヤカーリン(川田将、松田博、Dインパクト、先行、前走1000下美作特別10着)

東京9R 六社特別:サトノキングリーの先行力に期待
 牡3歳の逃げ脚があるルファルシオンを前にし、先行マークするサトノキングリーが、直線で交せると見て本命にする。
 穴馬は2騎、差し脚が有るキンシノキセキ(武豊)、そして前走大敗するも、差し脚が有るフジマサエンペラー(横山典)を期待する。
「WIN5ー①」東京9R 六社特別(3歳以上1,000万下、芝1,600m)展望
◎(5)サトノキングリー(戸崎圭、藤原英、Dメジャー、先行、前走1000下葉山特別1着)
回避 ルファルシオン (未定、松田国、Cテナンゴ、逃げ、前走1000下甲東特別2着)
〇(4)キンシノキセキ(武豊、浅見秀、フジキセキ、差し、前走1000下瀬戸内特別4着)
△1(2)フジマサエンペラー(横山典、菊川正、Sクリスエス、差し、前走1000下弥彦特別9着)
△2(1)アルマエルナト (勝浦正、伊藤大、Nユニヴァース、追込、前走GⅠ-NHKマイル17着)
△3(3)ガイヤースヴェルト(柴山雄、斎藤誠、Dメジャー、先行、前走1000下知多特別10着)

「WIN5」挑戦の道:開幕週の高速決着で大荒れ展開、スンナリ決着は難しく、穴馬も探せない。
予想①◎5〇4-②◎11〇10-③◎3〇13-④◎6〇4-⑤◎12〇15=32通り

10/06/2014

日本馬3騎挑戦の凱旋門賞:悲願達成が叶わず(結果速報)

 覇者は(昨年と同じ)トレヴ(牝4:Tジャネル)が連覇、日本馬の悲願達成ならず無念!
  最先着は「ハープスター(川田将)」の6着、ジャスタウェイは8着、ゴールドシップは14着
 
 果敢に挑戦し続ける日本の競馬関係者の皆さん、お疲れ様でした。
 松田博資師がレース前のインタビューで「やれることは全てやり尽した。あとは天命を待つだけ」と語っていたが、そうなのです、結果がどうであれ、ご苦労様でした。夢に向かって挑戦して頂いたの陰で、今度こそと、何度も何度も、もしかして・・とエキサイト出来て楽しかったです。感動をありがとう、そして何事もなく、無事に帰って来て下さい。また日本で静養し、JCか、有馬で、元気な走りを見せて下さい。

 結果は、不調が伝えられていた昨年度覇者の(仏国馬)トレヴ(牝4:Tジャルネ騎手)が、3番手で先行し、フォルスストレートを過ぎた直後に、仮柵が外された良い内コースを一気に早や仕掛けし、抜け出し、後続馬を引き離してそのまま駆け抜け「タイム2:26.05」で圧勝劇、2着馬に「2馬身」の差を付け、昨年に引き続き2連覇を達成の3頭目の偉業、ジャネル騎手は感激そして感涙のGOAL!(写真上)でした。

 期待を懸けた日本馬3騎は、ジャスタウェイ(福永祐)が後方から5番手内の馬群の中、そして内枠から最後のゲートインでも、ゴールドシップ(横山典)は、徐々に後方に下げ可なり離れた最後方で待機、私はシップだけは、内枠だし、後方から末脚一気策でなく、宝塚記念のように先行策を大いに期待したが仕方は有りません。札幌記念でも最後方策は前に届かずでしたのに、騎手に全てを委任している訳ですから、良い時も悪い時もあります。一番実力を発揮できるように、皆が努力しているのですから。
 そして直前で1番人気(単勝7.1倍)に支持されたハープスター(川田将)は、いつものように後方から、最後方ゴールドシップの前(後方から2番目)からの競馬で淡々と、最後の直線フォルスストレート(残りGOALまで533m)で、大外に持ち出し、皆の馬も横一杯に広がる展開、追い上げ開始も、先団は可なり彼方では、流石に届きそうもない位置取りでハラハラも、ハープスターが意地の追込みを懸け、一気に内に切れながら末脚を繰り出すも前は遠く、大きく離された位置での入線で入賞の賞金は「ゼロ」では残念なり。
日本馬の最先着は、6着ハープスター(川田将)、8着ジャスタウェイ(福永祐)、馬群の中から抜け出せず消化不良のまま入線、我が期待のゴールドシップ(横山典)は屈辱の14着、ハープスターと同じ大外から追い上げるも、内の馬に外に寄られ何度も立て直し、進路を変える不利も、これを跳ね返す力がなく、嫌気を出して競馬を辞めてしまったような感じ、期待した末脚は炸裂せず、後方のまま涙の入線、上位独占だーと、豪語し期待を懸けるも、このような結果を予想だにせず、大勢の日本からの応援団の前で、大きな着順では残念、皆肩を落として帰国する羽目に成った。
 
レースVTR・・
 (スタート後58秒:先導する12モンヴィロン、ジャスタは後方から6番目、最後方にハープとシップ)
 (3角手前の坂下で)
 (4角:少し仕掛け前に取り付くゴールドシップとハープスター、前4番手にトレヴが)
 (フォルスストレートを過ぎ直線残り533m:抜け出すトレヴ、シップ大外で鞭入れ、最後方ハープ)
 (シップが内の馬に外に振られ横向きになる不利、そして外からハープに進路を狭くされては完全に走る気をなくしたシップ、ハープがここから追い出し、ジャスタは中団に)
(残り200m:トレヴが抜け出す、ハープが中団まで上がり、ジャスタはその内に、走るのを一旦は辞めた感じがした最後方のシップが、横山典の鞭で猛然と追い上げ、ここから14着に)

*凱旋門賞*(GⅠ、3歳以上OP、芝2,400m、総賞金額7億円、1着4億円、発走日本23:30)
着順、ゲート番(馬番)期待度*馬名(所属国、性歳、斤量(Kg)、騎手、調教師、産駒、GⅠ勝)
1着3(8)△トレヴ    (仏:牝4、58.0、Tジャルネ、Cヘッド、モティヴェーター、3冠)
2着4(1)*フリントシャー(仏:牡4、59.5、Mギュイヨン、Aファーブル、ダンシリ、1冠)
3着15(18)△タグルーダ  (英:牝3、54.5、Pハナガン、Jコスデン、シーザスターズ、2冠)
4着20(14)*キングストンヒル(英:牡3、56、Aアッツェニ、Rヴァリアン、クラフツマン、2冠)
5着5(17)*ドルニア   (仏:牝3、54.5、Cスミヨン、Aロジュブレ、アザムール、無冠)

(日本馬の戦績)
6着12(19)▲ハープスター (日:牝3、54.5、川田将、松田博、Dインパクト、桜花賞1冠)1番人気
8着14(7)〇ジャスタウェイ(日:牡5、59.5、福永祐、須貝尚、Hクライ、安田記など3冠)4番人気
14着2(6)◎ゴールドシップ(日:牡5、59.5、横山典、須貝尚、Sゴールド、有馬など5冠)

(その他の着順と出走馬)
7着9(13)*プランスジブラルタル(仏:牡3、56.Jメンデザバル、Jルジュ、Rブラルタル1冠)
9着6(2)*ルーラオブザワールド(愛:牡4、59.5デットーリ、オブライエン、ガリレオ、1冠)
10着7(3)*アルカジーム  (牡6、59.5、Jドイル)
11着1(16)△アヴェニールセルタン(仏:牝3、54.5、Cルメール、Jルジュ、ルアーヴル、2冠)
12着16(10)*シリアンズサガ  (牝4、58.0、Pドブ)
13着8(20)*タベストリー  (愛:牝3、54.5、Rムーア、Aオブライエン、ガリレオ、1冠)

15着18(9)*チキータ    (牝4、58.0、Jオブライエン)
16着13(5)*スピリットジム (仏:牡4、59.5、未定、Pバリー、ガリレオ、無冠)
17着10(11)△エクト    (仏:牡3、56、Gブノワ、Eルルーシュ、ハリケーンラン、1冠) 
18着19(4)*アイヴァンホー (独:牡4、59.5、Gモッセ、Jカルヴァーリョ、Sホロウ、1冠)
19着17(15)*フリーボートラックス(牡3、56.0、Mバルサローナ)
20着11(12)*モンヴィロン (牡3、56.0、Gブノワ)

惨敗の結果総括
 *最後の直線だけを末脚勝負する戦法は、勝つのは無理、今回は届かずでした。
  例年だと先行抜け出し策は、後方からの差し馬にチョイ差される展開でしたが、今年の
  トレヴィは、先に仕掛けそのまま押し切る競馬でした。
  日本馬の3騎とも、後方から直線末脚勝負策では(仮柵外した内ラチ沿いは絶好のコースで)
  前を捕え切れず、先行抜け出し派に押し切られ、縦長の最後方からの位置取りの差でした。
 *最後方からでは最後のコーナーでは、大外を回る距離とタイムロスが全てでした。
  そして更に運悪く、外に振られる不利もあって、先行抜け出し派には到底叶いませんね。
 *日本馬は結局、何もせずに終わった感じ、あの爆発的な末脚はどこへ、そして追込一辺倒
  の戦法では、先行馬が全てがバテルとは限らずで、追込策は不完全燃焼になります。
   国際競走の舞台では、日本の競馬で優に前に届いても、最後は皆の末脚は一緒になります
  から、中団より前で競馬し、仕掛けのタイミングを計り、いつでも出来る位置取りでないのは
  確勝を得ることは無理な戦法なのです。ハープの松田博資師は「もう少し先に行ければ・・(届く
  筈と)」と悔しがるのは分かります。同じ位置からの末脚勝負なら互角も、10馬身以上の
  後方から届くとは思えません。
  折角長い末脚を使えるのに、なぜ最後のコーナーまでに、早めに中断より前に上がれなかった
  のか、この時点の位置取りで、折角の勝利を諦めたのに等しい戦法なのです。
   かつて先陣を飾ったLコンドルパサー、ナカヤマフェスタの2着善戦は、先行抜け出し策、
  オルフェーヴェル、キズナは中団からの差し戦法、インパクトは後方待機からも、早めの仕掛け
  でGOAL前で失速3位入線(後刻失格)の歴史、そしてこのビックレースの覇者が「斤量の問題
  が一番」ですが、その他どんな戦法だったのかを、改めて十分検証することから始めることに
  なってしまった(振り出しに戻る:初心に帰る)のが残念なのです。
   我が応援馬が後方からなので、そればかり見ていたので、いつの間にか、レースが終わって
  しまったようで、誠に残念です。
 *一旦閉まった扉が、更に「鍵で施錠」された感じになっては、栄光の勝利は、遥か遠い彼方
  に去ってしまったため、疲労だけが残った感じ、遠征する側からは、勝てないのは馬の実力
  と騎手の腕の差では、決してないような気がする。
 *覇者トレヴは、この後、ジャパンCに参戦して貰いたいです。再度日本馬と対戦して、真の
  実力を発揮して貰いたいのです。ホームコースはいつも有利で、リベンジ果したいのです。
  遠征の不利、コース特徴、そして変わった環境に打ち勝つ能力を、是非とも見せて貰いたい。
 *レース後に関係者がコメントしているが「いつもの通りの競馬で結果を出せなかったのは残念
  です。競馬は甘くは無かった。」と、感想を述べているとおり、小粒と言われていた今回の凱旋
  門賞は、レベルが高かったのか、有力馬が次々に回避したのに、日本馬の完敗は、実力を十
  分に発揮できなかった舞台が何故なのか・・、検証が必要ですが、戦法(後方待機から直線
  だけ勝負策)と臨戦過程(空輸でフランス直行便でなく、隣国ベルギー着から陸路10時間
  とは・・競走馬には致命的のように思えて、元気そうに見えても疲労度を最小限にするには
  直行便でないのは(戦う前に既に)大きなハンデに感じる・・)に問題があったことは確かだ。
   もし海外のJC招待馬が、成田や羽田便への直行便でなく、栗東所属馬と同じように(不慣
  れな外国馬に対して)関空に降りて、陸路で8時間も掛けて府中へ来いと、言われたように
  私は感じるのです。
   確かに仏ドゴール空港はコンクリート造の丸い小規模ターミナル、各国からの乗り入れ便
  がとても多いが、日本への直行便が極端に少ない。そしていつも発着便の遅れが定番、
  AFは労使と待遇改善で大メモしてストライキなども勃発して機能不全、旅行客を長く待たせ、
  しかも多くは英ヒースロー経緯になるので、フランスは日本にとって可なり遠い異国なのです。

(追加報告)
 地元フランス専門紙は、挙って勝利馬トレヴを称賛の紙面一杯、方や日本馬の惨敗を酷評、最大の敗因は、臨戦過程で、なぜ(フランスで)前哨戦を使わなかったか?そして最後方から大外を回っては(直線だけ追込競馬では)前に届く筈はないでしょう・・と手厳しい評価、競馬に大人しく(安全な大外を回る戦法のこと)ナンの騎乗に工夫が無く、果敢な仕掛けが出来ないで勝てるのか・・と散々な言い方でした。(私もこの点は同感で、そのように問題提起しました)

 ペリエ騎手に至っては(レースそしてコース熟知の私に)騎乗依頼がないなんて(信じられない)、スタンドで観戦でした。と皮肉たっぷり、日本の騎手の腕では、ここは無理だよ・・と暗示したのだ。
 トレヴの方は、レースで先行し、インを我慢の末脚温存、直線早めに内ラチを突いて一気に仕掛けた・・と好きなように言いたい放題でした。
 我が希望は、JCに参戦し(凱旋門賞の)再現して・・の願望も、調教師は「これ以上求めるものはない」とし、オーナーに相談もなく、早くも引退宣言まで飛び出した。